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履歴書の趣味欄にゲームしか書けない!印象を上げるコツ・例文を紹介

履歴書の趣味欄には、好印象を与えられる趣味を書くことが推奨されます。しかし、ゲームしか書ける趣味がない、と感じて悩んでしまう方もいるでしょう。

そこで本記事では、趣味欄を設ける理由・趣味がゲームであることを魅力的に伝えるコツ・例文・注意点について解説します。

ひとまず趣味欄にゲームと書く場合の例文を確認したい方は、こちらをご覧ください。

履歴書の趣味欄に「ゲーム」と書いても大丈夫!

履歴書の趣味欄に「ゲーム」と書いても、選考に影響はありません

履歴書の趣味欄では、良い印象を与えるために、スポーツや仕事で活かせるスキルにつながる事柄が書かれるケースが多くあります。

趣味にゲームと書くとマイナスな印象になるのでは、と悩む人もいますが、注意点を踏まえた上で書き方を工夫すれば、好印象を与えやすくなるのがポイントです。

また、趣味がゲームとは書きづらいからと嘘をついてしまうと、面接で聞かれた時にバレるリスクがあるため、気を付けなければいけません。

履歴書の趣味欄を設ける意図とは

履歴書でなぜ趣味欄が設けられるのか、意図をチェックすれば、面接官が求めている事柄にマッチした回答を書きやすくなります

趣味について聞く意図は、主に以下の3つです。

  1. 面接時のアイスブレイクになる
  2. 物事に熱中できるタイプか判断したい
  3. 就活生の人柄をしりたい

①面接時のアイスブレイクになる

面接時の緊張感のある空気を解消する、アイスブレイクの手段の1つとして、趣味について聞かれることがあります

就活生が緊張している状態では、本来の人柄や考え方を引き出しにくくなってしまうため、根底に根差している信念などがわかりやすくなるようにアイスブレイクを行うのが特徴です。

また、就活生は面接対策として回答をしっかりと作ってきている場合が多いため、素の部分を引き出すために趣味について聞くケースもあります。

②物事に熱中できるタイプか判断したい

物事に熱中できるタイプか判断するために、趣味について聞く場合もあります。

日頃から興味を持って取り組んでいる趣味があるか聞けば、物事に熱意を持って尽力できる性格かどうか判断可能です。

長く行っている趣味がある就活生には、長期間に渡る仕事においても最後まで飽きずにやり遂げる姿勢が期待できます

また趣味に関するエピソードに具体性があれば、物事に真剣に向き合い、じっくりと取り組んだ経験があるのか確認しやすくなるのがポイントです。

③就活生の人柄をしりたい

趣味について聞き、就活生の人柄を探ろうとしているケースもあります

趣味の伝え方や趣味に関するエピソードには、普段の就活生の考え方があらわれるため、人柄が社風に合っているか確認するために聞くことがあるのが特徴です。

また趣味についての回答からは、就活生が普段生活している様子が垣間見えるため、規則正しい生活を心がけているのか、定期的に運動を行う習慣があるのかなども判断できます。

【好印象を持たれる】履歴書の趣味欄「ゲーム」を魅力的に伝える方法

履歴書の趣味欄でゲームと書く際には、魅力的に伝える方法を把握しておくのがおすすめです。ここでは、上手な書き方を3つに分けて紹介します。

  1. 結論ファースト
  2. 好きなジャンルを理由とともに説明
  3. 仕事に活かせることを記入する

①結論ファースト

まず、結論ファーストで趣味について述べるようにしましょう。

質問に対する回答を曖昧にしないことで、しっかりとコミュニケーションをとれることを印象付けられます。

また、結論は長々と書かずに簡潔に言い切ることで、整然とした印象の履歴書になるのもメリットです。

補足説明は結論の後に行うので、最初の段階からどんなゲームが好きか、ゲームでどんな姿勢を身につけたかなどについては言及しないようにしましょう。

②好きなジャンルを理由とともに説明

結論の次には、好きなジャンルと理由について説明しましょう。

ゲームと一口に言ってもさまざまなジャンルがあるため、具体的に紹介することで面接官に内容が伝わりやすくなります。

またジャンルについて説明する時は、ホラーゲームやガンシューティングゲームなど、暴力的なコンテンツの紹介は避けることが大切です。

モラルに反する内容を書いてしまうと、社会人としての意識が足りていないと捉えられるリスクがあります。

③仕事に活かせることを記入する

最後に、ゲームを通して培ったスキルのうち、仕事に活かせることをピックアップして紹介しましょう。

ただ趣味の内容について述べて文章を終わらせるのではなく、仕事への活かし方にも言及することで、自身が会社で活躍しているイメージを想起させやすくなります。

趣味を通して成長したことを紹介すれば、普段の生活の中でも気付きを得て、成長していける人間性を備えていることを強調できるのもメリットです。

履歴書の趣味欄に「ゲーム」を書く時の例文3つ

例文をチェックすれば、どのように書けばプラスのイメージを与えられるのか思い描きやすくなるのが利点です。

ここではゲームから得られた強み別に、3つの例文を紹介します。

  1. 例文①コミュニケーション力が培われた
  2. 例文②論理的思考力が培われた
  3. 例文③探究心が培われた

例文①コミュニケーション力が培われた

趣味はゲームです。特に、国内外問わずプレイヤーとコミュニケーションを取りながら目標達成に向けて連携できるオンラインゲームを好んでプレイしています。
私には、オンラインのRPGゲームでオーストラリア人の方と交流を深め、お互いに英語と日本語を教え合って語学力を高めた経験があります。
オーストラリア人の方とは現在も交流を継続しており、現在は英語での会話がスムーズにできるようになりました。
このようにさまざまな方とコミュニケーションをとる機会を得られ、その度に学びがあるため、私はゲームのジャンルの中でもオンラインゲームに魅力を感じています。
そして、ゲームで鍛えた英会話力を仕事でも活かし、さまざまな方と協力して業務を進めたいです。

上記の例文ではオンラインRPGゲームをテーマに、通信仲間とのコミュニケーションを通じて経験した内容を紹介しています。

ゲームで外国の方と話し、語学力が向上したことを挙げているのが特徴です。

例文②論理的思考力が培われた

私の趣味はパズルゲームです。パズルは何度も挑戦して解き方を考える必要があり、チャレンジするにつれてスムーズに解きやすくなっていく点に魅力を感じます。
またパズルゲームを続けるうちに、ピースを動かすことで全体のパズルにどう影響するかを先読みして考え、最適な動かし方を熟考する時間を楽しめるようになりました。
私はパズルゲームを通して諦めずに繰り返し挑むことの大切さを実感し、状況に最適な行動を考える分析力を鍛えました。
その結果、現在は高難易度のパズルであってもクリアタイムが短くなり、スコアを更新し続けています。
私はパズルゲームで培った分析力と思考力を活かし、仕事においても次の状況を予測した上で適した行動をとり、貢献してまいります。

上記の例文では、パズル系ゲームで分析力が培われた経験を紹介しています。

一歩先を見据えて考える力と、諦めずに挑戦しつづける姿勢を身につけていることをアピールしているのもポイントです。

例文③探究心が培われた

私の趣味はロールプレイングゲームです。特に自由度が高いオープンワールドのゲームが好きで、探究心を高められる点に魅力を感じます。
ゲームクリア後に地図を見ながら目的地により早くたどり着けるルートを探したり、タイムアタックに挑戦したりと、自分で計画を立てて効率よく進める方法を模索することにやりがいを感じました。
ただクリアを目指すのではなく、好奇心を持ってさまざまなアプローチを試した結果、自分からデータを取りながらより適したやり方を探す習慣が身に付きました。
私はロールプレイングゲームを通して習得した探究心を活かして、業務においても妥協せずに、最適な方法を探し出して実行してまいります。

上記の例文では、ロールプレイングゲームを通して自身から率先して最適な方法を探すために努力する習慣を身に付けた、と紹介しています。

探究心を仕事にどう活かそうとしているか説明しているのも特徴です。

履歴書の趣味欄に「ゲーム」を書く時の注意点3つ

履歴書でゲームが趣味、と述べる場合の注意点もあわせてチェックすれば、どんな点に気を付けて紹介するべきか把握できます。注意点は、以下の3つです。

  1. 役員以上の印象が低くなることも
  2. 生活習慣を疑われる
  3. コミュニケーション力を心配される

①役員以上の印象が低くなることも

趣味がゲームと伝えると、役員以上の社員から好感を得られない場合があるため、注意が必要です。

近年はプロゲーマーが活躍する姿がメディアに取り上げられているため、ゲーム文化が社会に浸透してきています。

しかし年齢が高い役員以上の方は、ゲームに馴染みがない可能性があるため、好印象を得ることはあまり期待できません

一方で年代が近い社員からは、趣味のゲームに対して理解を得やすいのがポイントです。

②生活習慣を疑われる

ゲームに熱心に取り組んでいることを伝えてしまうと、生活習慣が整っていないのでは、と疑われるため注意が必要です。

新作のゲームは必ずチェックする、やり込み要素を制覇しているなど、ゲームにのめり込んでいる様子をアピールするのは避けるようにしましょう。

日常のほとんどをゲームに費やしているのでは、と心配される可能性があります。

あくまでも趣味として、生活の一部の時間に限って楽しんでいる印象になるよう気を付けましょう。

③コミュニケーション力を心配される

ゲームは誰かと直接関わらずに屋内でできる趣味なので、コミュニケーション能力があまりないのでは、と心配されるリスクもあります

特に通信者がいない一人で行うゲームを黙々と進めている様子を紹介してしまうと、コミュニケーションをとる機会がないため、閉鎖的な印象になりがちです。

対面での会話が苦手なのでは、と懸念される場合もあるので、誰かと共に話しながらゲームをしたエピソードなどを選ぶようにしましょう。

履歴書の趣味欄に「ゲーム」と書いても選考に影響はしない!

履歴書の趣味欄でゲームと書いても、選考に影響はありません

趣味としてゲームを紹介する際には、理由やエピソードだけでなく、仕事に活かせるスキルも含めて紹介することが重要です。

履歴書の趣味欄でゲームを紹介して、自身の魅力を伝えましょう。

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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