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大学職員になるにはリサーチが肝心!必要な条件や業務内容を解説

大学職員は、学生から人気の職業の1つですよね。しかし、大学職員になりたいけど、具体的にどうすればいいか分からない就活生もいるのではないでしょうか。

そこで本記事では、大学職員になるための条件や方法、大学職員の業務内容や向いている人の特徴について詳しく解説します。ぜひ参考にしてください。

大学職員になるには?概要を理解して対策を進めよう!

ひとえに大学職員になるといっても、志望大学が「国立」「公立」「私立」かによって方法が異なります。

ここでは、大学の種類別に大学職員になる方法を解説します。

  1. 国立大学: 国立大学法人等職員採用試験に合格する
  2. 公立大学: 職員採用試験に合格する
  3. 私立大学: 各学校毎の採用試験に合格する

①国立大学:国立大学法人等職員採用試験に合格する

国立大学で働くためには、国立大学法人等職員採用試験に合格しなければいけません

国立大学法人等職員採用試験は、国立大学法人の全ての学部や研究所で共通して実施されるもので、一般的には筆記試験と面接試験の二段階で行われます。

筆記試験では、専門知識や一般教養、そして国語力を問う問題が出題されることが一般的です。

一方、面接試験では、志望動機や適性、人間性を重視した評価が行われます。国立大学職員としての適性やモチベーションをしっかりとアピールすることが、合格のカギとなります。

②公立大学:職員採用試験に合格する

公立大学の場合は各自治体の職員採用試験に合格する必要があります。公立大学の採用試験も、国立大学と同様に筆記試験と面接試験の二段階で行われるのが一般的です。

しかし、公立大学は自治体が運営するため、試験内容や合格基準が自治体ごとに異なる場合があります。

筆記試験では、一般教養や専門知識、自治体に関する知識を問う問題が出題されることが多く、面接試験では、公立大学での働き方やビジョン、地域への貢献に対する意識を評価されます。

公立大学での採用試験に合格するためには、その自治体や大学の特色を理解し、自らの適性や志望動機をしっかりと伝えることが重要ですよ。

③私立大学:各学校毎の採用試験に合格する

私立大学で働く場合は、各学校ごとの採用試験に合格しなければいけません。私立大学の採用試験は、学校ごとに独自の基準や内容で行われます。

一般的には、筆記試験・面接試験・実技試験など、多岐にわたる試験が実施されます。学校によっては独自のテーマや問題が設定されることも。

面接試験では、学校の教育方針やビジョンに合った人材を求めるため、志望動機や適性を重視した評価が行われます。

私立大学での採用試験に合格するためには、その学校の特色や教育方針を深く理解し、自らの適性や価値観をしっかりと伝えることが大切です。

大学職員になるために必要な条件3つ

大学職員として働くための条件や資格について、多くの人が疑問を持っているかもしれません。

ここでは、大学職員になるための必要な3つの条件を解説します。

  1. 基本的には大卒以上の学歴が必要
  2. 母校ではなくても大学職員にはなれる
  3. その他必須の資格や条件はない

①基本的には大卒以上の学歴が必要

大学職員として働くためには、基本的に大卒以上の学歴が求められます。これは、大学の教育や研究活動をサポートする職員として、高度な知識や専門性が必要とされるためです。

特に、研究支援や学生サポートの業務に携わる場合、その分野の知識や経験が求められることが多いので、高い学歴が必要とされるのは理解できるでしょう。

しかし、必ずしも全ての職種で大卒以上が必須ではありません。職種や業務内容によっては、短大卒や専門学校卒でも応募が可能な場合もありますよ。

②母校ではなくても大学職員にはなれる

多くの人が、大学職員になるためには自分の母校での就職が有利だと考えがちです。しかし、実際には母校ではなくても大学職員にはなれます

多くの大学では、様々なバックグラウンドを持つ人材を求めており、母校以外の大学からの応募も歓迎しています。

そのため、自分の母校にこだわらず、幅広く大学職員の求人情報をチェックすることがおすすめです。

③その他必須の資格や条件はない

大学職員としての必須資格や特定の条件は基本的に設けられていません。しかし、特定の職種や業務に応じて、専門的な資格や経験が求められる場合もあるため注意が必要です。

例えば、大学の広報や情報システム部門では、関連する資格や経験があると有利になることが考えられます。

しかし、これらは必須条件とは言えず、むしろ人間性やコミュニケーション能力、チームワークのスキルなどが重視される傾向にあります。

大学職員としてのキャリアを目指す方は、資格取得よりも、日々の業務での経験やスキルアップを重視することが大切です。

大学職員の主な業務内容3つ

大学職員としての役割は多岐にわたります。ここでは、大学職員の主な3つの業務内容を紹介します。

  1. 大学のサポート
  2. 大学の企画や運営
  3. 事務

①大学のサポート

大学職員の1つの大きな役割は、学生や教職員のサポートです。

学生の学びのサポートとして、入学手続きのサポートやカリキュラムのアドバイス、就職活動のサポートなどが挙げられます。

また、教職員のサポートとしては、研究活動のサポートや、授業の準備の補助などが考えられます。

これらのサポート活動を通じて、大学職員は学生や教職員がそれぞれの役割を最大限に果たせるようにサポートを行っているのです。

②大学の企画や運営

次に、大学職員は大学の企画や運営にも深く関与しています。これには、学外との連携を図るイベントの企画や、大学の広報活動、さらには学内のイベントやセミナーの運営などが含まれます。

企画や運営の活動は、大学のブランド力を高めるためや、学生の学びの場を増やすためなど、目的は様々です。

大学職員は、企画や運営をスムーズに進めるためのコーディネートやサポートを行っています。

③事務

最後に、大学職員の業務の中で欠かせないのが事務業務です。

これには、学生の成績管理・教職員の給与計算・大学の予算管理などが含まれます。

事務業務は、大学の運営を円滑に行うための基盤となるものです。大学職員は、これらの業務を正確に、そして迅速に行うことで、大学の日常的な運営をサポートしています。

大学職員に向いている人の特徴4つ

大学職員には向いている人はもちろん、あまり向いていない人もいるでしょう。

ここでは、大学職員に向いている人の4つの特徴を紹介していきます。

  1. 教育に携わりたい
  2. 母校に貢献したい
  3. 事務系の仕事がしたい
  4. 人をサポートするのが好き

①教育に携わりたい

大学職員として働く魅力の1つは、教育の現場に直接関われる点です。そのため、教育に携わりたい人は大学職員に向いているかもしれません

教育に情熱を持っている人にとって、学生たちの成長を間近で見守ることは、大きなやりがいとなります。

大学職員は、学生の学びのサポートを行いながら、教育の質を高めるための取り組みにも携わることが求められます。

そのため、教育に深い関心を持ち、それをサポートする役割を果たしたいと考える人には、大学職員という職種が非常に合っていると言えるでしょう。

②母校に貢献したい

母校に貢献したいと考える人も大学職員に向いているかもしれません。

多くの人にとって、大学は人生の中で特別な場所です。そこでの経験や学びが、自身の人生に大きな影響を与えることも少なくありません。

そのため、母校に何らかの形で恩返しをしたいと考える人も多いと思います。大学職員として働くことで、直接的に母校の発展や向上に貢献できます。

③事務系の仕事がしたい

事務系の仕事が好きな人も大学職員に向いているかもしれません。大学職員の業務は、教育や学生サポートだけでなく、多岐にわたる事務作業も含まれます。

入学手続きのサポートや、学内のイベントの企画・運営、予算の管理など、幅広い事務業務が求められるため、事務系の仕事を得意とする人には向いています。

また、事務作業には正確さや計画性が求められるため、きちんとした作業を好む人や、計画的に物事を進めるのが得意な人には、大学職員としての業務が合っていると言えるでしょう。

④人をサポートするのが好き

人の成長をサポートすることに喜びを感じる人や、相談を受けることが好きな人は、大学職員としての仕事が合っているでしょう。

大学職員は、学生の学びや生活をサポートする役割を持っており、入学から卒業までの様々な場面で、学生たちの相談に乗り、サポートすることが求められます。

人とのコミュニケーションを大切にし、学生たちの成功を自分の成功と感じられる人には、大学職員としての役割が非常に向いていると言えるでしょう。

大学職員を志望する就活生が知っておくべき注意点3つ

大学職員としてのキャリアを目指す学生たちにとって、その道のりは意外と平たんではありません。

大学職員を志望する前に知っておくべき3つのポイントを解説します。

  1. 倍率が高い
  2. 私立大学の場合は異動もあり得る
  3. 英語力が求められる場合もある

①倍率が高い

大学職員の求人は、一般的に倍率が高いと言われています。これは、安定した職場環境や福利厚生、そして学問の世界での仕事に魅力を感じる人が多いためです。

求人に応募する際は、しっかりとした準備と、他の応募者と差をつけるための独自性を持つことが求められます。自分の強みや経験を活かし、独自のアピールポイントを見つけることが大切です。

②私立大学の場合は異動もあり得る

私立大学に勤める場合、異動があることも考慮しなければなりません。公立大学とは異なり、私立大学は経営状況や学内の方針によって、職員の配置や業務内容が変わることがあるのです。

特に新しい職員として入職した場合、最初は異なる部署や業務を経験することで、幅広いスキルを身につけるチャンスが増えます。

しかし、その反面、希望する部署や業務とは異なる場所での勤務となる可能性も考えられます。

③英語力が求められる場合もある

近年、国際的な交流が増える中で、大学職員としての英語力の必要性が高まってきました

特に研究機関や国際交流部門など、外国との連携が多い部署では、英語を使ったコミュニケーションが日常的に求められることが増えています。

英語力が不足していると、業務の効率が落ちるだけでなく、国際的なプロジェクトやイベントの運営に支障をきたす可能性が考えられるのです。

そのため、英語力を磨くことは、大学職員としてのキャリアを築く上での大きなアドバンテージとなりますよ。

大学職員になるには志望大学のリサーチが肝心

事務が好きで、教育に携わりたい人にとって、大学職員は天職かもしれません。ただ、大学職員になるために必要な資格は特にありませんが、基本的に大卒以上の学歴が必要となります。

また、国立・公立・私立によって大学職員になる方法が異なります。事前に志望大学をしっかりリサーチしておきましょう。

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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