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履歴書の電話番号の正しい書き方|注意点やよくある疑問点も解説

履歴書の最初には、住所や電話番号を記入する欄がありますよね。

しかし、「実家の電話番号を書いていいのか悩む」「書かなかったことで落とされたりしないのかな?」と疑問を抱く人もいるでしょう。

電話番号の有無で選考落ちはさすがにないのでは……と思っても、不安になるのが就活時期です。そこで今回は、履歴書における電話番号の正しい書き方や注意点を解説します。

細かな疑問点に関しても説明するため、電話番号記入欄の書き方が心配な方は参考にしてくださいね。

履歴書の電話番号の正しい書き方4つ

いざ履歴書を見てみると、電話番号をどう記入するのが正しいのか分からず、まごついてしまう方もいるのではないでしょうか。

電話番号欄の記入においても、社会人としてのルールを守る必要があります。

ここからは、履歴書の電話番号の正しい書き方4つを解説します。

  1. ハイフンを使用する
  2. カッコに合わせて書く
  3. 固定電話がない場合は「なし」で良い
  4. 電話番号の欄が3行ある場合は2行目に書く

①ハイフンを使用する

固定電話か携帯電話かに関わらず、番号はハイフン(-)でつないで記入しましょう。例えば、「03-1111-2222」や「080-3333-4444」のような形です。

ハイフンが記入されていない場合、10桁以上の数字が連続することになり、採用担当者が読みづらく感じる場合も。電話のかけ間違いを防ぐためにも、ハイフンを入れておくと確実です。

また、市外局番がないとそもそも電話がつながりません。忘れずに記入しましょう。

②カッコに合わせて書く

基本的には、印字されているカッコを使用して記入しましょう。カッコがあるとどこに何の数字を書けばいいかわからないかもしれませんが、そう難しくありません。

カッコが左端にある場合は、カッコの中に市外局番や携帯番号の頭3桁を記入し、後に続く数字はハイフンで区切ります。例えば、「(03)1111-2222」のような形です。

また、カッコが真ん中にある場合は、真ん中の数字に対してカッコを使用し、ハイフンは使いません。例えば、「03(1111)2222」と記す形です。

③固定電話がない場合は「なし」で良い

自宅に固定番号がない場合は、左寄せで「なし」と記入してください携帯電話の番号さえ書いていれば、採用時の印象は悪くならないので安心してください。

最近は、自宅に固定電話がない家庭も少なくありません。むしろ携帯電話の方が、合否の連絡がつきやすい可能性もあります。

逆に言えば、電話番号を一切書かないのはよくありません。採用担当者に記入忘れだと思われてしまう可能性があります。

電話番号以外の欄についても言えることですが、ない場合は「なし」と記入しましょう。

④電話番号の欄が3行ある場合は2行目に書く

履歴書によっては、電話番号を記入する欄が3行のときもあります。混乱するかもしれませんが、2行目に電話番号を記入すれば問題ありません。

全ての行を埋めなくても良いので、読みやすさを最優先しましょう。

ただし、電話番号欄が狭く1行で書き切れない場合は、3行にわたって記入してください。

3行に分ける際は、1行目に市外局番を記入し、2行目と3行目にもバランスよく分けて書きましょう。その際は、ハイフンを使って分ける必要はありません。

履歴書に電話番号を書く際のポイント3つ

履歴書に記入した電話番号は、面接の合否や緊急時の連絡の際に使われます。重要な場面で使用されるため、確実に連絡がつくように注意しなければいけません。

ここからは、履歴書に電話番号を書く際のポイント3つを紹介します。

  1. すぐに出られる電話番号を書く
  2. 繋がりやすい時間帯を書いておく
  3. ”は使わず「同上」と書く

①すぐに出られる電話番号を書く

採用担当者から電話が掛かってくるタイミングは重要な内容が多いため、すぐに出られる番号を記入しましょう

不在が続く自宅の固定電話や、本人以外の電話番号を記入すると、なかなか連絡がつかず採用担当者を困らせてしまう恐れがあります。

学校やアルバイトなどで外出が多い場合は、携帯電話の番号を必ず記入し、どうしても出られない場合は留守番電話の設定をしてください。万一出られなくても、すぐに折り返せば問題ありません。

②繋がりやすい時間帯を書いておく

電話番号を記入する際は、本人希望記入欄や備考欄に、電話が繋がりやすい時間も記入するとより親切です

「平日は○時から○時まで、土日は何時でも連絡可能です」「平日は授業のため、○時までは連絡が付きにくいです」といった形で具体的に記入すると、採用担当者も対応しやすいでしょう。

ただし、記入した時間に必ず電話が掛かってくるとは限りません。あくまで円滑にコミュニケーションを取るための手段の1つとして捉えましょう。

③〃は使わず「同上」と書く

メインの電話番号と緊急連絡先が同じ場合は「同上」と記入しましょう「〃」は使用しないように注意してください。

「〃」は「上に同じ」という意味として、フランクな書類で使われます。履歴書やエントリーシートといった正式な書類で使用すると、常識がないと捉えられる可能性があるため気をつけましょう。

電話番号だけではなく、住所や資格の欄においても「〃」を使用してはいけません。繰り返す場合は「同上」を使用すると覚えておきましょう。

履歴書に電話番号を書く際の注意点2つ

ここまでに伝えてきたポイントを守って電話番号を記入すれば、履歴書のマナーとしては問題ありません。

しかし、トラブルを防ぐために注意したい点もあります。

ここからは、履歴書に電話番号を書く際の注意点2つを解説します。

  1. 書き間違えがないか再度確認する
  2. 空欄は避けよう

①書き間違えがないか再度確認する

提出前に電話番号の書き間違えがないか再度確認しましょう。書き間違えがあると、採用担当者と連絡がつかない可能性があります。

メールや郵便などの他の連絡手段で連絡がつく場合もありますが、最悪の場合、連絡がつかないことを理由に不合格にもなりかねません。

書き間違えや読み間違えが生じないように、誰でも読みやすい字で書けているかどうか最終チェックしておくと安心です。特に、1と7や0と6は見間違いやすいため注意しましょう。

②空欄は避けよう

履歴書に空欄を作るのは避けましょう。空欄があると、採用担当者に「書き忘れている」と判断される可能性があるからです。

もし固定電話がない場合は「なし」、緊急連絡先のように上の欄に書いてある番号と同じ場合は「同上」と記入すれば、書き忘れと見なされることはありません。

「なし」と記載しても合否に影響はないため、履歴書に空欄を作らないように注意して履歴書を作成しましょう。書き忘れ防止のために、提出前に確認すると安心です。

電話番号を履歴書に書く際によくある疑問を解説!

電話番号欄は、最も繋がりやすい電話番号を書くことが重要です。

しかし、「携帯電話を何台か持っているときはどうすればいい?」「電話番号を書き間違えてしまったら?」と悩むかもしれません。

ここからは、電話番号を履歴書に書く際によくある疑問について解説します。

  1. FAX記入欄がある場合
  2. 携帯電話を何台か持っている場合
  3. 書き間違えたまま履歴書を提出した場合
  4. 電話番号を持っていない場合

①FAX記入欄がある場合

記入欄がある場合、FAXを持っている人のみ番号を記入しましょう。「FAXなんて持ってないけど、どうしよう?」という人は「なし」と書くだけで問題ありません。

また、固定電話と同じ番号であっても「同上」や「〃」と記入してはいけないので注意してください。

採用の合否についてFAXで連絡が来る可能性は低いですが、提出書類には空白を作らないのがルールです。記入忘れがないように気をつけましょう。

②携帯電話を何台か持っている場合

携帯電話が何台かある……という人も中にはいるかもしれません。その場合は、最も使う携帯電話の番号だけを記入します

複数あるからといってすべて記入すると、採用担当者はどの番号に電話すればいいのか悩んでしまいます

企業はあくまで「応募者と連絡を取るための手段」として番号を知りたいだけなので、たくさん記入すればいいわけではありません。

一番繋がりやすい電話番号を書き、重要な局面で連絡がつかないトラブルを防ぎましょう。

合否や次の選考のお知らせが電話で掛かってくる場合もあります。いつ電話が掛かってきてもいいように備えておくことが大切です。

③書き間違えたまま履歴書を提出した場合

もし履歴書を提出した後に電話番号を書き間違えたことが分かった場合、すぐに企業に連絡してください。企業側があなたと連絡が取れず、困惑してしまう恐れがあります。

訂正する際はメールだと埋もれてしまうことがあるため、可能であれば電話で採用担当者に連絡しましょう

このようなトラブルを防ぐためにも、提出前の再確認は欠かせません。家族や友人にダブルチェックしてもらったり、履歴書を見ながら自分に電話を掛けてみたりするのもおすすめです。

④電話番号を持っていない場合

ルームシェアや寮に住んでいて電話番号がない人が固定電話を記入する際は、「方呼出(かたよびだし)」を利用しましょう

例えば、「03-1234-5678 山田方呼出」のように、電話に取り次いでもらう人の名字を敬称なしで記入します

この書き方だと「山田さんの電話番号なので、山田さんから自分に取り次いでもらう」という意味になります。

なお、記入の際は誤って「方呼出」の前に「様」を付けないように注意しましょう。

履歴書への電話番号の正しい書き方を理解して面接を突破しよう!

採用担当者は、履歴書を参考に応募者に連絡します。選考の結果や急ぎの連絡が電話で掛かってくることもあるので、必ず繋がる電話番号を記入しましょう

意外と「書かなくても大丈夫かな?」と思いがちな電話番号ですが、企業と連絡を取るための大切な手段になります。忘れずに書いてくださいね。

履歴書においても、あなたが社会人としてもマナーを知っているかが見られています。正しい書き方で記入し、より確実に書類選考を通過しましょう。

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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