就職活動中には、内定がなかなか出ない、面接でアピールができないなどの理由で「就職できる気がしない」と考えることも多いでしょう。
本記事では、「就職できる気がしない」と思った時の対処法を解説します。
「就職できる気がしない」と感じる理由や、就職がなかなか決まらない人の特徴も紹介しているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
「就職できる気がしない」と感じる4つの理由

まず、「就職できる気がしない」と感じる理由を紹介します。できないと思い込んでいるだけで、実際にやり方を学べば問題なく就職活動に臨めるケースもあるので、まずは理由を読んでみてくださいね。
- 選考突破経験が少ない
- 面接に苦手意識がある
- 自己PR・志望動機が準備不足
- 内定がない
①選考突破経験が少ない
「就職できる気がしない」と感じる理由のひとつは、選考突破経験が少ないためです。選考での落選が続くと、就活そのものへの自信がなくなり、就職に対する不安感を生むことがあります。
また、適切な経験やフィードバックが得られないと、再チャレンジが難しく感じられるでしょう。このまま続けていいのか不安になることもあるのです。
この状況では、成功体験が乏しく、就職に対するポジティブな期待が低下する要因となります。
②面接に苦手意識がある
面接に対する苦手意識があることも、「就職できる気がしない」と感じる理由のひとつです。緊張や自己評価の低さが毎回の面接を難しく感じさせ、自信を喪失させます。
面接の苦手を克服するには、自分の強みを認識し、練習やフィードバックを通じて自己表現力を向上させること。また、準備を徹底して気持ちの余裕を持つことも重要です。
挑戦を恐れず、ポジティブなマインドセットを養うことで、面接の不安を軽減し、就職への自信を取り戻せるでしょう。
③自己PR・志望動機が準備不足
自己PRや志望動機が不足していることも、「就職できる気がしない」理由のひとつです。なぜなら、自分をアピールする力が不足していると、面接に対する自信が揺らぐからです。
適切な自己分析や企業研究を怠ると、志望動機が表面的になりがちに。その結果、企業とのマッチングが難しくなります。
まずは自己PR・志望動機が準備を徹底し、充実した準備を通じて自信をつけましょう。アピールポイントを的確に伝えられるよう努力することで、就職への自信を取り戻せます。
④内定がない
内定がないと、「就職できる気がしない」と感じがちです。特に、周りの就活生が内定を獲得している中で自分だけ内定を得られないと、自信喪失や将来への不安が膨らみます。
周りがうまくいっていることで、就職できる自信がなくなってしまうのです。この状況下では、就職活動そのものへのモチベーション低下に繋がりかねません。
こうした時期には、ポジティブな考え方を保ちつつ、自己分析を進め、改善点を見つけることが重要です。また、他人と自分を切り離して考えることも有効です。
就職がなかなか決まらない人の特徴5つ

前項で紹介した通り、就職がなかなか決まらないと「就職できる気がしない」と考えるようになってしまいます。
では、どのような人が就職に苦戦するのでしょうか?ここでは、就職がなかなか決まらない人の特徴を5つ紹介します。
- ビジネスマナーが守れていない
- コミュニケーションに自信がない
- 企業研究が徹底できていない
- 人気企業ばかり選ぶ
- 身だしなみが整っていない
①ビジネスマナーが守れていない
就職がなかなか決まらない人の特徴としては、ビジネスマナーが守れていないことが挙げられます。なぜなら、ビジネスマンとして最低限のマナーができない人を採用しようとは思わないからです。
ビジネスマナーは、入退室、書類郵送、連絡などさまざまなシーンで求められる基本的な振る舞いです。また、面接で話す態度や聞く態度も、大切なマナーと言えます。
第一印象が採用に大きく関わる就職活動において、ビジネスマナーが守れていないことは致命的。ビジネスマナーを頭に入れ、好印象を与えられるように努力が必要です。
②コミュニケーションに自信がない
就職が難しい人の特徴のひとつは、コミュニケーションに自信がないこと。なぜなら、面接はコミュニケーションの場であり、自分の価値や適性をアピールする場であるからです。
自信がないと、面接官との対話が不十分になり、限られた情報しか伝えられないことも。よって印象が薄くなり、他の学生との差別化が難しくなるのです。
また、質問に対して簡単な回答しかできないと、適性や柔軟性を十分にアピールできないため、採用担当者の期待を満たすのが難しくなります。
③企業研究が徹底できていない
就職が難しい人の特徴のひとつは、企業研究が徹底できていないことです。企業研究が十分でないと、応募者は企業の価値観やビジョンを理解せず、自分の強みをアピールできません。
その結果、企業とのミスマッチが生じ、選考を通過できなくなります。企業の特徴や文化、仕事の内容に焦点を当て、それに基づいてあなたの適性や志望動機を具体的に示すことが重要です。
④人気企業ばかり選ぶ
人気企業ばかり選ぶことも、就職がなかなか決まらない人の特徴。なぜなら、人気企業は一般的に倍率が高く、求められる基準も厳しいからです。
競争が激しく、採用プロセスが厳格なため、選考を突破するのが難しい場合があります。これにより、志望する企業とのミスマッチが生じ、選考段階で不合格になることが増えるのです。
人気企業への就職を希望するのであれば、あなたの能力や経験に見合った企業も検討し、幅広い選択肢を考えることが重要ですよ。
⑤身だしなみが整っていない
就職がなかなか決まらない人の特徴として、身だしなみが整っていないことが挙げられます。なぜなら、印象が悪く、一緒に働きたいと思われないからです。
たとえ面接の受け答えや適性が優れていても、身なりが悪いと全体の印象が損なわれます。企業は信頼感やプロ意識を求めるため、清潔感や適切な服装は重要です。
就職活動においては、自己表現や尊重を示すためにも適切な身だしなみを心がけましょう。
就職できる気がしない気持ちの解決策4つ

次に、就職できる気がしない気持ちの解決策を紹介します。
- ビジネスマナーを身に着ける
- 面接の準備を十分に行う
- 企業研究を徹底する
- 自己分析を行う
①ビジネスマナーを身に着ける
就職できる気がしないときは、ビジネスマナーを身に着けてみましょう。なぜなら、ビジネスマナーを身につけることで面接での印象が良くなり、良い結果にもつながる可能性があるからです。
コミュニケーションスキルや礼儀正しい態度は、職場での円滑な人間関係構築に寄与し、仕事の遂行においても重要。
ビジネス環境では、他者との協力やリーダーシップが求められるため、これらのスキルを身につけることで、自己表現や印象力が向上します。
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②面接の準備を十分に行う
面接の準備を十分に行うことは、就職の不安を解消するために重要になります。なぜなら、面接の準備を入念に行えば、ありきたりな回答やコミュニケーションの不安を防げるからです。
また、準備が充実していれば、自信を持って適切な受け答えができ、コミュニケーション能力の不安も軽減されます。
また、企業への熱意や適性をアピールできるため、あなたの強みを最大限に引き出すことが可能です。十分な準備を通じて、自信を養い、面接での成功につなげましょう。
③企業研究を徹底する
企業研究を徹底することも、就職できる気がしない気持ちの解決策です。研究により、企業のビジョンや価値観に合致するか確認でき、自身のスキルや経験を強調できるポイントも見つかります。
適切な企業に焦点を当て、志望動機を具体的に表現することで、自信が生まれ、適職に辿り着く確信が深まります。
また、企業研究は面接やエントリーシートでの巧妙なアプローチにつながり、自身のアピールポイントを的確に伝えられます。
④自己分析を行う
自己分析も、就職できる気がしない気持ちを解決する方法のひとつ。なぜなら、自分の価値観やスキル、興味を徹底的に理解することで、自分に合った企業を見つけられるからです。
自己分析は就活の始めごろに終わらせてそのままにしがちな人も多いですが、就活の初期のころは自分のことをうまく理解できていない人も多くいます。定期的に繰り返して、更新していきましょう。
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「就職できる気がしない」と感じる人のよくある質問

最後に「就職できる気がしない」と感じる人のよくある質問に回答します。
- 就職できなかったらどうする?
- 何月までに内定があればいいの?
①就職できなかったらどうする?
もし就職できなかった場合は、下記の選択肢があります。
- 留学する
- 就職浪人
- 公務員を目指す
- 院進学
このように、もし就職できなくても、他に道はあります。このことを頭に入れておくことで「就職できる気がしない」という不安を和らげられるでしょう。
ただし、就活からの逃げ道として、このような選択をすることは得策とはいえません。よく考えた上で判断しましょう。
②何月までに内定があればいいの?
内定を得るタイミングは個人差がありますが、一般的には大学4年の10月を目安にしましょう。なぜなら、多くの企業は10月に内定式を行うからです。
志望企業リサーチや履歴書・面接の準備を大学3年から始め、4年の前半までには積極的に応募活動を進めることが重要ですよ。
しかし、内定が出なかった場合でも焦る必要はありません。企業の募集は年間を通して行われ、新卒以外の採用もあります。柔軟な視点でキャリアを考え、さまざまな可能性を見極めることも大切です。
就職できる気がしない不安を解消しよう
本記事では、「就職できる気がしない」と思った時の対処法を解説します。
就職活動はやるべき事が多く上に、選考への落選が続くことも考えられます。そのため「就職できる気がしない」と考えてしまうことも多いのです。
就職できる気がしないと思ったら、まずは自己PR・志望動機の準備をすることがおすすめです。しっかりと準備をすることで、不安が解消する手助けとなるでしょう。
この記事を書いた人
梶
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