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【就活のやり方がわからない人必見!】何から就活を始めるべきか徹底解説

大学生になり、学生生活を満喫しようと考えているものの、頭の片隅に「就活」という単語がチラついている人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は就活のやり方がわからない人向けに、就活を始めるに当たってまずは何から手をつけるべきか解説していきます。

久保

キャリアアドバイザー 久保

大手営業会社で営業マネージャーを経験後、株式会社C-mindに入社し、キャリアアドバイザーとして活躍。転職やキャリアアップなどの経験から、内定後のことも考えたアドバイスを行う。

就活の主なスケジュールを解説

まずは就活がどのようなスケジュールで進んでいくのかを確認していきましょう。

スケジュール感を把握することで、早い段階から、学生生活を楽しみながら、落ち着いて対策ができます

  1. 【大学3年の6~12月】インターンシップ開催
  2. 【大学3年の3月~】情報解禁・企業説明会等
  3. 【大学4年の4~6月】本格選考開始

【大学3年の6~12月】インターンシップ開催

まず大学3年の6〜12月からインターンシップが開催されます。

多くの就活生がこの時期に動き出すので、遅くともこの時期からは就活を始める必要があるでしょう。

インターンシップは夏休みや冬休みなど長期休暇に合わせて行われることが多く、数日程度のものから1ヶ月以上のものもあります

インターンシップの種類も豊富で、業務などはあまり行わず、座って話を聞く時間が占める割合の多いものや、プロジェクトの一員となるものまで、さまざまです。

やりたいことがわからない就活生にとって、この期間のインターンシップが自分の進路を決めるきっかけになることも。業界や職務内容を知るためにも積極的に参加しましょう!

【大学3年の3月~】情報解禁・企業説明会等

大学3年の3月ごろから情報解禁・企業説明会などがあります。

この時期までに就活への対策として自己分析や自己PR、ESの作成などを始めておくと、あとで焦らずに済みます。講義やアルバイトの間のスキマ時間などでも構わないので、早めに進めておきましょう。

最近の企業説明会はコロナ禍の影響もあり、オンラインで参加できるものも多く、ハードルが下がっています。興味のある企業の説明会は積極的に参加しましょう

最初に業界を絞ってしまうのではなく、まずは様々な業界・企業の説明会に参加しましょう。直接、企業理念・社風などを知ることでより自分とあった業界を見つけられるはずです。

【大学4年の4~6月】本格選考開始

大学4年の4月から6月にかけて、本格的に選考を開始する企業が多くなってきます

この時期になると内々定をもらっている就活生も多いですが、焦らず自分のペースで進めることが大切です。

また、企業によっては6月よりも早い段階で選考を行うところもあります。特にベンチャー企業は早い段階で選考を終える傾向があり、インターンという形で卒業前から働く人も多いです。

最近は企業によって就活のスケジュールに多様性があるので、気になる企業のスケジュールは確実に把握し、早め早めの準備を心がけましょう。

就活のやり方がわからない人が始めにやるべき4つのこと

就活のやり方がわからない人がまず始めるべきことは大きく分けて4つあります。

諸々の事情でスタートが遅れてしまった人も、焦って手当たり次第に応募せず、まずは下記の4つをしっかり行いましょう

  1. 自己分析
  2. 業界分析・企業研究
  3. 企業説明会へ参加する
  4. 必要書類を用意する

①自己分析

就活を始めるにあたって、まず最初にするべきことは自己分析です。

自分がどの業界に行きたいのか、どのような仕事が向いているのか、将来はどのような生活がしたいのか、キャリアの見通しを立てるようにしましょう。

自己分析をしっかりできていないと就活そのものの軸がはっきりせず、自分に向いている仕事が何なのか、何がしたいのかわからず、就活が全く進みません。

もし多少就活を始めるのが遅れてしまっているとしても、必ず自己分析はある程度時間をかけて行いましょう。

これから書類選考・グループディスカッション・面接など様々な課題にぶつかると思います。最初に自己分析を徹底しておくことで、どの段階でも自分の軸をしっかり持って就活できるでしょう。

②業界分析・企業研究

業界分析・企業研究は優先度が高い行うべきことです。

志望する業界・企業がどのような業務を行っているのかを知ることでより就活に向けた対策がはっきりしますし、自分の課題も見えてくるでしょう。

また、企業の社風や社員に求めるスキル、理念なども確認しておくことで、企業の考え方も分かりますし、何より「〇〇という理念に共感した」と話せるので、印象が良くなります。

③企業説明会へ参加する

志望する業界、特に受けようと検討している企業の説明会には参加するようにしましょう。複数の会社が同時に参加合同説明会も業界の雰囲気を知れて良いですが、おすすめは1社のみの企業説明会です。

実際に働いている社員のリアルな声をより詳しく聞けますし、こちらから質問もできるので、業務内容などについても詳しく知れます。また、企業の採用担当の方の印象にも残りやすいでしょう。

「詳しく知らない業界だったが、説明会に行ってから関心を持った」ということはよくあります。社員の声など対面でしか得られない情報を積極的につかみに行きましょう。

④必要書類を用意する

就活を進めるには、当然ながら必要書類を用意する必要があります。特に新卒の方の選考にはESや履歴書など複数の書類が必要なので、早い段階で準備しましょう。

ESには自己PRはもちろん、志望動機や学生時代に力を入れたことなど書く項目が多いので、早い段階で着手することをおすすめします。

たとえ忙しく、あまり手を付ける時間が無くとも、頭の片隅に「自分の志望動機とは?」「自分の長所とは?」という疑問を置いておくだけでも大きな違いがあるでしょう。

大学1・2年でもやれることは多い

就活は大学3年生から始まるものですが、「1・2年生の段階では対策してはいけない」なんてルールはありません。1・2年生のうちから就活に向けてできることはたくさんあります。

たとえば自己分析を進めておくだけでも大きく違いますし、アルバイトで新しい経験をしたり、学びがあったら「これは就活の自己PRで使えそうだ」とメモしても良いですね。

3年生になってから慌てて始めるよりも、本記事に書いてあることはもちろん、自分で「就活に使えそうだな」と思ったことは着手しましょう。1・2年生対象のインターンに参加するのもおすすめですよ。

1・2年生の方は、ぜひ「大学生活一番頑張ったのはこれだ!」と思える経験をしてください!就活の志望動機やガクチカなどで、その経験が活かされますよ。

【就活のやり方がわからない人必見】サマーインターン前にやりたい4つの準備

サマーインターン前にやっておきたい、4つの準備についても解説していきます。

それぞれ4つをしっかりこなしておけば、他の就活生に大きく差をつけられるでしょう。

  1. 就活サイトに登録
  2. 長期インターンへの参加
  3. OB・OG訪問をこなす
  4. 就活生同士で交流する

①就活サイトに登録

まずは就活サイトに登録しておきましょう。就職のプロであるエージェントに無料で相談できるので、活用しない手はありません。

とはいえ、就職エージェントの数は非常に多いので、中にはあなたに合わないものもあるかもしれません。そこで最低2〜3社は登録して、最も気が合いそうな担当者と就活を進めましょう

②長期インターンへの参加

大学3年生から本格化する「サマーインターン」「ウィンターインターン」に参加するのはもちろんですが、大学1・2年から参加できる長期インターンに参加するのもおすすめです。

早い段階から企業で実際に働く経験を積むことで、現在の自分の立ち位置をよりはっきりと把握できます。自分は何ができて、何が足りないのかを就活が本格化するまでに知れるのは大きなメリットです。

多くの就活生が3年時のインターンで知ることを1・2年時の段階で知れるのは非常に大きなアドバンテージと言えます。ぜひ参加して、あなたの良いところを伸ばし、欠点を改善しましょう。

実際会社で働くとはどういったものなのかを知ることができます。また、自分の長所・短所を発見できる場所にもなるでしょう。

③OB・OG訪問をこなす

OB・OG訪問をこなすのも、早い段階で行いたい対策です。

実際に働く人の話を聞くことで、より解像度の高い志望動機や自己PRを作成できます。ほとんどの学生はWebサイトを通してしか企業の情報を知れないので、生の声を聞けるのは相当なメリットです。

ぜひサークルなどの繋がりを活かして、あなたの先輩に、志望する企業で働いている人が居ないかを調べてみましょう

④就活生同士で交流する

SNSや就活生用の情報共有サイトなどを活用して、就活中の情報収集や、お互いに励まし合える関係を築ける仲間を見つけるのも、長い就活を乗り越えるためにおすすめです。

就活に熱心に取り組む友人が周りに多い人は特に必要がないと感じるかもしれませんが、別の大学の学生や遠方の人と関わることで新しい発見があるかもしれません。

とはいえ、SNSには女性と仲良くなりたいがために就活生のフリをしている不届な輩も稀に居ます。女性の方は特に、むやみやたらに会おうとする人に対しては警戒を強めましょう

コミュニティを広げることで、自分が興味のある業界の情報を手に入れられることも。ネットリテラシーを守りながら、他の就活生と交流してくださいね。

就活のために用意したい3つのもの

就活を始めるにあたって必要なものは大きく分けて3つあります。

それぞれ早い段階で確認・用意し、就活の時期が近づいてから慌てないようにしましょう。

  1. 書類用の証明写真
  2. スーツ・コート
  3. 就活資金

①書類用の証明写真

就活用の証明写真は、いざ就活が始まるとなった時に慌てて撮りに行く人が多いです。

証明写真はESや履歴書に添付しなければならず、就活において必須なので、早めに用意しておきましょう

スーパーの駐車場などにある、無人の証明写真機でも問題ありませんが、より印象を良くしたい人は写真館で撮ってもらうのもおすすめです。

②スーツ・コート

スーツやコートも、早めに準備しておいて損はありません

特にスーツやコートといった就活で使う衣類は流行り廃りもありませんし、いつ買っても全く問題が無いものばかりです。

就活シーズンが近づくと新作が発売し、どこも似たような価格で売られます。しかしシーズン終わりだとお店によっては半額セールなど安売りをするので、早い段階で安く買っておいても良いでしょう。

③就活資金

就活には意外とお金がかかるので、早い段階から無理の無い貯金をしておきましょう

大体、4ヶ月就活をすると仮定すると10万円程度かかるとされているので、2年間で5万円ずつ就活資金として貯められると理想的です。

特に就活の時期はアルバイトをしている余裕が無い場合がほとんどです。家庭教師など短時間のアルバイト以外は休みを取らざるを得ないので、お金を貯めておきましょう。

地方の方だとよりお金がかかりますよね。会社によっては交通費などが出るので、面接や説明会に行くためにはどのくらいお金がかかるのか、企業から支給されるのか、しっかり確認しましょう。

就活のやり方がわからないならまず自己分析から!

今回は就活の仕方がわからない人向けに、まず何から就活を始めるべきかを解説しつつ、さまざまな対策を紹介しました。

就活は早い段階から始めるほど楽に、そしてスムーズに進みますが、多少出遅れてしまった人も適切に対策すれば問題ありません

ぜひ本記事を参考にしっかりと就活の対策をし、第一志望の企業への就職を叶えてください。

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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