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内定辞退は怒られる?|トラブル回避法や怒られた場合の対処法も紹介

希望していた企業から内定をもらったものの、最終的に他の企業へ入社を決め、内定辞退を考える場合もあるでしょう。

内定後に辞退すると、採用担当者から怒られるのでは?と不安な方も多いようです。内定辞退は勇気が必要ですが、将来のために必要な必要な行動といえるでしょう。

本記事では、内定辞退でのトラブル回避法や怒られたときの対処法をご紹介します。

複数内定をもらっても、焦る必要はありません。困らないよう事前にチェックしておきましょう。

内定辞退で怒られることはほとんどない

結論から伝えると、内定辞退で怒られる可能性はほとんどありません

内定辞退で怒られない理由を、2つご紹介します。採用担当者の意図を理解し、覚悟を伝えましょう

  1. 担当者は企業のイメージを下げたくない
  2. 承諾後は怒られる可能性が高まる

①担当者は企業のイメージを下げたくない

採用担当者は、内定辞退があったとしても、企業のイメージを下げたくない理由から怒りません

内定を辞退後も、就活生は何らかの形で「お客様」になる可能性があります。内定辞退に対して怒り、企業イメージが下がれば辞退した就活生は、今後企業の商品やサービスを避けることも。

就活生の家族や友人まで話が広がれば、企業の損失は計り知れません。

また、採用活動は時間と労力がかかります。入社しない就活生を、怒る時間も労力ももったいないと考える採用担当者がほとんどでしょう。

今後もお客様となる就活生を逃さないよう、内定辞退を伝えても怒らない企業が大半です。

②承諾後は怒られる可能性が高まる

内定承諾後は、承諾書を記入する前に比べて怒られる可能性が高まります

しかし、内定承諾書には法的拘束力がありません。内定後に承諾書を記入していたとしても、理由があれば内定辞退を申し出ましょう。

企業が就活生に内定承諾を記入させる理由は、内定辞退しづらくするためです。採用活動には時間も手間もかかるため、企業は内定を出した就活生を逃したくないと考えています。

内定承諾書に法的拘束力はありませんが、記入した以上気にする就活生も多いでしょう。

しかし、承諾前と比べて怒られる可能性はありますが、内定承諾書に記入しても入社の義務はありません。

内定辞退が企業に怒られる場合の理由3つ

内定辞退が企業に怒られる、3つの理由をご紹介します。

内定辞退は内定者の権利ですが、企業からすれば内定辞退は残念な連絡です。

企業が怒りたくなる気持ちを知っておき、辞退するか検討しましょう。

①採用活動には時間とコストがかかるから

採用活動には、時間とコストがかかります

就職情報サイトへの登録や、説明会・面接の実施にあたる会場費や人件費です。一人に内定を出すだけでも、かかっているコストは数十万以上がほとんどでしょう。

内定者が辞退してしまうと、かけたコストと時間が無駄になり、採用担当者としては入社してくれる就活生に時間を割きたかったと感じてしまいます。

余計なコストをかけないためにも、慎重に内定を出している企業がほとんどです。内定を辞退する就活生がでると、ショックを受ける採用担当者は少なくありません。

企業が就活生の内定辞退に怒るのは、ひとりの就活生を採用するにも、多くの時間とコストが多くかかるからです。

②人材不足で切迫しているから

人材不足で切迫している企業も、内定辞退があると怒る可能性があります。

企業は毎年の採用人数を決めている企業が多く、目標に向けて内定者を選んでいます。内定辞退者が出ると、目標に届かず採用計画が崩れてしまうでしょう。

10月の内定式後だと、内定が決まっている就活生が多く、そこからの挽回は難しくなります。来期に向けて採用活動を行なっていた企業としては、内定辞による人材不足は避けたいトラブルです。

企業が人材不足に切迫している場合は、怒られる可能性もゼロではないと考えましょう。

③辞退者に期待していたから

内定辞退で怒られた場合は、企業が辞退した内定者の入社を心待ちにしていた可能性もあります。

面接を受けるとき、就活生のほとんどは受けている企業に実際には違っても、第一志望と伝えているでしょう。その言葉を信じて採用した担当者としては、裏切られたような気持ちになります。

面接で見た内定者の人柄から、「本当に一緒に働きたい」と考えていた可能性もあるでしょう。

辞退者の入社に期待していたからこそ、内定辞退にショックを覚えて怒ったのかもしれません。

【怒られるのを防ぐ】内定辞退のトラブル回避法3つ

内定辞退するときに、トラブルを防ぐ方法を3つご紹介します。

内定辞退せずにすむことが一番ですが、やむを得ない事情で辞退するときもあるでしょう。

連絡する前にトラブルを防ぐポイントをチェックして、怒られないようにしておくと安心です。

  1. なるべく早く電話で連絡
  2. 内定の感謝とお詫びの気持ちを示す
  3. 理由を聞かれた場合は相手を配慮して回答する

①なるべく早く電話で連絡

内定辞退を決意したら、なるべく早めに電話で連絡しましょう。

入社日が近づくほど、企業は内定者がスムーズに入社できるよう準備を進めています。内定者が少ない企業では、辞退者がでたときは改めて採用活動を行う場合もあり、早ければ早いほど迷惑になりません。

言いづらい内容なのはわかりますが、内定辞退を採用担当者に伝えるときは電話で伝えるのも重要です。重要な内容をメールで伝えてしまうと、大変失礼な行為となります。

内定辞退するときは、早めに電話で連絡して、採用担当者とのトラブルを避けましょう。

②内定の感謝とお詫びの気持ちを示す

内定辞退を伝えるときは、内定への感謝と辞退へのお詫びを伝えましょう

採用担当者が内定を出すまでに使った時間を無駄にするため、誠意を持ってお詫びしましょう。気持ちが伝わるだけでも、企業は怒りの感情が生まれづらくなります。

やむを得ない理由があったとしても、内定辞退が企業に与える影響は少なからずあるでしょう。

内定の感謝と、辞退へのお詫びの気持ちを伝えることで、ほとんどの企業で辞退に納得してもらえます。

③理由を聞かれた場合は相手を配慮して回答する

内定辞退の理由を聞かれたら、相手に配慮して回答しましょう。

基本的に聞かれるまでは答える必要がないため、聞かれたときだけ答えてください。不用意に伝えてしまうと、相手の気持ちを害する危険性があります。

聞かれた場合は、相手に配慮しつつ本当のことを伝えましょう。

他の企業がよかった場合は、そのまま「他企業に魅力を感じた」とは伝えると、内定を出してくれた企業に失礼です。

「御社にも魅力を感じ迷ったが、自分の適性や将来を考えてこの結果を出した」と、柔らかい言葉で伝えましょう。

辞退の理由を答えるときは、採用担当者に配慮した上で、本当の理由を伝えてください。

内定辞退で怒られた時の対処法2つ

内定辞退を伝えて、企業から怒られた場合の対処法をご紹介します。

怒られることはほぼありませんが、対処法を知っておけば突然怒られても落ち着いて対処できるでしょう。

万が一のときも、焦らず対応するよう心がけてください。

  1. とにかく謝る
  2. 引き止められても辞退の意志は曲げない

①とにかく謝る

内定辞退を万が一伝えて怒られたときは、とにかく謝るようにしましょう。

内定辞退は、タイミングが早くても企業に多少の影響を与える行為です。企業に迷惑をかけた、という点には留意する必要があります。

怒られているときに、企業によっては罵声を浴びせてくることもあるでしょう。ひたすら謝意を示し、採用担当者の怒りが落ち着くのを待つのがおすすめです。

言い訳してしまうとその分怒りが長引く可能性もあるため、何も言わずに相手の言い分を受け止めてください。

とにかく謝り、内定辞退の意思は固いとアピールしましょう。

②引き止められても辞退の意志は曲げない

内定辞退を伝えて、内定先企業から引き止められる場合もあるでしょう。

企業から引き止められても、内定辞退の意思は曲げないことも大切です。

企業によっては、さまざまな方法で内定辞退を撤回させようとする可能性もあります。内定辞退を伝えるときは、自分の気持ちを曲げず、強い意思で伝えましょう。

内定承諾後の辞退も違法ではない

そもそも、内定辞退は違法行為ではありません辞退する就活生を、引き留める権利や法的拘束力はないと思っていて問題はないでしょう。

企業によっては、「内定承諾書にサインしているから、辞退は難しい」と言ってくることもあります。就活生が内定承諾書に記入しても入社の義務はないと知らなければ、入社する可能性を考えての発言です。

内定承諾後の辞退が問題ないことを伝え、納得してもらえるまで謝罪しましょう。

しつこい場合は大学などに相談

どうしても企業が納得してくれず、しつこく辞退の撤回を求める場合は、大学や専門学校に相談しましょう。間に入ってくれたり、良い解決方法を考えてくれたりします。

キャリアセンターにも相談して、今後の対応を決めるのがおすすめです。

学生だけで問題に取り組むよりも、スムーズに内定辞退が進みます。

しつこい場合は、迷わず大学に相談しましょう。

内定辞退についてよくある質問2つ

内定辞退について、よくある質問を2つご紹介します。

内定辞退は情報が少なく、辞退する前に悩む方も多くいます。

内定辞退を伝える前に、疑問点を解決し安心して伝えましょう

  1. 公務員の内定辞退は怒られる?
  2. 紹介してくれたキャリアセンターに怒られる?

①公務員の内定辞退は怒られる?

公務員の内定辞退でも、怒られることはほぼありません民間企業と対応は同様です。

公務員だからといって法に触れることはありませんので、辞退したい場合は民間企業と同じくできるだけ早めに連絡しましょう。

一般的には民間企業の方が早く内定が出ますが、公務員試験の結果が出てから、将来のキャリアプランや条件を考えて民間企業を選ぶ就活生もいます。

公務員でも内定辞退は問題ないため、気持ちが固まったら速やかに連絡しましょう。

②紹介してくれたキャリアセンターに怒られる?

キャリアセンターから紹介を受けた企業でも、内定辞退して怒られることはありません

しかし、紹介を受けた企業を内定辞退する場合は、キャリアセンターに一報いれておきましょう。その際は、紹介してもらったことへの感謝と辞退の謝罪を伝えると丁寧です。

内定を辞退したからといって、学校に迷惑はかかりません。辞退の理由をしっかり伝えれば、理解してもらえるでしょう。

内定辞退しても、紹介してくれたキャリアセンターに怒られることはないため、安心して連絡しましょう。

内定辞退で怒られても謝意を示しつつ意志は貫こう

内定辞退で怒られることは、ほとんどありません

万が一怒られたとしても、事前に記入した内定承諾書に法的拘束力はありません、就職先は将来を決める大切なポイントになります。後悔がないよう、自分の意思を貫きましょう。

しかし、採用してくれた企業への礼儀として、謝意を伝えることは大切です。

マナーを守って、内定辞退を伝えましょう。

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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