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履歴書に書く特技がない時の対処法を解説|特技一覧やNG行動も紹介

就職活動用に作成する履歴書には、特技を記入する欄が設けられていることがほとんどです。しかし「履歴書に書ける特技がない」と悩む人も多いのではないでしょうか?

そこで本記事では、履歴書に書く特技がない時の対処法を解説します。特技の例や書く際の注意点も紹介しているのでぜひ参考にしてみてくださいね!

履歴書に書く特技がないと悩む人は多い

前提として、履歴書に書く特技がないと悩む人は少なくありません。ここでは、履歴書に書く特技について、企業の目的や特技に対する考え方を簡単に紹介します。

  1. 企業は応募者の人となりを知りたい
  2. 自分が得意だと思っているならOK

①企業は応募者の人となりを知りたい

企業が履歴書に特技を書かせる目的は、応募者の人となりを知るためです。履歴書の特技欄は、単なるスキルや経験だけでなく、応募者の個性や特徴を垣間見る場でもあります。

企業は仕事仲間としての相性や、応募者が組織文化に適応できるかどうかを評価します。

特技は趣味や特別な能力を示し、コミュニケーション力、チームプレイ、柔軟性などの特性をうかがう手がかりとなります。

特技を通じて、応募者の多面的な魅力や適性を理解し、組織に貢献できるポテンシャルを評価するのです。

②自分が得意だと思っているならOK

履歴書に書く特技は、自分が得意だと思っているなら書いても問題ありません。なぜなら、履歴書は自己PRの場であり、自信を持っていることをアピールするためのツールだからです。

特技は明確な実績や周りからの評価が必要なわけではありません。些細な日常のスキルや趣味も、あなたの個性を表現する手段となります。

自己評価に自信を持ち、自分の強みを示すことで、採用担当者に印象を与え、面接での議論のベースを提供できます。

履歴書に書く特技がない時の対処法5つ

次に、履歴書に書く特技がない時の対処法を5つ紹介します。

  1. 自分の習慣を振り返ってみる
  2. 友人・家族の中でNo.1のものを探す
  3. 持っている資格から考える
  4. 周りに聞いてみる
  5. 最悪特技欄がない履歴書を使う

①自分の習慣を振り返ってみる

特技を履歴書に書くのが難しい場合、自分の日常習慣を振り返ってみましょう。なぜなら、これらの習慣はあなたのスキルや特性を反映しているからです。

たとえば、毎日読書を続けているなら、情報収集能力や知識の積み重ねが得意です。運動や健康に気を使っているなら、自己管理や健康への配慮が持ち味です。

習慣を記述することで、特技に関する情報がない場合でも、自己成長と向上心をアピールできます

②友人・家族の中でNo.1のものを探す

特技がないと感じる場合、友人・家族の中でNo.1のものを探してみましょう。なぜなら、友人や家族と比較することで意外な発見があるからです。

というのも、自分が特技だと思っていなくても、周りの評価や比較で気付くことがあります。

友人や家族に尋ねてみて、何について褒められた経験が多いかを探しましょう。その中から自信を持ってアピールできる特技を見つけ、履歴書に記載することで、自己アピールを強化できます

③持っている資格から考える

特技がない場合、持っている資格から特技を考えるのは有効な方法です。資格は特定の知識やスキルを証明するものであり、それを活かせる特技として表現できます。

たとえば、簿記の資格を持っている場合、精密さや数値分析のスキルがあることをアピールできます。また、英語の資格があれば、コミュニケーションや外国語力を強調できます。

持っている資格を特技に結びつけ、そのスキルが仕事にどのように役立つかを具体的に示すことで、履歴書を充実させることができます

④周りに聞いてみる

特技が思い浮かばない場合、周りの人に聞いてみることもおすすめです。なぜなら、自分が普段当たり前にできることが他人にとって特技であることが考えられるからです。

また、自己評価と他者の評価は異なることがあり、他人の視点からのフィードバックを受けることで新たな発見があります。

周りに聞く際には、友人、同僚、家族に対して自分の強みや得意なことについて尋ねてみましょう。難しく考えず「私の特技ってなんだと思う?」と聞けば問題ありません

⑤最悪特技欄がない履歴書を使う

どうしても特技が見つからない場合、最終手段として特技欄がない履歴書を使うこともひとつの手です。これによって、特技がないことが露呈せず、印象が下がることを避けられます。

ただ、この選択によってアピールできる機会が少なくなっていることを理解しておきましょう。

【4パターン別】履歴書の特技一覧

次に、履歴書の特技の候補を一覧で紹介します。特技がない人は、この中から探してみてくださいね。

  1. 趣味に関する特技
  2. 部活や習い事に基づいた特技
  3. 資格や実用スキルに関する特技
  4. 自己PRとリンクした特技
  5. 些細な特技

①趣味に関する特技

一つ目は、趣味に関する特技です。趣味はあなたの個性や人柄が最も伝わる箇所であり、仕事においても意外なつながりやスキルを発揮するメリットがあります。

たとえば、料理や写真撮影の趣味があれば、計画性や創造性が豊かだと印象づけることができます。他にも、絵を描く、占い、コーヒーの銘柄当て、筋トレなどが挙げられます。

趣味を特技として記載する際は、その趣味がもたらすスキルや経験に焦点を当て、具体的な事例や成果物を挙げるとよいでしょう。

②部活や習い事に基づいた特技

二つ目は、部活や習い事に基づいた特技です。履歴書の特技欄に部活や習い事に基づいた特技を記載することは、あなたの多彩な経験やスキルを示す良い方法です。

たとえば、スポーツ全般、バレエ、生け花、楽器演奏などの特技は、体力や協調性、表現力など多くのポジティブな要素をアピールできます。

この特技を記載する際には、具体的な経験や実績を挙げてみましょう。たとえば、スポーツでのチームプレイ経験、バレエでの公演参加、生け花での作品制作、楽器演奏での発表などです。

これらの事例を通じて、協力、忍耐、創造性、集中力などの強みも伝わります

③資格や実用スキルに関する特技

三つ目は、資格や実用スキルに関する特技です。たとえば、語学力やPCスキル、プログラミング能力などが該当します。

ここでは、特に仕事に直結するスキルや資格を重点的に記載しましょう。例えば、TOEICスコアや具体的なプログラミング言語の熟練度などを挙げます。

また、持っている資格が業務にどのように役立つかを簡潔に説明します。特技欄は、あなたの専門知識やスキルを強調する場所なので、自信を持ってアピールしましょう。

④自己PRとリンクした特技

四つ目は、自己PRとリンクした特技です。たとえば、コミュニケーションが特技であれば、それを「誰とでも仲良くなれるコミュニケーション力を活かし、協力を促進するリーダーシップを発揮できます。」とリンクさせましょう。

また、創造性が特技の場合、「即興で歌を作ることから生まれるアイディアを仕事に活かし、新しい視点から問題にアプローチします。」と結びつけます。

一貫性が特技の場合は、「一貫性を持ちながら目標に向かってコツコツと努力し、計画的な仕事を行います。」といった具体例を挙げて、特技がどのように職務に貢献するかを明示しましょう。

⑤些細な特技

五つ目は、些細な特技です。たとえば「私は早寝早起きの習慣があり、これを通じて日々の効率を高めています」などがあります。

また「掃除が得意で、整理整頓が行き届いていることから、作業環境を快適に保つことができます。」や「じゃんけんに強いこと」も些細な特技として有効です。

これら些細な特技は、細かな作業においても注意深さや精度を示すことができ、ユニークな印象を引き立てています。履歴書に特技を記載することで、個性や実務における長所をアピールできます。

履歴書に書く特技がないときのNG行動3つ

最後に、履歴書に書く特技がないときのNG行動を3つ紹介します。

  1. 「特になし」と書く
  2. 悪印象の特技を書く
  3. 補足説明を加えない

①「特になし」と書く

履歴書に「特になし」と書くことはNGです。なぜなら、これは自己PRの機会を無駄にしてしまうからです。

履歴書は自分をアピールする貴重な文書であり、「特になし」と書くことは、特技や得意なことがないと思われる可能性が高まります。

代わりに、特技や強みは何かを考え、それを伝えることで、自己アピールの機会を最大限に活用しましょう。たとえ特技が他の人と比べて目立たないものでも、それを伝える方法を模索しましょう

②悪印象の特技を書く

履歴書に悪印象の特技を書くことは避けるべきです。なぜなら、これらの特技は雇用主にとって不適切であると受け取られる可能性が高く、採用プロセスに悪影響を及ぼすからです。

たとえば、ギャンブルや犯罪に関連する特技は、法律に違反する可能性があるため信頼性が問われ、宗教に関連する特技は個人の信仰に関わるもので、プライバシーの侵害と受け取られることがあります。

特技欄は自己PRの場でもあるので、ポジティブで価値ある特技を強調することが重要です。

③補足説明を加えない

特技欄に何も書かないことはNGです。特技欄はあなたの強みや個性をアピールするチャンスです。補足説明を加えないと、特技の内容やその重要性が分からず、印象が薄くなります。

特技は単なる列挙ではなく、エピソードを交えて説明しましょう。例えば、コミュニケーション力が特技なら、その特技がどのように役立ったかや、どのように磨かれたかを具体的に記述します。

これにより、履歴書が豊かで魅力的になり、採用担当者に印象を与えるでしょう。特技欄は自己PRの重要な要素ですので、工夫して記入しましょう。

履歴書に書く特技がない時は些細なことから探そう!

本記事では、履歴書に書く特技がない時の対処法を解説しました。

履歴書に書く特技がない場合は、周りの人に聞いたり、資格をもとに特技を決めたりすることが有効です。NG行動を避けつつ、印象が良くなる特技を書いてみてくださいね!

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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