就活豆知識

HOME > カリクル就活 > 就活豆知識 > テレビ局で働くには企業研究が大事!選考フローや資格の有無を知ろう

テレビ局で働くには企業研究が大事!選考フローや資格の有無を知ろう

就職先の選択肢として、テレビ局を挙げる人も多いでしょう。しかし「テレビ局には具体的にどんな職種があるの?テレビ局で働くには何をすればいいの?」と悩みますよね。

そこで本記事では、テレビ局の仕事内容や選考フローを解説します。テレビ局で働くためのポイントや向いている人も紹介しているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!

テレビ局の就職難易度は高い

前提として、テレビ局の就職難易度は高い傾向にあります。なぜなら、テレビ局は採用人数が少ない割に応募数が多いからです。

それに伴い、面接回数も多い傾向にあります。そのため、テレビ局への就職を目指すのであれば、他の業界以上の対策が必須となります。

たとえば、職種を理解する、自己分析を徹底するなどが挙げられます。これらを徹底した上で選考に臨むことで、テレビ局への就職が近づくでしょう。

テレビ局の5つの職種

まず、テレビ局の職種を紹介します。

  1. 番組制作
  2. 技術職
  3. 記者
  4. 一般・総合職
  5. アナウンサー

①番組制作

番組制作は、テレビ局で番組を企画・制作する仕事です。具体的な仕事内容には、企画の立案、スケジュール管理、予算編成、取材・撮影の計画、編集作業、キャストやスタッフの指揮などが含まれます。

番組制作のやりがいは、自分のアイデアや創造力を通じて多くの人に感動や楽しさを提供できることにあります。

番組制作で大切なのは、柔軟性とコミュニケーション能力です。時折厳しい状況に直面することもありますが、柔軟かつ効果的な解決策を見つけ、制作チームとの円滑な意思疎通が必要です。

②技術職

技術職はテレビ局において、裏方として番組制作に欠かせない要素を担当する仕事です。具体的な職種にはカメラマン、音響スタッフ、照明スタッフなどが含まれます。

技術職の仕事のやりがいは、自らの技術やクリエイティブなアイディアを通じて、視聴者に感動や興奮を提供することにあります。裏方ながら番組の成功に直結し、その達成感は非常に大きいのです。

技術職で大切なことは、協力とコミュニケーション能力です。他のスタッフとの連携が円滑でなければ、高品質な番組制作は難しいため、チームプレイが求められます。

③記者

記者は、ニュースや情報を収集・報道する仕事です。主な仕事は、現場取材やインタビューを通じて事実を明らかにし、視聴者や読者に正確かつ分かりやすく伝えることです。

やりがいは、社会に影響を与える情報を提供することであり、真実を明らかにする喜びと責任感が結びついています。

記者として大切なことは信頼性と速報性です。信頼を築くためには情報の確認と取材の際の公平性が欠かせず、同時に時事の迅速な把握も求められます。

④一般・総合職

一般・総合職は、企画、制作、広報、人事など様々な業務を包括的に担当する仕事です。仕事内容は、予算管理、スケジュール調整、資料作成などを通じて番組制作や運営に貢献します。

やりがいは、自身の働きがチームや番組の成功に直結し、多岐にわたる業務を通じて幅広いスキルを磨けることです。

一般・総合職で大切なのは、柔軟性と協調性です。様々な部署と連携し、円滑な業務進行やクリエイティブなプロジェクトの成功に向けてコミュニケーションと調整力が求められます。

⑤アナウンサー

アナウンサーは、テレビ局で主に表に出て番組やニュースの進行を担当する仕事です。その仕事内容は、スクリプトを読みつつ視聴者に情報を分かりやすく伝え、番組全体の進行や司会を務めます。

アナウンサーのやりがいは、視聴者とのコミュニケーションを通じて情報やエンターテインメントを提供し、社会に貢献することです。

アナウンサーには、正確で迅速な情報発信とともに、視聴者の期待や感情に寄り添いながら、誠実かつ親しみやすい姿勢を保つことが求められます。

テレビ局で働くのに必要な資格・学歴はない!

テレビ局で働くのに必要な資格・学歴はありません。詳しく解説します。

  1. 特に有利になる資格はない
  2. 最終学歴は大卒以上が多い

特に有利になる資格はない

テレビ局での仕事において、特に有利になる資格は存在しません。なぜなら、学歴や資格よりも実務経験やコミュニケーション能力が重要視されるからです。

自動車免許を持っていることで多少有利にはなりますが、必須ではありません。

このように、テレビ局の就職においては人間関係の構築や実践的なスキルが重要であり、資格よりも実践的なスキルや経験が求められる環境なのです。

最終学歴は大卒以上が多い

テレビ局での仕事において、学歴は必須ではありません。なぜなら、テレビ局の現場では実務経験やスキルが重視され、実際の業務において培われた能力が重要だからです。

たとえば、コミュニケーションやクリエイティブ思考が求められます。これらはには学歴がほとんど関係せず、個人の実力によって発揮されるのです。

ちなみに、メディア系の学校出身者は専門知識を持っており、就活において多少有利になることもあります。

5つのテレビ局の採用フローや試験を解説!

次に、5つのテレビ局の採用フローや試験内容を簡単に紹介します。

  1. フジテレビ
  2. 日本テレビ
  3. TBS
  4. テレビ朝日
  5. テレビ東京

①フジテレビ

フジテレビでは、総合職、技術職、アナウンサー職が募集されています。

採用フローとしては、まず応募者は履歴書(ES)を提出します。次に、筆記試験が行われ、国語、数学、英語の教養問題に加え、時事問題などが出題範囲です。合格者は、複数回の面接選考に進みます。

アナウンサー職の場合、声の表現力やトークスキルも重視されます。採用フローは厳格であり、総合職や技術職においても専門知識やスキルの確認が行われます。

フジテレビは、豊富なキャリアパスと充実した研修プログラムを提供し、クリエイティブな仕事に興味がある人にとって魅力的な環境と言えるでしょう。

②日本テレビ

日本テレビでは、コンテンツ制作/報道、メディアビジネス、コーポレート、ITエンジニア、放送エンジニア分野で採用を行っています。

採用フローでは、一般的なwebテストに加え、テレビ業界の知識に焦点を当てたテストも課されます。その後、グループディスカッションが行われ、コミュニケーションスキルや協力能力が評価対象です。

採用試験は各部門に特有のスキルや知識を測るものであり、個々の職種に必要な資質が問われます

③TBS

TBSでは、デザイン職、テクノロジー部門、一般職が募集されています。

採用フローは、まずWEBテストを受験し、その後にエントリーシートの記入が求められます。一般職応募者は、動画課題のアップロードも必要です。

これらの選考を通過した候補者は、面接に進むことができます。TBSは、個々のポジションに必要なスキルや経験を重視し、独自の採用フローを通じて、適切な人材を選考しています

④テレビ朝日

テレビ朝日の採用プロセスは、コンテンツ制作、ビジネス、テクノロジー、デジタルコンテンツ制作、アナウンサー部門に分かれています。

まず、エントリー時に設問に回答し、その後にWEBテストです。WEBテストに合格した候補者は、面談の機会を得ます。面談では個々の専門知識や経験、意欲について詳しく話すことが必要です。

テレビ朝日は、幅広い職種において適切な人材を見極めるために、面接を通じて個別の魅力やスキルを評価し、採用の最終判断を行っています。

⑤テレビ東京

テレビ東京は、日本の主要なテレビネットワークで、アナウンス職、総合職、情報、技術職など幅広い職種で採用活動を展開しています。

応募者はまず、履歴書や職務経歴書を提出し、書類選考を経て選考プロセスが進みます。面接は複数回にわたり、専門知識やコミュニケーション能力が評価対象です。

テレビ東京では、個性と意欲を重視し、クリエイティブで柔軟な人材を求めています

テレビ局で働くためのポイント5つ

次に、テレビ局で働くためのポイントを紹介します。

  1. インターンに参加する
  2. 有利になる資格を取得する
  3. OB・OG訪問をする
  4. 最新の情報をキャッチするよう心がける
  5. 面接・ES対策を徹底する

①インターンに参加する

テレビ局で働くためには、まずはインターンに参加することが重要です。なぜなら、インターンに参加することで業界の実務経験を積むとともに、専門知識や人脈を築くことができるからです。

なお、テレビ局のインターンにおいては、柔軟性と積極性が求められます。自ら進んで業務に取り組み、メンバーとのコミュニケーションを大切にしましょう。

また、制作現場での実践的なスキルや裏方業務も学ぶことが重要となります。

②有利になる資格を取得する

有利になる資格を取得することも、テレビ業界で働く上で役に立ちます。なぜなら、資格によってテレビ局での職務遂行において信頼性と専門性を高められることがあるからです。

たとえば、報道関連の資格や放送技術者の免許は、業界での競争力を向上させるため、とっておいて損はないでしょう。

ただし、前項でも述べたとおり、採用において資格の有無はそれほど大きなアドバンテージにはなりません。資格よりも、業界知識やスキル、業界への意欲のほうが重要です。

③OB・OG訪問をする

テレビ局での仕事を目指す際、OB・OG訪問も重要です。なぜなら、OB・OGは業界の実情や仕事の醍醐味を知る貴重な情報源だからです。

また、訪問を通じて直接的なアドバイスやネットワークを築くことも期待できます

訪問時は、事前にリサーチをし、具体的な質問を用意しておくことが重要です。また、相手の時間を尊重し、礼儀正しく振る舞うことも大切です。

④最新の情報をキャッチするよう心がける

最新の情報をキャッチすることも、テレビ局で働く上で重要です。理由は、迅速で正確な情報は視聴者に価値を提供し、信頼を築く基盤となるからです。

最新情報をキャッチするためには、ニュースサイトやソーシャルメディア、業界関連のウェブサイトを定期的に確認することをおすすめします。

ただし、情報の信頼性や正確性には十分な注意が必要であり、複数の情報源を照らし合わせることが大切です。

⑤面接・ES対策を徹底する

テレビ局の選考を受ける場合、面接・ES対策の徹底が不可欠です。なぜなら、前述したとおりテレビ局の求人は競争が激しく、倍率が高いからです。

また、周りの学生も高いスキルを持っているため、より一層の対策が必須と言えます。周りの学生に埋もれないよう、差別化するポイントを作るよう心がけましょう。

面接では、独自の経験や強みを具体的に伝え、自己分析を深めることが求められます。ESでは明確かつ魅力的な表現を心掛け、あなたの熱意や専門知識をアピールすることが重要です。

テレビ局で働くのに向いている人の特徴3つ

最後に、テレビ局で働くのに向いている人の特徴を紹介します。

  1. テレビ業界に興味がある
  2. 精神力と体力がある
  3. 流行に敏感である

①テレビ業界に興味がある

テレビ業界に興味がある人は、テレビ局で働くのに向いています。なぜなら、テレビに関する知見があったり、やる気があったりするからです。

どんな仕事においても業界や仕事への興味と熱意は重要になります。またテレビ業界に興味を持っている人は発想力や想像力が長けている傾向もあります。

またテレビ業界はチームワークが重要な職場であるため、協力的かつ積極的な姿勢も求められます。これらの特徴が揃うと、テレビ業界への熱意やポテンシャルをアピールしやすいでしょう。

②精神力と体力がある

精神力と体力がある人も、テレビ局で働くのに向いています。なぜなら、テレビ局で働くには、激しいスケジュールや予測不能な状況に対処できる強い精神力が求められるからです。

また、長時間の制作作業や急な現場変更にも柔軟に対応し、冷静な判断力が求められます。さらに、取材や撮影などの業務は体力を要し、動きやすい身体が重要です。

就職活動では、ストレス耐性や柔軟性を強調し、仕事へのコミットメントやチームプレーヤーとしての姿勢をアピールしましょう。

③流行に敏感である

流行に敏感な人も、テレビ局での仕事に向いています。なぜなら、テレビ局は視聴者の関心を引きつけ、時代の潮流に即したコンテンツを制作する必要があるからです。

流行に敏感な人は新しいトピックやクリエイティブなアイデアを発見しやすく、これが視聴者の興味を引く要素となります。

アピールでは、ソーシャルメディアやブログなどで積極的に情報収集したうえで、あなたの感性や洞察力をアピールすることが重要です。

テレビ局で働くには業界理解を深めよう

本記事では、テレビ局の仕事内容や選考フローを解説しました。

紹介したとおり、テレビ局の選考は倍率が高い傾向にあります。そのため、徹底した対策が必要です。

テレビ局の選考を受ける際は、各テレビ局の選考フローや求める人材を把握しておくことが重要です。また、インターンへの参加やOB・OG訪問などを活用しておくとよいでしょう。

  • フェイスブック
  • ツイッター

若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

PICKUPピックアップ記事

まずはカリクル公式LINEを友だち追加!

無料スーツレンタルはこちら