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「働きたくない」人の就活のすゝめ|原因やリスク、対処法を紹介

就活生の中には、働きたくないと思う人も多くいるでしょうし「もう就活をやめてしまいたい……」と思った人もいますよね。しかし、就職しないことにはどうしても様々なリスクが伴うもの。

そこで本記事では、働きたくないと思ってしまう原因と対処法について解説します

就活以外の選択肢も紹介しているので、ぜひ最後までお読みください。

なぜ「働きたくない」のか

就活生のなかには「働きたくない」と感じている人もいると思います。なぜ「働きたくない」と思うのでしょうか、ここでは働きたくないと思う理由を4つ紹介します。

  1. 理由①就活の必要性が分からないから
  2. 理由➁働くのがつらそうだから
  3. 理由③やりたいことが定まらないから
  4. 理由④仕事以外にやりたいことがあるから

理由①就活の必要性が分からないから

1つ目は、就活の必要性が分からないからです。

就職した方がいいと一般的にいわれているのを分かっていても、なぜ自分が就職しなければいけないのかがいまいち分かっていない人は一定数います。

「就職しなくても生きていれば何とかなる」と思うかもしれませんが、それは短期的な見方です。就職をしないことには、社会的信用の欠如や安定した収入の不足など、長期的なデメリットが伴います。

また、将来的に起業や夢を追求するためにも、一度は社会人経験を積んでおくと安心でしょう。就職活動を通じて、自分の将来について深く考え、社会での役割や責任を理解することが大切です。

理由➁働くのがつらそうだから

働くことの大変さ、特に人間関係の複雑さや残業などのストレスも、働きたくないと感じる理由の1つです。

社会人になると、学生時代とは異なり、仕事のため関わる人間は選べずに人間関係が複雑になる可能性があります。

また、遅くまで残業をしたり、始業前に出勤したり、満員電車に乗らなければいけなかったりなど、大変なイメージがある人もいるでしょう。

しかし、仕事の選択肢は多岐にわたり、自分に合った職場環境を見つけることも可能です。働くことの大変さを理解しつつ、自分に合った仕事を見つけましょう。

理由③やりたいことが定まらないから

3つ目は、やりたいことが決まっていないからです。自分の興味や適性が明確でない中での就職活動は、方向性を見失いやすく、モチベーションの低下につながります。

まず自己分析を行い、自分の強みや興味を深堀りすることが大切です。また、実際に様々な業界の説明会に参加することで、自分の興味を探る手がかりになることもあります。

自分のやりたいことを見つけるためには、積極的に行動を起こし、多くの情報を収集することが重要です。

理由④仕事以外にやりたいことがあるから

4つ目は、仕事以外に情熱を注ぎたいことがあるからです。周りがやっているから就活しているが、実は仕事以外に叶えたい夢があるので、就活の結果はどうでもいいと思っている人もいるでしょう。

しかし、夢や目標を実現するためには、経済的な基盤や社会的な経験が必要になることが多いのです。そのため、仕事を通じて必要なスキルや資金を蓄えることも、夢を叶える一歩となり得ます。

自分の将来について真剣に考え、短期的な感情ではなく、長期的な視点でキャリアプランを練ることが大切です。

働かない・就活しない場合の3つのリスク

就活をしない選択は、一見自由で魅力的に思えるかもしれませんが、やはりリスクも伴います。ここでは就活しないことによる3つのリスクを解説します。

  1. 今だけの「新卒」を逃してしまう
  2. 社会人としての常識やマナーが身につかない
  3. 生活が安定しない

①今だけの「新卒」を逃してしまう

まず、就活をしないと「新卒」として就職するチャンスを逃してしまいます。新卒での就職は、一生に一度のチャンスです。

新卒採用では、経験よりもポテンシャルや人柄を重視する企業が多く、未経験からでも多様な職種に挑戦できる機会があります。

しかし、新卒就活を逃すと、後になってから同じ条件での就職は難しくなります。既卒や第二新卒の場合、企業は実績や経験を重視する傾向にあり、選択肢が限られるのです。

➁社会人としての常識やマナーが身につかない

また、就活をやめてしまうと、社会人としての常識やマナーが身につかないまま社会に出ることになります。これは今後働く際に大きな障壁となるでしょう。

就活は大変ではありますが、就活を通して身につくスキルも多くあります。

たとえばビジネスメールや面接、身だしなみのマナーを身につけたり、入社後の研修を通して社会人としてのマナーや常識を教わったりなどですね。

特に、新卒で入社した場合、企業は基礎から教育を行うことが多いですが、中途採用の場合は即戦力としての能力が求められるため、常識やマナーが身についていないとどうしてもデメリットになります。

③生活が安定しない

また、就職をしないと収入がないため、生活が安定しません

正社員として働くことは、経済的な安定に直結します。正社員は安定した収入が得られるだけでなく、社会保険や福利厚生などの面でもメリットがあるのです。

これに対して、働かない、または非正規雇用で働く場合、収入の不安定さや将来への不安が常に付きまといます。

特に長期的な視点で見た場合、経済的な自立や老後の資金計画など、生活の安定を考える上で大きな問題となるでしょう。

「働きたくない」まま就活をするとどうなる?

「働きたくないけど、将来の安定のために就活をしないと」と思っている人は、「働きたくない」気持ちを抱えながら就活をすることになります。

ここでは、働きたくない気持ちのまま就活をするとどうなるかを解説します。

  1. 面接官には見破られている
  2. 就活がいつまでも終わらない

①面接官には見破られている

まず、あなたが働きたくないと思っていることは面接官にも伝わる可能性があります

働きたくない気持ちは、意識していなくても態度や言葉に表れます。面接官は経験豊富で、応募者の本音を見抜くのが上手です。

働く意欲が感じられない応募者は、どんなに能力が高くても評価が低くなりがちです。面接でのパフォーマンスが低下すると、内定を得るチャンスも減少します。

➁就活がいつまでも終わらない

また、働きたくないと思いながら就活をすると、モチベーションの低下や目標の不明確さから、就活が長引く傾向にあります。

適切な業界や企業を選ぶためのリサーチや準備が不十分になりがちで、結果として不採用が続いてしまいます。そして余計にやる気がなくなり、就活が終わらなくなってしまうのです。

この状況を打破するためには、自分のキャリアに対する価値観を見直し、就活に対する新たな視点を持つことが大切です。

自分に合った職業や業界を見つけるためには、自己分析や市場調査を徹底的に行う必要があります。

「働きたくない」人が就活ですべきこと4つ

働きたくない気持ちのままでは就活はうまくいきません。そこで、働きたくない人が内定を勝ち取るためにするべき4つのことを紹介します。

  1. 自己分析を徹底する
  2. 将来を想像する
  3. 説明会に足を運ぶ
  4. 信頼できる人に相談する

①自己分析を徹底する

まずは自己分析を徹底して、「なぜ働きたくないのか」をじっくり考えましょう。働きたくない理由が分かれば、その理由に合わせた働き方を見つけられる可能性があります。

働きたくないと感じる理由は人それぞれです。人間関係の悩み、やりたいことが見つからない、漠然とした不安、仕事以外に情熱を注ぎたいなどがあります。

自分がなぜ働きたくないのかを深く掘り下げて考えることが重要。原因を理解することで、自分に合った職種や働き方を見つける手がかりになります

例えば、人との関わりを避けたいなら、一定の人としか関わらない職種を選ぶなど、自分に合った仕事を探せますよね。

➁将来を想像する

また、将来の生活について考えることも大切です。例えば、家族を持ちたい、趣味に時間を割きたい、旅行を楽しみたいなど、様々な願望があるでしょう。

将来の願望を実現するためには、働いて収入を得ることが必要です。自分の将来の希望を明確にすることで、働くことの意義を見出しやすくなります

また、自分の価値観に合った仕事を選ぶことで、仕事に対するモチベーションが高まる可能性があります。

③説明会に足を運ぶ

働きたくないと感じている人は、企業の説明会やインターンに参加してみることをおすすめします

実際に企業の雰囲気を感じることで、働くことへの理解が深まります。また、自分が興味を持てる業界や職種が見つかるかもしれません

説明会やインターンは、働くことの現実を知る良い機会です。実際の業務内容や企業文化を知ることで、自分に合った職場を見つける手がかりになります。

④信頼できる人に相談する

働くことに対する不安や悩みは、1人で抱え込まずに、信頼できる人に相談することが大切です。友人、家族、学校のキャリアセンター、就活エージェントなど、様々な相談先があります。

自分だけで考え込んでいると、どんどん視野が狭まってしまいます。他人の視点からアドバイスをもらうことで、新たな気づきや解決策の発見に繋げていきましょう。

就活以外にも選択肢はある【4つの考え方】

どうしても就活したくない場合、就職以外にも選択肢はあります。ここでは就活以外の4つの選択肢とそれぞれのメリット・デメリットを解説します。

  1. 留学する
  2. 進学で学びを深める
  3. フリーターになる
  4. 起業する

①留学する

まず、留学する道があります。留学は新しい文化や価値観に触れ、自己成長を促す絶好の機会です。異文化交流を通じて視野が広がり、語学力も向上します。

しかし、留学には高い費用がかかり、異国での生活には精神的な負担も伴います。また、帰国後のキャリアパスが不透明な点も考慮が必要です。

留学は自己投資としての価値は高いですが、その後のキャリアにどう結びつけるかが重要です。

➁進学で学びを深める

また、大学院に進学して学びを深める道もあります

大学院への進学は専門知識や技術を深めるための良い方法です。特に研究職や専門職を目指す場合、大学院などでの学びは非常に有効です。

しかし、進学は時間と費用がかかるため、その投資が将来のキャリアにどのように貢献するかを慎重に考える必要があります。また、ただのモラトリアムにならないように注意が必要です。

③フリーターになる

フリーターとして働く道もあります。フリーターは正社員ほどの責任は問われず、自分が働きたいときに働けるメリットがあります。

しかし、フリーターは安定した収入やキャリア形成が難しいため注意が必要です。また、将来的に正社員への転職を考えた場合、フリーター期間が長いと不利になる可能性もあります。

④起業する

最後に、起業する道もあります。起業は自分のアイデアやビジョンを実現する最も直接的な方法です。自分のビジネスを立ち上げることで、大きな達成感や経済的な報酬を得られます。

しかし、起業はリスクが高く、失敗の可能性も常に伴います。資金調達、ビジネスプランの策定、市場分析など、成功するためには多くの努力と準備が必要です。

リスクややるべきことを把握して自分の将来を考えよう

働きたくない・就活をしたくないと思っても、決断は慎重にしましょう。新卒というアドバンテージはどの就活生にも平等にありますし、なるべく活用したいですよね

また、中途採用は新卒採用よりハードルが高いため、やはり就活をあきらめてしまうのはもったいなくもあります。どうして自分が就活をしたくないのか、きちんと分析しましょう。

ただし、働きたくない気持ちのまま就活をしても、なかなか採用されません。将来どう暮らしたいかを考えたり、自分のやりたいことを想像するなどして、働くための目標を見つけてくださいね。

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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