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エントリーシートはフォーマット化しておこう!テンプレートも紹介

就活では、エントリーシートの提出を求められることがあります。エントリーシートの内容は企業ごとに異なるため、面倒に感じる方もいるでしょう。

そこで本記事では、エントリーシートをフォーマット化する方法を解説します。テンプレートも紹介するため、複数企業にエントリーする方はぜひ活用してください。

エントリーシートのフォーマット化で就活を快適にしよう

就活のエントリーシートは、あらかじめフォーマット化しておくことで就活が快適になります

エントリーシートを書くのは意外と時間がかかります。何十、何百もの企業にESを出す予定の就活生もいるため、毎回考えていると大きな負担となるでしょう。

エントリーシートをフォーマット化しておくと、毎回考えたり入力したりする手間が省けて時短になります。短縮された時間を面接の練習などに回すことができて効率的です。

エントリーシートの3つのフォーマットを確認しよう

エントリーシートの内容は企業によって異なりますが、以下の3つの欄は共通しています。それぞれのフォーマットに対する記入方法は以下の通りです。

  1. 個人情報を記入する
  2. 学歴・職歴を書く
  3. 企業の質問に回答する

①個人情報を記入する

エントリーシートには、住所や氏名などの個人情報を記入する欄があります。

個人情報を記入する欄のポイントは、振り仮名の欄が「ふりがな」の場合はひらがな、「フリガナ」の場合はカタカナを用いることです。どちらを指定されるかは企業によって異なります。

住所の都道府県名やマンション名を略さず、必ず正式名称で記入してください。

和暦と西暦はどちらでも問題ありませんが、エントリーシート内でどちらかに統一することが重要です。

➁学歴・職歴を書く

エントリーシートには、学歴・職歴を記入する欄があります。学歴・職歴は古い順に、中学校卒業から書くのが一般的です。

新卒の場合は、必ず「〇〇大学 卒業見込」と記入しましょう。

学歴・職歴に関しても、学校名や学部などを省略せずに正式名称で記入してください。

高校名や大学名は省略したものが一般的に浸透していることがあります。よって省略しても企業側に伝わる可能性が高いものの、就活の場では正式名称を用いることがマナーです。

③企業の質問に回答する

エントリーシートには、企業の質問に回答する欄があります。質問内容は企業によって異なりますが、頻出の質問が存在します。

エントリーシートに頻出の質問は以下の通りです。

  • 自己PR
  • 志望動機
  • ガクチカ
  • 企業独自の質問

企業独自の質問はテンプレート化が難しいものの、その他はテンプレート化が可能です。テンプレートを適切に作ると、簡潔で伝わりやすい回答ができあがります。

エントリーシートを書く際の3つのコツ

エントリーシートは、採用担当者に伝わりやすいように書く必要があります。エントリーシートを書く際のコツは以下の3つです。

  1. PRER法を用いる
  2. STAR法を用いる
  3. 文字数は多めに書く

①PRER法を用いる

エントリーシートは、原則としてPRER法を用いて書くと良いでしょう。PRER法とは、「Point, Reason, Example, Point」の頭文字を取った文章構成です。

  • Point:主張や結論
  • Reason:主張・結論の根拠
  • Example:具体的なエピソード
  • Point:これまでの内容をまとめ再主張

PRER法を用いて結論から書くことで、相手に内容が伝わりやすくなります

➁STAR法を用いる

自分の行動や経験について伝えたいときは、STAR法を用いることをおすすめします。STAR法とは、「Situation, Target & Task, Action, Result」の頭文字を取った文章構成です。

  • Situation:状況説明
  • Target & Task:目指した目標や解決すべき課題
  • Action:目標や課題に対する行動
  • Result:得られた成果

はじめに状況説明を行うことで、相手は想像力を働かせながら話を聞いてくれます。ただの自慢話にならないように、その行動や経験から何を学んだかも記入しましょう。

③文字数は多めに書く

エントリーシートをフォーマット化する際は、文字数は多めで作成しておきます。文字数を多くすることで汎用性が高くなります。

フォーマットからエントリーシートを作成するときは、文字数を増やすより削るほうが楽です。1つの質問につき800~1,000字程で作ることをおすすめします。

エントリーシートは企業ごとに内容を微調整する必要があるため、用意したフォーマットから不必要な部分を削り、足りない部分がある場合は補足するイメージです。

エントリーシートで使える3つのフォーマット

エントリーシートで使えるフォーマットを項目ごとに3つ紹介します。穴埋め形式のフォーマットとなっているため、【】の部分を変更したうえで活用してください。

  1. 自己PR
  2. 志望動機
  3. ガクチカ

①自己PR

私の強みは、【①強み】です。

【①強み】を強みだと自覚したのは、【②成果を上げた集団】において、【③成果】という成果を上げたからです。

当初は【④課題】という課題がありました。そこで私は課題の原因を【⑤課題の原因】と分析しました。

そこで私は【⑥具体的な施策】に勤めました。その結果、【③成果】という成果を上げました。

以上の背景から、私の強みは【①強み】といえます。

PREP法を用いた自己PRのフォーマットです。大学のサークルやアルバイト先など、属する集団で成果を上げたエピソードを盛り込むことをおすすめします。

➁志望動機

私は【①企業理念】という貴社の企業理念に共感したため志望しました。

私は学生時代【②立場・役割】として、【③問題】という課題解決に取り組んだ経験があります。そこでは、【④取り組んだこと】した結果、【⑤成果】という成果を上げました。

この経験から私は【⑥経験から学んだこと】の大切を学びました。このことは【⑦志望企業の仕事内容】においても同様だと考えております。

私の【⑧企業理念に関連する自分の強み】を活かして、貴社に貢献していきたいと考えております。

PREP法を用いた志望動機のフォーマットです。上記は「企業理念に共感した」という志望動機となります。

志望動機の最後には、自分の強みや経験が志望企業で活かせることをアピールしましょう。

③ガクチカ

私は学生時代、【①力を入れたこと】に力を注いできました。【①力を入れたこと】を始めたきっかけは【②きっかけ】だったためです。

そこで【③目標】という目標を掲げ、【①力を入れたこと】を始めました。【①力を入れたこと】の中での一番の困難は【④発生した問題】でした。

そこで私は【⑤対策】を行うことにしました。なぜなら、【⑥問題の原因】という原因があると思ったからです。【⑤対策】を行った結果、【③目標】という目標を達成できました。

この経験から、私は【⑦経験から学んだこと】を学びました。

STAR法を用いたガクチカ(学生時代に力を入れたこと)のフォーマットです。経験から学んだことは、入社後も活かせるものが望ましいでしょう。

大学でサークルや生徒会などに所属していない場合は、アルバイトや趣味など学校外の活動を書いても問題ありません。

エントリーシートのフォーマット化で注意すべき3点

フォーマット化することで効率よくエントリーシートを仕上げられますが、注意するべき点がいくつかあります。特に注意すべき点は以下の3つです。

  1. 文章に違和感がないか確認する
  2. 企業名を間違えない
  3. 志望動機をチェックする

①文章に違和感がないか確認する

エントリーシートを提出する前に、文章に違和感がないかを確認しましょう。

穴埋め形式のフォーマットを使用する際は、「『~です』です」や「私の『私の~』~」など文章崩れが起きるケースがあります。とくに助詞は崩れやすいため、入念に確認する必要があります。

また、日本語には同じ読み方でも漢字の表記が異なる言葉が多くあります。たとえば、「あう」と読む漢字には「会う」「合う」「遭う」などがあり、それぞれ意味合いが異なるため要注意です。

➁企業名を間違えない

コピペでエントリーシートを埋めていく際に、企業名を間違えないようにしてください。

エントリーシートで企業名を間違えると、コピペしていることがバレてしまうだけでなく、非常識な学生だと思われる可能性があります。どれだけ内容が良くても選考に通らなくなるため要注意です。

他の企業に提出したエントリーシートを、企業名を変えずにそのままフォーマット化するとミスが起こりやすくなります。

フォーマットの企業名の欄は【】にしておき、必ず毎回確認しながら入力するなど対策を取りましょう。

③志望動機をチェックする

エントリーシートでは、企業に合った志望動機になっているかをチェックする必要があります。

エントリーシートは企業ごとに微調整する必要があり、とくに志望動機は企業ごとに合ったものでないと説得力が薄れます

志望する業界や企業に合わない志望動機を書くと、コピペして使い回していることがバレるため要注意です。

志望の意思や熱意を疑われる可能性もあり、選考に影響が出る可能性があります。

エントリーシートのフォーマット化で効率よく選考を進めよう

毎回エントリーシートを一から記入するのは大変なため、フォーマット化で効率化を図ることをおすすめします。

ただし、エントリーシートは企業ごとに微調整する必要があります。微調整と確認をくり返し、違和感ない仕上がりを目指しましょう。

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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