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大卒は就活に有利?高卒と大卒の違いや就活のポイントを紹介

就活を進める上で、学歴は関係あるのか疑問・不安に思っている人も多いのではないでしょうか。

本記事では、大卒と高卒の就活の違いについて徹底解説します

また、大卒が就活をうまく進めるポイントも解説しているので、ぜひ最後まで読んで参考にしてみてくださいね。

就職に大卒かどうかは関係ある?

学歴が高い人が必ずしも能力も高いわけではありませんが、一般的には大卒が就職に有利だと言われています

多くの企業が新卒採用で「大卒以上」と条件を設けており、大卒者は、高卒者に比べて選択できる職種が広く、特に大企業や専門性が高い職種へ挑戦できます。

また、大卒者は一般的に高卒者よりも初任給が高く設定されていることが多く、経済的な面でも有利といえます。

しかし、これはあくまで一般的な傾向であり、個々の能力や適性、努力次第で高卒者でも多くのチャンスを掴むことは可能です。

大卒で就職する5つのメリット

大学を卒業してから就職することの5つのメリットを解説します。

  1. 大卒にしか就けない職に就ける
  2. 興味のある分野を学べる
  3. 自由に使える時間が長い
  4. 広い人脈を作れる
  5. 給料が高い

大学生活を経て社会に出ることで、どのような利点があるのかを見ていきましょう。

① 大卒にしか就けない職に就ける

大学を卒業すると、高卒では応募できない職種に就くチャンスが広がります。多くの企業が新卒採用の際に「大卒以上」と条件を設けており、これにより専門職や大手企業への道が開かるのです。

また、大卒であれば、研究職や開発職、医師や薬剤師、教師など、専門的な知識や技術を要する職種にも挑戦しやすくなり、キャリアの選択肢が格段に増えます。

さらに、大学での学びが直接職業に結びつくケースも少なくありません。専門性を活かして、より高度な職業に就くことが可能になるのです。

② 興味のある分野を学べる

大学では、自分の興味や関心に合わせて学べます。大学での学びの自由度は、高校教育とは大きく異なり、経済学・工学・医学など多岐にわたる分野から選択し、専門性を高められます。

大学で学ぶ内容は、就職後の職業選択に大きな影響を与え、より専門性を活かした職業に就く手助けとなります。

また、大学での学びは、単に専門知識を得るだけでなく、問題解決能力や批判的思考力など、社会人として必要なスキルを養う場ともなります。

③ 自由に使える時間が長い

大学生活で比較的自由に時間を使えることも大きなメリットです。

授業の合間や長期休暇を利用して、アルバイトやサークル活動、インターンシップ、留学など多様な経験を積めます

勉強以外の経験は、社会人になってからの仕事の幅を広げるだけでなく、自己理解を深める機会にもなります。

また、多様な活動を通じて、異なるバックグラウンドを持つ人々との交流が可能になり、視野を広げることが可能です。大学時代に得た経験は、将来のキャリア形成において大きな財産となるでしょう。

④ 広い人脈を作れる

大学は、新しい人脈を築く絶好の場所です。異なる地域や背景を持つ学生たちとの交流は、人生において貴重な経験となります。

サークル活動や学内イベント、アルバイトなどを通じて得られる人脈は、就職活動はもちろん、社会人になってからも大きな支えとなり得ます

また、大学教授や業界のプロフェッショナルとの出会いは、専門的な知識やアドバイスを得る機会にもなり、自分のキャリアに大きな影響を与えるかもしれませんよ。

⑤ 給料が高い

大卒者は、高卒者に比べて平均的に給料が高い傾向にあります。これは、高度な専門知識やスキルを持つ大卒者が、より高い給与を提示される職種に就きやすいためです。

また、大卒者はキャリアアップの機会も多く、長期的に見ても経済的なメリットが大きいと言えます。

高い初任給はもちろん、昇進や昇格の機会も多く、生涯賃金においても大卒者の方が有利です。これらの経済的なメリットは、安定した生活基盤を築く上で重要な要素となります。

大卒が就職に及ぼすデメリット

大卒は就職に有利と言われていますが、捉え方によってデメリットもあります。

ここでは大学を卒業してから就職するデメリットを3つ紹介します。

  1. 社会に出る時期が遅い
  2. 多額の費用が必要
  3. ただのモラトリアムになる人もいる

詳しく解説していきます。

① 社会に出る時期が遅い

大学を卒業すると、高卒の人たちに比べて社会に出るのが4年遅れます。この4年の差は、キャリア形成の初期段階で影響を及ぼす可能性があるのです

高卒で就職した人たちは、大卒の新入社員が入社する頃には、既に実務経験を積んでいるため、大卒者は高卒者に比べて経験で劣ることになります。

しかし、就職時期の遅れは必ずしも長期的なデメリットにはなりません。大卒者は高度な教育を大学で受けられるため、異なる形での価値を提供できますよ。

② 多額の費用が必要

大学教育には高額な費用がかかります。授業料、教材費、場合によっては住居費など、これらの費用は高卒で就職する場合には発生しないものです。

また、奨学金を利用した場合、卒業後に返済のための借金を背負うことになります。

奨学金の負担は、大卒者が社会に出てからの経済的自由度に影響を及ぼす可能性があり、高卒者と比較して経済的なスタートラインが大きく異なるのです。

③ ただのモラトリアムになる人もいる

大学生活は、自己探求や専門知識の習得に貴重な時間を提供しますが、一部の学生にとっては単なるモラトリアム期間になることもあります。

つまり、目的意識を持たずに過ごすと、4年間が何の成果もなく過ぎてしまうリスクがあるのです。

大学時代に特に何もしなかった場合、就職活動もうまくいきません。そうなれば、大学4年間がお金と時間の無駄になってしまいかねません。

高卒で就職する3つのメリット

高卒で就職することには、大学進学とは異なる多くのメリットがあります。

ここでは、高卒で就職することの3つの大きなメリットを紹介します。

  1. 早い自立ができる
  2. 高い就職率
  3. 大学進学への費用がかからない

① 早い自立ができる

高卒で就職する最大のメリットは、早期に社会人として自立できることです。大学進学に比べ、高卒で就職すると、4年間の学生生活を経ずに直接職場に入るため、早くから実務経験を積めます。

早期の職業経験は、キャリア形成の初期段階で大きなアドバンテージとなるでしょう。

また、実際の職場での経験は、自己成長や社会的スキルの向上にも寄与し、若いうちから責任感や自立心を養えます。

さらに、早くから収入を得ることで、経済的自立も可能になり、将来の貯蓄や投資にもつながります。

② 高い就職率

高卒者の就職率は非常に高く、多くの企業が高卒者を積極的に採用しています。特に、技術職などの職種では、高卒者が重宝される傾向にあります。

また、高卒者は大卒者に比べて初期コストが低いため、コストパフォーマンスを重視する企業にとって魅力的な人材です。

そのため、高卒者は大卒者よりも就職先を見つけやすいと言えます。

③ 大学進学への費用がかからない

高卒で就職することのもう1つの大きなメリットは、大学進学に伴う高額な費用が不要であることです。

大学の学費は年々高騰しており、多くの家庭にとって重い負担となっています。しかし、高卒で就職する場合、これらの費用を節約できるだけでなく、早期に収入を得られます。

これにより、個人や家庭の経済的負担を軽減できるのです。また、大学進学にかかる時間と費用を考慮すると、高卒での就職は経済的にも時間的にも効率的な選択と言えるでしょう。

高卒で就職することのデメリット

高卒で就職することには、多くのメリットがある一方で、いくつかのデメリットも存在します。

ここでは、高卒で就職する際の主なデメリットについて、詳しく解説していきます。

  1. 離職率が高い
  2. 自由に使える時間が短い

① 離職率が高い

高卒で就職すると、大卒者に比べて離職率が高くなる傾向があります。これは、高卒者が多く就く職種が、物理的な労働が多いか、専門的なスキルが必要ない一般的な職種であることが多いためです。

高卒者が多い職種は、職場環境が厳しかったり、キャリアアップの機会が限られていることがあり、従業員のモチベーション低下や職場不満につながる場合があります。

また、高卒者は大卒者と比較して、初期の給与が低いこともあり、経済的な理由から転職を考えるケースも少なくありません。

② 自由に使える時間が短い

高卒で就職すると、大学生活を経験することなく社会人になるため、自由に使える時間が大幅に短くなります

大学生活では、自己探求や趣味、交友関係の拡大など、個人の成長に時間を割けますが、高卒で就職すると、大学生のように多様な経験を積めません

また、大学では専門的な知識や技能を学べますが、高卒で就職すると、そのような教育を受ける機会が失われます。

学歴より何がやりたいかが重要

就職活動において、学歴よりも重要なのは「何をやりたいか」です。自分の興味や情熱を持っている分野で働くことは、長期的なキャリア形成において非常に重要です。

大学で学んだ専門知識が直接的に職業に結びつかない場合もありますが、そこで培った思考力や問題解決能力は多くの職場で価値を持ちます。

一方で、高卒者でも自分の得意分野や興味を生かし、専門的な技能を磨くことで、多くの職種で成功することが可能です。重要なのは、自分が何をしたいのかを明確にし、それに向けて努力することですのでしっかり覚えておきましょう。

大卒が就活をうまく進めるポイント

大学生は大卒の強みを理解し、それを活かす方法を知ることで、就活を有利に進められます。

ここでは、大卒者が就活をスムーズに進めるためのポイントを紹介します。

  1. 大学で得たことを活かす
  2. 主体的に行動する

① 大学で得たことを活かす

大学での学びは、就活において大きな武器になります。大学で得た専門知識や多岐にわたる経験を整理しましょう

大学で得たものは、企業が求める「即戦力」となり得るため、自己PRや面接で積極的にアピールすることが重要です。

また、大学での学びを通じて培った問題解決能力や批判的思考力も、多くの企業が重視するスキルです。

自分の強みや経験を明確にし、それをどのように職場で活かせるかを考え、伝えましょう。

② 主体的に行動する

大学生の就職活動では、主体的に行動することが成功の鍵を握ります。情報収集はもちろんのこと、自ら企業にアプローチする姿勢も重要です。

企業説明会やインターンシップに積極的に参加し、自分の興味や関心を深めると同時に、企業の人事担当者とのコミュニケーションを図ることで、自分の存在をアピールできます。

また、自己分析を徹底的に行い、自分のキャリアプランを明確にすることも大切です。

自分が何をしたいのか、どのようなキャリアを築きたいのかを明確にし、それに合った企業を選ぶことで、就職後のミスマッチを防げます。

大卒のメリットを就活に最大限活用しよう

大卒のメリットを最大限に活用するためには、大学での学びを深め、多様な経験を積むことが重要です。

大学での専門教育はもちろん、インターンシップやボランティア活動、留学などを通じて得られる幅広い知識と経験は、就職活動において大きなアドバンテージとなります。

また、大学での人脈形成も将来のキャリアにおいて有利に働くことがあります。大卒のメリットを活かし、自分のキャリアを積極的に形成していくことが重要ですよ。

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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