就活豆知識

HOME > カリクル就活 > 就活豆知識 > 専門学校の就職率は高いのか|メリット・デメリットも詳しく解説

専門学校の就職率は高いのか|メリット・デメリットも詳しく解説

就活生の皆さんの中には、専門学校からの就職を目指す人も多いでしょう。しかし「専門学校からの就職は有利なの?」と悩みますよね。

そこで本記事では、専門学校からの就職について解説します。専門学校から就職するメリットやデメリットも併せて解説しているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!

専門学校の就職率は高い

前提として、専門学校からの就職率は高い傾向にあります。なぜなら、専門学生は特定の分野において高い専門性とスキルを持っているからです。

企業としては、イチからスキルを教えるよりも、すでにスキルや知識を持っており即戦力になってくれる人材を採用したいと考えます。

その点では、専門学生は就職に有利なのです。専門学校から就職する詳細なメリットは、このあと詳しく解説します。

専門学校から就職するメリット4つ

次に、専門学校から就職するメリットを紹介します。

  1. 即戦力になる
  2. 専門的知識を活かす仕事に就ける
  3. 学校のサポートが手厚い
  4. 業界内で転職できる

①即戦力になる

一つ目は、学生が即戦力として高く評価されることです。これは、専門学校で獲得した専門的なスキルや知識を現場で直接活かせるからです。

たとえば、専門学校で医療技術を学んだ学生は、病院や医療機関での実務経験を積む前から、患者のケアや医療業務に対して理解が深く、スムーズに業務に参加できます。

このように、専門学校での実践的なトレーニングは、卒業後のキャリアにおいて、即戦力としての自信を築く大きな要因となるのです。

②専門的知識を活かす仕事に就ける

二つ目は、専門的な知識を活かす仕事に就けることです。専門学校では特定の分野に焦点を当てた教育が提供され、その分野における専門知識とスキルを習得します。

具体例として、医療専門学校で看護を学んだ場合を考えてみましょう。看護専門学校のカリキュラムは医療知識や実務スキルの強化に焦点を当てています。

専門学校の教育は、特定の分野での競争力を高め、関連職種への就職に大きなアドバンテージをもたらします。

③学校のサポートが手厚い

三つ目は、学校のサポートが手厚いことです。その理由は、専門学校自体が学生の就職を積極的にサポートしているからです。

具体的な例として、学校は業界へのアクセスを広げるために業界関係者とのネットワークを提供し、就職先を紹介してくれることがあります。

また、履歴書や面接のトレーニング、職業指導、模擬面接などのプログラムを通じて、学生が自信を持って面接に臨む準備をサポートすることも。

このように、専門学校からの就職は、手厚いサポートを受けながら、自信を持って就職活動に臨めるのです。

④業界内で転職できる

四つ目は、業界内での転職がしやすくなることです。

なぜなら、専門学校で得た実践的なスキルや知識は、特定の業界に特化しているため、他の関連分野でも通用する可能性が高まるからです。

たとえば、コンピュータプログラミングの専門学校を卒業した場合、ソフトウェア開発の職に就いた後、数年後にはデータ分析の仕事に転職することもできます

専門知識を活かせることは、専門学校ならではの強みと言えるでしょう。

専門学校から就職するデメリット3つ

次に、専門学校から就職するデメリットを紹介します。

  1. 選択肢が狭まる
  2. 違う業界に就職しにくい
  3. 大卒以上が条件の企業もある

①選択肢が狭まる

専門学校からの就職には、選択肢が狭まるデメリットが存在します。なぜなら、専門学校では専門スキルを習得できる反面、職業の選択肢が制限されるからです。

たとえば、専門学校で美容について学んだ場合、他の分野への就職は難しくなります。また、専門職の需要が限られている場合、競争が激化し、選択肢が制限されることもあります。

ただし、努力次第で他業界への就職も可能であることも事実です。不利にはなるものの、不可能ではないことを頭に入れておきましょう。

②違う業界に就職しにくい

違う業界に就職しにくくなることも、専門学校からの就職にはデメリットも存在します。

たとえば、料理専門学校を卒業した場合、調理技術に長けていても、IT業界や金融業界など異なる分野への就職は難しいでしょう。

一方、大学や総合的な学府で学んだ場合、幅広い知識やスキルを獲得し、異なる業界での就職機会が増えることがあります。

③大卒以上が条件の企業もある

専門学校からの就職には注意が必要です。なぜなら、一部の企業では大卒以上が採用条件とされることがあるからです。

これは、大卒者には広範な知識と学習能力が期待されるためです。たとえば、大手IT企業は高度な技術職において大学の学位を重視する傾向があります。

また、一部の金融機関や研究機関も同様です。専門学校出身者は優れたスキルを持つことも多いですが、これらの条件を満たさない場合、就職機会が制限される可能性がある点に注意する必要があります。

専門学校卒業後の就職以外の進路

最後に、専門学校卒業後の就職以外の進路を紹介します。

  1. 大学進学
  2. 起業

①大学進学

専門学校の卒業後には、就職せずに大学に進学するのもひとつの手です。なぜなら、大学に進学することで、専門学校では学べなかった幅広い知識を学べるだけでなく、選考を受ける企業の幅が広がるからです。

さらに、専門学校から大学に進学し卒業することで、専門知識と幅広い知識の両方を持っていることを強みとして活かせます。

もし、専門学校の在学中にやりたいことが変わったり学びたいことが見つかった場合は、大学進学も検討してみましょう。

②起業

起業するのも一つの手です。実際、専門学校で学んだ知識を活かして起業する人もいます。

たとえば、美容師の専門学校からそのまま自分の店を開業することも可能です。ただし、起業するためには専門知識やスキルだけでなく、経営の知識も必要になるため、勉強が必要です。

そのため、資金や知識がない場合はあまりおすすめできません。ただ、起業の選択肢があることを知っておくことは大切です。頭の片隅に入れておきましょう。

専門学校は学んだ知識を活かした職業に就きやすい

本記事では、専門学校からの就職について解説しました。

紹介した通り、専門学校の卒業生は専門スキルを持っているため、就職率は高い傾向にあります。ただし、選択肢の狭さなどのデメリットがあることも頭に入れておく必要があります。

また、大学進学や起業の道もあるため、あなたの状況に合わせて判断してみてくださいね!

  • フェイスブック
  • ツイッター

若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

PICKUPピックアップ記事

まずはカリクル公式LINEを友だち追加!

無料スーツレンタルはこちら