就職活動の選考の一環として行われることも多いのが、玉手箱です。特に、大企業の選考で行われることが多い傾向にあります。高得点を取れれば選考が有利になるため、対策する人も多いでしょう。
その中で「玉手箱の答えを利用することはできるの?企業にバレる?」と悩む人もいるかもしれません。
本記事では、玉手箱の答えを利用することについて解説します。利用するリスクや正攻法で挑む方法も紹介しているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
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【無料で入手可能?】玉手箱の解答集とは

玉手箱の解答集とは、玉手箱の解答をまとめたものです。一部ルートで取引されており、玉手箱の他にSPIの解答集も存在します。
これらの適性検査は、基本的に問題が同じである場合が多く、何度も受験をしている人であれば問題を覚えて解答集を自作することが可能です。もちろん、解答集を利用することは不正行為にあたります。
ただ、解答集を利用したカンニング行為を行う人がいるのも事実です。現在、これらの不正行為を厳しくチェックしている企業が多いため、解答集を利用した受検はリスクが伴うことを覚えておきましょう。
知人同士で共有する場合もありますが、基本的に玉手箱の解答集を無料で入手することはできません。
WEBテストで玉手箱の答え見ながら回答するとバレることがある

結論、玉手箱の答えを利用すると、バレる可能性があります。なぜなら、最近では解答がインターネット上に出回っており、それを企業が把握している可能性が高いからです。
もちろん、必ずバレるわけではありませんが、その使用にはリスクが伴うため、基本的には使用しないことが前提です。
どうしても玉手箱の答えを利用したい!という人も、少なくともリスクがあることは把握しておきましょう。リスクについては後ほど詳しく解説します。
企業が玉手箱を実施する理由

ここでは、企業が玉手箱を実施する理由について解説していきます。
- 基本的な学力や能力を見るため
- 基本的な性格や素質を見るため
①志望者の基本的な学力や能力を見るため
玉手箱の適性検査では、企業は志望者の基礎学力や処理能力の判断をしています。
適性検査の問題では「計数理解」「言語理解」「英語」などといった、学力における問いが多く用意されており、総合的な点数で志望者の学力を計っているのです。
また、玉手箱は他のWEBテストよりも短い時間で回答を行わなければいけません。そのため、処理スピードや処理能力を見極められるのも特徴です。
これらは業務で大切な論理的思考があるかを見抜く手段でもあります。志望者の学力や処理能力は、業務面においても大きく関わっていく部分なので、それを見極めるために玉手箱を導入しているわけですね。
②志望者の基本的な性格や素質を見るため
玉手箱の適性検査では、志望者の基本的な性格や企業とのマッチング度も判断されています。
問題には性格適性検査があり、「性格」と「意欲」についての問いが用意されています。これは、企業と志望者の間で採用上のミスマッチを防ぐためにチェックされるポイントと思っておきましょう。
性格適性検査の答えに正解はありませんが、志望企業の求める人物像とかけ離れていると採用が難しくなる可能性が高いです。
企業側にとって玉手箱の適性検査は、志望者が企業に向いているかの重要な判断材料になるため、適性検査の導入を行っています。
玉手箱の答えの入手方法5つ

次に、玉手箱の答えの入手方法を紹介します。
- ネット上から購入する
- フリマアプリから購入する
- SNS上で購入する
- 代行サービスに依頼する
- 先輩や友人からもらう
①ネット上から購入する
玉手箱の答えを入手する方法としては、ネット上から購入する方法があります。
ネット上から購入するメリットとしては、広範囲にわたる品揃えや比較検討が容易なことが挙げられます。様々なショップから価格や商品の特徴を比較し、自宅から手軽に注文できる利便性があります。
一方で、ネット上から購入するデメリットも存在します。商品が実際のものと異なる場合や、不正な業者に騙されるリスクがあるため、信頼性の低いショップや怪しい取引には注意が必要です。
②フリマアプリから購入する
玉手箱の答えを入手するには、メルカリなどのフリマアプリで購入する方法もあります。これらのアプリは多様な出品者がいるため、様々な商品が取引されています。
フリマアプリから購入する際のメリットは、商品が通常よりも手頃な価格で手に入ることや、レアなアイテムに出会える可能性が高まることです。
しかし、一般の人が売買しているだけあって、粗悪品や全くの偽物を買ってしまうこともあります。
③SNS上で購入する
玉手箱の答えは、SNS上で購入することも可能です。
SNS上で購入するメリットは、コミュニティ内で情報を共有しやすく、他のユーザーの経験やレビューを参考にできる点です。
また、販売者と直接やり取りできるため、リアルタイムなサポートも期待できます。ただし、悪質なユーザーも少なからずいるため注意が必要です。
④代行サービスに依頼する
玉手箱の答えを入手する方法としては、専門の代行サービスを利用することがあります。代行サービスは、専門知識を持つスタッフが適切な手続きを踏んでアイテムを入手し、迅速に配送してくれます。
代行サービスを利用するメリットは、まず手軽さと確実性です。彼らは特定の商品や情報の入手に慣れており、プロフェッショナルな手続きで対応します。
ただし、代行サービスを選ぶ際には慎重さが必要です。信頼性や評判を確認し、手数料やサービス提供の条件をのむ必要があります。
⑤先輩や友人からもらう
玉手箱の答えを入手するためには、先輩や友人に直接尋ねてみる方法もあります。学校や職場での会話や、親しい関係にある人に相談することで、答えを手に入れるという流れです。
先輩や友人とは既に信頼関係があるため、偽物をもらってしまうリスクは低いでしょう。しかし、そもそも適性検査の答えを参照すること自体がグレーなことに変わりはありません。
玉手箱の答えを利用する場合のリスク4つ

次に、玉手箱の答えを利用する場合のリスクを紹介します。
- 不正を疑われる可能性がある
- そもそも答えが正しいとは限らない
- 問題が変わる可能性がある
- 入社後にミスマッチが起こる可能性がある
①不正を疑われる可能性がある
玉手箱の答えを利用する際に解くスピードや正解数が異常に速い場合など、非現実的な成績を上げると、他の参加者や主催者から不正行為の疑いをかけられる可能性があります。
通常のスキルや知識では到達困難な成績を達成してしまうと、「カンニングをしているのでは?」と思われてしまうわけですね。
そもそも答えを入手していること自体がグレーですし、それを解答中に見ている場合は不正行為になってしまいます。不正行為だと認められると、もちろん自動的に選考落ちとなります。
②そもそも答えが正しいとは限らない
大きなリスクとの1つとして、そもそも答えが正確であるとは断言できないことが挙げられます。答え自体が偽物だったり、答えを参照できる問題がほとんどなかったり、という状態ですね。
また、情報の正確性は状況や時代によって変動する可能性も。したがって、玉手箱の答えを鵜呑みにせず、常に検証と独自の判断を行うことが重要です。
③問題が変わる可能性がある
玉手箱の答えを利用する際のリスクは、問題が変わる可能性があることが挙げられます。これは問題が状況や時勢によって変化しやすいためです。
たとえば、状況が進展するにつれて問題の焦点が変わり、以前の答えが適用されなくなることがあります。数学などは答えが変わることはありませんが、問題に使われる数字が変わることは多くあります。
そのため、答えを入手していても役に立たないパターンもあるでしょう。
④入社後にミスマッチが起こる可能性がある
玉手箱の答えを利用すると、入社後にミスマッチが起こる可能性があります。
企業が適性検査を行なうのは、入社後に求められるだけの基礎知識を備えているかを確認するためです。
もちろん、答えを参照した場合は実力で解いていないため、企業が求める能力に達していないまま選考を通過してしまうことも。その場合、入社後にミスマッチを起こし、苦しい思いをすることにもなりかねません。
また、企業環境や業務内容が予測困難であり、個人の期待と実際の業務が一致しないことも考えられます。
玉手箱の答えを使用せずに攻略する方法4つ

最後に、玉手箱の答えを使用せずに攻略する方法を紹介します。
- 問題集を購入して対策する
- ネット上の無料問題で対策する
- 時間を測って解く
- 何度も繰り返し解く
①問題集を購入して対策する
玉手箱を攻略するためには、まずは問題集を購入して対策しましょう。
問題集には、豊富な練習問題があるため、試験形式に慣れるための一助になってくれます。自分の得意な問題と不得意な問題を把握することで、効果的に知識をつけられるでしょう。
市販の問題集を選ぶ際には、信頼性が高い会社から出版されているか、詳細な解説がついているかを確認してくださいね。最新版でありつつ、模擬試験用の問題も提供されているとより効果的です。
②ネット上の無料問題で対策する
玉手箱を攻略するためには、ネット上の無料問題で対策する方法もあります。無料問題は手軽に入手でき、出題傾向や難易度を把握できるのがメリット。
これにより、試験範囲を理解し弱点を克服するための効果的な戦略を立てることが可能です。ネット上の問題はリアルな試験に近い形式で提供され、解説も豊富にあります。
また、定期的に模擬練習ができるので、問題解決力やタイムマネジメント力も向上します。
③時間を測って解く
玉手箱を攻略する際には、時間を測って解くことが効果的です。
これにはいくつかの理由があります。まず、時間を測ることで本番同様の環境で対策できます。
玉手箱には、基本的に問題に制限時間があります。実際の試験や課題と同じプレッシャーを感じながら解くことで、時間配分の訓練になるでしょう。
時間を測って解く際のポイントとして「わからなかった問題は潔く飛ばす」ことも重要です。本番でも解けない問題にぶつかることはよくあるため、パニックにならないよう、ぱっと飛ばす練習もしてくださいね。
問題ごとに予定された時間を守り、解決に取り組むことで、全体の時間配分をうまくコントロールできますよ。
④何度も繰り返し解く
玉手箱を攻略するためには、何度も繰り返し解くことが鍵です。繰り返し解くことで、問題のパターンや解法の理解が深められます。
特に、一度解法を間違えた問題には印をつけて、何度も繰り返し解きつづけましょう。
玉手箱を解くのに必要とされる学力はそれほど高くありませんが、慣れないうちは解けない人の方が多い適性検査でもあります。
玉手箱の攻略に必要なのは地頭の良さではありません。一度解けないことはもはや前提として、何度も練習を重ね、自分の力を徐々に高めていきましょう。
玉手箱の答えは使用せず正攻法で挑もう!
本記事では、玉手箱の答えを利用することについて解説しました。
紹介した通り、玉手箱の答えを利用することにはさまざまなリスクがあります。そのため、利用するのであれば、そのリスクを頭に入れた上で検討することが重要です。
おすすめなのは、しっかりと対策して正攻法で臨むことです。余裕を持って対策を始め、問題集などを活用ながら高得点を目指しましょう!
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。