就職活動の履歴書には、印鑑を押すことがほとんどです。しかし「履歴書の印鑑はシャチハタでもいいの?」と悩みますよね。
結論、履歴書にシャチハタを使用することは基本的にNGです。
本記事では、その理由とあわせて、履歴書に印鑑を押すときの注意点を徹底解説します。ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
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履歴書に押印を求められるケース

そもそも、どのような場合に履歴書に押印を求められるのでしょうか?2つ紹介します。
- 履歴書に押印欄がある場合
- 採用担当者から指定される場合
①履歴書に押印欄がある場合
一つ目は、履歴書に押印欄があるケースです。押印欄があると言うことは、当然押印が求められています。設けられている場合、必ず押印しましょう。
押印欄が設けられているにも関わらず押されていないと、真剣さと信頼性を欠くと評価されかねません。
また、履歴書の再提出が必要になれば、担当者に迷惑がかかることもあります。
履歴書に押印欄がある場合、忘れず、きれいに押印しましょう。押印のポイントは後ほど紹介するので、参考にしてみてください。
②採用担当者から指定される場合
二つ目は、採用担当者から押印を指定されるケースです。担当者から履歴書に押印を依頼された場合、その指示に従いましょう。
通常、特定の企業や業界では押印が求められることがほとんどです。指示に従うことで、適切なマナーやプロ意識を示すことができ、好印象を与えるチャンスです。
指示通りに押印を行い、採用担当者の要求に応じましょう。
履歴書の印鑑はシャチハタではなく認印がおすすめ

履歴書にシャチハタを使ってもいいのか悩む人も多いですよね。結論、履歴書の印鑑はシャチハタではなく認印がおすすめです。理由やポイントを紹介します。
- シャチハタはNG
- 認め印を利用するのがいい
- 実印は避けるべき
- 100均の印鑑は破損しやすい
①シャチハタはNG
履歴書に印鑑を押す際に、シャチハタは避けるべきです。
シャチハタが履歴書への押印に適切でない理由は、インクが古くなったり、紙が湿ったりすると印影が滲んだり不鮮明になることがあり、履歴書の見た目を損ねる可能性があるからです。使用は極力避けましょう。
※一般的には「シャチハタ」という名称で呼ばれていますが、これは特定の商品名ではなく、自動スタンプ全般を指す言葉としても使われています。
②認め印を利用するのがいい
履歴書に押印する際は、シャチハタの代わりに、認印を使いましょう。認印とは、役所に届け出ていない印鑑で朱肉を使ったものです。
認印を使うメリットは、印影が鮮明で均一に出ることです。
これにより、プロフェッショナルな印象を与えることができます。履歴書を提出する際には、認印の使用を検討し、品質の高い印影を使いましょう。
③実印は避けるべき
履歴書の押印に実印を使うことは避けましょう。なぜなら、個人情報漏洩の心配があるからです。
実印は一般に、本人の署名と同等の法的効力を持つとされます。実印を使うことで、履歴書に押印された内容が、本人の意志に基づいているかどうかを確認する手間が必要になるのです。
また、実印は印鑑証明書に登録されており、印鑑登録カードに記載されている個人情報と関連づけられています。
そのため、履歴書に実印を使用することで、個人情報漏洩のリスクが高まる可能性があります。
④100均の印鑑は破損しやすい
履歴書の押印には、100均の印鑑も使用するべきではありません。なぜなら、100均の印鑑は破損しやすいからです。また、きれいに押印できないことも考えられます。
ただし、時間が無かったことが原因で用意できなかった場合は、100均のものでも問題ありません。その際は、破損しないよう、より慎重に押印しましょう。
履歴書に押印を押すときの5つのポイント

次に、履歴書に押印を押すときのポイントを5つ紹介します。
- はんこの印字面を確認する
- はんこを押す前にマットを敷く
- 朱肉をつけすぎない
- 上からまっすぐ押す
- 最初に押印する
①はんこの印字面を確認する
履歴書にはんこを押す際、印字面を確認することは重要です。印影が鮮明で正確であることを確認しましょう。
特に氏名や日付の誤りを避け、インクの均等な塗りムラや周囲の汚れをチェックし、適切な位置に押印しましょう。
②はんこを押す前にマットを敷く
履歴書にはんこを押す際、マットを敷くことも重要です。マットは、インクの漏れを防ぎ、ハンコの印象を鮮明に保てるからです。
これにより、提出物の品質を高め、整然とした印象を残します。また、担当者に対して、丁寧さをアピールできます。
履歴書は念入りに準備し、好印象を残すために、ハンコを押す前にマットを使用することをおすすめします。
③朱肉をつけすぎない
履歴書に押印する際、朱肉をつけすぎないことが重要です。朱肉を過剰に使用すると、文書が乱雑に見え、整然とした印象を損なう可能性があります。
適切な朱肉の量は、できるだけ薄く、押印箇所がはっきりとわかる程度です。
また、朱肉のしみや汚れにも気を付けましょう。あわせて、押印箇所も適切な位置に押すことを心がけてくださいね。
④上からまっすぐ押す
履歴書に押印をする際、上からまっすぐ押すことが大切です。力が均等に加わり、インクのムラを減らせるからです。
きれいに押印することは意外に難しく、失敗することも少なくありません。慎重に、急がずに、押印をしましょう。
押印の位置も大切で、履歴書に指定された場所に正確に配置することが必要です。
このような注意が、文書の信頼性とクオリティを高め、押印がきれいに仕上がる要因となるのです。
⑤最初に押印する
履歴書において、押印は最初に行いましょう。なぜなら、押印は印鑑が滲んだり、位置がずれたりなどのミスが発生しやすいからです。
最後の最後でミスすると、履歴書全体が台無しになりかねません。
最初に押印をすることで、他の項目を記入する前に確実に印鑑を押せます。仮に失敗しても、ダメージは少なく済みます。必ず最初に行いましょう。
履歴書の押印に失敗した時の対処法2選

履歴書の押印は難しいため、ミスしてしまうこともあるでしょう。そこで、履歴書の押印に失敗した時の対処法を2つ紹介します。
- 読み直せる場合はそのまま
- 新しい書類に書き直す
①読み直せる場合はそのまま
押印に失敗した場合、読み直せる場合はそのままにしておくべきです。印鑑は重要な項目であるとはいえ、読み直せるレベルであれば問題ないありません。
押印の位置や角度がずれた場合でも同様です。
むしろ、修正しようとすると、汚れたり乱れたりする可能性があります。読み直せる場合はそのままにしておいて、他の部分をしっかり整えましょう。
ただし、訂正箇所や不備が多い場合は、丁寧に修正してから提出することをおすすめします。
②新しい書類に書き直す
履歴書の押印に失敗した場合は、新しい書類に書き直しましょう。にじんだり、文字がさかさまになったり、2重印になったりすると、印象を損ねかねないからです。
書き直すことで、清潔で整然とした履歴書を提出できます。新しい履歴書に印鑑を押す前には、印鑑の向きや朱肉の量を丁寧に確認してから押印しましょう。
また、失敗を避けるために、静かな環境で余裕を持って行うことも重要です。また、失敗しても良いよう、多めに履歴書を買っておきましょう。
履歴書の印鑑はシャチハタではなく認印を利用しよう
本記事では、履歴書に印鑑を押すときの注意点を徹底解説しました。
紹介した通り、履歴書にシャチハタを使用することはNGです。よほど緊急でない限り避け、認印を使用しましょう。
なお、履歴書は押印に失敗することも多いため、コツを押さえることが必要です。ぜひ、本記事で紹介したポイントを参考に、きれいな履歴書を目指しましょう!
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。