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履歴書の免許・資格欄の基本ルール|正しい書き方や注意点も紹介

就職活動で作成する履歴書には、免許と資格を記入する欄が設けられている事がほとんどです。

しかし「履歴書の免許・資格欄にはどのように記入すればいいの?書かないほうがいい資格はある?」と悩みますよね。

そこで本記事では、履歴書の免許・資格欄の基本ルールを紹介します。正しい書き方や注意点も紹介しているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!

履歴書の免許・資格欄の基本ルール6つ

まず、履歴書の免許・資格欄を記入する上で最低限知っておきたい基本ルールを紹介します。

  1. 免許・資格は正式名称で書く
  2. 基本は取得年月順に書く
  3. 西暦・和暦は履歴書内で統一する
  4. 取得・合格の前に一文字分のスペースを空ける
  5. 最後は「以上」と書く
  6. 免許・資格が無い場合は「特になし」と書く

①免許・資格は正式名称で書く

免許・資格欄には正式名称を記入しましょう。なぜなら、応募者が保有する資格を一目で理解しやすくするためです。

正確で具体的な名称を使用することで、採用担当者は学生のスキルや専門性を正確に把握しやすくなります。

たとえば、一般的な省略や俗称ではなく、正式な呼称を用いることで、手を抜かず、プロ意識を持っていることが伝わり、信頼感が生まれます

②基本は取得年月順に書く

履歴書の免許・資格欄では、基本的に取得年月順に書くべきです。なぜなら、過去の経歴が整然とし、採用担当者が簡単に理解できるからです。

取得順に書くことで、成長やスキルの向上が伝わります。ただし、運転免許は例外であり、最初に明記しましょう。

採用担当者が迅速かつ的確に情報を得るため、丁寧な表現で取得年月順に免許・資格を掲載しましょう。これによって、経歴をわかりやすく整理し、自己アピールにつながります

③西暦・和暦は履歴書内で統一する

履歴書の免許・資格欄では、西暦・和暦を統一することが重要です。これは一貫性を保ち、情報の明確な理解を促進します。

採用担当者が正確かつ迅速に情報を得るため、混乱を避けるために必要です。西暦は一般的に明確で国際的に通用し、和暦は日本国内での理解が期待されます。

統一することで、求職者のプロフィールが整然とし、職務経歴評価が円滑に進みます。この配慮が相手に対する礼儀正しさを示し、プロフェッショナリズムを醸成します。

④取得・合格の前に一文字分のスペースを空ける

履歴書の免許・資格欄では「取得・合格」の前に一文字分のスペースを開けましょう。理由は、視覚的な整列と読みやすさを確保するためです。

スペースを挿入することで、取得または合格といった重要なキーワードが視覚的に強調され、読み手がスムーズに情報を把握できます。

このスペースの使い方は、書類の美しさやプロフェッショナリズムを向上させ、印象をよくする効果もあります。

⑤最後は「以上」と書く

履歴書の免許・資格欄では、最後に「以上」と記入することが基本です。これは、書き終わりを明確に示すとともに、一覧が完了したことを強調するためです。

注意点として、資格リストを詳細に列挙した後、「以上」と書く前に、慎重に内容を確認することが重要です。これにより、漏れがなく、全ての資格がリストアップされていることが保証されます。

これらの基本ルールを守りつつ、誠実かつ明瞭な表現で免許・資格欄をまとめることが重要です。

⑥免許・資格が無い場合は「特になし」と書く

もし、免許や資格を持っていない場合は、空欄にするのではなく「特になし」と記入しましょう。なぜなら、書き忘れではなく、資格や免許がないことを明確に伝えるためです。

この表現は謙虚であり、自らの経歴を正確に伝える重要性があります。これにより、採用担当者は情報欠落を誤解せず、個々の学生の実力や経歴を的確に評価することが可能です。

履歴書に資格を記載する際のポイント3つ

次に、履歴書に資格を記載する際のポイントを紹介します。

  1. 企業に関連する資格を優先して書く
  2. 勉強中でも記入は可能
  3. 合格・取得は資格によって使い分ける

①企業に関連する資格を優先して書く

履歴書に資格を記載する際、企業に関連する資格を優先的に掲載することが重要です。企業が求めるスキルや業務に直結する資格を強調することで、自己アピールを強化することができます。

これにより、雇用主は応募者がビジネスニーズに適していると認識しやすくなります。ただし、情報量が多すぎて全てを書ききれない場合に限り、重要な資格を選定することが重要です。

自分の専門性や適性が際立つように記述し、誠実かつ具体的な表現を心がけましょう

②勉強中でも記入は可能

履歴書の資格欄では、資格取得に向けて勉強中でも記入は可能です。これは、将来のキャリアに向けて主体的に学び、成長にコミットしている様子をアピールするチャンスです。

「合格に向けて勉強中」と書くと、謙虚で積極的な姿勢が伝わります。企業は成長意欲を評価することが多いため、これがプラスになります。

自分のスキルアップに真剣に取り組んでいることを丁寧な表現で伝えましょう。

③合格・取得は資格によって使い分ける

履歴書において、資格を記載する際は「取得」と「合格」を使い分けることが重要です。免許証が交付される資格は「取得」を用い、合格証が交付される場合は「合格」を選択します。

これは資格の性質に基づくもので、免許証は一定の基準をクリアして取得したものを指し、一方で合格証は試験に合格したことを示すものです。

この使い分けは、情報を正確かつ明確に伝えるために重要であり、履歴書を見る人が資格の状態を正しく理解できるようになります。

履歴書に免許を記載する際のポイント3つ

次に、履歴書に免許を記載する際のポイントを紹介します。

  1. 交付日ではなく取得日を書く
  2. 第一種と第二種も含めて正しく書く
  3. 免許は合格ではなく取得と書く

①交付日ではなく取得日を書く

履歴書において、免許情報を記載する際は免許取得日を記入するべきです。これは、住所の欄には交付日が既に含まれており、免許証の左下に取得日が掲載されているためです。

免許取得日を明示することで、正確で具体的な情報提供が可能となり、担当者は学生の経歴をより正確に評価できます。

免許交付と取得は異なる時点で発生するため、取得日を記載することで、個々のスキルや資格の取得過程を明確に示し、信頼性を高めます

②第一種と第二種も含めて正しく書く

履歴書に免許を記載する際は、第一種と第二種を含め正確に表記することが重要です。これは職務遂行において必要な資格を明示し、雇用主に信頼感を与えるためです。

たとえば、運転免許においては、第一種(普通免許)や第二種(大型免許)の有無が職務に影響を与えることがあります。

正確な表記は職場での業務遂行の可否を判断する際に必須です。免許の種類ごとに、職務に活かせるスキルが異なるため、正確な情報を書きましょう。

③免許は合格ではなく取得と書く

履歴書では、免許を「合格」ではなく「取得」と表記しましょう。なぜなら、合格だけでなく実際に免許を手に入れたことを強調するためです。

合格だけではなく、取得という表現はスキルや資格の実現を示し、雇用主に実務での活用が期待できることを示唆します。

また、取得は試験合格だけでなく、関連する実地経験やトレーニングも含むため、より広範なスキルの獲得をアピールできます。

履歴書の免許・資格欄を書く際の注意点

最後に、履歴書の免許・資格欄を書く際の注意点を紹介します。

  1. 書かない方が良い資格もある
  2. 「何級以上から書く」などの基準は無い
  3. 嘘はつかない
  4. ケアレスミスに気を付ける

①書かない方が良い資格もある

履歴書の免許・資格欄には書かない方が良い資格もあるので注意が必要です。趣味の資格やスポーツ関連など、仕事に直接関係のない資格は慎重に選びましょう。

企業との関連性が薄いものや、過去の仕事との整合性が欠ける資格は避けるべきです。

たとえば、趣味の合唱団の資格や特定のゲームのランキングなどは、仕事に対する適性やスキルを示す助けになりません。

免許・資格欄は応募先によって適切なものを選んで記載し、経歴との一貫性を大切にしましょう

②「何級以上から書く」などの基準は無い

履歴書の免許・資格欄には「何級以上から書く」などの厳密な基準はありません。これは、個々の資格が職務遂行にどれだけ寄与するかは状況によるからです。

たとえば、普通自動車免許は一般的だが、職種によっては特殊な資格の方が重要となります。船舶免許や特殊技能資格も、職務や業界によって価値が異なることは頭に入れておきましょう。

重要なのは、その資格が仕事に適しているのを示すことです。過去の経験や資格の活かし方を具体的に記載し、企業においてどれだけ価値を持つかを強調することが大切です。

③嘘はつかない

履歴書の免許・資格欄において、嘘をついてはいけません。なぜなら、後になって嘘が発覚すると信頼を損ない、印象が悪化するからです。

誠実さは職場での信頼を築く基盤であり、虚偽の情報は信頼関係を壊す可能性が高いです。正確かつ誠実な情報提供が、自己の信頼性を高め、将来的な職務遂行においてもプラスに作用します。

免許・資格に関する正確な情報は、企業に対して誠実で信頼できる人材であることを示す重要なステップです。

④ケアレスミスに気を付ける

履歴書の免許・資格欄では、ケアレスミスに気を付けることが重要です。なぜなら、誤った情報は信頼性を損ね、選考段階で否定的に影響する可能性があるからです。

まず、正確な資格名や発行機関を確認し、略語や誤字に注意しましょう。また、取得年月や有効期限を正確に入力し、期限切れの資格を記載しないようにすることも重要です。

なお、過去の職歴に関連した資格は強調し、不要な情報は省略します。このような注意が適切な情報提供を保証し、信頼性を高めます

履歴書の免許・資格欄の基本を理解しよう!

本記事では、履歴書の免許・資格欄の基本ルールを、正しい書き方や注意点を交えて紹介しました。

履歴書に免許や資格を書く際には、ルールを守ることが重要です。また、免許と資格それぞれで書き方に違いがあるため、その点も理解しておきましょう。

ぜひ、今回紹介したポイントを参考に免許・資格へ適切に記載しましょう。

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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