就活豆知識

HOME > カリクル就活 > 就活豆知識 > メガバンクとは大手3銀行のこと|それぞれの特徴・選考方法まで紹介

メガバンクとは大手3銀行のこと|それぞれの特徴・選考方法まで紹介

メガバンクとは、銀行のうち大手の都市銀行3つを指す言葉です。しかし、銀行ごとの違いがよくわからず、どんな選考対策をすればよいか悩んでしまう人もいるでしょう。

本記事では、メガバンクの銀行ごとの特徴やそれぞれの将来性について解説します。

選考フローについても紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

メガバンクとは大手3銀行のこと

メガバンクとは、数ある銀行のうち「三菱UFJ銀行」・「三井住友銀行」・「みずほ銀行」の3つを指す言葉です。

資金や事業規模が大きい都市銀行として知られていて、上記の3銀行以外は地方銀行と呼ばれています。顧客の層が幅広く、長年の信頼感によって集客が安定しているのが強みです。

また、取り扱っている投資商品なども種類が多いため、顧客の要望に合ったプランを提案できます。知名度が高い分、採用倍率が高めとなのが共通する特徴です。

メガバンクのそれぞれの特徴

メガバンクのそれぞれの特色を把握していれば、自身が入社したい会社を意識した表現で熱意を強調しやすくなるのが利点です。ここでは、3つの銀行の特色を紹介していきます。

  1. 三菱UFJ銀行
  2. 三井住友銀行
  3. みずほ銀行

①三菱UFJ銀行

三菱UFJ銀行は、海外収益率が高く国際展開に力を入れているのが特徴です。2桁に届く銀行が合併してできた大規模な銀行で、国内外を問わず800以上の地点に拠点を置いています。

国内ではコストカットを重視した事業展開を行っていて、ベトナムやタイの銀行を買収することで、アジア地域のグローバル展開を進めているのもポイントです。

海外の拠点に赴いて、グローバル人材として活躍する経験を積みたい人に適した銀行となっています。

②三井住友銀行

三井住友銀行は、国内市場に力を入れており売上に対する利益率が高いのが特徴です。効率よく営業を行うことを重視していて、1人1人に大きな裁量が与えられる傾向があります

対応する環境の種類を増やすといった取り組みを行うことで、リスクを抑えながらキャッシュレスサービスのシェア率を高めた実績もあるのが特徴です。

社内では業務効率化を進めていて、リモートワークなど、生産性を高めるための環境作りにも注力しています。

③みずほ銀行

みずほ銀行は、メガバンクの中では珍しく非財閥系の銀行です。

競合に対抗できるよう、コンサルティング会社・信託会社・証券会社といったグループ会社同士で協力しながら、総合的なサービス力を高める事業スタイルをいち早く取り入れた実績があります。

また、他の銀行とは違い、グループ会社の間で人事異動が行われる機会が多く、さまざまな業務を通して知識や実力を身につけるキャリアプランが描けるのが特徴です。

近年は副業を許可して週休を3日を設定する試みなども行っています。

メガバンクのそれぞれの将来性

日銀のマイナス金利政策などにより、銀行業界全体の利益が減少している中で、銀行ごとの将来性を把握しておくことは重要です。

ここでは、それぞれの銀行の将来性について説明します。

  1. 三菱UFJ銀行
  2. 三井住友銀行
  3. みずほ銀行

それでは、1つずつ見ていきましょう。

①三菱UFJ銀行

三菱UFJ銀行は大幅な人員削減や新規採用の抑制を行い、店舗の閉店にも踏み出すことでコストカットを進めています

安定的に利益を生み出せるよう構造改革を進めているため、企業としての将来性は高いと推定可能です。

また、企業の経営課題を解決する事業や、アジアをメインに据えたビジネスの展開を戦略として掲げており、23年度中間期には目標を超える成長ができているのがポイントです(参考:三菱UFJ銀行プレゼンテーション資料)。

カーボンニュートラルに貢献するためのビジネスを進めるなど、持続可能性の強化にも力を入れています。

②三井住友銀行

三井住友銀行は事務スペースを減少し、三菱UFJ銀行と同様に人員削減を行っています

また、中期経営計画の収益目標を初年度で達成していて、今後も利益率を高めるための施策を行うと発表しています(参考:三井住友銀行2023年度上期投資家説明会資料)。

マルチフランチャイズやアメリカでの事業展開に力を入れることで利益を成長させる計画を立てているのが特徴です。

Oliveの名称で知られる、リテールサービスで顧客基盤を増加できたため、ITインフラへの増強も前倒しで行うとしています。

③みずほ銀行

みずほ銀行は拠点の減少や人員削減を行うとともに、国内法人ビジネスやアメリカをメインに据えたグローバルCIBビジネスへの注力を進めています。

また上記のビジネスを推進することで、利益率の改善につなげると発表しているのが特徴です(参考:みずほ銀行中間期決算会社説明会資料)。

また資産運用形成事業の強化や、顧客利便性を高める施策に取り組むほか、グループが一体となって総合資産コンサルティングサービスを提供することを計画として掲げています。。

メガバンクの選考フローを紹介

選考フローは銀行ごとに異なるため、順序を正しく理解しておくことで対策をしやすくなるのが特徴です。

ここでは、それぞれの銀行の選考の流れを紹介します。

  1. 三菱UFJ銀行
  2. 三井住友銀行
  3. みずほ銀行

それでは、1つずつ見ていきましょう。

①三菱UFJ銀行

三菱UFJ銀行の選考の流れは以下の通りです。

  1. ES提出
  2. WEBテスト
  3. 面接(複数回)

面接回数は5回から10回と、人によって大きく異なります。面接回数を増やすことで会社への熱意や忠誠心を把握しようとしているのが特色です。

面接ではガクチカ・業界または会社の志望動機・就活の進捗状況・取得している資格についての質問が行われると言われています。

人に怒った経験の有無や海外勤務に抵抗なく臨めるかといった、就活生の考えを知るための質問が実施されたり、逆質問の時間が設けられる場合もあります。

②三井住友銀行

三井住友銀行の選考フローは、以下のようになっています。

  1. ES提出
  2. 筆記試験
  3. リクルーター面談
  4. 面接(複数回)

座談会や説明会への参加を通してリクルーターが付くことで、選考を進められるのがポイントです。

リテールコースの総合職の場合は、初回の面接でグループディスカッションが実施され、2回目の面接では作文の提出が求められます。作文のテーマでは、描いているキャリアなどが問われるのが特徴です。

③みずほ銀行

みずほ銀行の選考内容はコースによって変わりますが、基本的な流れは以下の通りです。

  1. ES提出2回
  2. 適性検査
  3. WEBテスト受験
  4. 面接

オープンコースの場合、面接前にリクルーター面談や人事面談が実施されます。総合職コースの場合は選考の最初とWEBテスト後に2回座談会が設けられるケースがあるのが特徴です。

また、フィナンシャルグループの選考では配属先が決まったスタート特定コースも設けられていて、夏にインターン型の選考が実施されることもあります。

メガバンクについて理解して就活に臨もう

本記事を読んでメガバンクについて理解して、就活対策に活かしましょう。メガバンクとして挙げられる銀行にはそれぞれ特色があり、将来に向けて掲げている経営計画の内容も異なります

それぞれの選考フローも確認して、就職したい銀行に適した選考対策を進めましょう。

  • フェイスブック
  • ツイッター

若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

PICKUPピックアップ記事

まずはカリクル公式LINEを友だち追加!

無料スーツレンタルはこちら