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就活で自分の強みをアピールする方法を解説|強みの一覧や例文も紹介

面接では「あなたの強みは何か」と聞かれる場合があります。しかし、事前に対策を練るにしても、自分の強みをみつけられなかったり話す内容を組み立てられなかったりする人は多いでしょう。

本記事ではそのような悩みを解決するために、自分の強みを見つける方法を3つと、強みを話す際の例文を10個紹介しています。

これから面接対策をする人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

就活で自分の強みを見つける3つの方法

面接で聞かれる強みについての回答を考える際に、1番悩むのはどのように探せば良いのか分からない点でしょう。どのように探せば良いのか分からない場合は、以下の3つを試してみてください

  1. 自己分析を通して過去のエピソードから振り返る
  2. 周囲の人に自分の強みについて客観な意見をもらう
  3. 就活エージェントに相談してみる

①自己分析を通して過去のエピソードから振り返る

自分の強みを見つける方法の中で1番簡単にできるのが、自己分析を通して過去を振り返ることです。自分自身の過去については、他人よりも自分がよく知っているはずです。

過去の振り返り方としては、自分が苦労した体験や興味を持ち力を注いできたことなどを思い出すと、自分がどのような人間か少しずつ見えてきます。

洗い出した内容をもとに自分がどのような人間か分析できれば、おのずと自分の強みも見つけられるでしょう。

②周囲の人に自分の強みについて客観的な意見をもらう

自分では気づけないこともあります。そのような強みを見つけたい場合は、自分のことを知っている第三者に協力してもらいましょう。

できれば自分の幼少期から知っている人物であれば、より的確な意見をもらいやすくなります。

直近で親しくなった人の場合、社交辞令として意見を言われてしまう可能性もありますので、注意が必要です。

③就活エージェントに相談してみる

周りに自分のことを聞ける人がいない場合は、就活エージェントに頼るのも1つの手です。就活エージェントの場合は、他己分析とは違い自分のことをよく知っている人物ではありません。

しかし、自己分析を一緒にすることで、どの部分が強みなのか見つけてもらうことが可能です。

就活エージェントは、応募する企業の斡旋が主な役割と捉えている人も多いですが、就職活動に関する相談であれば幅広く回答してくれます。

自己分析で行き詰まった際は、1度エージェントに相談してみましょう。

就活で自分の強みをアピールする際のポイント4選

自分の強み アピール ポイント

自分の強みについて面接で話す内容を考える際は、以下の4つのポイントに注目しつつ回答内容を構成すると良いでしょう。

  1. 企業が求める人物像を理解しておく
  2. 強みを自分の言葉で定義する
  3. 強みを発揮したエピソードを具体的に伝える
  4. 入社後に強みを活かしてどのように活躍できるかを伝える

①企業が求める人物像を理解しておく

企業は面接の際に、応募者が自分の企業に適した人物であるかを重要視しています。そのため就職活動では、企業がどのような人材を求めているのか、常に考えながら行動する必要あるのです。

例えば、自分の強みについてアピールするのであれば、自分の強みが企業に就職した際にどのように役立つのか話すと、良いイメージを与えやすいでしょう。

②強みを自分の言葉で定義する

強みをアピールする際は、自分なりの言葉で定義づけることが重要です。例えば「協調性」を強みでアピールしたいのであれば、自分が話している協調性とは何を指しているのか伝える必要があります。

協調性においては、意見が対立しているときにお互いの妥協点を見つけつつ意見をまとめたり、難しい仕事を協力して乗り越えたりなどがあるでしょう。

自分の定義を伝えておくことで、相手との認識ズレなどを防げるので、話す内容を組み立てるときは意識してみてください。

③強みを発揮したエピソードを具体的に伝える

自分の強みを活かしたエピソードを組み込みましょう。面接では分かりやすく伝えることが何より重要です。

分かりやすく伝える方法はいくつかありますが、その中でも過去の体験談などを話し、相手にイメージしてもらいやすくする方法があります。

また、自分の強みを活かせた体験談を話すことで、信憑性も高まるので、企業側もよりあなたに期待しやすくなるでしょう。

④入社後に強みを活かしてどのように活躍できるかを伝える

最後に、自分の強みを活かして入社後にどのような活躍をしたいか述べましょう。企業側としては、面接で将来活躍できる人材を探したいと考えています。

話した強みがどんなに自分にとって良いものだとしても、企業で活かせない内容だと、あまり良いアピールとは言えません。

自分の強みを活かして、どのような活躍をしたいのか話せると、面接官もあなたを採用した際に企業で働く姿をイメージしやすくなりますし、何より熱意も伝えられますよ。

就活で使える強みの例10選を一覧で紹介

就活 使える強み 10個

強みを話す際に、どの内容まで強みと言えるのか分からないという人も中にはいるでしょう。例えば、以下の10個は、就活の面接で強みとして話せる内容の中でも話しやすい話題なので、自分にもあてはまらないかみてみましょう。

1. コミュニケーション能力
2.リーダーシップ
3.柔軟性
4.問題解決能力
5.協調性
6.忍耐力
7.決断力
8.責任感
9.行動力
10.適応力

紹介したもの以外にも強みとしてアピールできることはありますが、思いつかない場合は上記の中から自分の強みとして話せるものがないか探してみてください。

就活で自分の強みをアピールする例文10選

就活 自分の強み 例文

以下の10パターンの強みについて例文を用意しました。自分の強みをどのようにアピールすればいいのか、迷った際に参考にしてみてください。

  1. コミュニケーション能力
  2. リーダーシップ
  3. 柔軟性
  4. 問題解決能力
  5. 強調性
  6. 忍耐力
  7. 決断力
  8. 責任感
  9. 行動力
  10. 適応力

例文: ①コミュニケーション能力

私は、どのような状況でも相手とコミュニケーションを取れる力が強みだと考えています。私は、学生時代からどのような状況であってもコミュニケーションを取り続けることを大事にしてきました。特に、グループ活動など人数が多い場面では、お互いの認識ズレなどを防ぐために、全員とのコミュニケーションは重要視していました。その甲斐もあり、お互いの認識ズレを含め、大きなトラブルなくグループ活動をしてこられました。仕事においてもコミュニケーションは大切だと考えています。特に、認識ズレなどをしてしまうことで、大きな損失を招いてしまう危険もあるでしょう。入社後も、仲間とのコミュニケーションを大切にして、1つずつ大事な仕事をこなしていきたいです。

コミュニケーション能力について話す人は多いでしょう。そのため、例文1のように、なぜ重要視していたのかまで話せると良いですよ。

例文:②リーダーシップ

私は、初めて会う人の集まりであっても、リーダーシップを発揮できることが強みだと考えています。私はボランティアに積極的に参加してきたのですが、その際にまとめ役としてリーダーシップを発揮することが多かったです。もちろん、ボランティアでは初めて会う人ばかりのため、まとめるのも1筋縄ではいかない場面も多かったです。ですが、1人ずつ対話をすることでそれぞれの特徴を活かし、参加者をまとめられました。その結果、どのボランティアも予定通り進められたと考えています。仕事においても、経験を重ねるにつれて、リーダーシップを発揮しなければいけない場面が増えると考えています。その際に、積極的にまとめ役として強みを発揮できればと考えています。

例文2では、リーダーシップという強みを身につけたことで、どのような良いことがあったのか解説できている点がポイントです。

入社後に強みを活かしてどのように活躍したいのかもイメージできているので、良い印象を与えやすいでしょう。

例文:③柔軟性

私は、状況に応じて柔軟に対応できる力が自身の強みだと考えています。私は大学の時に資格試験を受ける機会が多かったのですが、学生なので大学の講義と並行して勉強する必要があり、予定を立てていても上手く実行できないことも多々ありました。しかし、当初の予定を変更しつつ柔軟に対応することで、大学の勉強をおろそかにすることなく、資格試験も無事合格できました。入社後も予定通りいかない場面はたくさん出てくると思いますが、その際に重要なのは、いかに上手く柔軟性を持って対応するかだと考えています。学生時代と同様に、常に先のことを考えつつ、予定通り行かなくても柔軟に対応していきたいです。

大学の講義と資格試験の勉強をするという、一見普通な出来事でも、見方を変えれば自分の強みとしてアピールすることが可能です。

強みが見つからない場合は、例文3のように学生時代の日常などを思い出してみると、見つかるかもしれません。

例文:④問題解決能力

私は、失敗したときに原因を考え解決する力が自身の強みだと考えています。私は教育実習に行った経験がありますが、数学の授業である生徒が因数分解の分野ができず悩んでいました。私は因数分解の分野でどこからつまずいているのか1から確認し、その生徒ができなかった原因を見つけられました。以降、その生徒は因数分解の分野で悩むことはなくなりました。このように問題解決をする際は、問題となっている部分だけでなく、その周辺についても併せて考えることが重要だと考えています。御社に入社後も、お客さまが抱えている悩みや課題を解決できるよう、さまざまな提案ができる営業をしていきたいです。

問題解決能力についてアピールする際は、例文のように過去のエピソードをしっかり話す必要があります。具体的に話すことで、よりアピールする強みに信憑性が増すでしょう。

例文:⑤協調性

私は、周りの人とコミュニケーションを取りながら物事を進められる協調性が、自身の強みだと考えています。現在私は飲食店で調理のアルバイトをしています。私がアルバイトをしている飲食店では、調理とホールの役割がはっきり分かれているため、連絡ミス等がないように常にコミュニケーションを取ることが求められます。私も、お互いに仕事を進めやすいように、情報共有することを常に心がけながら仕事をしてきました。その甲斐もあって、忙しい時間帯でも毎回乗り越えられたと考えています。入社後も、さまざまな仕事内容を仲間とコミュニケーションを取りながら進めていき、成功に繋げていきたいと考えています。

例文5については、協調性を身につけたことでどのようなメリットがあったのか書かれている点がポイントです。

また、入社後は強みである協調性を活かしつつ、他の社員とも上手く仕事をしてくれるのではないかと、良い印象を持ってもらいやすいでしょう。

例文:⑥忍耐力

私は、成功するまで努力を続ける忍耐力が強みだと考えています。私は大学2年生のときに簿記検定2級に合格したのですが、合格までに3回試験を受けました。合格するまでには勉強時間を増やしたり、自分に合う勉強方法を見つけたりとさまざまな工夫をしてきました。途中くじけそうになったときも何度かありましたが、粘り強く最後まで諦めなかった甲斐もあり、試験合格までに行ってきた工夫も無駄なく済みました。何かを成し遂げるまでにかかる時間は人それぞれであり、ときには失敗しても継続する忍耐力が重要だと私は考えています。御社に入社後も、強みである忍耐力を活かし、会社に貢献できる人材になれるよう精進してまいります。

例文6では、忍耐力という強みをアピールしつつ、簿記検定の資格を取得していることも話せている点がポイントです。

あくまで忍耐力についてアピールする場なので、実際に話す際は、資格取得の話がメインにならないように注意しましょう。

例文:⑦決断力

私は、決断力を自身の強みだと考えています。私は常に、選択肢の前で悩んだ際は期限を設けて決断するように決めています。理由としては、決断が遅れるとチャンスを逃してしまう可能性があるからです。大学2年生のときに、海外留学に挑戦した経験があるのですが、応募前は未知の体験に戸惑い、話を一旦持ち帰ることにしました。しかし、数時間後に海外留学に行くことを決意し、残り1枠というギリギリのタイミングで申し込み、結果的に海外留学でさまざまな体験ができました。仕事においても、チャンスは何回も来るものではないので、決断力は必要になると考えています。入社後も自身の強みを活かしつつ、御社に貢献できればと考えています。

例文7のポイントは、決断力があったことによってどのようなメリットがあるのか、過去のエピソードを詳しく話すことで解説できている点です。

例文:⑧責任感

私は、自身の強みを責任感のあることだと考えています。私は現在飲食店でアルバイトをしているのですが、海外から来たお客様に対して、上手に接客できていない時期がありました。原因は私自身、英語を話せないことにありました。以降、私は接客業に必要な英語を身につけ、海外から来たお客様と積極的にコミュニケーションを取るよう、心がけました。どのようなお客様に対しても、同じように接客できるよう対策するようになったことで、私自身、接客の仕事に責任を持って取り組めるようになりました。御社に入社後も、さまざまなお客様と関わる機会が多いため、私自身の強みを活かし、活躍できると考えています。

例文8では、自分自身の強みである責任感に加え、自分自身に必要なことであれば、スキルを身につける努力ができることについて含まれているのがポイントです。

例文6でも解説しましたが、あくまでも責任感についてアピールすることがメインであることを忘れないようにしましょう。

例文:⑨行動力

私は、自身の強みを行動力がある点だと考えています。現在、観光地での案内所のアルバイトをしており、私自身もおすすめスポットに足を運び、観光客に自信を持っておすすめできるよう努めています。実際に現地に足を運ぶ方が、おすすめした際に説得力も増しますし、新たな気づきも得られました。仕事をする際は効率も重要ですが、ときには自分の足で行動し確かめることも大切だと、アルバイトを通して気づけました。入社後も、持ち前の行動力を武器に、積極的に営業職として活動し、貢献できればと考えています。

回答の構成自体は結論、エピソード、入社後の強みの活かし方と特別なものではありません。しかし、他の例文とは違い少々コンパクトに回答内容をまとめております。

特に、面接の回答ではエピソード部分が長くなることも多いため、できるだけ簡潔に伝えることを意識しましょう。

例文:⑩適応力

私は、自身の強みを対応力がある点だと考えています。私自身、幼い頃から好奇心が強く、習い事などを複数掛け持ちしていました。そのため、新しい環境に慣れるのも早く、どのようなところででも自分らしく過ごせるのが強みでした。その強みは大学に入学後も発揮でき、ゼミの仲間とも短い期間で打ち解け、グループ活動などをこなしてきました。入社後も新しい環境、仕事内容に触れる機会は多く、私自身の強みを活かせる場面はたくさんあると思います。強みを活かしつつ、1日でも早く御社で活躍できる人材になれるよう、精進してまいります。

例文10のポイントは、適応力という強みを入社後どのように活かすか記載されている点に加え、入社後の抱負についてしっかり語られている点です。

就活で自分の強みをアピールする際の注意点2つ

就活 自分の強み 注意点

面接で自分の強みをアピールする際には2つ注意すべき点があります。以下の点を把握しつつ、面接で話すようにしましょう。

  1. 結論ファーストで伝える
  2. 客観的に強みを伝えるように意識する

①結論ファーストで伝える

面接では、いかに相手に分かりやすく伝えるかが重要です。そのため、話す際は常に結論を先に伝えることを忘れないようにしましょう。

結論を先に持ってくることで、面接官もどこが重要な部分なのか探す必要がなくなります。

また、重要な部分を聞き逃さなくなるので、的確に自分の話したかったことも伝えられますよ。

慣れれば、話す内容を組み立てやすくなるので、結論ファーストで伝えることを意識してみてください。

②客観的に強みを伝えるように意識する

自分の強みについて話す際は、客観的に伝えることを意識しましょう。例えば、強みについてのエピソードを話す際に、具体的に数字や実績を用いて話すことが挙げられます。

数字や実績を用いて話すことで、面接官も話した内容をもとに的確に能力や適性を評価しやすくなります。

そのため、主体的な意見を述べるだけでなく、説得力の増す数字や実績などを付け加えつつ、客観的に話すようにしましょう。

就活では企業が求める人物像をイメージしながら自分の強みを伝えよう

自分の強み 例 まとめ

面接では、面接で聞かれる自分の強みを含め、どのような人を求めているのか常に考えながら回答することが重要です。

そのため、自己分析だけでなく企業分析にも時間を割き、咄嗟の質問にもしっかり答えられるように準備しておきましょう。

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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