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必着とは何かを解説!消印有効との違いや間に合わせる方法も解説

就職活動用に作成するエントリーシートや履歴書では「〇月〇日必着」と指定されることがほとんどです。

しかし「必着って何?消印有効とは何が違うの?」と悩むのでないでしょうか?

そこで本記事では「必着」とは何かを解説します。消印有効との違いや間に合わせる方法も紹介しているのでぜひ最後まで読んでみてくださいね!

必着とは何かについて解説!

「必着」とは、締切日までに送り先に到着していることが求められることです。締切日当日の到着が必要なわけではなく、締切日までに間に合えば良いという意味合いがあります。

たとえば「3月31日必着」であれば、3月31日には送り先に届いている状態でなければなりません。

発送日や配達手段により到着までの時間が異なるため、余裕をもって送付することが重要です。このサービスを利用することで、大切な書類や物品が所定の期限内に確実に届くことが保証されます。

必着と消印有効の意味の違いを解説!

必着と似た言葉に「消印有効」があります。両者は混同しやすいため、違いを知っておきましょう。

「必着」は、指定された日までに確実に届けることが求められる要請であるのに対し、消印有効は、郵便物が一定の日までに投函されたことを示す日付の有効性を指します。

つまり、必着は届ける側の義務を強調し、消印有効は投函時の日付を重視します。

混同せずに意味を理解するためには、必着は郵便物の到着日、消印有効は投函日を確認することが重要です。消印は指定日までに投函すればよいと覚えておきましょう。

必着日に確実に間に合わせる方法2つ

次に、必着日に確実に間に合わせる方法を紹介します。

  1. 余裕を持ってポストに投函する
  2. 郵便窓口から送る

①余裕を持ってポストに投函する

確実に必着日に間に合わせる方法は、余裕を持ってポストに投函することが不可欠です。なぜなら、郵送には予期せぬ遅延が生じる可能性があり、余裕をもたせることでそのリスクを軽減できるからです。

最適な投函タイミングはできるだけ早く、できれば5日前に投函することが望ましいでしょう。これにより、郵便事情や配達の混雑に対処し、必着日を逃さずに済みます。

余裕を持った計画を立て、早めの行動が確実な配達を保証します。

②郵便窓口から送る

必着日に確実に間に合わせるためには、郵便窓口からの発送がおすすめです。窓口では、大体の目安となる発送日や到着日を尋ねることができ、それに基づいてスケジュールを立てることが可能です。

また、窓口での手続きでは、料金の不足や不備がある場合に直接指摘され、返送されるリスクが軽減されます。

確実な配達を保証するためには、窓口で正確な情報を取得し、余裕をもって送ることが大切です。

企業に書類提出する際のおすすめの郵送方法3つ

次に、企業に書類提出する際のおすすめの郵送方法を紹介します。

  1. 普通郵便
  2. レターパック
  3. 特定記録郵便

①普通郵便

普通郵便は、郵便事業法に基づき日本郵便が提供するサービスで、手頃な価格で迅速・安全に郵送できる手段です。

普通郵便がおすすめな理由は、手軽でコストが抑えられ、多くの地域に配達されるため、利便性が高まるからです。

普通郵便を利用する際には、しっかりと差出人・宛先を明記し、丁寧な梱包を心掛け、窓口で受付印をもらうことが大切です。

②レターパック

レターパックは、コンビニや郵便局で手軽に利用できる郵送サービスです。おすすめの理由は、厚みが2cmまでであるため、書類がしっかり保護され、破損や折れ曲がりの心配が少ないからです。

書類提出においてレターパックがおすすめなのは、配達記録がつくことも大きなメリットです。郵送後にトラッキング番号で荷物の状況を確認でき、安心して提出の手続きができます

また、時間指定や受け取り印の取得も可能で、スムーズな受け渡しが期待できます。

③特定記録郵便

特定記録郵便は、送付物の受け渡しを特定するための郵送方法です。書類提出時におすすめな理由は、Web上で配達状況を確認できるためです。

企業に重要な書類を送る際、到着が確実であることが求められます。特定記録郵便を選ぶことで、いつどこで受け取られたかが把握可能で、トラブル時に証拠となります。

また、配達時の署名や日時も確認でき、セキュリティ面でも信頼性が高まります。レターパックを使用する場合は、梱包を丁寧に行い、送り状の記入漏れがないよう確認しましょう。

企業に書類提出する際に避けるべき郵送方法2つ

次に、企業に書類提出する際に避けるべき郵送方法を紹介します。

  1. 簡易書留
  2. メール便・宅配便

①簡易書留

簡易書留は、郵便物の配達時に受取人の署名を証明するサービスです。

しかし、企業へ書類提出時には避けるべきです。なぜなら、簡易書留は配達先でのみ署名を求め、企業はその手間をかけることがあるからです。

書類提出は円滑かつ確実でなければなりませんが、簡易書留は手続きが複雑で、企業側が受取確認に追加の手間をかける可能性があります。

企業に手間をかけさせてしまうと印象の悪化にもつながるため、避けるのが得策でしょう。

②メール便・宅配便

メール便・宅配便は、手紙や書類を包装して送付するサービスです。しかし、企業に書類提出する際にはこれらの方法は避けるべきです。

なぜなら、法律上、履歴書などの一般信書は秘密文書扱いされ、安全性が確保された郵便制度を利用することが求められているからです。

メール便・宅配便は個人間取引や商品送付に適しており、企業への書類提出には不適切です。信頼性や法的要件を満たすためには、特定の郵便制度を利用して送付することが望ましいです。

必着に遅れるとどうなるのかを解説

次に、必着に遅れるとどうなるのかを解説します。

  1. 基本的に提出は認められない
  2. 提出が認められるケースもある

①基本的に提出は認められない

必着に遅れると、基本的に提出は認められません。なぜなら、提出期限を守ることが社会人としての基本的なマナーであるからです。

提出期限を守ることは、信頼性や責任感を示す一環であり、組織やプロジェクトの効率にも寄与します。期限を守れない場合は、計画や調整の不足が疑われ、信頼が損なわれる可能性があるのです。

もし提出期限に遅れそうな場合は、早めに上司や関係者に連絡し、適切な対処策を提案することが求められます

②提出が認められるケースもある

必着に遅れる場合でも、提出が認められるケースがあります。これは、予測不能な要因による遅延が主な理由です。

たとえば、自然災害や郵便事故などが挙げられます。これらの状況では、通常の配達プロセスが妨げられ、提出が難しくなります。

しかし、これらの事態が発生した場合、関係機関は柔軟性を持って対応し、提出が遅れた場合でも証拠を提示すれば認めることがあります

必着日に間に合わない場合の最終手段3つ

最後に、必着日に間に合わない場合の最終手段を紹介します。

  1. 速達
  2. バイク便
  3. 企業に確認し直接届けに行く

①速達

必着日に間に合わない場合の最終手段として速達が挙げられます。速達は、翌日または最長でも翌々日に届く迅速なサービスです。このオプションは、急ぎの場合や締め切りに追われる時に有用です。

ただし、速達を選択する際は企業からの印象があまり良くないことに注意が必要です。通常の発送手段が適切な対応と期待されているので、速達はあくまで最終手段として選びましょう。

利用する際は事前に相手方と調整し、相手の了解を得ることが望ましいでしょう。

②バイク便

必着日に間に合わない際、最終手段として有効なのはバイク便です。バイクは交通渋滞を避けやすく、短距離を迅速に移動できるため、急ぎの配送に適しています。

しかし、利用に際してはエリア制限や高い料金に留意が必要です。特に配送可能エリアが限られていたり、迅速さに対する料金が通常の配送より高くなることがあります。

そのため、計画的な利用や適切な選択が求められます。

③企業に確認し直接届けに行く

必着日に間に合わない場合の最終手段として、企業に確認し直接届けに行くことも有効です。これは、郵送よりも早く届く可能性があり、確実性を高める手段となります。

企業には事前に連絡を入れ、許可を得てから訪れることが大切です。その際、丁寧な態度で状況を説明し、誠実さを伝えることが重要です。

これにより、企業との信頼関係を損なわず、円滑な手続きが期待できます

必着とは何かを理解して正しく書類を提出しよう!

本記事では、就活でエントリーシートや履歴書を送付する際に気をつけるべき「必着」について解説しました。

「必着」とは、締切日までに送り先に到着していることが求められること。つまり、必着日には送付先に届いている必要があるということです。

必着を守るためには、5日前には郵送手続きをしておくとよいでしょう。間に合わない可能性があれば、速達やバイク便、直接持っていくなどの対策が必要です。

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若林

このメディアの監修者

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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