就活を始める際に、黒染めをするか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。「本音をいうと黒染めはしたくない」という方もいるはずです。
そこで本記事では、就活中の黒染めの必要性、黒染めをする時の注意点やポイントを解説します。髪色以外の身だしなみについても解説するため、ぜひ参考にしてください。
就活中は黒染めするのが無難

結論からいうと、就活中は黒染めをするほうが無難です。就活中の髪色は暗い色が基本となり、中でも黒髪が理想的といわれています。
就活中に黒髪が良いとされる理由は、日本人の髪色は黒系統の5~6のトーンが多いためです。
髪色が理由で落とされるケースは少ないものの、明るい髪色だと悪目立ちしてしまいます。また、業種によっては髪色を理由に不合格になる可能性が否定できません。
ただし、地毛が明るい場合はわざわざ黒染めしなくてもOKです。
黒染めする時の3つの注意点

就活を始めるにあたって、ただ黒く染めれば良いわけではありません。就活で黒染めをする時の注意点は以下の3つです。
- 染色スプレーはNG
- 黒染めするとその後のカラーに影響が出る
- 地毛が明るい場合は染めなくてよい
①染色スプレーはNG
就活で黒染めをする際に、洗髪すると落ちる染色スプレーを使用するのはNGです。
「会社説明会や面接の日だけ染色スプレーを使おう」と考えている方もいるかもしれませんが、その考えは捨ててください。
染色スプレーを使用すると、不自然な黒になりやすく悪目立ちする可能性があるためです。当日慌てて黒染めしたことがバレてしまいます。
また、雨や雪で髪が濡れると色が落ち、スーツやブラウスを汚すリスクもあります。
②黒染めするとその後のカラーに影響が出る
黒染めするとその後のカラーに影響が出るため、それを理解したうえで黒染めをしましょう。
黒染めは黒い色素が多く配合されており、一度黒染めすると再び明るい色に戻しにくくなります。就活が終わって「元の髪色に戻したい」と思っても、難しいケースがあるため注意してください。
対処法としては、美容院で黒染めをしたうえで、明るい色に戻す際も同じ美容院で相談することです。
③地毛が明るい場合は染めなくてよい
地毛が明るい場合は黒染め不要です。地毛が明るい日本人は一定数いるため、少し髪が明るい程度では気にしない企業が大半でしょう。
ただし、地毛が明るすぎる場合、面接担当者から髪色について質問される可能性があります。その際は地毛であることを説明してください。
ただし、黒以外の髪色を一切認めない企業も存在します。該当する企業を受ける方は、黒染めしたほうが良いでしょう。
黒染めする時の3つのポイント

黒染めする際には、できるだけ自然に見えたほうが望ましいです。黒染めする時のポイントは以下の3つです。
- 1週間前に黒染めする
- 美容室で黒染めするべき
- 真っ黒にしなくても良い
①1週間前に黒染めする
黒染めの適切なタイミングは面接の約1週間前です。黒染めのタイミングが早すぎると、面接当日までに色落ちする可能性があります。
せっかくお金をかけて黒染めしても、面接当日までに色落ちしてしまっては意味がありません。
かといって、面接の2~3日前に黒染めすると色が入りにくく、不自然な仕上がりになることも。
面接当日に自然な仕上がりにするためには、髪に色がなじむように1週間前に黒染めすることがポイントです。
②美容室で黒染めするべき
黒染めはセルフではなく、美容院で黒染めすることをおすすめします。プロに任せたほうが仕上がりがきれいで長持ちしやすいためです。
市販のカラーリング剤を使用すると、700円~1,000円程度で黒染めできます。コストパフォーマンスは良いものの、セルフカラーはムラになりやすいため要注意です。
ムラがあるとだらしない印象を持たれるリスクもあるため、できるだけ美容院で黒染めしましょう。
③真っ黒にしなくても良い
就活で黒染めする際は、必ずしも真っ黒にする必要はありません。真っ黒だとむしろ不自然な印象になる場合があります。
日本人の髪色は、黒系統の5~6のトーンが目安となります。黒染めすると不自然に仕上がりやすいため、美容院ではナチュラルブラックをオーダーすると良いでしょう。
企業や業界にもよりますが、黒に近いナチュラルブブラウンや暗めのアッシュでも問題ないケースもあります。
就活のマナーが守られた恰好

就活の場では、髪色だけでなくその他の身だしなみもチェックされています。就活のマナーが守られた恰好のポイントは以下の3つです。
- 髪色は黒
- サイズの合うスーツ
- 派手でなく清潔感のある身だしなみ
髪色は黒
くり返しになりますが、就活で望ましい髪色は黒です。真っ黒だと不自然なため、ナチュラルブラックをおすすめします。
就活では髪色だけでなく、清潔感のある髪型を心掛けましょう。顔がはっきりと見えるように、前髪やサイドの髪の毛が顔にかからないようにします。
女性で髪の毛が長い場合は、黒いヘアゴムで後ろで1つにまとめるかお団子ヘアをおすすめします。サイドや飛び出した髪の毛は、黒色や茶色のピンでまとめましょう。
サイズの合うスーツ
就活で望ましい服装は、サイズの合うリクルートスーツです。黒系列で無地のリクルートスーツを選ぶと間違いありません。
サイズが合っていないスーツやシャツを着用すると、だらしない印象を与えるため注意してください。
リクルートスーツは必ず試着し、スーツの裾や袖が適切な長さか、シャツがブカブカではないかを確認しましょう。
女性の場合はスカートの長さにも要注意です。椅子に座った際に、短すぎても長すぎても不格好になります。
派手でなく清潔感のある身だしなみ
髪色やスーツだけでなく、全体的に派手ではなく清潔感のある身だしなみを心掛けましょう。
ネイルに関しては、派手な色は印象が良くないため避けましょう。ネイルはしないほうが無難ですが、するならベージュやピンクなど自爪に近い色を選んでください。
指輪やピアスなどのアクセサリー類は、就活の場では外したほうが無難です。
女性の場合は、ヘアピンやゴムなどの色にも注意しましょう。ヘアピンやゴムは黒もしくは茶色を選ぶと間違いありません。
就活が始まったら黒染めして清潔感を保とう

髪を明るく染めている方は、就活が始まったら黒染めすることをおすすめします。明るい髪色だと周囲から浮いてしまい、選考で不利になる可能性があるためです。
黒染めする際は、セルフカラーは避けて美容院で染めましょう。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。