こんな言い方してない?!「履歴書の方をお送りします」|実は間違っている就活生がよく使う敬語
社会人はもちろん、今では就活生の敬語にもマナーが問われる時代。
あなたが何気なく使っているその敬語…実は間違って使っている恐れがあります!
間違った敬語をそのまま使い続けていると、社会人になった時に恥をかいてしまう他、数年後に入社してくる後輩からも笑われてしまうかも…。
だけど焦る必要はありません!
今回は就活生が間違って使ってしまいがちな敬語のパターンと正しい使い方をご紹介します。
間違った敬語をそのまま使い続けるとどうなる?
まずは間違った敬語をそのまま使い続けることで、どんな弊害が起こるのか確認しておきましょう。
・自分が恥をかく
・敬語が使えない=仕事ができないという厳しい評価を受ける
・上司や先輩から叱責(しっせき)される
など、敬語が使えないとさまざまな弊害が生じる可能性があります。
「敬語よりも気持ちが大事!」と開き直るのは厳禁です。
学生であれば、若さを理由に許されるかもしれません。
しかし、社会人ともなれば年齢は関係ありません。
上記で述べたようにあなた自身の信頼問題にも関わってきます。
信頼問題に関わるということは、あなたのその後の社会人生活をも大きく左右することにもなるのです。
とはいえ、過剰に恐れる心配もありません!
次の項目では、間違いやすい敬語表現について紹介していきます。
間違いやすい敬語「履歴書の方をお送りします」
就活に欠かせない書類といえば履歴書ですよね。
就活生の中には履歴書を完璧に仕上げることに集中してしまい、送る際の一言にまで気が回らない方も少なくありません。
あなたなら履歴書を送る際の、添え状やメールの本文にどんな一言を付け加えますか?
「よろしくお願いします」「ご確認ください」の言葉と一緒に見られるのはこんな使い方です。
「履歴書の方をお送りします」
このような一言を付け加える方が多いのではないでしょうか。
しかしその敬語、本当に正しく使えていますか?
「~の方」という言い方は間違い!正しい使い方は?
「履歴書の方をお送りします」
この敬語で間違っているのは「の方」を付けること!
正しく使えているようで、実は間違いやすい敬語の一つなのです。
しかし世の中には「の方」を付けるパターンが数多く存在します。
それでは「の方」はどんな時に使うのが正解なのか確認してみましょう。
パターン1「方角」
そもそも「方」というのは「方角」を指し示すのに使われる単語の一つ。
「お手洗いは突き当りを右手の方にございます」
パターン2「比較する物」
比較する物が複数ある場合にも「の方」は使われます。
書類が二枚あると想定し、「こちらの方の書類にサインをお願いします」
このパターンで考えると「履歴書の方をお送りします」はどうでしょうか?
履歴書は方角を示すものではありませんし、また比較する書類が複数あるわけでもありません。
その為、「の方」を付けてしまうと、言葉遣いに厳しい人事からは印象が下がってしまうこともあるので気を付けましょう。
それでは履歴書を送る際にはどのような言い回しが正しいのでしょうか?
「履歴書をお送りします」
これでOKです!
「の方」が無い分、文章がスッキリとシンプルに見えますよね。
まとめ
今回は履歴書を送る際の間違いやすい敬語についてご紹介しました。
敬語は使い分けが難しいですが、目上の人や取引先の人に不快感を与えないためにも、正しい使い方をマスターしておいて損はありません。
しかし、正しい敬語とは一日や二日でマスターできるものでもありません。日々の生活の中で正しい敬語を使うことを意識すれば、自然と身に付いていきます。
アルバイト先や学校で綺麗な言葉遣いをしている人の真似をしてみるのもいいですね。
正しい使い方をマスターし、就職活動や社会人生活に役立ててください。
この記事を書いた人
中川
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