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SEのキャリアプランの作り方|新卒でも面接で使える例文を6つ紹介

近年、人気が高まっている職業のひとつがSE(システムエンジニア)です。みなさんの中にも、新卒からSEを目指す人も多いのではないでしょうか。

しかし「SEはどんなキャリアプランがあるの?面接ではどのようにアピールすればいいの?」と悩みますよね。

そこで本記事では、SEのキャリアプランの作り方を徹底解説します。新卒や未経験でも使える自己PRの例文も紹介しているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!

SEのキャリアプランを考える必要性3つ

SEを目指す場合、キャリアプランを考えることは必須です。なぜなら、キャリアプランが多岐に渡るからです。ここでは、SEのキャリアプランを考える必要性を3つ紹介します。

  1. SEは30代が重要になるから
  2. SEキャリアの選択肢が増えたから
  3. 女性は産休・育休の可能性があるから

①SEは30代が重要になるから

一つ目は、SEのキャリアプランにおいて30代が極めて重要な時期だからです。多くの企業がSEの募集対象を30代以下に限定していることからも、その重要性が伺えます。

30代までにどのようなキャリアプランを築くかが、SEとしての将来を大きく左右します。この時期にスキルや経験を積むことは、将来の成功に向けた基盤を築くことになるのです。

つまり、キャリアの転換点である30代に向けて、新卒あるいは就活の段階からSEとしてのキャリアを考えておくことが必要になるのです。

②SEキャリアの選択肢が増えたから

二つ目は、SEキャリアの選択肢が増えたからです。近年のテクノロジーの急速な進歩によって、従来のSE業務だけでなく、新たなキャリアパスが開かれました。

具体的には、ITアーキテクチャ、データエンジニア、セキュリティエンジニア、AIエンジニアなどが挙げられます。

このように、SEのキャリアプランは拡大しつつあるため、将来のキャリアプランをより深く考え、あなたのスキルと市場の需要に合わせた戦略を立てる必要があるのです。

③女性は産休・育休の可能性があるから

三つ目は、産休・育休の可能性があるからです。結婚、産休、育休など、生活の中で一時的に仕事から離れることも考えられます。特に女性にはこの傾向が強いでしょう。

キャリアプランを考えることで、休職期間中にも自己成長やスキルの維持を図る方法を見つけることができます。また、企業に対して明確なキャリアプランを作って将来を見据えていることをアピールできます。

このように、SEがキャリアプランを明確にしておくことは、休職期間中やその後のキャリアにおいても重要なのです。

SEのキャリアプランの作り方4ステップ

次に、SEのキャリアプランの作り方を4ステップで解説します。

  1. 自己分析
  2. 目標達成までの期間を決める
  3. 今後重要性が高まるSEを調べる
  4. 目標達成のためにすべきことを調べる

①自己分析

SEのキャリアプランを作成する際、まずは自己分析を行いましょう。自己分析により、あなたがSEの中でどの分野や技術に興味を持ち、どの分野で成長したいかが明確になるからです。

まず、あなたのスキルや強み、興味、価値観を考えます。そして、過去のプロジェクトでどのような役割を果たし、どの技術を使用したかを振り返りましょう。

そして、その情報を基に、短期および長期のキャリア目標を設定します。

②目標達成までの期間を決める

次に、目標達成までの期間を設定しましょう。具体的な目標を明確にし、それに必要なスキルや知識、経験を評価しましょう。

次に、それらのステップを段階的に計画し、期間を設定します。期間設定により、計画の実行が容易になり、進捗をモニタリングできます。

また、中間目標を設定して段階的な達成を目指すことで、モチベーションを維持しやすくなります。定期的な評価を通じてプランの調整も忘れずに行い、キャリアの成功に向けて進んでいきましょう。

③今後重要性が高まるSEを調べる

次に、今後重要性が高まるSEの種類を調べましょう。トレンドを理解することで、給与ややりがいが増えることが期待できるからです。

SEのキャリアプランを作る際、まず重要なのは今後のトレンドを理解することです。たとえば、IoT、AI、ビッグデータ、セキュリティエンジニアなどが急成長分野です。

次に、自分の興味や得意分野に合わせて選択肢を絞りましょう。AIが好きならAI関連のスキルを強化します。トレンドに合わせつつ、興味がある分野を選ぶことが重要です。

④目標達成のためにすべきことを調べる

最後に、目標達成のためにすべきことを調べましょう。なぜなら、SEの種類は様々で、それぞれ必要なスキルが異なるからです。

これまでの自己分析や目標を参考に、達成に必要な知識やスキルを調べましょう。もし就活までに時間があれば、資格を取ることもおすすめです。

また、自己分析や目標は定期的に見直すことが大切です。キャリアプランの作成を通じて、自己成長と目標達成への道を明確にすることで、やるべきことがはっきりと見えてきますよ。

SEのキャリアプラン例文|職種別に紹介

次に、SEのキャリアプラン例文を職種別かつ上流工程、今後需要が高まる職種に分けて紹介します。

  1. 【上流工程①】プロジェクトマネージャー
  2. 【上流工程②】ITコンサルタント
  3. 【今後需要が高まるSE①】IoTエンジニア
  4. 【今後需要が高まるSE②】AIエンジニア
  5. 【今後需要が高まるSE③】セキュリティエンジニア
  6. 【今後需要が高まるSE④】インフラエンジニア

【上流工程①】プロジェクトマネージャー

私がプロジェクトマネージャーを志望する理由は、技術的な専門知識を活かしながら、チームを効果的に指導し、プロジェクトを成功に導く役割に憧れているからです。

この目標を実現するために、まずは技術的なスキルを高めます。その上で、リーダーシップを発揮できるようにコミュニケーションスキルを向上させ、プロジェクト全体を俯瞰的に捉える能力を養います。

将来的にはプロジェクトマネージャーとしてプロジェクトを成功に導き、新たな技術トレンドを取り入れつつ、チームと協力して成果を上げることが目標です。

この例文では、SEのキャリアプランとしてプロジェクトマネージャーを挙げています。なぜプロジェクトマネージャーを目指したのかを述べた上で、具体的に何をするかを述べていることがポイントです。

【上流工程②】ITコンサルタント

私がITコンサルタントを志望する理由は、技術の進化が急速で、その変化に対応し、企業が最適なIT戦略を構築するお手伝いをすることに魅力を感じるからです。

ITコンサルタントになるために、多様化する技術のトレンドを常に追いかけ、問題解決スキルを高めていきます。

将来的には、クライアントの成功に貢献し、ITプロジェクトのリーダーとして経験を積み、業界で認められるコンサルタントに成長したいと考えています。

この例文では、SEのキャリアプランとしてITコンサルタントを挙げています。SEとして活躍するための技術に加えて、リーダーシップも積み上げたい旨を述べていることがポイントです。

【今後需要が高まるSE①】IoTエンジニア

私がIoTエンジニアを志望する理由は、学生時代、IoTプロジェクトに参加し、現実世界とデジタル技術を組み合わせる可能性に魅了されたからです。

IoTエンジニアとして、センサーデータの収集や解析、スマートシステムの開発に取り組む予定です。これにより、リアルタイムのデータ活用を通して、産業、農業、医療などさまざまな分野に関わればと考えております。

目標を実現するために、IoTに関連するスキルや知識を積極的に磨き、継続的に学習し続けます。

この例文では、SEのキャリアプランとしてIoTエンジニアを挙げています。具体的にどのような分野で活躍したいかを述べている点もポイントです。

【今後需要が高まるSE②】AIエンジニア

私がAIエンジニアを志望する理由は、AIの可能性に魅了されたからです。

学生時代にAIに関する論文やプロジェクトに没頭し、その驚くべき能力に感銘を受けました。特に、自然言語処理の分野において、人間のコミュニケーションとAIの統合に関心を持っています。

現実世界の問題にAIを適用し、新たな解決策を提供することを目指します。また、AI倫理にも深く関わり、技術の進歩と社会の課題解決に貢献したいと考えています。

この例文では、SEのキャリアプランとしてAIエンジニアを挙げています。学生時代にAIの奥深さを知ったことや、具体的にどうAIを活かしたいかを述べていることがポイントです。

【今後需要が高まるSE③】セキュリティエンジニア

私がセキュリティエンジニアを志望する理由は、デジタル社会においてセキュリティの重要性が増しているためです。

以前の経験でセキュリティの脆弱性に直面し、その危険性を痛感しました。この経験から、情報セキュリティの専門家として、組織や個人を守る役割を果たしたいと考えました。

将来的には、セキュリティエキスパートとして組織のセキュリティポリシーを策定し、新たなセキュリティソリューションを開発することを目指しています。

この例文では、SEのキャリアプランとしてセキュリティエンジニアを挙げています。過去にセキュリティの重要性に気づき、自分も関わりたいと思ったことを述べている点がポイントです。

【今後需要が高まるSE④】インフラエンジニア

私がインフラエンジニアを志望する理由は、情報技術の発展が急速に進んでいる中で、安定的なシステム運用が企業の競争力に直結するからです。

インフラエンジニアになるために、まずはネットワークやサーバーの技術スキルを磨き、認定資格を取得する予定です。

キャリアプランとして、5年後には企業のインフラ全般を設計・運用するリーダーとして活躍したいと考えています。そして、技術の進化に追従し、企業の成長を支えるインフラエンジニアとなることが最終的な目標です。

この例文では、SEのキャリアプランとしてインフラエンジニアを挙げています。具体的なキャリアプランを提示していることがポイントです。

SEのキャリアプランを実現するためにすべきこと2つ

最後に、SEのキャリアプランを実現するためにすべきことを2つ紹介します。

  1. 必要なスキルを取得する
  2. 自分に合った働き方ができるキャリアプランを設定する

①必要なスキルを取得する

一つ目は、必要なスキルを取得することです。IT業界は特に技術の進化が速いため、学び続ける重要性は高いといえます。

必要なスキルを習得することで、さまざまなプロジェクトに参加しやすくなり、より高度な業務に携わるチャンスが増えます。

絶えず新たな知識や技術を吸収し、実務で活用することで、SEとしての専門性が高まり、より多くのプロジェクトやチームで重要な役割を果たせるようになるのです。

②自分に合った働き方ができるキャリアプランを設定する

二つ目は、自分に合った働き方ができるキャリアプランを設定することです。なぜなら、SEの仕事は多岐にわたり、あなたのスキルや興味に応じてキャリアをカスタマイズできるからです。

自分の強みを最大限に活かし、ワークライフバランスを保ちながら長期的なキャリア目標を達成するために、個人の価値観や生活スタイルに合致した働き方を選択しましょう。

これにより、モチベーションを維持し、持続的な成長を実現できます。

SEのキャリアプランは選択肢が広い!自分に合ったビジョンを作ろう

本記事では、SEのキャリアプランの作り方について、面接で使える例文を交えて解説しました。

紹介した通り、SEのキャリアプランは多岐にわたり、それぞれ必要なスキルも異なります。そのため、自己分析や目標設定を行い、あなたにあったビジョンを決めることが重要なのです。

ぜひ、この記事を参考にキャリアプランの作成と面接準備に取り組んでみてくださいね。

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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