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大学在学中の最終学歴の書き方|周りと差をつける履歴書の書き方も解説

就職活動のために作成する履歴書には、学歴を記載する欄が設けられています。

しかし学歴を記入する際に「最終学歴はどのように書けばいいんだろう?まだ大学を卒業していないけど大学卒業と書いてもいいの?」と悩みますよね。

そこで本記事では、大学在学中の最終学歴の書き方を解説します。周りと差をつける履歴書の書き方も紹介しているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!

最終学歴の意味を理解しよう

そもそも、最終学歴とはどのような意味なのでしょうか?まずは定義を押さえておきましょう。

  1. 最終学歴の定義
  2. 学歴の順番

最終学歴の定義

最終学歴は、その人の学歴の中で最も高度な学位や資格を表します。最後に通った学校を指すわけではないことに注意しましょう。

最終学歴は、大学や専門学校などで取得される学位や修了証書を指し、職業やキャリアにおいて特定の資格や知識を証明する重要な要素です。

最終学歴が高いほど、その人の専門知識や専門性が高いとみなされ、雇用機会や職業上の成長に対してプラスの要因となることが一般的です。

学歴の順番

学歴を記述する際、順番は最も古い学歴から始まり、新しい学歴に向かって記述してください

つまり、小学校から始まり、次に中学校、高校、大学、大学院の順になります。この記載方法は、学歴の最新情報に迅速にアクセスできるメリットがありますよ。

履歴書やプロフィールに学歴を記述する際には、基本的に古い学歴から記述しましょう。具体的にどこから記述すべきかについては、のちほど紹介します。

最終学歴を大学在学中に書く際の注意点7つ

次に、最終学歴を大学在学中に書く際の注意点を紹介します。

  1. 卒業見込みを使用する
  2. 学校名は正式名称を書く
  3. 高校入学から書くのが一般的
  4. 西暦か和暦どちらかに統一する
  5. 時系列に書く
  6. 中退した学校は記載しない
  7. 留学の場合は要確認

①卒業見込みを使用する

最終学歴を大学在学中に記載する際「卒業見込み」を使用することが重要です。この表現は、未だ卒業していない状況で、将来の卒業を予定していることを表します。

この時「在学中」と記載することは適切ではありません。”大学〇〇学部〇〇学科 卒業見込み”という表ように、学位取得を目指していることを明確に伝えましょう。

このように、卒業見込みを使用することで、正確な情報を提供し、学歴と将来の目標に対するコミットメントを示すことができます

②学校名は正式名称を書く

学校名は正式名称を書きましょう。なぜなら、学歴情報を提供する際の信頼性と明確さを保てるからです。

正式名称を使用することで、混乱や誤解を避け、学校を識別しやすくなります。逆に、略して書いたり学部だけを記載したりすると、他の人が正確な学校を特定すしにくくなってしまうでしょう。

また、正式名称を使用することで、学校名の変更や統合などの情報も適切に反映できます。正確性と一貫性を保つためにも、学校名は正式名称を書くことが重要です。

③高校入学から書くのが一般的

最終学歴を書く際、高校入学から記載しましょう。なぜなら、小学校や中学校などは義務教育の一環であり、通常、最終学歴には含まないからです。

また、学歴を書く際に冗長になることも避けられます。ただ、小中学校の学歴を追加したからといって減点されることは一般的にありません。

④西暦か和暦どちらかに統一する

最終学歴を大学在学中に記載する際、西暦か和暦のいずれかに統一することが重要です。これは一貫性と明確さを保つためですよ。

基本的には西暦を採用することが一般的で、多くの人にとってわかりやすい方法です。また、和暦は年度ごとに変わるため、混乱を招く可能性があります。

たとえば、西暦で「2023年 卒業見込み」と表記すれば、誰もが年に関して同じ理解を共有できます。

大学在学中の最終学歴を記載する場合、西暦を使用することで情報の一貫性と明快さを確保できます

⑤時系列に書く

最終学歴を大学在学中に書く際には、時系列に書くことが重要です。時系列に書くことで、過去の学歴と現在の状況を明確に区別し、信頼性を高めることができます。

たとえば、大学を卒業していない場合に「大学卒業」と書くと、誤解を招く可能性があります。

代わりに、「現在〇〇大学に在学中」と書くことで、あなたの在学状況を示し、雇用主や他の関係者に正確な情報を提供できるでしょう。

⑥中退した学校は記載しない

最終学歴を大学在学中に書く際、中退した学校は記載しないようにしましょう。理由は、中退したことは履歴書や職務経歴書においてネガティブな印象を与えるからです。

中退経験を記載するのではなく、現在の学歴を強調し、それに関連するスキルや成果をアピールしましょう。

また、面接時に質問がある場合は誠実に答え成長や学びについて語る機会を得られるかもしれません。しかし、履歴書には中退経験を含めず、プラスの印象を与えましょう

⑦留学の場合は要確認

最終学歴を大学在学中に記載する際、留学の場合は確認が必要です。

学位を取得した場合に限り、留学経験を最終学歴として明示できます。ただし、短期の留学や現地の語学学校での学びは学歴として認識されないことに注意しましょう。

最終学歴は学位を取得した際に与えられるものであるため、それ以外の留学経験は履歴書や応募書類に記載する際、明確に区別することが重要です。

最終学歴を大学在学中に書く際の記入例

次に、最終学歴を大学在学中に書く際の記入例を紹介します。

2017年4月 〇〇県立〇〇高等学校〇〇 卒業
2020年3月 〇〇県立〇〇高等学校〇〇 卒業

2020年4月 〇〇大学〇〇学部〇〇学科 卒業見込み
2024年3月 〇〇大学〇〇学部〇〇学科 卒業見込み

紹介したポイントの通り、高校入学から時系列で記載し、高校は「高等学校」と記載し、大学は学部学科まで記載しましょう。

最終学歴を大学在学中に書く際のポイント2つ

次に、最終学歴を大学在学中に書く際のポイントを紹介します。

  1. 卒論やゼミのテーマも書き加える
  2. 休学や中退をした場合

①卒論やゼミのテーマも書き加える

最終学歴を大学在学中に書く際には、卒論やゼミのテーマを含めることが重要です。なぜなら、学問的な関心や専門知識を示すことで、卒業生としての学術的な背景が明らかになるからです。

卒論やゼミを通じて学んだことについて、誰にでもわかるように書きましょう。

具体的な情報は、学生の専門性と研究に臨む姿勢を示し、仕事においても研究能力や問題解決力を期待できることをアピールすることに役立ちます。

②休学や中退をした場合

最終学歴を大学在学中に休学や中退をした場合、休学や中退の理由や補足情報を明示的に記載しましょう。具体的に書くことで、マイナスイメージを払拭できるからです。

たとえば、「大学在学中に休学しましたが、健康上の問題によるものであり、その間に職業訓練を受けた」といった具体的な説明を追加しましょう。

離職や学業中断が生じた背後の事情を説明できます。

休学や中退が一時的なものであることや、新たなスキルや経験を獲得するために取ったステップであることを強調し、ポジティブな側面も強調しましょう。

企業に卒業証明書を求められた際の注意点3つ

最後に、企業に卒業証明書を求められた際の注意点を紹介します。

  1. 卒業証書と卒業証明書は別物!
  2. 余裕をもって取り寄せる
  3. 発行から3カ月以内のものがベスト

①卒業証書と卒業証明書は別物!

卒業証書と卒業証明書は別物。卒業証書はあなたが大学や学校を卒業したことを証明する公式な文書で、通常は一生保管すべきです。

卒業証明書は、就職や転職時に企業や機関が学歴確認のために求める場合があり、卒業証書のコピーでは代わりになりません。

たまに混同している人がいるため、注意が必要です。卒業証明書を提出する際、学校の学務担当者に連絡し、必要な手続きを確認しましょう

②余裕をもって取り寄せる

卒業証明書の提出が求められた場合、余裕を持って取り寄せることが重要です。なぜなら、学校によっては証明書の取り寄せが郵送でしかできないこともあるからです。

また、何日くらいで証明書が届くかは確実に予測できません。そのため、余裕をもって取り寄せることが大切です。

最悪の場合、急ぎで提出しなければならない状況になるかもしれません。

計画的に行動し、余裕を持って証明書を取り寄せることで、求められた期限内に提出できる確信を持つことができます

③発行から3カ月以内のものがベスト

卒業証明書は、発行から3ヶ月以内のものを提出するようにしましょう。なぜなら、企業によっては期限が定められていることもあるからです。

卒業証明書は、余裕を持って取り寄せた方がいいと紹介しました。しかし、発行から時間が経ち過ぎていることもNGなのです。

提出する前に一度期限を確認し、必要であれば再度発行を依頼しましょう。

最終学歴の正しい書き方を理解しよう!

本記事では、大学在学中の最終学歴の書き方を解説しました

履歴書において、最終学歴の書き方に気を配ることは重要です。注意点も多いため、ひとつずつ確認した上で間違いのないよう、正確に記入しましょう

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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