就職活動において、二次面接を通過するのはかなり難易度の高くなります。少しでも印象をアップするためにも、企業にお礼のメールを送るのがおすすめです。
とはいえ、まだ内定をもらっているわけではないため、どのような文面で送ればいいのか迷う方も多いでしょう。
本記事では、二次面接後に送るお礼メールの重要ポイントや必須項目を詳しく解説します。
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二次面接後はお礼のメールを送るべし
二次面接が終わったあと、お礼のメールが必要かどうか迷う方もいるかもしれません。しかし、結論から言うと企業にお礼のメールは送るべきです。
一次面接と比較すると、二次面接はよりいっそう通過するのが難しくなっています。少しでも通過率を上げるために、企業からの印象を良くするよう努めましょう。
もし企業が自分と他の学生で合否を迷った際に、お礼メールを送ったかどうかが決め手になることも考えられます。
また、自分に時間を割いてくれた企業にお礼を伝えるのは、ある意味当然のことです。ビジネスマナーとして考えても、お礼メールは送るのがおすすめだと言えるでしょう。
二次面接後に送るお礼メールのポイント3つ

それでは、二次面接後どのような文面でお礼メールを送ればいいのでしょうか。ここでは、下記3つのポイントについて詳しく解説します。
- お礼のメールは二次面接当日か翌日に送信する
- テンプレを使用せず自分の言葉で伝える
- 丁寧な言葉遣いを意識する
①お礼のメールは二次面接当日か翌日に送信する
お礼メールは、面接が終わり次第なるべく早く送りましょう。二次面接当日、もしくは翌日までには送信するのがおすすめです。
もしやむを得ず翌日以降になってしまった場合でも、「ご挨拶が遅くなり申し訳ございません」と書き添えて送るべきです。遅くなったからといって、送るのをやめるというのは避けましょう。
また、メールを送る時間帯にも配慮するとよりベターです。企業が始業したばかりの忙しい時間帯や、16時以降の終業時間付近と夜間は避け、10時~15時の時間帯に送信するのが望ましいですよ。
②テンプレを使用せず自分の言葉で伝える
お礼メールを作成する際は、できる限り自分の言葉でお礼の気持ちを伝えるようにしましょう。
面接のお礼メールもビジネスメールにあたるため、マナーや形式は必要です。とはいえ、いかにもテンプレート通りの文面だと事務的で、意欲や感謝を企業に感じ取ってもらえなくなります。
テンプレートや例文は参考程度にし、面接でどのような気付きがあったか、企業に対しどのような意欲を持っているかを記載してください。
③丁寧な言葉遣いを意識する
メールの文面は、丁寧な言葉遣いで、誤字脱字などないように気をつけましょう。
せっかく企業への印象を良くするためにお礼メールを送るのに、文章や言葉遣いが乱雑だったり、おかしな日本語になっていたりすると、逆に印象を悪くしてしまいます。
背伸びをして難しい表現や言い回しをして失敗してしまうよりも、基本的な「です・ます」調や敬語表現を用いて、わかりやすい文章で書くのがおすすめです。
もし文面がおかしくないか不安だったら、送信前に友人や家族にチェックしてもらいましょう。
二次面接後のお礼メールに必須な4つの項目

ここでは、二次面接のお礼メールに必ず書くべき項目を紹介します。以下の4点に気をつけて、文面を作成してみてください。
- 宛先は採用担当者
- 件名は簡潔に書く
- 本文は二次面接のお礼を長くならない程度に書く
- 署名も忘れずに
①宛先は採用担当者
面接のお礼メールは、採用担当者宛に送信します。実際に面接官となった担当者に送信することが最も良いですが、名前や連絡先がわからない場合は、担当の人事部宛てとなるでしょう。
ほとんどの場合、募集要項に連絡先として担当部署のメールアドレスが記載されているはず。同じ企業でも、他部署に送らないように気をつけてくださいね。
担当者名がわかる場合はその担当者へ、名前がわからない場合は「ご担当者様」と記載します。複数の面接官がいたとしても、全員に送る必要はありません。代表の担当者に送りましょう。
②件名は簡潔に書く
メールの件名は簡潔に、担当者がぱっと見てすぐにわかるように書きましょう。ひと目で内容がわからない複雑な件名だと、担当者がメールを開くのを後回しにするかもしれません。
基本的には下記のメールタイトルで問題ないでしょう。
二次面接の御礼 ◯◯大学 田中 一郎 |
学部や学科を入れるのも丁寧ではありますが、そのぶん文字数が増えてしまいます。担当者がメールを見るデバイスによっては、件名が長すぎると表示しきれない可能性も。
本文で丁寧に名乗れば問題ありませんので、件名では大学名だけでも問題はないでしょう。
③本文は二次面接のお礼を長くならない程度に書く
本文は下記の構成で書くのがおすすめです。
- 宛名(担当者)
- 名乗り
- お礼
- 面接の所感
- 結びの挨拶、署名
お礼メールは基本的にあまり長くならないように気をつけましょう。長々と書いてしまうと、読む担当者の負担になってしまいます。
面接の機会をくれたお礼と、面接でどのような気付きがあったか、どのように感じたかを簡潔にまとめるだけで問題ありません。だいたい200文字程度あれば十分でしょう。
④署名も忘れずに
メールの最後には署名をつけましょう。その都度入力するのではなく、あらかじめメールの機能に登録しておくのがおすすめです。
▼例 ——————- ◯◯大学◯◯学部 田中 一郎(たなか いちろう) 090-XXXX-XXXX xxxx@xxx.co.jp ——————- |
大学名と学部名、自分の名前(フルネーム、ふりがな付き)、電話番号とメールアドレスがあればいいでしょう。
二次面接後のお礼メールの例文

ここからは、具体的にどのようなメールの文章にすればいいのか、例文を紹介します。
件名:二次面接のお礼 ◯◯大学 田中 一郎 本文: 株式会社◯◯ 人事採用部 ◯◯様 お世話になっております。 ◯◯大学〇〇学科3年 田中一郎と申します。 本日はお忙しい中、二次面接をしていただき、誠にありがとうございました。 ◯◯様がお話してくださった◯◯プロジェクトに対するビジョンや価値観に深く感銘を受け、 改めて貴社で仕事がしたいという意欲が高まりました。 今後も精進して参りますので、何卒よろしくお願い申し上げます。 本日は貴重な機会をいただき、ありがとうございました。 ——————- ◯◯大学◯◯学部 田中 一郎(たなか いちろう) tel:090-XXXX-XXXX mail:xxxx@xxx.co.jp ——————- |
担当者の名前がわからない場合は、「採用担当者様」などに置き換えましょう。名乗りやお礼、結びの言葉などは、基本的にはこの例文通りで問題ありません。
面接で感じたことを、できるだけ具体的に丁寧に伝えてみてくださいね。
注意したいのは、過度に自己PRを書かないことです。あくまでお礼のメールですので、簡潔にまとめましょう。
二次面接後はお礼メールを送ると尚良し
二次面接を受けたあとは、企業にお礼のメールを送るのがおすすめです。できれば当日、遅くとも翌日には送信するようにしましょう。
きちんと面接をしてもらったお礼を伝えることで、企業への印象がアップします。少しでも通過率を上げるためにも、この記事を参考にして、メールを作成してみてください。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。