「就活で名刺をもらったときどのように対応すれば良いか知りたい」「そもそも、就活に向けて名刺を作るべき？」このような疑問をお持ちの就活生も多いのでは？
今回は就活に向けて押さえたい、名刺に関するマナーを詳しく解説します。就活や名刺に関するよくある質問も取り上げているので、ぜひ参考にしてくださいね。
就活生は名刺を持っている必要はない
結論として、就活生が名刺を持っている必要はありません。
名刺は自身が所属する会社や連絡先、会社での立場・肩書きを示すために使います。就活生の所属は学校であり、連絡先は新卒採用の担当者へ既に伝わっているため名刺は不要です。
そもそも就活面接は、会社の代表としてではなく、一個人として参加するための場。新卒に限らず、中途採用の場合も面接に名刺は必要ありません。
就活面接においては名刺を持っているかではなく、名刺の受け取りに関するマナーが重視されます。
就活で名刺をもらった時のマナーを解説！
就活生が意識すべき名刺をもらった時のマナーは、大きく以下の2種類に分けられます。
- もらい方
- 置き方
それぞれ押さえるべきマナーについて、詳しく解説します。
【もらい方】
名刺のもらい方について押さえたいマナーは、以下の3つです。
- 名刺をもらう時には必ず立つようにする
- 両手で受け取りって、一礼する
- もらった後、即座にしまわない
名刺をもらう時は、必ず立ち上がり相手の方に体を向けます。相手が名乗りながら名刺を差し出したら、「頂戴いたします」と言って名刺を両手で受け取り、一礼しましょう。
なお、受け取る際に自分の指がロゴや名前部分にかからないよう注意が必要です。
また、名刺を受け取ったら軽く名刺の内容を確認しましょう。いただいた名刺をまったく確認しないのはあまり印象が良くありません。
名刺はすぐにはしまわず、面接の間は机の上に名刺を置いておきましょう。
【置き方】
前項で受け取った名刺は机の上に置くと紹介しました。名刺の置き方について押さえるべきマナーとして、以下の3つが挙げられます。
- 名刺は机の左側に置く
- もらった名刺は名刺入れの上に置く
- 名刺入れにしまうタイミングは面談が終わった時にする
名刺は机の上、自分から見て左側に置きます。机に直接置くのではなく名刺入れの上に乗せましょう。
複数人から名刺を受け取った場合は、役職が一番高い人の名刺を名刺入れの上に乗せ、他の人の名刺は机に直接乗せます。
自分から見て相手の座席順に並べると顔と名前が一致しやすく安心ですよ。名刺を名刺入れにしまうのは面接が終わったタイミングなので、注意しましょう。
就活や名刺に関してよくある質問2つ
就活や名刺に関するよくある質問として、以下の2つを取り上げました。
- Q.1｜就活で名刺をもらった時の利用方法は？
- Q.2｜就活生におすすめな名刺入れは？
それぞれ詳しくお答えします。
Q.1｜就活で名刺をもらった時の利用方法は？
就活でもらった名刺はそのまま持っておくだけでなく、以下のような利用方法ができます。
- どのような人だったか、どのような話をしたかを裏面にメモする
- 名刺で連絡先を確認して、お礼メールを送る
就活を成功させるためには面接の振り返りが欠かせません。また、次の選考ステップに進んだ際には、以前の面接の内容を活かすべき場面が起こり得ます。
もらった名刺の裏に面接官の特徴や話の内容をメモしておけば、面接の内容を忘れずにいられて安心ですよ。
また、面接後はお礼メールをするのが理想です。名刺に記載されたメールアドレスを確認して、お礼メールを送りましょう。
Q.2｜就活生におすすめな名刺入れは？
就活生におすすめの名刺入れの特徴として、以下の3つが挙げられます。
- レザー素材
- 黒か茶色
- 無地
名刺入れには様々な種類がありますが、就活生が持つ名刺入れはレザー素材のものが適しています。アルミ製の名刺入れはカジュアルな印象が強いため、面接にはふさわしくありません。
名刺入れの色は黒や茶色といったオーソドックスな色合いがおすすめです。なお、派手なデザインはカジュアルに見えて悪印象を与えてしまう恐れがあります。
無地でシンプルなデザインのものを選びましょう。
就活で名刺をもらったらマナーを守って好印象を与えよう
名刺のもらい方や置き方は、面接官に与える印象を大きく左右する要素です。名刺をもらった時のマナーをしっかり守れば、面接官に好印象を与える効果が期待できます。
今回紹介した内容を参考に、名刺に関するマナーを押さえた上で面接に挑みましょう。
この記事を書いた人
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。
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