就活豆知識

HOME > カリクル就活 > 就活豆知識 > 冬の就活で内定をもらうためのポイントを解説|その際の注意点も紹介

冬の就活で内定をもらうためのポイントを解説|その際の注意点も紹介

12月なのに納得する企業の内定を貰えず、焦っている就活生も多いのではないでしょうか。

そんなあなたに知ってもらいたいのが冬採用です。本記事では、冬採用の特徴と注意点を解説します

冬採用で内定を勝ち取るためのポイントも紹介しているので、ぜひ最後までお読みください。

就活における冬採用の特徴を解説

冬採用は他の時期の採用とは異なる特徴があります。ここでは、冬採用の大きな特徴を2つ解説します。

  1. 企業数が他の時期に比べて少ない
  2. 選考期間が短い

①企業数が他の時期に比べて少ない

冬採用は、他の時期に比べて採用活動を行う企業数が圧倒的に少なくなります。これは、多くの企業が春から秋にかけて採用活動を行い、冬にはほとんど採用を行わないためです。

その結果、冬採用に参加する企業は限られ、応募者にとっては選択肢が狭まります。このため、冬採用に挑む際は応募できる企業が少ないことを理解し、選考に臨む必要があります。

また、冬採用を行う企業は、内定辞退者の補充や採用予定人数に達していない場合が多いため、企業の状況を把握し戦略的に応募することが重要です。

②選考期間が短い

冬採用のもう1つの特徴として、選考期間が非常に短い点が挙げられます。これは、多くの企業が卒業前の3月までに採用活動を完了させる必要があるためです。

その結果、選考プロセスが短縮され、応募者は短期間で自己アピールを行う必要があります。

短い期間で効果的に自己PRを行うためには、事前の準備が不可欠です。自己分析を徹底し、自分の強みや志望動機を明確にすることが重要ですよ。

企業が冬採用を実施する理由

内定式が10月にあるため、そこで採用を終了する企業がほとんどです。しかし、中には冬採用を行う企業も一定数存在します。ここでは、企業が冬採用を行う3つの理由を解説します。

  1. 内定辞退者が想定以上だったため
  2. 採用予定人数に達していないため
  3. 戦略的に採用をしているため

①内定辞退者が想定以上だったため

企業が冬採用を行う1つの大きな理由は、春夏採用での内定辞退者が想定を上回ったためです。

多くの企業は、採用計画を立てる際に一定数の内定辞退を見込んでいますが、時にはその予想を大きく上回ることがあります。

特に競合他社が多い大手企業や、特定の専門分野に強みを持つ中小企業では、この傾向が顕著に見られます。

内定辞退者が多いと、企業は採用計画の達成に支障をきたすため、冬採用によって人員不足を補う必要が出てくるのです。

②採用予定人数に達していないため

2つ目の理由は、春夏採用で採用予定人数に確保できなかったためです。

企業は毎年、一定数の新卒採用を計画していますが、理想の人材が集まらなかったり、選考が難関すぎて基準に達する学生が出ないことがあります。

採用予定人数に足りていない状況では、冬採用を通じて追加で人材を確保しなければいけません。

特に知名度が低い中小企業やベンチャー企業でこの傾向が見られますが、大手企業でも同様のケースが発生することがあります。

③戦略的に採用をしているため

最後に、企業が戦略的に冬採用を行うケースもあります。これは、春夏採用で確保した人材に加え、さらに特定の優秀な人材を狙っている場合です。

例えば、留学から帰国したばかりの学生や、公務員試験の受験を終えた学生など、特定のタイミングで就職活動を開始する学生を対象にしています。

これらの学生は、一般的な就職活動の時期に参加できないため、冬採用を通じて優秀な人材を確保しようとする企業が存在するのです。

就活で冬採用に挑戦する時の注意点

冬の就活は春夏とは少し異なります。ここでは、冬採用に挑む際の注意点を4つ紹介します。

  1. ブラック企業かどうかを見極める
  2. 予定より早く募集が締め切られる可能性がある
  3. 倍率が高くなりやすい
  4. ミスマッチが起こる可能性が高くなる

①ブラック企業かどうかを見極める

冬採用では、ブラック企業に注意する必要があります。冬採用を行う企業の中には、人手不足や高い離職率を抱えている場合があるのです。

ブラック企業を見極めるためには、企業の離職率や社員の平均年齢、労働条件などを事前に調査し、面接時には実際の労働環境について質問しましょう。

②予定より早く募集が締め切られる可能性がある

冬採用は、他の時期に比べて募集期間が短く、定員が集まり次第募集が締め切られることにも注意が必要です。企業の採用情報をこまめにチェックし、募集状況を確認しましょう。

春夏の補充として冬採用を行っている企業が多いため、冬は募集人数が限られています。早めに行動を起こし、応募先の企業を広範囲に渡って検討することが重要です。できれば、募集開始とともに応募しましょう。

③倍率が高くなりやすい

冬採用は、応募する企業数が限られているため、自然と倍率が高くなりがちです。

特に、すでに内定を持っている学生や、公務員試験の後に民間企業への転向を考える学生など質の高いライバルがたくさんいます

強いライバルたちを押しのけて内定を勝ち取るためには、事前の準備と対策が不可欠です。自己分析を徹底し、面接対策を行うことで、競争率の高い環境でも自分の強みをアピールできます。

④ミスマッチが起こる可能性が高くなる

冬採用では、学生側だけでなく企業側も焦りを感じていることが多いため、お互いに十分な情報交換を行わず、急いで決定を下すことで、後になってミスマッチが発生するリスクがあります。

企業選びでは、自分のキャリアプランや価値観に合った企業を選ぶことが重要です。

また、面接時には企業の文化や働き方について詳しく聞き、自分に合っているかどうかを慎重に判断する必要がありますよ。

冬の就活で内定を獲得するためのポイント

冬の就活は競争が激しいですが、適切な戦略と準備をすれば、内定を勝ち取れます。ここでは、冬の就活で成功するための重要なポイントを解説しますね。

  1. 志望する業界・企業を広げる
  2. 冬採用ならではの面接対策をしておく

①志望する業界・企業を広げる

冬の就活では、採用企業が限られているため、志望する業界や企業を広げることが重要です。大手企業だけでなく、中小・中堅企業にも目を向けることで、新たな可能性が開けますよ。

特に、大手企業の子会社や業界内で評価の高い中小企業は、隠れた優良企業として狙い目です。ただし、自分のキャリアプランに合った企業を選ぶことが大切です。

冬採用は期間が短く、選考プロセスも迅速に進むため、事前にしっかりと企業研究を行い、自分に合った企業を見極めることが成功の鍵となります。

②冬採用ならではの面接対策をしておく

冬採用特有の質問に備えるなどの面接対策も重要です。冬採用の面接では、「なぜこの時期まで就活をしているのか」などの質問がよくされるので、正直かつポジティブな答えを用意しておきましょう。

例えば、「より自分に合った企業を見つけるために時間をかけた」「特定の業界や職種にこだわりを持っていた」などの答え方がおすすめです。

また、冬採用の面接では、企業側も人材不足を補うために焦っている場合があります。したがって、自分の強みや企業への貢献方法を明確に伝えることが大切です。

冬の就活に関してよくある質問

冬の就活は、多くの学生にとって重要な時期です。特に大学3年生は、この時期に就職活動を本格化させることが多く、疑問や不安は尽きないことでしょう。

そこで、冬の就活に関するよくある2つの質問に答えていきます。

  1. 冬の就活時の服装は?
  2. 冬から就活を始めるのは遅い?

Q.1|冬の就活時の服装は?

冬の就活では、防寒対策も重要なポイントです。寒さに対処しつつ、フォーマルな服装を保つ必要があります

ダウンジャケットやカジュアルなアウターは避け、ロングコートやピーコートなど、スーツに合うフォーマルなデザインを選ぶことが大切です。色は黒や紺などの落ち着いた色を選びましょう。

寒い季節ではありますが、オーバーやコートは面接室に入る前に脱ぐのがマナーですよ。また、足元は寒さを感じやすい部分です。女性は黒タイツの着用はNGですが、厚めのストッキングを履いたり二枚重ねにすると良いでしょう。

Q.2|冬から就活を始めるのは遅い?

大学4年生が冬から就活を始めるのは、かなり遅めですが、まだチャンスはあります。4年生の冬には、多くの企業の採用スケジュールが終了していますが、冬採用を行っている企業もあります。

まずは、選考を行っている企業を探しましょう。特に中小企業やベンチャー企業では、年間を通じて採用活動を行っていることも多いため、積極的に応募してください。

大学3年生であれば、冬から始めてもまだまだ間に合うので、今からでも行動に移しましょう。まずは自己分析や業界研究を行うことが大切です。

また、冬にインターンを開催している企業もあるため、積極的に参加しましょう。インターンはそのまま早期内定に繋がることもありますよ。

就活における冬採用の効果的な受かり方を知ろう!

冬採用は競争率が高く、選考期間も短いため、効果的な通過方法を知ることが重要です。まず、志望企業の視野を広げ、大手だけでなく中小・中堅企業にも目を向けることが大切ですよ。

また、冬採用特有の面接対策を行い、なぜ冬採用で就活をしているのかを明確に答えられるようにしましょう。

企業の採用ページや就活ナビサイトをこまめにチェックし、新たな採用情報を逃さないようにすることも大切です。

  • フェイスブック
  • ツイッター

若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

PICKUPピックアップ記事

まずはカリクル公式LINEを友だち追加!

無料スーツレンタルはこちら