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公務員と民間の違いとは?4つの違いと向いている人の特徴を紹介

公務員になるべきか、民間企業に就職すべきか、迷っている就活生も多いのではないでしょうか。

最近は公務員が人気ですが、結局のところ、どちらが合っているかは人によりますよね。

そこで本記事では、公務員と民間の違いと、それぞれに向いている人の特徴について詳しく解説します。ぜひキャリア選択の参考にしてください。

【公務員と民間の違いとは?】大きく分けて4つ

公務員と民間企業。これらは日本の労働市場において大きな2つのカテゴリーとして存在します。

しかし、これらの間にはどのような違いがあるのでしょうか。今回は、公務員と民間企業の主要な4つの違いについて詳しく解説します。

  1. 事業・活動内容
  2. 安定性
  3. 給与や手当て
  4. 就職方法

①事業・活動内容

まず事業内容や活動目的が異なります。公務員は非営利目的であるのに対し、民間はあくまで営利目的です。

公務員は、国や地方自治体の組織に所属し、国民の生活を支える役割を果たします。市役所の職員や警察官、消防士など、多岐にわたる職種が存在し、国民が納付する税金を基に活動します。

一方、民間企業は営利を目的とし、商品やサービスを提供して対価を得ることが主な仕事です。

公務員が国や地域のために奉仕することを主眼としているのに対し、民間企業は利益を追求することを主目的としています。

②安定性

倒産することがまずない公務員と、常に倒産のリスクがある民間企業では、安定性が違います

公務員は、国や地方自治体などの公的な組織に所属しているため、社会の景気に左右されにくく、雇用が非常に安定しています。

業績悪化によるリストラのリスクも低いため、公務員は多くの人々にとって魅力的な職種とされているのです。

一方、民間企業は、経済の動向や業績によって雇用の安定性が変動することがあります。しかし、その分、業績が上向きの時には、高い報酬や昇進のチャンスが増えるというメリットもあります。

③給与や手当て

給与は手当てに関しても、公務員は安定しているのに対し、民間企業は変動します。

公務員の給与は、国や自治体が定める給与規程に基づき、一定の基準で支給されるため、安定した収入を得られるのです。さらに福利厚生が充実しており、家族手当や住宅手当なども受け取れます。

対照的に、民間企業の給与は、業績や個人の実績に応じて変動することが一般的です。

そのため、高い成果を上げることで、高収入を得るチャンスも広がりますが、逆に業績が悪いと給与が減少するリスクも考慮する必要があります。

④就職方法

就職方法も異なります。公務員は公務員試験があるのに対し、民間は企業によって採用方法が異なります

公務員になるためには、公務員試験を受験して合格しなければいけません。国家公務員と地方公務員の試験内容や選考方法は異なるため、それぞれの試験の特性を理解し、対策を行う必要があります。

一方、民間企業への就職は、書類選考、面接、筆記試験などの選考プロセスを経て、内定を獲得する流れとなります。

民間企業の採用スケジュールは企業ごとに異なり、大手企業や人気のある業界では競争率が高くなるため、十分な情報収集と対策が必要です。

公務員に向いている人の特徴3つ

給与が安定していて福利厚生が充実している公務員は大人気ですが、人によって向き不向きがあります。ここでは、公務員に向いている人の特徴を3つ紹介します。

  1. 国や地域に貢献したい
  2. 責任感が強い
  3. 安定して働きたい

①国や地域に貢献したい

まず、国や地域に貢献したい思いが強い人は公務員に向いています

公務員は、市役所の職員や警察官、消防士など、多岐にわたる職種が存在し、それぞれが国民の生活をより豊かにするための業務を行っています。

公務員の仕事は、国や地方の行政に関わり、国民の生活を向上させることが目的です。そのため、国や地域に貢献することに情熱を持ち、そのための仕事を求める人には公務員が向いています。

②責任感が強い

また、責任感が強い人も公務員に向いています。公務員の業務は、国民の税金を基に行われるため、その使途や業務の進行には高い透明性と責任が求められます。

また、公務員は国民の生活を直接的に支える役割を持っているため、業務に対する責任感も非常に大きいのです。

例えば、行政手続きのミスや情報の不備は、国民の生活に大きな影響を及ぼす可能性があります。そのため、公務員には強い責任感が求められるのです。

③安定して働きたい

仕事に安定を求める人も公務員に向いています

公務員は、社会の景気に左右されることなく、安定した待遇で働ける職種です。業績悪化による人員削減やリストラのリスクが低く、福利厚生や子育て支援なども充実しています。

また、定年までの雇用が保証されているため、長期的に安定して働きたいと考える人には魅力的な職種といえるでしょう。

安定した生活を望む人や家族を持つ人にとって、公務員は安心して働ける環境を提供しています。

民間に向いている人の特徴3つ

民間は公務員と比べると厳しいイメージがありますが、人によっては公務員よりむしろ民間企業の方が向いているかもしれません。ここでは民間に向いている人の特徴を3つ紹介します。

  1. 利益も意識できる
  2. 向上心や競争心が強い
  3. 常に新しいことに挑戦したい

①利益も意識できる

まず、利益も意識できる人は民間に向いていると言えるでしょう。

民間企業はあくまでも営利目的であるため、従業員は会社の利益を最大化するための戦略や取り組みを常に考え、実行に移す必要があります。

利益を意識することは、企業の成長や存続、そして従業員の福利厚生や給与の向上に直結するのです。

したがって、利益を意識し、それを追求できる人は、民間企業において非常に価値のある存在となります。

②向上心や競争心が強い

また、向上心や競争心が強い人は、公務員より民間の方が向いているでしょう。

民間企業の世界は、常に変化と競争に満ちています。新しい技術やビジネスモデルが次々と登場し、それに伴い市場のニーズも変わり続けています。

企業としての競争力を維持・向上させるためには、従業員一人ひとりが自らを成長させ、新しい知識やスキルを習得する必要があるのです。

そのため、向上心が強く、競争を楽しめる人は、民間企業でのキャリアを有意義に進められるでしょう。

③常に新しいことに挑戦したい

また、常に新しいことに挑戦したいと考えている人も、民間企業の方が向いています

民間企業は、新しい商品やサービスを開発して市場に投入し、利益を上げることを目指します。このプロセスには、新しいアイディアや取り組みが不可欠です。

したがって、新しいことへの挑戦を恐れず、むしろ楽しめる人は、民間企業での仕事において大きな成果を上げられるでしょう。

新しい技術や市場のトレンドを追いかけ、それをビジネスに取り入れられる人は、民間企業にとって非常に価値のある存在と言えます。

公務員か民間か迷ったら就活の軸を再確認する

公務員と民間企業、どちらの道を選ぶかは、多くの学生が悩む問題です。迷ったときは、自分の就活の軸を再確認しましょう。

公務員は国や地域のために働くことが主な仕事で、安定性や福利厚生が魅力です。

一方、民間企業は利益を追求することが主な目的で、自由度が高く、自らの努力で昇進や昇給のチャンスが広がります。

どちらが良いかは、自分の価値観や目指すキャリアによって異なります。自分が何を大事にしたいのか、どんな働き方を望むのかをしっかりと考え、それに基づいて選択することが大切です。

公務員と民間の違いを理解して就職先を選ぼう

公務員と民間企業、それぞれの特性を深く理解することは、自分のキャリアを形成する上で重要です。

公務員は給与も安定して福利厚生も充実しているため、ライフワークバランスを重視する人には魅力的な選択となるでしょう。

一方、民間企業は営利目的で、その動きは市場の変動や業績によって大きく左右されます。しかし、その分、新しい商品やサービスの開発、市場での競争という刺激的な環境の中で働けます。

公務員と民間企業、それぞれの特徴をしっかりと把握し、自分の価値観や目指すキャリアに合わせて最適な選択をすることが大切です。

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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