周囲が内定を獲得していくなかで内定がなかなかとれないと、自己否定されている気分になったり落ち込んだりする就活生は多いでしょう。
「内定がひとつもない…」「自分は就職に向いてないのかな…」と落ち込んだ気持ちで就活を進めても、満足のいく結果にならないことが多いです。
内定がもらえない人には、共通点があります。就活がうまくいかない原因とその対処法を知ることで、自分が何をすべきかが分かり内定獲得へとつながりますよ。
本記事では、内定がない人の7つの特徴とその対処法を解説しています。当てはまる特徴がないか、自分と比べながら読んでみてくださいね。
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内定がない状態でも諦めずに進めるのが大切
自分なりに就活を頑張っているのに不合格とされると、自分を否定されているように感じてしまい、諦めたくなりますよね。
NNTとは
内定がない状態のこと。「無い内定」の頭文字をとった言葉。
しかし、内定が取れないからと言って、諦めるのはまだ早いです。内定がもらえない人には、共通する特徴があります。
特徴を把握すると、自分が実践していた就活のやり方に改善すべき点が見えてくることも。自分の状況と照らし合わせながら、特徴に当てはまっていないか確認しましょう。
また、内定がなく悩んでいる人向けに就活中のNG行動なども紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
内定時期は6~7月が目安

数値の引用:内閣府「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査」
就活を進めていると、周囲から「内定決まった!」という声が聞こえてくることが増えてきます。では、いつ頃から内定をもらう就活生が多いのでしょうか。
内閣府の「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査」では、大学4年生の4月までに34.7%、5月に23.5%、6月に29.2%、7月に11.1%、8月に1.5%となり、7月までに98.5%の就活生が内々定を獲得しているのが分かります。
政府主導の就活ルールでは3月に情報解禁、6月に選考が開始されるため、6~7月に内定を獲得する人が多いのです。
内定が出ないとまずい最終時期を解説!無い内定の場合の進路も
6~7月に内定を獲得している就活生が多いと分かりましたが、いつまでに内定が出ないとまずいのでしょうか。
この章では、ここまでに内定獲得したい『就活のデッドライン』と、「内定がないまま卒業したらどうなるの?」と無い内定の場合の進路も紹介します。
就活の年間スケジュールも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
デッドラインは11月!秋採用も視野に入れよう

まず、いつまでに内定をもらっていないとまずいのか、『就活のデッドライン』を確認しましょう。
先ほど、内定をもらう時期は6~7月が多いと紹介しましたが、就活のデッドラインはそれよりも少し先の11月。
というのも、春採用では6~7月までの採用活動ですが、秋採用を導入している企業では11月頃まで採用活動を行なっているからです。
しかし、11月を過ぎると採用活動を終了してしまう企業が多いため、内定獲得が厳しくなってしまいます。
無い内定の人は就職浪人になることも
就職浪人とは、大学在学中に内定が決まらず、卒業後も就職活動を続ける人のこと。
日本では新卒一括採用で採用活動を行う企業が多いため、既卒扱いの就職浪人は新卒よりも採用が厳しくなる傾向があると言えるでしょう。
しかし、就職浪人(既卒)でも新卒と同じ枠での採用を行なう企業もあるため、志望企業のHPをチェックしてみてください。
また、就職浪人以外にも、留年や休学、大学院への進学、フリーターなど、さまざまな進路がありあます。以下にそれぞれのメリットとデメリットをまとめたので参考にしてみてくださいね。
進路 | メリット | デメリット |
---|---|---|
就職浪人(既卒) | ◎学生よりも就活にかけられる時間が多い | ▲転職を考える社会人と同じ枠での採用になる |
留年・休学 | ◎卒業せずにもう一度新卒枠で就活出来る | ▲大学の費用がかかる |
大学院進学 | ◎より専門的な知識をつけた状態で就活できる | ▲進学のための費用がかかる |
フリーターになる | ◎やりたいことに時間を費やせる | ▲安定した雇用ではない |
起業する | ◎自由な働き方が出来る | ▲社会人のスキルやマナーを自分で獲得していく必要がある |
諦めないで!就活のプロに頼ろう
デッドラインの11月を過ぎてしまったからと言って、就活を諦めなければいけないのかというと、そうではありません。
ギリギリまで粘り強く就活を続けることで内定獲得につながることもあります。秋採用を逃してしまった場合は、通年採用がねらい目です。
しかし、春採用や秋採用の企業と比べると、選考の準備期間が短くなりがち。自己分析や業界研究など、これまでの就活の見直しと並行して通年採用の企業探しをするのはハードですよね。
そんなときは、就活のプロに頼るのも1つの手です。就活を見直している間に、キャリアアドバイザーが代わりに企業探しを手伝ってくれます。
また、就活の悩みや相談も親身になって聞いてくれるので、気になる人は下のボタンから覗いてみてくださいね。
内定がない人の7つの特徴

「内定がない…」「周りの友達は内定決まっているのに自分だけ…」と感じる人には、共通する特徴があります。
特徴を把握することで、自分の就活を見直せたり、反面教師にして就活をうまく進められたりできるのでぜひ押さえておきましょう。
この章では、内定がない人の特徴を7つに分けて解説します。自分にも当てはまっていないか確認しながら読んでくださいね。
- 【特徴①】何をしたいかが定まっていない
- 【特徴➁】人気企業のみにエントリーしている
- 【特徴③】落ちた原因を理解していない
- 【特徴④】面接にニガテ意識がある
- 【特徴⑤】WEBテストで高得点が取れない
- 【特徴⑥】書類内容が不十分
- 【特徴⑦】ひとりで悩んでいる
【特徴①】何をしたいかが定まっていない
「社会人になって何をしたいのか自分でも分からない」と思っていませんか?何をしたいかが定まっていない状況は、内定がない人に見られる特徴の1つ。
やりたいことが不明確な人や将来の目標が定まっていない人は、企業選びを間違えたり、志望動機が弱くなったりしてしまい、内定がなかなかもらえない状況に陥ってしまいがちです。
というのも、「何をしたいか」は自分の価値観が現れる部分で、就活の軸となり欠かせない観点だからです。
これまでの経験を振り返ったり、得意なことや興味のあることを考えたりしてみると、自分のやりたいことが見えてくることがありますよ。
就活では「何がしたいか」が非常に重要。
就活の軸となる部分なので、定まっていない人はすぐに対処法を実践し、自分の価値観を明確にしましょう。
【特徴➁】人気企業のみにエントリーしている
有名企業や大手企業などの、「人気企業」と呼ばれる企業ばかりエントリーしている就活生はいませんか?やみくもに人気企業ばかりに応募するのも内定がない人によく見られる特徴ですよ。
名前が知られている会社や大手企業は、人気企業と呼ばれているだけあって、エントリー数も他の企業と比べて多い傾向にあります。しかし、採用人数には限りがあるため、倍率は当然高くなってしまうのです。
また、エントリー数がそもそも少ない人も注意が必要です。「絶対にこの会社で働くんだ」と強い意志を持っていても、内定獲得までに至らないこともあります。
幅広い視野をもった応募が重要ですよ。
人気企業は、WEBテストのボーダーが高く、複数回の面接など、審査が厳しいことも。対策時間も長くなるので自分に合った企業選びが重要です。
【特徴③】落ちた原因を理解していない
3つ目の特徴は、選考をやりっぱなしにして放置していることです。
選考に落ちるということは、その原因が必ずあるはずです。内定をもらえなかった理由が何かを明確にしないまま次の選考に進むと、また同じ失敗を繰り返してしまいますよね。
「なぜ選考に落ちてしまったか」を自分なりに振り返り、改善点を見つけることは非常に重要です。やりっぱなしになっていた人はこれまでの選考を振り返ってみてくださいね。
選考に落ちる原因はさまざま。書類審査・面接・GW/GDなのかでは、原因が違います。どこでつまずいたのかを明確にして次の選考に活かしましょう。
【特徴④】面接にニガテ意識がある
「書類は通るのに面接でいつも落とされてしまう…」という人はいませんか?面接に対してニガテ意識があるのも、内定がない人によく見られる特徴です。
もともと人前で話すのが得意ではなかったり、面接でのマナーを把握しきれていなかったり、面接を突破できない原因はさまざま。
面接を突破して内定を獲得している人は、自分のニガテを分析し、克服しています。ニガテだからといってそのままにするのではなく、できるところから対処法を実践してみてくださいね。
面接は当日までの準備量がカギです。
マナーや質問の受け答えなど、対策すべきポイントがたくさん。ニガテ部分を徹底的に対策しましょう。
【特徴⑤】WEBテストで高得点が取れない
5つ目の特徴としては、WEBテストで高得点が取れないことが挙げられます。
就活では、選考にWEBテストを導入し、点数によって次の選考に進めるかを決めている企業がみられます。
ボーダーラインを設置している企業が多く、その基準を超えないとそもそも応募できないことも。
高得点を取れない人は、問題を解く回数が少なかったり、間違えた部分を見直さずに勉強していたりなど、高得点に結びつかない理由が必ずあります。
志望企業がWEBテストを導入している場合は、ボーダーを確認し、計画的な勉強が必要ですね。
WEBテストは、全企業が実施するわけではないので、つい優先度が低くなりがち。
後回しにせずスキマ時間を活用してみてくださいね。
【特徴⑥】書類内容が不十分
内定がない人の特徴として、ESや履歴書などの書類内容の不備があることが挙げられます。
選考書類は、面接などで顔を合わせる前に採用担当者が確認するもので、就活生の印象を左右する重要な書類です。
内容がありきたりなものや使いまわされたものになっていたり、内容が分かりにくかったり、企業の求める人物像とマッチしていなかったりするのが内定見送りの原因と言えます。
特に、自己PR欄や志望動機欄は、企業が就活生の価値観を図るために重要な部分となっているので、書き方や内容の見直しが必須ですよ。
誤字脱字や内容、書類ルールなど、十分に見直してから提出しましょう。
業界や企業ごとに合わせた内容にすることも心掛けたいですね。
【特徴⑦】1人で悩んでいる
誰にも相談せずに1人で抱え込んでいるのも、内定がない人の特徴にみられます。
「周りに友達は内定をもらっているのに自分だけなくてつらい…」「サークルに入っておらず頼れる先輩がいない…」など、自分ひとりで就活に悩んでいませんか?
1人で抱え込んでしまうと、ネガティブな考えが頭の中でぐるぐると巡り、負の連鎖が続いてしまうことも。
悩みごとや不安点がある場合には、ため込まずにひとつずつ解消していくことが重要です。
相談できない理由は人ぞれぞれですが、ため込むと立ち直れなくなってしまうことも。自分なりにリフレッシュ法を見つけて発散するのも大事ですよ。
内定がないときの対処法7つ

「内定がない…」「どうすれば内定がとれるようになるのか分からない」と悩んでいる人は、これから紹介する7つの対処法を実践してみてください。
自分の就活に足りていない部分や、見直すべき部分を見つけて逆転内定を狙いましょう!
- 【対処法①】自己分析を見直す
- 【対処法➁】企業分析を徹底する
- 【対処法③】選考を振り返る
- 【対処法④】面接練習をする
- 【対処法⑤】時間を有効活用してWEBテスト勉強
- 【対処法⑥】自己PRをブラッシュアップする
- 【対処法⑦】キャリアアドバイザーに相談する
【対処法①】自己分析を見直す
内定が取れない現在の就活方法を見直すために、まずは自己分析をやり直してみましょう。
自己分析を徹底することで「自分の強みや興味があることは何か」「強みを活かすにはどんなことが向いているか」が分かり、自分の価値観が明確になります。
自己分析で活用したい考え方
■マインドマップ
■自分史
■ジョハリの窓
■モチベーショングラフ
「どう自己分析をすればいいのか分からない」という人は、マインドマップやモチベーショングラフ、自分史などを使ってこれまでの人生を振り返ってみると良いでしょう。
就活を始めたころの自分とは価値観が変化している可能性もあるので、新しい自分の考え方に気づける良い機会にもなりますよ。
【対処法➁】企業分析を徹底する
自己分析で「自分がどんな業界で何をしたいのか」が分かったら、次に企業分析で「どの企業で実現できるのか」を把握しましょう。
志望業界や志望企業についての情報を出来るだけ多く集めれば、面接などで聞かれた際にも戸惑うことなくスムーズに答えられますよね。
企業分析のポイント
■社風
■事業内容、力を入れていること
■業界の中の立ち位置
■競合他社との違い
志望企業を絞り込みすぎず、広い視野を持って中小企業にも目を向けることが非常に重要です。企業分析を徹底して「本当に大企業でしかできないことなのか」を確認しましょう。
【対処法③】選考を振り返る
「内定がなかなか取れない…」と悩む就活生の中に、受けた選考を振り返らずやりっぱなしにしている人はいませんか?そんな人は、選考を客観的に振り返る『就活ノート』をつけるようにしましょう。
なぜ選考に落ちてしまったのか、自分の改善すべきポイントを把握しないまま次の選考に進んでも、また同じ失敗を繰り返してしまいます。
すぐに次の選考の準備をしたくなりますが、振り返る時間も大切。終えた選考から、良い部分や失敗部分を分析しましょう。
振り返りとともに企業分析や参照したことや調べたことなどを書き込むと、より具体的な改善策に気づけるため、就活ノートにどんどんまとめていくと良いですよ。
【対処法④】面接練習をする
もともと人前で話すのがニガテな人や面接経験回数が少ない人は、本番さながらの模擬面接を何度も行うと良いでしょう。
しかし、面接練習をする際は、面接の評価ポイントをよく理解した上で行うことが重要です。
【段階別】面接の評価ポイント
■一次面接:ビジネスマナーなどの社会人としての基礎的なスキル
■二次面接:人柄や強みが企業とマッチしているか
■最終面接:入社への熱意・志望度の高さ
面接では、質問の受け答えのほかにも身だしなみやビジネスルールといったマナーも大切。細かい部分まで意識して練習するようにしましょう。
面接練習ならカリクルエージェントにお任せ!
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面接練習は1人でも行えますが、複数人で実施するとさらに本番に近づくため、話す練習として効果的。就活のプロによる的確なアドバイスを受けながら、面接力を上げていきましょう!
【対処法⑤】時間を有効活用してWEBテスト勉強
WEBテストの得点に伸び悩んでいる人は、スキマ時間を活用して勉強しましょう。通学時間や休み時間、待ち時間などは絶好の勉強タイムです。
家で勉強する際には、参考書や問題集を使って勉強することが多いですが、外出時に参考書を持ち歩くのは大変ですよね。
そんな場合は、スマホアプリを使ってサクっと勉強するのがおすすめ。外出時でも簡単にWEBテスト勉強ができますよ。
また、友人と問題を出し合うのも勉強法の1つです。問題を解くインプットと、出題するアウトプットもできるので、記憶に定着しやすいですよ。
【対処法⑥】自己PRをブラッシュアップする

自己PRや志望動機は、自分の価値観を相手に伝えるための手段となるため非常に重要です。
内容がわかりやすいか、ありきたりな文章になっていないか、求める人物像とマッチしているかなど、ブラッシュアップしましょう。
わかりやすい文章にするためには、PREP法を用いて結論から述べると良いですよ。採用担当者がその後の話を理解しやすくなります。
また、内容の他にも、改行のタイミングは適切か、誤字脱字や空欄はないかなどにも注意が必要です。何度も見直して相手が見やすい書類に仕上げましょう。
【対処法⑦】キャリアアドバイザーに相談する
誰にも相談できずに1人で不安を抱え込んでいる人は、キャリアアドバイザーに相談するのも対処法のひとつです。
友達は内定をもらっていて相談するのがつらかったり、同じ業界を受けている仲間がいなかったりして、なかなか第三者に言い出せないことも多いですよね。
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内定がないときのNG行動5つ

内定がなかなか出ずつらい時期には、不安や焦りからついついNG行動をとってしまいがちです。
NG行動をとってしまうと、迷走したり、内定がない状態が続いたりするため、できるだけ避けたいところ。
この章では、内定がない状態のNG行動を5つにまとめて紹介します。
①諦める
内定がないからといって、すぐに就職を諦めるのはNGです。つらく逃げ出したくなってしまう気持ちから、就職自体を諦めたり、適当に就活を辞めてしまいたくなったりしますよね。
しかし、新卒切符を逃し、後に大きく後悔する可能性が考えられます。転職では、中途採用や経験者採用が用いられ、高度なスキルが要求されるためハードルは高いのです。
多くの企業は春先まで採用活動を行っており、遅い時期になってもチャンスは存在します。また、一度諦めてしまうと、再び就活を始める際のモチベーションが下がってしまう恐れも。
就職活動は長期戦!焦らず、自分のペースで進めていくのが重要ですよ。
➁1人で悩む
1人で悩んでいると、自分自身を追い詰めてしまい精神的にも良くないだけでなく、視野が狭まってしまい解決策を見つけるのが難しくなります。
就活で悩むことがあれば、友人や先輩、大学のキャリアセンターやエージェントなどに早めに相談しましょう。
第三者からの視点や経験を聞くことで、自分では気づけなかった新しい視点や解決策を見つけられます。悩んだ時こそ孤独にならず、積極的な人とのコミュニケーションを心掛けると良いですよ。
③改善しないでそのまま就活を続ける
これまでの就活を改善せずにそのまま続けるのもNG。内定が取れない原因をしっかりと分析し、それを改善するのが重要です。
例えば、面接時のコミュニケーションの取り方やESなどの提出書類の書き方などを見直してみましょう。
また、これまでに受けた選考をひとつずつ分析し、『就活ノート』を作って振り返るのも効果的です。就活のどの部分がニガテで改善すべきかを明確にするようにしましょう。
自分の弱点を知り、それを克服することで、次回の就活ではより良い結果を得られます。自分の成長のためにも、反省と改善を繰り返しましょう。
④内定を取れたら深く考えず就職を決めてしまう
内定を獲得できた瞬間、安堵の気持ちから「やっと内定が取れた!」と深く考えずに入社を決めてしまう就活生は少なくありません。
しかし、企業選びで重要なのは、自分の価値観や目標と企業の理念が合致しているかどうかであり、この判断は将来のキャリアに大きな影響を及ぼす可能性があります。
たとえ内定が出たとしても、業界研究や企業研究を改めて行い、その企業で働く自分の姿を具体的にイメージしたうえで、入社後のキャリアパスや研修制度、福利厚生なども慎重に確認しましょう。
焦って決めてしまうと、入社後にミスマッチが発生し、早期退職につながるリスクもあります。
⑤不特定多数の企業を乱れ打ちする
焦りから「とにかく数を打てば当たるはず」と考えがちですが、この方法には重大な問題があり、不特定多数の企業を乱れ打ちすることは、内定獲得への近道ではありません。
というのも、企業ごとに求める人材像や企業文化が異なるため、同じエントリーシートや志望動機を使いまわすことは逆効果です。
また、選考の準備が不十分なまま次々と応募すると、面接で具体的なアピールができず、不採用を重ねることになるでしょう。
むしろ、自分の志向や価値観に合った企業を厳選し、一社一社丁寧に企業研究を行い、個別に準備することが重要です。
内定がなくて就活に疲れたときに諦めないための心構え
就活で内定が得られない状況が続くと、誰でも心が折れそうになります。
しかし、企業があなたを否定しているわけではなく、ただ企業の理念との相性が合わなかっただけです。
ここでは、内定がなくて疲れた就活生が前を向いて歩み続けるための具体的な心構えをお伝えします。
①周囲と比べすぎない
周囲の友人が次々と内定を獲得していく中で、自分だけが取り残されているような焦りや不安を感じるのは自然なことですが、他人と自分を比較することは、自己嫌悪や自信喪失につながりかねません。
就活は一人ひとりの価値観や目標に応じた個人戦であり、内定獲得の時期は人それぞれで、年度や時期によって内定の出るタイミングも大きく異なります。
むしろ今は、自分の就活軸を見直し、本当にやりたいことや自分に合った企業を見極めるチャンスと捉えましょう。
一時的な焦りで判断を誤るよりも、じっくりと自己分析を行い、自分に合った企業を探すことで、結果的には良い結果につながります。
②自分を否定しすぎない
就活の選考に落ちることは、あなた自身の価値が否定されたことを意味するわけではありません。選考では企業との相性や時期、求める人材像など、さまざまな要因が複雑に絡み合っているのです。
内定が出ないことで自己否定に陥りやすい状況ですが、就活に疲れて悲観的になる気持ちはごく自然なものです。
過去の選考結果にはこだわりすぎず、面接での失敗から学べる点を客観的に分析し、次につなげる材料として活用しましょう。
そして、改善点を見出したら、その結果自体はさっさと忘れて気持ちを切り替えることが重要です。
就活は長期戦なので、一時的な結果に一喜一憂せず着実に前に進んでいきましょう。
③完璧主義になりすぎない
完璧主義になりすぎると、書類作成や面接準備に必要以上に時間をかけてしまい、エントリー数が少なくなってしまいます。
また、面接で質問に対して「完璧な答え」を出そうとするあまり、言葉に詰まったり、不自然な受け答えになったりすることもあるでしょう。
就活では、完璧を目指すよりも「まずは行動してみる」という姿勢が大切で、たとえば、エントリーシートは80%の完成度で提出し、その分多くの企業にエントリーする方が効果的です。
面接でも、完璧な答えを用意するのではなく、自分の言葉で素直に話すことで、かえって好印象を与えられます。
④休むのを悪だと思いすぎない
休むことは決して悪いことではありません。むしろ、就活で疲れ切った状態のまま無理に活動を続けることの方が、パフォーマンスの低下を招き、内定獲得の可能性を下げてしまいます。
一日だけでも就活から離れてリフレッシュすることで、気持ちを切り替えて再び前を向くことができるようになるでしょう。
理想的なのは、短期的な休息を取りながら、自分のペースで着実に就活を進めていくことです。
運動や趣味の時間を確保し、心身をリフレッシュすることで、就活へのモチベーションを保ちながら、納得のいく結果を目指すことができます。
内定がない!と焦らずに逆転内定を勝ち取ろう
内定がないと、周囲の学生と比べて焦ってしまいがち。しかし、無い内定の時こそ焦らず冷静に「なぜ内定をもらえないのか」を明確にすることで、内定に一歩近づけます。
悲観的にならずに、自分の納得するまでやってみましょう。最後まで諦めずにニガテな部分をひとつずつ克服していけば、内定獲得できますよ。
春採用の他にも、秋採用や通年採用などのチャンスはあります。本記事で紹介した対処法などを試して逆転内定を狙いましょう!
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。