就活を続けている中で、なかなか内定が取れなかったりすると、就活をやめたくなってしまうことは多くあるでしょう。
しかし、実際に就活をやめるとなると「本当にやめてもいいの?」「就活をやめた後はどうすればいいの?」とまた悩んでしまいますよね。
本記事では、就活を辞めたいと思った時に考えてほしいことをまとめました。就活の息抜きがてらにぜひ読んでみてください。
就活をやめたい人は沢山いる

就活は、多くの人にとってプレッシャーとなるものです。
適切な企業を見つけること、面接での緊張、そして自分の将来に対する不安など、様々な要因が重なり、時には「もうやめたい」と感じることもあるでしょう。
しかし、そう感じるのはあなただけではありません。多くの学生が同じような経験をしています。なので、やめたいと思っても自分を責めず、ゆっくり考え直してみることが大切です。
就活をやめた後に考えられる進路4つ

現代社会ではほとんどの学生が就活をしていますが、就活をやめるという選択も1つの道です。ここでは、就活をやめた後の考えられる進路を4つ紹介します。
- フリーターになる
- 大学院に進学する
- 起業する
- フリーランスとして働く
①フリーターになる
1つ目の進路はフリーターになることです。結論から言うと、フリーターとしての生活は自由度が高い反面、安定性に欠ける可能性があります。
フリーターとして働くことで、様々な職種や業界の経験を積めます。これは、自分の興味や適性を見つける上で非常に有益です。
しかし、長期的にフリーターとして働き続けると、キャリア形成や将来の収入面での不安が生じることも考えられます。
そのため、フリーターとしての経験を将来のキャリアの礎として活かすことが大切です。
②大学院に進学する
2つ目の進路は大学院です。大学院への進学は、専門的な知識を深めたい・研究を続けたい強い意志が必要です。
大学院では、学部時代とは異なる深い学びが求められます。そのため、進学の動機や目的を明確に持つことが大切です。
また、大学院生活は学費や生活費の面での負担が増えることも考慮しなければなりません。
しかし、専門的な知識や技術を身につけることで、将来的には高い専門性を求められる職種への就職も視野に入れられますよ。
③起業する
3つ目の進路は起業です。起業は、自分のアイディアやビジョンを形にするための手段の1つです。
起業家として成功するためには、ビジネスのアイディアや市場のニーズを正確に把握すること、資金調達や経営のノウハウを身につけることが求められます。
また、起業はリスクも伴います。しかし、そのリスクを乗り越え、自分のビジネスを成功させることで得られる達成感や自由度の高さが大きな魅力と言えるでしょう。
④フリーランスとして働く
4つ目の進路はフリーランスとして働くことです。フリーランスとしての働き方は、自分のスキルや経験を活かして、自由に仕事を選べるメリットがあります。
特に、専門的なスキルや経験を持っている場合、高い報酬を得ることも可能です。
しかし、収入の不安定さや自己管理の難しさなど、フリーランス特有の課題も存在します。
そのため、フリーランスとして長く働くためには、自分のスキルを磨き続けることや、仕事の受注先を増やす努力が必要です。
就活をやめたくなる理由

就活は多くの学生にとって大きなプレッシャーとなるものです。しかし、その背景にはさまざまな理由が隠れています。ここでは、就活をやめたくなる主な理由を4つ紹介します。
- 内定がとれない
- 同級生が内定を獲得している
- 気持ちが耐えられなくなる
- 費用がかさばる
①内定がとれない
就活をやめたくなる最大の理由は内定がとれないことでしょう。就活を進めていく中で、多くの学生が内定がない状況に直面します。
企業からのフィードバックがない、面接の結果が思うようにならないなど、様々なケースがあります。
しかし、内定が出ないことには多くの要因が考えられ、自分の実力だけが原因ではありません。業界の景気や企業の採用方針、面接官との相性など、さまざまな要因が絡み合って結果が出ています。
②同級生が内定を獲得している
2つ目の理由は、自分はまだ内定が無いのに周りの同級生がどんどん内定を獲得している状況が挙げられます。
人は他者と自分を比較することが多いですし、特に同じ環境で育った同級生との比較は避けがたいものです。
同級生が次々と内定を獲得している中、自分だけが遅れをとっていると感じると、焦燥感や劣等感が生まれます。
しかし、就活は他者との競争ではなく、自分の将来を考える大切な時間です。他者との比較にとらわれず、自分のペースで進めることが大切です。
③気持ちが耐えられなくなる
3つ目は気持ちが耐えられなくなったからです。就活は精神的にも肉体的にも大きな負担となります。
毎日のように企業説明会や面接に参加し、自己PRや志望動機を練り直す日々は、多くのストレスを生むのです。その中で、自分の限界を感じることもあるでしょう。
しかし、その気持ちを乗り越えることで、より強い自分に成長できます。
④費用がかさばる
4つ目は費用がかさばるからです。就活にはさまざまな費用がかかります。交通費やスーツの購入、履歴書の印刷費用など、思った以上に出費がかさむことも。
特に、遠方の企業を受ける場合、宿泊費や食費も考慮する必要があります。これらの費用が積み重なることで、経済的なプレッシャーを感じる学生も少なくありません。
しかし、将来のための投資と考え、計画的に支出を管理することが大切です。
就活をやめたくなった時に考えるべきこと

就活を途中で諦めたくなったとしても、その背景や理由を深く考えることで、新しい視点や選択肢が見えてくるかもしれません。
ここでは就活をやめたくなった時に考えるべき4つのことを解説します。
- 自己分析をやりなおす
- 他の人に相談する
- 自分のキャリアプランを見直す
- 無職のリスクを理解する
①自己分析をやりなおす
就活を途中でやめたくなる気持ちが湧いてきたら、まずは自己分析をやり直してみましょう。
初めに設定した目標や志望動機が、現在の自分に合っているのか再確認することが大切です。
また、自分の強みや弱み、価値観を再度整理することで、新しいキャリアの道が見えてくる場合もあります。自分自身を深く知ることで、適切な選択をする手助けとなるでしょう。
②他の人に相談する
1人で悩むよりも、信頼できる友人や先輩、キャリアカウンセラーなどに相談することで、新しい視点や意見を得られます。
他の人の経験やアドバイスを聞くことで、自分の考えが偏っていないか、または新しい選択肢を知れるかもしれません。
相談することで得られる情報や意見は、自分の選択を後押ししてくれるでしょう。
③自分のキャリアプランを見直す
就活を途中でやめるという選択をする前に、自分のキャリアプランを見直してみましょう。
短期的な目標だけでなく、長期的なキャリアビジョンを考えることで、今の選択が将来的にどのように影響するのかを理解できます。
また、自分のやりたいことや目指すべき方向性を再確認することで、就活の意義や目的を再認識できるでしょう。
④無職のリスクを理解する
就活を途中でやめることも1つの選択肢ではありますが、就活をやめた後のリスクも理解しておくことが大切です。
無職であることは、学生であることよりも不便なことが多いのが現実です。無職の期間が長くなると、経済的な問題やキャリアのブランクなど、様々な問題が生じる可能性があります。
しかし、行動を起こすことで新しいチャンスや出会いが生まれることも。リスクを理解し、自分の選択を後悔しないように、しっかりと考えて行動しましょう。
就活をやめたくなったら自分の将来をゆっくり考えよう

就活をやめたくなった時は、一度立ち止まり自分の将来について深く考えてみましょう。
就活が思うようにいかない場合、自分が本当にやりたいことや、自分の価値観に合った企業は何か、明確になっていない可能性があります。もう一度自己分析からやり直してみましょう。
就活は焦らず、自分のペースで考える時間を持つことが重要です。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。