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集団面接の主な流れとマナーを紹介|対策方法も確認しよう

就職活動の選考では、集団面接が行われることも珍しくありません。しかし「集団面接はどのような流れで行われるの?どんなことに気をつければいいの?」と悩みますよね。

そこで本記事では、集団面接の主な流れについて解説します。守るべきマナーや対策方法も紹介しているのでぜひ最後まで読んでみてくださいね!

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集団面接の流れ

一般的な集団面接の流れは下記の通りです。もちろん、面接によっては順序や内容が異なるため、あくまでも参考程度に頭に入れておきましょう。

  1. 入室
  2. 自己紹介
  3. 志望動機、自己PR
  4. 面接官からの質問
  5. 学生からの質問
  6. 退室

これらの流れを把握しておくことで、余裕を持って集団面接に挑めます。基本的には個人面接と変わりませんが、各手順のマナーや進め方が異なります。

集団面接と個人面接の違い

次に、集団面接が個人面接とどう違うのかについて解説します。

  1. 回答時間が短い
  2. 待ち時間がある
  3. 他の学生の影響を受ける

集団面接と個人面接の違いを知らないままだと、思わぬところでプレッシャーを感じてしまいます。違いをしっかり把握して、本番で慌てないようにしましょう。

①回答時間が短い

集団面接は、個人面接に比べて回答時間が短い傾向にあります。なぜなら、多くの学生が同時に参加するからです。

集団面接では、各学生に対して同じ質問を一度に投げかけ、順番に回答を受けることが一般的です。そのため、個人面接よりも時間が制約され、各学生に与えられる回答時間が短くなります。

集団面接では、あなたの持ち時間が少ないことを頭に入れ、簡潔に答える必要があるのです。

②待ち時間がある

集団面接では、他の学生が回答している時間は待ち時間になります。そのため、自分が何を回答するか、次の質問がなにかを考える猶予があります。

この猶予を利用して、回答を練り直し、自信をつけることができる反面、個人面接と比較して他の学生の回答に振り回される可能性もあります。

待ち時間をうまく使い、他の学生の受け答えに対応できる戦略を練ることが、集団面接において大切です。

③他の学生の影響を受ける

集団面接は、他の学生に影響を受けるという特徴もあります。つまり、他の学生の回答や立ち振る舞いによって、臨機応変に立ち回りを変える必要があるということです。

他の学生の回答が優れていた場合、比較してしまったり、回答を聞いて焦ってしまったりするかもしれません。しかし、取り乱してしまうと本来のパフォーマンスが発揮できません。

そのため、周りの学生に合わせつつも自信をもって挑むことが大切なのです。

集団面接の入室退室マナー

次に、集団面接の入室退室マナーを紹介します。

  1. 入室マナー
  2. 退室マナー

入室・退室のマナーも面接官には見られています。入室・退室時の行動1つで印象がガラッと変わることもあるため、気をつけるに越したことはありませんよ。

入室マナー

集団面接では、入室マナーがとても重要です。入室時の行動は、面接官の第一印象を大きく左右するからです。集団面接では、入室マナーが特殊であることも多いため注意しましょう。

まず、お辞儀をして順番に入室。椅子の横まで進み、座って良いと言われたら着席しましょう。

基本的には難しく考えず、指示に従えば問題ありません。緊張していても笑顔を忘れず、入室時に落ち着いて振る舞うことで、面接官にマナーと自信をアピールできます。

退室マナー

集団面接では、退室マナーも重要です。面接を締めくくる重要なマナーであるため、入室マナーと同様にチェックしておきましょう。

退室時には「失礼します」と言いながら一礼し、なるべく面接官にお尻を向けないようにして、静かに面接室を出ることが大切です。

面接室のドアも静かに閉め、他の学生に気を使いましょう。全員が退出するまで油断せず、最後までマナーを守ることで、良い印象で面接を終えることができます

集団面接の対策方法

次に、集団面接の対策方法を紹介します。

  1. 流れ・マナーを確認する
  2. 予想される質問の回答を考えておく
  3. 服装マナーを確認しておく
  4. 逆質問を考えておく

①流れ・マナーを確認する

1つ目は、流れ・マナーを確認することです。なぜなら、流れを理解することで、自信を持って行動できるからです。

具体的な面接プロセスや質問の順番を把握し、焦らずに対応できます。また、マナーを把握することは、好印象を与える要因です。

挨拶や表情、発言の礼儀正しさが評価され、コミュニケーションスキルもアピールできます。先ほど紹介した入退室マナーや、服装、言葉遣いなど、正しいマナーを頭に入れておきましょう。

②予想される質問の回答を考えておく

2つ目は、予想される質問の回答を考えておくことです。なぜなら、あらかじめ質問の回答を持っておくことで、自信を持って面接に臨めるからです。

具体的には、一般的な質問(自己紹介、強み・弱み、なぜ応募したのかなど)や業界に関する問題、チームワークやリーダーシップについての質問に対する回答を事前に考えます。

また、他の参加者の発言に耳を傾け、議論に参加する態度も重要です。予想される質問に備え、自信を持ちながら積極的にコミュニケーションを取りましょう。

③服装マナーを確認しておく

3つは、服装マナーを確認しておくことです。面接において、服装は第一印象を大きく左右する項目の1つだからです。

特に集団面接では、他の学生と比べられるため、より服装の重要性が高まります。ただし、差別化しようとしてしまうと逆に浮いてしまい、逆効果になる恐れがあるので気をつけましょう。

シンプルで清潔感のあるスーツやシワのないシャツ、きれいな革靴など、各アイテムについて事前にチェックしておくことが大切です。

④逆質問を考えておく

4つめは、逆質問を考えておくことです。集団面接では、個人面接と同様に、最後に「何か質問はありますか」と質問されることもあります。

その際に逆質問ができれば、企業への興味を示し、他の学生と差別化できます。必ず逆質問は準備しておきましょう。

注意点として、集団面接では他の学生と逆質問が被ってしまう可能性があります。そのため、いくつか考えておくと余裕を持てるのでおすすめです。

集団面接時の3つの注意点

次に、集団面接時の注意点を紹介します。

  1. 周りの影響を受けない
  2. 他の学生が話しているときの態度に気をつける
  3. ダラダラと回答しない

①周りの影響を受けない

集団面接では、周りの影響を受けないように注意しましょう。なぜなら、周りの影響を受けることで、本来のパフォーマンスを発揮できなくなるからです。

たとえば、他の学生のマナーが悪くても、引っ張られずに自分はしっかりマナーを守れるように行動することが大切です。

逆に、他の学生のマナーや受け答えが良い場合は、いいところは取り入れつつ、比較しすぎずに回答することが大切です。

②他の学生が話しているときの態度に気をつける

集団面接時に他の学生が話しているときの態度に気をつけることは重要です。なぜなら、聞く態度も評価されている可能性があるからです。

興味のない態度で聞いていると、話を聞いていないとみなされ評価が悪くなることも。

逆に、他の応募者の回答を注意深く聞くことで、自身の回答に付加価値を持たせることができますよ。

具体的には、何を答えるかに集中しすぎず、他の学生の回答がヒントになることもあることを認識しましょう。自己主張ばかりでなく、協力的な態度を示すことで、面接官に印象づけることができます

③ダラダラと回答しない

集団面接では、ダラダラと回答しないことが大切です。もちろん、個人面接の際にもダラダラ話すことは避けるべきですが、集団面接は特に注意しましょう。

なぜなら、あなたが長く話すことで、他の学生の回答時間が短くなったり、面接そのものの空気が悪くなる可能性があるからです。

他の学生の時間もとっているという自覚を持ち、簡潔に分かりやすく回答するように心がけましょう。

集団面接に挑む際の3つのポイント

最後に、集団面接に挑む際のポイントを紹介します。

  1. 周りの回答を気にしない
  2. 念入りに対策する
  3. リアクションをとる

①周りの回答を気にしない

集団面接に挑む際、周りの回答を気にしないことが重要です。なぜなら、他の学生の回答に影響を受けて自分の考えを曲げると、個性が失われ、差別化が難しくなるからです。

具体的には、他の人の回答がすごくても、自信をもって自分の考えや経験を表現しましょう。

自分の強みや独自の視点を示すことが、面接官に印象を与え、成功への道を切り拓く鍵です。周りに気を取られず、自分を信じて話すことが、集団面接での自己表現の重要なポイントです。

②念入りに対策する

集団面接は、入念に対策した上で臨みましょう。なぜなら、集団面接では個人面接以上にイレギュラーな状況になることが考えられるからです。

たとえば、逆質問が他の学生と被ったり、他の学生が場を悪くしたりすることも考えられます。逆質問をいくつか準備したり、回答を簡潔に用意したり、対策しておけば自信をもって挑めます

不測の事態にも慌てず、冷静に受け答えするためにも、しっかりと対策して臨みましょう。

③リアクションをとる

集団面接では、リアクションを多めにとることも重要です。前述した通り、集団面接では聞く態度も評価対象となる可能性があるからです。

印象を強くするためにも、相槌などのリアクションを徹底すると良いでしょう。

また、他の学生の受け答えに対するあなたの見解を聞かれる可能性もあるため、発言に対するあなたの考えも持っておくことも重要です。

ただし、過度なリアクションや発言を遮って質問するなどの行為は、印象を悪くする恐れがあるため避けてくださいね。

集団面接では他の学生と比べず自信をもって挑もう

本記事では、集団面接の主な流れについて、守るべきマナーや対策方法とあわせて紹介しました。

集団面接は、個人面接以上にマナーに気を配る必要があります。服装や入退室のマナーはもちろん、話す態度や聞く態度にも気をつける必要があるのです。

集団面接に臨む前には、事前にマナーについてチェックした上で臨みましょう。差別化が可能となり、良い結果が期待できますよ。

若林

このメディアの監修者

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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