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面接で好印象を与える挨拶の仕方を解説|状況別のマナーも紹介

面接ではどのようなタイミングで挨拶すれば良いのか分からないという人も多いのではないでしょうか。挨拶は社会人としての最低限のマナーであり、面接において第一印象を決める重要な部分です。

そこで今回は、面接での挨拶の仕方を解説します。状況ごとで異なるマナーも紹介するのでぜひ参考にしてみてください。

面接は挨拶で大きく印象が変わる

面接では、挨拶が非常に重要といえます。しっかりとした挨拶をすることで、第一印象が良くなるといっても過言ではありません。

挨拶を適当にしてしまっては、社会人としてマナーがないと思われてしまい、印象が悪くなることは避けられないでしょう。就活や面接で良い印象を与えるには、正しい挨拶の仕方やマナーをしっかりと身につけるようにしてください。

面接において好印象を与える挨拶の仕方3つ

面接で好印象を与えるためには、3つのポイントを押さえて挨拶をしましょう。ここでは1つずつ解説するのでぜひ意識してみてください。

  1. 面接官の目を見る
  2. 笑顔で話す
  3. 大きな声でハキハキ話す

①面接官の目を見る

挨拶だけに限ったことではありませんが、人と話をする時は目を見るように意識してください。特に、面接などの緊張感がある空間では、目線を合わせるのが苦手という人も少なくありません。

しかし、目線が合わないまま挨拶をされても、面接官には気持ちが伝わりにくくなります。気持ちの込持った挨拶をするためには、目をしっかり見て話すようにしましょう。

どうしても目線を合わすのが恥ずかしい、緊張するという人は、目と目の中心付近、眉間のあたりを見るようにしてください。直接目を見ていなくても相手側からは目線が合っているように感じられます。

②笑顔で話す

挨拶する時は意識して笑顔を作りましょう。面接では緊張してしまって顔が強張ってしまいがちです。無表情のままだったり、緊張で威圧感のある顔つきだったりすると、印象も悪くなってしまいます。

ただし、笑顔といってもヘラヘラと笑うのではかえって悪い印象を与えてしまうことになりかねません。口角を上げて良い印象を与えられるような自然な笑顔を意識しましょう。

また、笑顔で話すと明るい印象を持ってもらいやすくもなります。

③大きな声でハキハキ話す

大きな声でハキハキと話すことも非常に重要です。人は緊張してしまうと自信がなくなってしまい、声が小さくなったりトーンが暗くなったりしてしまいます。

このような状態で挨拶や会話をしても、相手が聞き取りにくく、暗い人だなと悪い印象を与えることに。ハキハキと喋らない人では、きちんと仕事ができるのかと不安にさせてしまう可能性も高くなります。

大きな声で気持ちよく話ができる人であれば、仕事も前向きに頑張ってくれそうだと好印象を与えられるでしょう。緊張した時こそ、大きな声で明るく話すように意識してみてください

面接受付時の挨拶のマナー【例文付きで紹介】

面接受付の際の挨拶にはさまざまなマナーがあります。ここでは合わせて例文もご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

  1. インターホンの場合
  2. 受付に人がいる場合

①インターホンの場合

面接の受付では、人がいない場合も多くあります。人がいない受付では、会社の入り口などにあるインターホンを利用して担当者を呼び出します

案内されている該当の番号に内線をかけましょう。用件が済んだあとは、担当者が切るまでこちら側のインターホンを切らないよう注意してください。

【例文】
おはようございます(挨拶)〇〇時から、〇〇様(担当者の名前)と面接の約束をしている〇〇(自分の名前)と申します。〇〇様をお願いできますでしょうか。

②受付に人がいる場合

有人受付の場合は、まず受付の人に挨拶をします。話しかけるときは「すみません」「あの」から入るのではなく「こんにちは」「失礼します」と挨拶するようにしましょう。

面接の場所によっては、自社ビルではなくいくつも会社が入っているビルの場合もあります。そのような場所では、挨拶の際に会社名も伝えるように注意してください。

【例文:自社ビルの場合】
「こんにちは。〇〇時より面接のお約束をしている〇〇(自分の名前)と申します。〇〇様(担当者の名前)にお取次をいただけますでしょうか。」

【例文:自社ビルではない場合】
「失礼します。本日〇〇社で、〇〇時より面接の予定をしております〇〇と申します。人事部の〇〇様(担当者の部署や名前)にお取次をお願いいたします。」

面接入室時の挨拶のマナー【状況別】

挨拶のマナーは、面接の部屋に入る時によっても違いがあります。ぞれぞれの状況別マナーを知っておけば、いざという時に慌てずに済みます。1つずつしっかり確認しておきましょう。

  1. 自分で部屋に入る場合
  2. 先に部屋に入っている場合
  3. オンライン面接の場合

①自分で部屋に入る場合

自分から面接の部屋に入る場合は、ドアを3回ノックして「失礼します」と言ってから入ります。部屋に入ったら、ドアの方向に向き直して丁寧に閉めましょう。

その後は、面接官の方向を向いて、立ったまま挨拶をします。「〇〇と申します。本日はよろしくお願いします」というような挨拶で大丈夫です。

その際は、しっかりと一礼するのも忘れないようにしてください。

②先に部屋に入っている場合

面接部屋に先に入って待機する場合もあります。このように先に部屋に通されたときは、ウロウロせずに担当者がくるまで静かに待ちましょう

スマホを見るといった行為はしないように注意してください。待機の時間から面接は始まっています。椅子に座る姿勢に気を付けて待つのが基本です。

面接官が来たら、立ち上がって「〇〇と申します。本日はよろしくお願いします」と挨拶をして一礼します。座る際は担当者より先に座らず、声をかけられてから座るように注意してください。

③オンライン面接の場合

オンラインでの面接も主流になりつつあります。オンラインでは、画面を通して顔を合わせることになるため、いつも以上に意識しなければ印象を悪くしてしまうことにもなりかねません。

また、パソコンやカメラの不具合でスムーズに面接ができないケースもあります。事前にしっかりと確認することが重要です。

指定された時間にルームに入ったら、カメラに向かっておはようございますといった挨拶をしっかりとしましょう。

その後「〇〇と申します。本日はよろしくお願いします」と言ってお辞儀をします。その際は立たずに座ったままで構いません。

面接退室時の挨拶のマナー3つ

面接が終わって退室する際の挨拶にも気を配りましょう。この時に意識したいマナーは3つあります。1つずつしっかりと頭に入れておいてください。

  1. お礼を伝える
  2. 立ち上がり挨拶をする
  3. 部屋を出る前に再度挨拶

①お礼を伝える

面接が終わったら、まずはお礼を伝えてください。この時は立たずに座ったままで構いません。

椅子に座ったまま「本日はお時間を頂きまして、ありがとうございました。」と挨拶してお辞儀をします。面接をしてもらった感謝の気持ちを込めて伝えるといいでしょう。

②立ち上がり挨拶をする

その後、椅子から立ち上がって鞄を取りましょう。立ち上がった後も「失礼します」と再度挨拶と一礼をしてから出口に向かいます。後ろ姿も見られているので、姿勢よく歩くことも意識してください。

③部屋を出る前に再度挨拶

部屋を出る際は、そのまま出るのではなく担当者の方を向き直すことを忘れないでください。担当者と向かいあったら「ありがとうございました。失礼します」と一礼してから部屋を出ます

この時にドアを開けてから閉まるまでの動作も意識しましょう。バタンと音が立たないように静かに閉めてください。

面接で正しい挨拶をして好印象を残そう!

面接の内容も大切ですが、第一印象を決める挨拶は非常に重要といえます。いくら面接でアピールをしても挨拶がしっかりできていなければ、社会人としてのマナーがないと判断されてしまう可能性も否定できません。

面接の受付から部屋を退出するまで正しい挨拶を意識して、好印象を目指しましょう

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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