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履歴書の学歴はいつからなのか解説|正しい書き方やポイントを紹介

一般的な履歴書には「学歴・職歴欄」があります。就職・転職活動中に履歴書を作成する際、「学歴はどの時点から書けば良いのか」と悩んだ経験はありませんか。

そこで本記事では、履歴書の学歴はいつからなのかを解説します。正しい書き方とポイントを細かく解説するので、ぜひ参考にしてください。

履歴書の学歴はいつから書くのか|義務教育終了時点がベスト

結論からいうと、履歴書の学歴は義務教育終了時点がベストです。

新卒採用やパート・アルバイトの場合は、義務教育を終えたことを証明する中学校卒業から記載するのが一般的となっています。

ただし、中途採用の場合は高校卒業から書いても問題ありません。職歴でスペースが埋まり、書ききれない可能性があるためです。

履歴書の学歴・職歴欄では、私立や公立の記載を忘れないようにしましょう。また、履歴書を書いている時点で学校を卒業していない場合は「卒業見込み」としてください。

履歴書の学歴の書き方とポイントを4つに分けて紹介

履歴書の学歴の書き方とポイントは以下の4つです。

  1. 学校名は略さず正式名称で記載する
  2. 古い順に上から記載する
  3. 年月は和暦・西暦どちらかで統一する
  4. 入学年月と卒業年月を記載する行を分ける

①学校名は略さず正式名称で記載する

学校名は略さず正式名称で記載しましょう。高校は「高校」ではなく、「高等学校」と書きます。

普通科以外の高校の場合、学科名まで記載しましょう。大学・短大・専門学校に関しても、学部や学科までしっかりと記載します。

学校名は「A高」「B大」というように省略された名称で呼ばれていることが多く、履歴書でもつい略して書きたくなるものです。

しかし、必ず「△△県立A高等学校」「私立B大学」というように正式名称を用いてください。

②古い順に上から記載する

履歴書の学歴は、年月が古い順に上から記載するのがマナーです。

学歴は中学校卒業から書き始めるのが一般的なため、学歴・職歴欄の一番上には中学校を書きます。中学校の下は高校、そして大学・短大・専門学校の順番で記載しましょう。

職歴がある場合は、新卒で入った会社から順番に書きます。下に行くほど現在に近づいていくと覚えておきましょう。

➂年月は和暦・西暦どちらかで統一する

履歴書の年月は和暦・西暦のどちらかで統一します。履歴書では、西暦・和暦のどちらを使ってもOKです。ただし、履歴書全体で統一する必要があります。

「令和5年」「2023年」のように、同じ履歴書の中で和暦・西暦が混合することは避けましょう。最初に和暦・西暦のどちらを用いるのかを決めて統一してください。

履歴書に最初から日付が印字されている場合は、印字に従って統一してください。

④入学年月と卒業年月を記載する行を分ける

入学年月と卒業年月を記載する行をわけるのも重要なポイントです。入学年月と卒業年月をわけることで、より見やすい履歴書になります。

例えば、「令和X年4月 △△県立●●高等学校 入学」と書いたら、下の行に「令和X年3月 △△県立●●高等学校 卒業」と書きます。

「令和X年4月 △△県立●●高等学校 入学(令和X年3月卒業)」のように、一行にまとめて書くのは避けてください

履歴書の学歴のパターン別の書き方4つ

留年や休学、途中退学などをした場合、履歴書の学歴・職歴欄にどのように書けば良いのでしょうか。以下の4つのパターン別に書き方を解説します。

  1. 留学の場合
  2. 休学・中途退学の場合
  3. 転入・転校・転部の場合
  4. 中高一貫校の場合

①留学の場合

留学の場合、入学と卒業の間の行に「期間」「学校名」「学部名」「学科名」を記載します。

履歴書の学歴・職歴欄に記載できるのは、一般的に1年以上の正規留学か交換留学です。短期留学の場合は、学歴・職歴欄ではなく自己PR欄に書きます。

留学経験は良いアピールとなるため、該当する方はぜひ自己PR欄に記載しましょう。

②休学・中途退学の場合

休学・中途退学の場合は、入学の次の行に記載します。休学と中途退学では書き方が異なるため注意しましょう。内容が異なるため、以下を参考にしてください。

休学の場合は、「タイミング」「理由」「期間」の3つを記載します。例として、「3年次に、【理由】のために1年休学」のように書きます。病気などで休学し、現在完治している場合はその旨も書きましょう

中途退学の場合は、「令和X年■月 A大学●●学部××学科 中途退学(理由)」と記載します。

➂転入・転校・転部の場合

転入・転校・転部の場合は、入学の次の行に記載します。

高校から高校へ転入・転校した場合は、入学の次の行に「令和X年?月 △△県立●●高等学校 転入学」と書きます。ただし、期間が空いている場合は、一度中途退学した後に「編入学」という書き方になります。

大学から大学へ編入した場合は、「編入学」として記載してください。学部変更は「転学部」、学科変更は「転学科」と書きます。まとめて「編入学」としてもOKです。

④中高一貫校の場合

中高一貫校の場合、書き方は2つあります。2つの書き方のどちらを選んでも正解です。

1つ目は、中学と高校にわけてそれぞれ記載する方法です。一般的な中学や高校と同じように書きます。

2つ目は、中学校にあたる「前期課程」と高校にあたる「後期課程」をわけて記載する方法です。また、卒業ではなく「修了」を用います。

「前期課程修了→後期課程入学→後期課程修了」という流れで記載しましょう。

履歴書の学歴はいつから書くのか理解して正しく提出しよう

履歴書の学歴は、中学校卒業から記載するのが一般的です。ただし、中途採用ですでに職歴がある場合は、高校卒業から書いても良いでしょう。

本記事を参考に学歴・職歴欄を埋め、履歴書を正しく提出してください。

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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