内定承諾書を提出した後も就活を続けたほうがいいのか、そもそも続けていいのか分からず、迷っている人も多いのではないでしょうか。
本記事では、内定承諾後に就活を続けるメリット・デメリットを解説します。
内定辞退のマナーも解説しているので、ぜひ最後までお読みください。
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内定承諾書の提出後に就活を続けることはできる

内定承諾後に就活を続けても、基本的には企業にバレることはありません。就活サイトやエージェントを通じた活動は、他の企業に情報が漏れることはないため、安心して活動を続けられます。
法律的に見ても、内定承諾後に就活を続けることは問題ありません。民法では、入社日の2週間前までに辞退を伝えれば、労働契約は解約できると定められています。
ただし、合同説明会などで内定先の企業が参加している場合は注意が必要です。また、入社間近での辞退は企業に損害を与える可能性があるため、内定を辞退する場合は早めに連絡しましょう。
内定承諾書の提出後に就活を続けるメリット2つ

内定承諾書を提出した後、就活を続けるかどうかは多くの就活生が直面する問題です。ここでは、内定承諾後に就活を続けることのメリットを2つ紹介します。
- 理想を追い求めることができる
- 内定企業があることで安心して就活ができる
①理想を追い求めることができる
内定承諾後も就活を続ける最大のメリットは、理想の職場を追い求める機会を持てることです。
内定を受けた企業が必ずしも自分の理想やキャリアプランに合致しているとは限りません。就活を続けることで、より自分に合った、あるいは条件の良い企業を見つけられる可能性があります。
また、複数の内定を比較することで、自分にとって最適な選択をすることが可能です。
②内定企業があることで安心して就活ができる
すでに1つ内定を得ている安心感は、就活を続ける上で大きなメリットです。プレッシャーが軽減され、よりリラックスして面接に臨むことができ、自分の真の能力を発揮しやすくなります。
また、内定があることで、選考に落ちたとしても、すぐに職を失うリスクがないため、より冒険的な選択や挑戦的な企業への応募が可能になります。
内定がある安心感は、就活を有利に進めるための大きな支えとなるのです。
内定承諾書の提出後に就活を続けるデメリット2つ

内定承諾後の就活継続は、一見すると選択肢を広げるように思えますが、実はいくつかのデメリットが存在します。ここでは、特に考慮すべき2つのリスクについて解説します。
- トラブルに巻き込まれる可能性がある
- 推薦入社の場合は関係者に迷惑をかける
①トラブルに巻き込まれる可能性がある
内定承諾書を提出した後に就活を続けると、予期せぬトラブルに巻き込まれるリスクがあります。例えば、企業側が内定辞退を受け入れず、引き止められるケースがあります。
トラブルに巻き込まれた場合は、キャリアセンターに相談しましょう。
また、内定辞退を巡るトラブルは、企業との将来的な関係にも影響を及ぼす可能性もあるため注意が必要です。
特に業界が狭い場合、一度のトラブルが長期的なキャリアに悪影響を与えることも考えられます。
②推薦入社の場合は関係者に迷惑をかける
推薦入社の場合、推薦してくれた大学や教授、さらには自身の評価にも影響を及ぼす可能性があります。
企業は推薦入社の学生に対して、大学や教授との関係を通じて信頼を置いています。そのため、内定辞退は単に企業に対するものではなく、推薦者に対する信頼関係の破壊にもつながるのです。
将来的にその大学からの学生が企業に採用されにくくなるなど、後輩たちにも影響を及ぼすことがあります。
また、自身の評判や信頼性にも傷がつき、キャリア形成において不利な状況を招くことにもなりかねません。したがって、推薦入社の場合は特に慎重な判断が求められます。
提出後に就活を続けるか迷う時にするべきこと3つ

内定承諾書提出後、就活を続けるかどうか迷う人は多いと思います。ここでは、迷いを解消するための具体的な3つのステップを紹介します。
- 迷う理由を明確にする
- 内定先をもう一度調べる
- 身近な人に相談する
①迷う理由を明確にする
就活を続けるかどうか迷っている場合、まずはその理由をはっきりさせることが重要です。不安や迷いの原因が何なのかを自分自身で理解することで、次の行動が見えてきます。
例えば、給与や職場環境、キャリアパスに対する不満があるのか、それとも単に他にもっと良い選択肢があるかもしれないと思っているからなのかを明確にしましょう。
この自己分析を通じて、自分の本当の望みや就職活動の目的を再確認できます。
②内定先をもう一度調べる
内定を受けた企業について、再度詳しく調べることも大切です。
企業の文化、成長性、福利厚生、社員の口コミなど、入社後の生活やキャリアに直結する情報を集めましょう。
また、企業のビジョンや将来性についても理解することで、自分がその企業で長期的に働けるかどうかの判断材料になります。
自分が何を重視しているのか、どのような環境で働きたいのかを明確にしましょう。
③身近な人に相談する
最後に、家族や友人、先輩など身近な人に相談することも有効です。他人の視点からアドバイスをもらうことで、自分では気づかなかった視点を得られます。
また、自分の考えを言語化する過程で、自分の本当の気持ちがはっきりすることもあります。信頼できる人との対話を通じて、自分の選択に自信を持てるでしょう。
内定先に内定辞退を伝える時のマナー2つ

内定辞退を伝える際には、いくつかのマナーが存在します。マナーを守らないと、将来的な人間関係やキャリアに悪影響を及ぼすかもしれません。
ここでは、内定辞退を伝える際の2つの重要なマナーについて解説します。
- できるだけ早く電話で伝える
- 誠意をもって感謝と謝罪を伝える
①できるだけ早く電話で伝える
内定辞退の意思は、できるだけ早く、かつ電話で伝えるべきです。メールや文書ではなく、電話で直接伝えることが重要です。
電話での会話は、メールよりも感情やニュアンスを伝えやすく、誤解を避けられます。
また、早めに伝えることで、企業側が他の候補者に機会を与える時間を確保できるため、企業側の負担を軽減することにも繋がります。
②誠意をもって感謝と謝罪を伝える
内定辞退を伝える際には、誠意を持って感謝の気持ちと謝罪を伝えることが不可欠です。企業側は選考プロセスに多大な時間と労力を費やしており、内定辞退は企業にとっても大きな影響を与えます。
そのため、選考に関わった全ての人に対して感謝の気持ちを示し、辞退することによる不便を謝罪することがマナーです。
また、可能であれば、辞退の理由を正直に伝えることも大切です。これにより、企業側も状況を理解しやすくなり、将来的な関係構築にも役立ちます。
ただし、辞退の理由は、相手を不快にさせないよう配慮しながら伝えることが重要です。
内定承諾書の提出後に就活を続けることは可能!

内定承諾書を提出した後でも、就活を続けることは可能です。多くの就活生が、内定を得た後も他の選択肢を探求しています。
内定承諾後に就活を続けることは法的に見ても問題ありません。内定後も就活を続けることで、より自分に合った職場を見つけるチャンスが広がります。
ただし、内定先の企業にバレると信頼関係が損なわれてしまうため、合同説明会などに参加する場合は注意しましょう。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。