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9月からの就活を成功させるには|挽回方法や注意点を紹介

就活は、4年生の3月から本格的に始めることが一般的です。ただ、就活に出遅れ9月以降に就活を始めることもあるでしょう。

しかし「9月からの就活を成功させるにはどんな対策が必要なの?9月から挽回することは難しい?」と悩みますよね。

そこで本記事では、9月から就活する際のポイントを解説します。挽回方法や注意点も紹介しているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!

9月からの就活でも巻き返せる

前提として知っておきたいのが、一般的に9月から就活を始めるのは遅いということです。というのも、近年は就活が早期化がされており、早期選考に向けて準備している就活生が多くなっています。

結果、9月にはすでに内定をもらい、進路を決めている人が多いのです。そのため、就活を遅く始めることが不利になりやすくなっています。

9月から就活を始める場合、焦る人も多いでしょう。ただ、9月からの就活でも巻き返せるということ。出遅れてしまっても、ひとつずつ着実にこなせばOKです。

9月からの就活は秋採用・冬採用が山場!【3つの特徴】

9月からの就活は、大学4年生の9月〜11月の「秋採用」と12月以降の「冬採用」が山場です。ここでは、秋採用・冬採用の特徴を紹介します。

  1. 春・夏採用より難しい
  2. 子会社やベンチャー企業に多い
  3. 優良企業との思いがけない出会いがある

特徴①春・夏採用より難しい

秋・冬採用は春・夏採用と比較して難易度が高い傾向があります。なぜなら、多くの企業が春・夏に採用活動を終了し、秋・冬は行わないからです。

また、もし9月以降に採用していても、人数が春・夏より少ない場合があり、そのため倍率が高まりがちなのです。

このように、企業も就活生も春・夏採用をメインにするため、秋・冬採用は競争が激しくなります。この事実を頭に入れた上で、就活に臨みましょう。

特徴➁子会社やベンチャー企業に多い

子会社やベンチャー企業は早期内定のイメージがありますが、事業立ち上げの位置にいるベンチャーは人手確保のため秋・冬採用を行う場合があるのです。

特に子会社は大手企業に比べて採用規模は少ないものの、福利厚生面では遜色ない場合があり、これが求職者にとって魅力となります。

ベンチャーや子会社での秋・冬採用は、企業の成長に参加し、キャリアに新たな挑戦を見いだすチャンスと言えるでしょう。

特徴③優良企業との思いがけない出会いがある

秋採用・冬採用には、メリットも存在します。それは、春・夏に比べて優良企業との意外な出会いが多いことです。

理由は、内定辞退により人員が少なくなった場合、急遽秋採用・冬採用で新卒を募集することがあるからです。その中には、あなたに合った魅力的な企業もあるでしょう。

ただし、年によって採用定員が異なるため、確認が必要です。採用基準は春・夏採用と同じく厳格なので、しっかりと準備して臨みましょう

9月からの就活を成功させるポイント4つ

次に、9月からの就活を成功させるポイントを紹介します。

  1. 自己分析は周囲を巻き込む
  2. 情報戦で負けない
  3. 就活でのマナーを完璧にする
  4. スキマ時間を有効活用する

①自己分析は周囲を巻き込む

9月からの就活を成功させるためには、自己分析で周囲を巻き込むことが大切です。なぜなら、1人で行うと時間不足で充実した選考資料が難しいからです。

友人や家族に助けを求め、自分を客観的に見つめ直すことで、長所や強みを発見しやすくなります。彼らの意見を取り入れることで、より説得力のあるアピール文書や面接対策が可能です。

このように、周囲のサポートを得ながら自己分析を進め、強みを最大限に活かすことで、9月からの就活が成功につながります

➁情報戦で負けない

9月からの就活を成功させるためには、情報戦で負けないことが重要です。なぜなら、早期から就活を始めた人に比べて、就活に関する情報量が不足していることが多いからです。

情報戦で勝つポイントは、「知らなかったから行動できなかった」を防ぐこと。具体的には、積極的な情報を集めることや面接の必須マナーを身につけることなどがあります。

また、早めに企業研究や業界動向を把握し、自己分析を徹底することで、自信を持ってアプローチできます。日ごろから情報収集を怠らず、リサーチ力を養いましょう。

③就活でのマナーを完璧にする

9月からの就活を成功させるためには、就活でのマナーを完璧にすることが特に重要です。早期から始めた人と比べて経験が不足している分、マナーが差をつける要因となるからです。

たとえ面接の内容がよく、素晴らしいスキルや経歴を持っていても、マナーで印象が損なわれた結果落ちると悔しい思いをします。そのため、就活に必要なマナーを身につけることが不可欠なのです。

礼儀正しさやコミュニケーション能力、適切な服装など、細部にわたり気を配り、企業との円滑なコミュニケーションを心掛けましょう。

④スキマ時間を有効活用する

9月から就活を始める場合、スキマ時間を有効活用することが重要です。9月から就活を始めると、短期間で就活をこなさなければいけないので、やることがたくさんあります。

具体的には、企業研究や面接の練習に加え、筆記試験やWebテストも選考に含まれます。Webテストは、ぶっつけ本番では解けない問題も多いため、対策は必須です。

時間がない中で就職活動を成功させるには、試験勉強がおろそかにならないようにスキマ時間を活用すべきです。移動時間などを活用しつつ、試験の勉強に取り組みましょう。

就活を9月から始める際の注意点4つ

最後に、就活を9月から始める際の注意点を紹介します。

  1. 採用を行う企業が少ない
  2. ライバルが優秀
  3. 焦りは禁物
  4. つめこみすぎない

①採用を行う企業が少ない

就活を9月から始める際に知っておきたいのが、9月以降に採用を行う企業は少ないということです。つまり、志望する企業が春・夏採用しか実施していない場合、そもそも応募できないことを意味します。

とはいえ、9月に採用を行なっている企業の中にも、あなたに合った環境はあるはずです。

そのため、本格的な就活を始めるのが9月からになってしまったとしても、自分の行きたい企業が定まっているのであれば、情報は集めておきましょう。

➁ライバルが優秀

9月からの就活では、ライバルが優秀であることも覚えておきましょう。これは意外かもしれませんね。

なぜ優秀な人が多いかというと、9月から就活する人のなかには、国家試験取得や公務員を目指していた人や、留学から帰ってきた人などがいるからです。

そのため、学力だけでなくスキルも持ち合わせた優秀な人であることもあるのです。9月だからといって油断せず、万全の準備をして就活に臨みましょう。

③焦りは禁物

9月からの就活において、焦りは禁物です。就活に出遅れてしまうと、焦る人も多いでしょう。だからと言って、焦って適当に就活しても良い結果は望めません。

企業の選択肢が減ったり、周りが優秀だったりと、焦る要因は多いかもしれませんが、落ち着いて就活に取り組みましょう。

特に、自己分析や企業分析は就活の基礎となる重要な部分であるため、慎重に行う必要があります。まずはやるべきことを可視化し、確実に進めてみましょう。

④つめこみすぎない

焦らないことに加えて、予定を詰め込みすぎないことも同じく重要です。なぜなら、予定を詰め込み過ぎるとそれぞれのイベントが疎かになり、どれもうまくいかない可能性があるからです。

また、予定を詰め込み過ぎることは精神的・肉体的な疲労にもつながり、本来のパフォーマンスを発揮できないことにもつながりかねません。

大切なことは、無理のない計画を立てることです。詰め込みすぎだと感じたら、適度にリフレッシュすると、滞らずに就活を進めることが出来るでしょう。

9月からの就活はポイントを抑えて着実に!

本記事では、9月から就活する際のポイントを解説しました。

9月から就活を始めたとしても、巻き返すことは可能です。なぜなら、秋や冬まで採用している企業があるからです。とはいえ、遅れた分を取り返す努力は必要になります。

周囲に協力を仰ぐ、情報を積極的に集めるなどのポイントを押さえ、焦らず着実に就活を進めましょう。

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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