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開発職の仕事内容・特徴を紹介!求められる適性や人物像を知ろう

理系の就活生の間で人気があり、倍率も高いといわれているのが開発職です。

しかし「開発職ってどんな仕事なのか?」と聞かれると、具体的に答えられない人が多いのではないでしょうか。

そこでここでは、開発職の仕事内容や特徴を紹介していきます。

開発職に求められる適正や、人物像を知ることも内定獲得のためには非常に重要ですので、合わせて解説していきます。ぜひ参考にしてみてくださいね。

開発職の仕事内容を簡単に説明!

開発職は、企業内の商品企画系や営業系の部署から求められるイメージをもとに、商品を作り上げていくことが主な仕事です。

社会のニーズに合った商品を制作したり、新しい技術を生み出したりするのが業務であり、やりがいを実際に感じられる部署のため、就活生にも人気が高い職種といえます。

開発職は研究職や技術職と混同されやすいですが、業務内容や求められるスキルや特徴も異なってきますので、注意が必要ですよ。

開発職と研究職・技術職の違いを解説!

就活生にとってあやふやになりがちな、開発職と研究職・技術職の違いを解説していきます。

それぞれの業務内容を理解することで、より深い志望動機とつながり、説得力のあるものになっていきますのでしっかりと違いを把握しましょう。

  • 研究職は新たなものを生み出す
  • 技術職は設備を整える

研究職は新たなものを生み出す

一言で開発職との違いを表現するとすれば、研究職は、新たなものを生み出すことが仕事といえます。

研究職の主な業務内容は、実験・解析・データ収集・分析・検証などを行い、新しい技術・理論を見つけることです。

このように研究職は商品を具体的に作り上げていく開発職とは異なり、研究を重ねることによって新しい価値や概念を生み、商品開発の前段階となるベース作りが主な仕事となります。

研究職に求められる人材は、実験や解析などの技術的なスキルや、論理的思考力がある人です。

技術職は設備を整える

技術職も、開発職や研究職と似たような仕事内容を持っていますが、技術職は設備を整えることが主な仕事といえるでしょう。

技術職は、商品の製造や維持管理にかかわる生産ラインとなる設備を、効率よく確実に稼働できるようにします。開発職が商品をターゲットに仕事をするのに対し、技術職は商品を作り出す手法となる設備がターゲットとなります。

技術職に就くためには、数学や理科、工学、情報工学といった理系の専門的な知識が求められるため、理系の就活生には有利となる職種の1つです。

開発職は3つに分かれている!

開発職は3つの職種に分類されており、それぞれ仕事内容も求められるスキルや特性も異なってきます。

3つに分かれている開発職について、それぞれどのような特徴や違いがあるのか一緒にみていきましょう。

  1. 研究開発職
  2. 技術開発職
  3. 商品開発職

①研究開発職

企業が継続的に発展するために欠かせない部署の1つとして、研究開発職があげられます。

研究によって新しい製品の開発や存製品の改良、製造方法の効率化などをはかり、企業の生産性を向上させられるからです。

このように研究開発職には、「発明家」「改良者」「改善者」といった役割があり、常に新しいものを生み出すことに挑戦する「創造者」のような存在といえるでしょう。

研究開発職には、専門的な知識や技術力が必要なため、その企業に合った分野の研究を行なってきた人には有利と傾向にあります。

②技術開発職

技術開発職は、製品の製造や改良に生かせる技術や知識を研究し、研究結果をもとに製品を開発することが主な仕事です。

ゼロの状態から商品を生み出す必要があり、ここで開発された技術は特許取得や商品開発へと繋がることで、企業への貢献となります。

また新商品を生み出す際に、どのように技術を活用できるかを考えるエンジニアの役割も担っているのです。

研究や実験に対する興味や好奇心があり、チャレンジ精神が旺盛な人に向いています。

③商品開発職

商品開発職の仕事は、商品や製品を開発して、実際に商品化されるまでのフローを進めていくことです。

社内で商品企画されたイメージやアイデアをもとに、具体的に商品化していきます。

商品開発職では、商品をどのようにして開発していくかを決定し、情報が足りない場合には自ら情報収集するといった臨機応変な対応が求められます。

そして他の開発職と大きく異なる点は、文系の人でも仕事に就けることです。顧客のニーズへの理解力や発想力が必要とされます。

開発職に向いている人の3つの特徴

開発職がどんな仕事なのかについてお話ししてきました。ここからは開発職に向いている人の特徴3つについて解説していきます。

開発職を志望している就活生は自己分析をしっかり行った上で、自分にも適応性があるのかを判断する目安として、参考にしてみてくださいね。

  1. 協調性があること
  2. 考えることが好きな人
  3. 忍耐力がある人

①協調性があること

開発職に向いている人として、協調性があることがあげられます。

なぜなら、新しい技術や製品を開発するには、複数の部署やチームで話し合い、協力して進める必要があるからです。

例えば、製品を開発する過程では、品質管理・改良・生産性向上といった業務もあり、それぞれを担当する部署やチームで進めていきます。

このように多くの人との関わりが必要となるため、認識を揃えて業務を遂行するマネジメント能力やコミュニケーション能力が求められるのです。

②考えることが好きな人

新しい技術や製品を開発してく開発職には、考えることが好きな人が向いています。

優れた商品を開発していくには、論理的な思考や発想力、そして多面的に考える力が必要とされているからです。

研究やテストを繰り返す中では結果も異なってくるため、さまざまな結果を仮定したり研究プロセスを考慮していかなければなりません。

考える力=思考力とは、経験や知識をもとに考える力であり、開発職では必須スキルとされています。

③忍耐力がある人

開発職に向いている人の特徴として、忍耐力がある人もあげられます。

一般的に、開発プロジェクトには長期的な時間がかかり、失敗や挫折を乗り越えながら取り組むことが必要とされているからです。

このように新しい技術やアイデアを生み出す開発職の業務は、試行錯誤を繰り返すことになるので、忍耐力が必須になるといえるでしょう。

研究やテストを繰り返し行い成果が出た際に、やりがいや達成感を得られる人は、開発職に向いています。

開発職への就活中に資格は必要ない!

資格よりも、実務経験や専門的な知識や技術が重要とされていることから、開発職への就活中に資格は必要ないといわれています。

基本的に、取得しておかないと選考でマイナスになる資格はないと考えていて問題ないでしょう。

ただし就活中の段階で専門知識は求められませんが、就職後に必要になってくるケースが多いようです。

もし進みたい分野が定まっている場合には、学生のうちに資格を取得したり専門知識を学んでおけば、ライバルと差がついて大きなアドバンテージとなる可能性があります。

開発職の適性を理解して就活に臨もう!

開発職は、就活生に人気があり倍率も高い職種ですので、しっかりと企業研究と自己分析を行なって、開発職の適性を理解して就活に臨んでくださいね。

適性を理解して深い志望動機を準備できれば、採用担当者にも良い印象を残せることでしょう。

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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