就活を進めていく中で、「面談」と「面接」の違いが気になった方もいるのではないでしょうか。
そのため本記事では、面談と面接の違いやそれぞれの目的・形式・雰囲気について解説します。
両者ともに就活においては非常に重要なものであることから、理解を深める機会として本記事をチェックしてみてくださいね。
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面談と面接の違いは合否の有無

面談と面接の違いは、合否の有無です。面接には合否の判断が伴いますが、面談には伴いません。
より具体的に考えると面接は選考の一部ですが、面談は対等な立場での話し合い、情報交換の場であると言えるでしょう。
就活で言えば、面談は面接の前段階に行われることが一般的です。企業が自社のことをより知ってもらう、志望度を高めてもらうために面談を実施します。
就活生から見れば、面談は情報収集の場として非常に有効です。近年ではオンライン面談や電話面談を実施することも増えていることから、積極的に活用すると良いでしょう。
面談の特徴を徹底解説!

ここでは、面談の特徴を以下の3つのポイントで整理します。
- 【目的】応募者と企業がお互いを知ること
- 【形式】カジュアル・リクルーターの2つ
- 【雰囲気】リラックスした空気感
面談を活用することで、就活をより有利に進められるので、ここで一緒にチェックしましょう。
【目的】応募者と企業がお互いを知ること
面談の目的は、応募者と企業がお互いを知ることです。お互いのことを知り、コミュニケーションをとるための場だと言えます。
企業・就活生双方にとっては、事前にミスマッチを防ぐために有効な場です。面談を行った結果、就活生の意思で選考には進まないケースも考えられます。
その企業への応募意思がまだ固まっていない状態でも面談の利用はできることから、就活の初期段階からでも比較的気軽に利用できるでしょう。
【形式】カジュアル・リクルーターの2つ
面談の形式は、カジュアルとリクルーターの2つです。
カジュアル形式の面談は、選考に入る前のお互いのミスマッチを防ぐために行われます。そのため、カジュアル形式の面談は基本的に選考には直接影響しません。
ただし担当者への印象を悪くすればその後の評価に影響する可能性もあるため、言葉遣いや振る舞い、身だしなみには十分に注意すべきです。
リクルーター形式の面談とは、企業から依頼を受けたリクルーターが、就活生を一定選んでアプローチしてくる形式だと言えます。リクルーター形式の場合、カフェで行われることも多いでしょう。
【雰囲気】リラックスした空気感
面談の特徴としては、リラックスした雰囲気であることも挙げられます。
相互理解が目的であることから、ラフでリラックスできる空気感である場合が多いのです。
面談では仕事内容の説明を受けたり、就活生から質問を行ったりします。また、雑談をしてお互いの親交を深めることもあるでしょう。
また、リラックスした雰囲気の中で勤務条件に関する話し合いを行うこともあります。不明点があれば、しっかりと質問して解消することが重要です。
面接の特徴を徹底解説!

ここでは、面接の特徴を以下の3つのポイントに整理して解説します。
- 【目的】選考をすること
- 【形式】個人・集団の2つ
- 【雰囲気】堅い空気感
面接の攻略は、就活において非常に重要であることから、ここでしっかりと特徴を理解しておきましょう。
【目的】選考をすること
面接の目的は、応募してきた就活生を選考することです。就活生の意思の確認や質疑応答など、選考フローの一環として行われます。
選考を目的としていることから、就活生の適性や能力、性格などを見極められる点が面接の大きな特徴です。
そのため、就活生は自分の疑問点や聞きたいことについて自由に話をするのではなく、面接官から問われたことに的確に回答しなくてはいけません。
就活生としては、質問に対してしっかりと答えることで自分の存在を印象付けるようにしましょう。
【形式】個人・集団の2つ
面接の形式は、個人と集団の2種類です。
個人面接では、1人もしくは複数人の面接官が一人の就活生に対して質問をします。一方の集団面接は、複数の就活生に対して同時に面接を行う形式です。
また集団面接には、就活生がいくつかのグループに分かれて特定の話し合いを行う「グループディスカッション」も含まれます。
中途採用では個人面接が多く、新卒採用では、集団面接と個人面接が組み合わされることが多いと言えるでしょう。
【雰囲気】堅い空気感
面接では、比較的堅い雰囲気で質疑応答が行われます。面接では、就活生の合否判断をしなくてはならないためです。
就活生としては、緊張感がある中でも面接官からの質問に適切に回答しなくてはいけません。
緊張しすぎると泣いてしまったり思うように回答できなかったりすることは多々あることから、しっかりと事前準備を行うようにしましょう。
自己PRや志望動機など頻繁に聞かれる内容については、事前に回答内容を用意しておくことが重要です。
面接と面談の違いを理解して事前対策しよう!

面接は、合否の判断を伴うものであり、面談は企業と就活生がお互いの理解を深めるための場です。
それぞれの雰囲気や目的、形式についてよく理解しておくことで、就活を有利に進めましょう。
本記事を参考にして、面接や面談に適切な備えをしてくださいね。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。