就活豆知識

HOME > カリクル就活 > 就活豆知識 > 高給取りとはいくらからなのかを解説|代表的な職業・業界も紹介!

高給取りとはいくらからなのかを解説|代表的な職業・業界も紹介!

高給取りになりたいと考えている就活生は少なくないと思います。しかし、具体的にどんな仕事に就けば高給取りになれるのかは分からない人も多いのではないでしょうか。

本記事では、高給取りの基準と、高給取りの職種や業界を紹介します

高給取りになりやすい人の特徴も紹介しているので、ぜひ最後までお読みください。

高給取りとは何かを解説!

高給取りは「こうきゅうとり」と読みます。高給取りの意味は、「高額な給料を取得している人」や「企業において高い役職にいる人」など様々あり、基準も曖昧で抽象的です。

一般的には、年収が平均以上、特に上位数パーセントに入る人々を高給取りと言います。高給取りになることは多くの人にとって魅力的ですが、それには相応の努力と時間が必要です。

自分のキャリアをしっかりと計画し、目標に向かって努力を続けることが、高給取りへの道を切り開く鍵となります。

高給取りとはいくらからか基準を解説

就職活動をする上で、年収は重要な判断基準の1つです。多くの人が高給取りを目指し、どのような職種や業界が高収入を得やすいのか気になるところでしょう。

ここでは、高給取りの基準について解説します。

  1. 日本の平均年収から考える
  2. 年齢によっても変わる

日本の平均年収から考える

日本の平均年収は、令和4年のデータによると458万円です。これを基準に考えると、平均を大きく上回る収入を得ている人は高給取りと言えるでしょう。

しかし、高給取りの基準は一概には言えません。なぜなら、平均年収は職種や業界、地域によって大きく異なるからです。

例えば、医師や弁護士などの専門職は高収入が期待できますし、外資系企業や総合商社などの業界も高給取りになりやすいとされています。

重要なのは、自分のキャリアプランに合った業界や職種を選ぶことです。

年齢によっても変わる

また、高給取りの基準は年齢によっても変わってきます。例えば同じ年収600万円でも、20代か40代かで違った意味合いを持つからです。

20代で年収600万円を得ている場合、非常に高いスキルや専門性を持っているか、または高収入を得やすい業界で働いている可能性が高いと言えます。

一方、40代で同じ年収では、キャリアの積み重ねによるものであり、その分野での経験値が反映されていると考えられますね。

年齢によってキャリアの見え方が変わるため、年収だけでなく、その背景にある経験やスキルも重要な判断基準です。

高給取りといわれる代表的な職業

高給取りになるための道は多岐にわたりますが、一番手っ取り早いのは給料が高い職業に就くことです。ここでは、特に高収入が期待できる7つの職業の特徴と年収について解説します。

  1. 医師
  2. 公認会計士
  3. 弁護士
  4. パイロット
  5. 大学教授
  6. ファイナンシャルプランナー
  7. YouTuber

①医師

医師は、高度な専門知識と技術を要する職業であり、その責任の重さと社会的な需要により、高収入が期待できます。

医師になるには、国家資格を取得し、長年の研修を経る必要があり、多大な努力と時間が必要です。研修医時代はそれほど高収入ではありませんが、キャリアを重ねることで年収は大きく跳ね上がります。

平均年収は1100万円以上とも言われており、専門分野によってはそれ以上を稼ぐ医師も少なくありません。

しかし、人命を扱う重圧と長時間労働は避けられないため、精神的・肉体的な負担も大きい職業です。

②公認会計士

公認会計士は、企業の財務状況をチェックし、正確な財務報告を作成する重要な職業です。

公認会計士は高度な専門知識を要し、国家資格の取得が必要です。合格率は低く、多くの受験生が何年もの歳月を費やして挑戦します。

平均年収は800万円程度とされていますが、独立して成功すればさらに高収入を得ることも可能です。企業の経営状態を左右する重要なポジションであるため、社会的な信頼と責任が非常に大きい職業ですよ。

③弁護士

弁護士は法律の専門家として、個人や企業の法的問題を解決する職業です。

法科大学院の修了と司法試験の合格が必要で、非常に高いハードルが存在します。合格率は約34%と言われ、多くの受験生が長年の勉強を要しているのです。

平均年収は1000万円を超え、キャリアを積むことでさらに高収入を得ることもできます。しかし、弁護士はクライアントの人生や企業の運命に大きく関わるため、大きなプレッシャーが伴っているのです。

また、事件によっては長時間労働が必要となる場合もあります。

④パイロット

パイロットは、航空機を操縦し、多くの人々を目的地まで安全に運ぶ責任重大な職業です。

パイロットの魅力は、なんといっても平均年収が2000万円と非常に高いことです。しかし、航空大学校での厳しい訓練や資格取得が必要であり、高度な技術と強靭な精神力が求められます。

また、長時間のフライトや時差への適応など、身体的にも厳しい条件が多いのも特徴です。それでも、世界を飛び回る仕事には他にない魅力があり、多くの人が夢見る職業の1つです。

⑤大学教授

大学教授は、専門分野の研究を行い、学生に知識を教えることで次世代を育成する重要な職業です。教授になるためには、通常、博士号の取得が必要で、その分野での深い知識と研究成果が求められます。

また、教育や研究以外にも、学内の委員会活動や学外での学会活動など、多岐にわたる業務をこなさなければなりません。

平均年収は700万円から1000万円程度とされており、安定した収入と社会的地位を得られる職業ですが、その地位を得るまでには長い時間と努力が必要です。

⑥ファイナンシャルプランナー

ファイナンシャルプランナーは、個人や家庭の資産管理や投資計画、税金対策など、お金に関する総合的なアドバイスを行う職業のこと。

ファイナンシャルプランナーの特徴は、専門的な知識を活かして多くの人の生活を豊かにできる点です。

平均年収は400万円から1000万円程度と幅広く、実力や顧客基盤によって大きく変動します。

独立して成功すれば、さらに高収入を得ることも可能ですが、市場の変動に左右されやすく、常に最新の知識を更新し続けなければいけません。

⑦YouTuber

近年、YouTuberとして活躍し、高収入を得る人が増えていますよね。YouTuberは動画コンテンツを通じて、エンターテイメントや情報提供を行い、広告収入やスポンサー契約で利益を得ています。

トップクラスのYouTuberは年収数億円を稼ぐこともありますが、成功するまでには多くの時間と努力、創造性が必要です。

また、視聴者の嗜好は移り変わりやすく、継続的に人気を保つことは容易ではありません。しかし、自分の好きなことで生計を立てられる点は、多くの人にとって大きな魅力と言えるでしょう。

高給取りといわれる代表的な業界

どのような業界で働けば高給取りになれるのでしょうか。ここでは、特に高収入が期待できる6つの業界を紹介します。

  1. 外資系企業
  2. 総合商社
  3. コンサルティング会社
  4. メガバンク
  5. IT業界
  6. 生保・損保

①外資系企業

外資系企業は、成果主義や実力主義が根付いているため、能力を発揮すれば高収入を得ることが可能です。

特に、金融やコンサルティング分野では、数千万円の年収を得ることも夢ではありませんね。

しかし、高い報酬にはそれに見合う責任やプレッシャーが伴います。また、グローバルな環境で働くため、英語力やコミュニケーション能力も必要です。

代表的な企業としては、ゴールドマン・サックスやマッキンゼー・アンド・カンパニーが挙げられます。

②総合商社

総合商社は、幅広い業務を手掛けることから、多様な知識とスキルが求められる業界です。国内外の大型プロジェクトに関わる機会も多く、高い報酬を得られます。

また、海外赴任のチャンスも多く、グローバルな視点を身につけられることも。ただし、長時間労働やストレスが伴うことも多いため、体力と精神力が必要です。

代表企業としては、三菱商事や伊藤忠商事が知られています。

③コンサルティング会社

コンサルティング会社は、企業の経営課題解決を支援する業界です。高度な専門知識と分析力、提案力が求められ、成功すれば高額な報酬を得られます。

特に、戦略系コンサルティングファームでは、数千万円の年収を得ることも珍しくありません。しかし、プロジェクトによっては非常に忙しく、プライベートの時間が少なくなることも。

代表企業としては、ボストン・コンサルティング・グループやアクセンチュアが挙げられます。

④メガバンク

メガバンクは、日本の金融業界を代表する存在であり、高給取りの代名詞とも言えます。

平均年収は800万円を超えることも珍しくなく、特に管理職になればさらに高額な報酬を得ることが可能です。

メガバンクの魅力は、安定した収入と社会的地位の高さにあります。しかし、その反面、長時間労働や厳しいノルマが課されることも少なくありません。

代表的な企業としては、三菱UFJ銀行やみずほ銀行が挙げられますね。メガバンクは、国内外に多くの支店を持ち、グローバルなビジネスを展開しています。

⑤IT業界

IT業界は、技術革新が激しく、常に変化している分野です。特にエンジニアやプログラマーなどの専門職は、高度な技術を要求されるため、高い報酬を得られます。

平均年収は700万円以上と高く、優秀な人材にはそれ以上の報酬が支払われることも珍しくありません。

代表的な企業としては、ソフトバンクや楽天が挙げられますね。両社とも革新的なサービスを提供し続け、業界をリードしています。

⑥生保・損保

生命保険および損害保険業界も、高給取りが多いことで知られています。特に営業職やアクチュアリー(保険数理士)などの専門職は、高額な報酬を得ることが可能です。

平均年収は700万円を超え、成果に応じてさらに高い報酬を得られます。

代表的な企業としては、日本生命や東京海上日動が挙げられます。どちらも、長い歴史と確固たる地位を持ち、多くの顧客に信頼されている企業です。

高給取りになりやすい人の特徴

給料が高い業界や職種に就いたからと言って、誰でも高給取りになれるわけではありません。ここでは、高給取りになりやすい人の特徴を5つ紹介します。

  1. 責任感が強い人
  2. コミュニケーションスキルが高い人
  3. 好奇心旺盛な人
  4. 謙虚さを忘れない人
  5. スケジュール管理が上手い人

①責任感が強い人

高給取りになりやすい人の1つ目の特徴は、責任感が強いことです。

責任感がある人は、与えられた仕事を最後まで責任を持って遂行します。これにより、信頼される存在となり、重要なプロジェクトや役職を任される機会が増え、それが給与アップにつながるのです。

また、責任感の強さは、困難な状況でも諦めずに解決策を見出す力にもなります。責任感は高収入を得るための重要な要素です。

②コミュニケーションスキルが高い人

次に、コミュニケーションスキルが高く、世渡り上手な人も高給取りになりやすいです。

ビジネスの世界では、人との関係性が成功を左右することが多いため、円滑なコミュニケーション能力は非常に重要です。

また、異なるバックグラウンドを持つ人々と効果的に協働し、プロジェクトを前進させる能力も求められます。

高いコミュニケーションスキルを持つ人は、チーム内での信頼を築きやすく、結果として昇進や給与アップにつながることが多いのです。

③好奇心旺盛な人

好奇心旺盛でチャレンジ精神が強い人も、高給取りになりやすいと言えます。新しいことへの挑戦や、未知の領域への探求心は、革新的なアイデアや解決策を生み出す源泉です。

企業は常に進化し続ける必要があるため、好奇心旺盛な人を高く評価します。また、失敗を恐れずに新たな試みを行うことで、経験と知識が豊富になり、それが高い給与へと繋がるのです。

④謙虚さを忘れない人

謙虚な人もまた、高給取りになりやすいと言われています。謙虚さは、他人の意見を尊重し、自己の成長につなげることができる重要な特性です。

自分の知識やスキルに満足せず、常に学び続ける姿勢は、専門性の向上や新しい機会を引き寄せます。また、謙虚な人は周囲との良好な関係を築きやすく、チームワークの向上にも寄与するでしょう。

逆に驕り高ぶる人は慕われにくく、給料もなかなか上がりません

⑤スケジュール管理が上手い人

最後に、スケジュール管理が上手い人も高給取りになりやすいと言えます。効率的な時間管理は、多くのタスクをこなし、高い生産性を維持するために不可欠です。

スケジュールを適切に管理できる人は、期限内に質の高い成果を出せ、それが評価されて給与アップにつながります。

また、時間を有効に使うことで、自己研鑽の時間も確保しやすくなり、長期的なキャリアアップにも寄与するのです。

高給取りの仕事の大変なこと

高給取りの仕事にはたくさんの魅力がありますが、良いことばかりではありません。ここでは、高給取りを目指す就活生に向けて、高給取りの仕事の大変な点を4つ紹介します。

  1. 激務であることが多い
  2. プレッシャーやストレスがかかりやすい
  3. 税金が高い
  4. 実力が無いと高給にならないこともある

①激務であることが多い

高給取りの仕事は、その報酬に見合うだけの労働を要求されることが多いため注意が必要です。

特に、医師や弁護士、コンサルタントなどの専門職は、長時間労働が当たり前とされています。夜遅くまで働くことや休日出勤も珍しくありません

また、責任の重さと仕事量は比例することが多く、高い報酬を得るためには、それに見合った労力と時間を投資する必要があります。

②プレッシャーやストレスがかかりやすい

高給取りの仕事は、多くの場合、重大な責任を伴います。例えば、医師は人の命を扱い、弁護士はクライアントの重要な権利を守る必要があります。

そのため、常に高いプレッシャーの中で仕事をすることになり、それが大きなストレスになるでしょう。

また、結果を出すための競争も激しく、常に高いパフォーマンスが求められるため、精神的にも肉体的にも大きな負担がかかります。

③税金が高い

日本では累進課税制度が取られており、収入が多いほど税率も高くなります。そのため、年収が高くなると、その分税金も多く支払う必要があるのです。

特に、年収が1,000万円を超えると、税金の負担はさらに大きくなります。高収入を得ることは魅力的ですが、それに伴う税金の負担も考慮しなければいけません。

④実力が無いと高給にならないこともある

多くの高給取りの職業は、基本的に実力主義が徹底されています。つまり、高い報酬を得るためには、高いスキルや成果が必要になるのです。

特に外資系企業やコンサルティング業界では、成果を出せなければ報酬も上がらない厳しい環境があります。また、常に最新の知識や技術を学び続ける必要があり、自己投資も欠かせません。

高給取りに関するよくある質問

高給取りになるための道は1つではありません。学歴、職業選択、努力の方向性など、多くの要素が絡み合います。

ここでは、高給取りになりたい人の疑問に答えます。

  1. 高給取りと学歴は関係がある?
  2. 高給取りになるには?

①高給取りと学歴は関係がある?

多くの調査によると、高学歴者は高収入の職に就きやすい傾向にあります。特に、専門職や専門知識を要する職業では、高度な教育が求められることが多いのです。

例えば、医師や弁護士、公認会計士などは、専門的な知識と技能が必要であり、これらの職業に就くためには高度な教育が不可欠。

しかし、学歴だけが全てではありません。資格取得や独学で専門知識を身につけることで、学歴が低くても高給取りになれます

例えば、IT業界では、実務経験やスキルが重視される傾向にあり、大学を卒業していなくても高収入を得ることが可能です。

②高給取りになるには?

高給取りになるためには、ただ単に高収入の職業に就くだけでは不十分です。高収入を維持し、さらに収入を増やしていくためには、継続的な努力と自己投資が必要でしょう。

高給取りの多くは、自分のスキルを常にアップデートし、新しい知識を学び続けることで、市場価値を高めています。

また、高い職業倫理と責任感を持ち、組織内でリーダーシップを発揮することも重要です。

高給取りとは何かを理解して就活に活かそう!

高給取りになるためには、まずどのような職業・業界が給料が高いのかを理解することが重要です。

例えば、医師やファイナンシャルプランナー、公認会計士などは高給取りとしてよく知られています。また、総合商社、金融、コンサルティングなどの業界も高給が期待できますよ。

就活をする際には、給料が高い職業や業界を研究して、自分に合っているかどうかを考えてみましょう。

また、高給取りになるためには、高い専門性やスキルが求められることが多いため、自分がどのようなスキルを持っているのか、これからどのようなスキルを身につけたいのかを明確にすることが大切です。

  • フェイスブック
  • ツイッター

若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

PICKUPピックアップ記事

まずはカリクル公式LINEを友だち追加!

無料スーツレンタルはこちら