就活生が最も嬉しい瞬間の1つとして、「内定通知書」が送られてきた瞬間が挙げられるでしょう。
しかし、中には内定通知書が送られてこなくて焦ってしまう方もいるのではないでしょうか。
そのため本記事では、内定通知書が送られてこない場合の対処法や送られてきた際の対応法を詳しく紹介します。
内定後もカリクルがサポート!
- 1AI強み診断|強み再発見
- 入社後も活かせる強みを見つけよう
- 2ビジネスマナーBOOK|マナー確認
- 社会人にも通じるマナーを収録!
内定通知書が来なくても大丈夫
結論からお話しすると、内定通知書が来なくても大きな問題はありません。企業の中には、内定通知書を発行しない企業もあるのです。
しかし、内定通知書が来ないと就活生としては不安になるものですよね。企業によって対応は異なることから、確認は必要だと理解しておくことが重要です。
場合によっては、発行されるはずなのに、何らかの理由で発行されていない可能性もあります。
内定通知書が来ない場合でも慌てなくて大丈夫なように、内定通知書が来ない理由や来ない場合の対処法などについてチェックしておきましょう。
内定通知書が来ない理由2つ

ケースによっては、内定通知書が何らかの理由から来ていないこともあります。
内定通知書が来ない理由は、主に以下の2つです。
- そもそも内定通知書を発行していないから
- 人事が忙しいため発行に遅れている
企業やケースによって理由は異なるので、ここで一緒にチェックしましょう。
①そもそも内定通知書を発行していないから
内定通知書が来ない理由としてまず挙げられるのが、そもそも企業側が内定通知書を発行していないことです。
内定通知書は基本的に発行されるものでありますが、企業によっては発行していない場合もあります。そのような企業の場合、事前に発行しない旨を説明していることも少なくありません。
説明されるとすれば、基本的に最終面接で合格と言われた後だと思われることから、安心して気を抜いてしまわずにしっかりと話を聞きましょう。
②人事が忙しいため発行に遅れている
内定通知書が送られてこない理由としては、本来は送るはずなのに人事が忙しいことから発行が遅れていることも挙げられます。
人事の採用担当者は、選考の時期は非常に忙しくしているものです。担当者が採用活動で忙殺されてしまえば、本来の手続きを失念することもあり得ます。
最終面接やその他のタイミングで内定通知書を発行しないと言われていないにもかかわらず、送られてこないようなら、問い合わせてみる必要があるでしょう。
内定通知書が来ない時の対処法

内定通知書が来ない場合は、企業に連絡してみる必要があります。ただしあまりに早すぎると、通知と入れ違いになる恐れもあり、要注意です。
内々定が決まった面接からある程度時間がたったタイミングで、具体的には10日程度経過してもまだ届かない場合は連絡してみましょう。
ただし先ほどお話しした通り、企業によっては元々内定通知書を送っていないこともあります。
内定通知書を送っていないと言っているにもかかわらず確認の連絡をしてしまわないように、企業からの連絡はしっかりと確認しておきましょう。
また連絡時には、電話よりもメールの方が担当者の手間が少ないためおすすめです。
内定通知書が来た時の対応方法

内定通知がしっかりと送られてきた場合は、それで終わりにせず次のアクションを取る必要があります。
届いた場合の具体的なアクションは、以下の4つです。
- お礼のメールを早めに送る
- 承諾するか辞退するか決める
- 承諾する場合:内定承諾書を送る
- 辞退する場合:辞退する旨を早めに連絡する
①お礼のメールを早めに送る
内定通知書が届いたらまず、お礼のメールを企業に送るようにします。承諾するにしても辞退するにしても、まず一報を入れておくことがおすすめです。
内定通知がきちんと送られてきていることを伝えて、社会人らしい丁寧な対応を印象付けましょう。
連絡に当たっては、電話よりもメールの方が適していると言えます。選考時期の採用担当者は非常に忙しく、電話だと担当者の時間を奪ってしまうためです。
メールであれば、採用担当者が都合の良いタイミングで内容確認できます。
②承諾するか辞退するか決める
内定通知書を受け取ったら、承諾するのか辞退するのかを速やかに決定します。内定通知が送られてきたら、返答をできるだけ早く行う必要があるのです。
特に辞退する場合は、できるだけ早く連絡することがマナーだと言えます。
内々定を受けた面接から内定通知書が届くまでに数日の余裕があると思われることから、通知が届くまでに意思を決めておくことが大切です。
通知が来てからあたふたしてしまわないように、届くまでに今後の流れもイメージしておくと良いでしょう。
③承諾する場合:内定承諾書を送る
内定を承諾する場合、「内定承諾書」を企業に送ります。内定通知書に承諾書が同封されているはずなので、署名捺印をして返送しましょう。
内定承諾書には期限があるため、遅れないようにしてください。受け取った当日か翌日には、承諾書を返送することを基本としましょう。
ただし送る前には、労働条件通知書を確認して、事前に把握していた労働条件と同じであることを確認することが大切です。
承諾書を送った後に事前の話と違うと気づいた場合、トラブルに発展する可能性があります。
④辞退する場合:辞退する旨を早めに連絡する
もし内定通知書が送られてきた後に辞退することを決めた場合、早期に企業へ連絡します。
内定の辞退そのものは、入社予定日の2週間前まで法律上は可能です。
しかしこれはあくまでも法律上の権利の話であり、内定のギリギリになるほど企業にとっては迷惑になると認識しておくべきでしょう。
辞退の連絡は、誠意を伝えるためにメールではなく電話で行います。担当者にできるだけ失礼のないように、気を付けて連絡してくださいね。
企業が内定通知書を発行するか確認しよう
内定通知書が送られてこない場合、人事が忙しくて遅れている場合だけでなく、そもそも企業が元々発行していないケースも考えられます。
事前にしっかりと話を聞いて、内定通知書を発行している企業なのかどうかを確認しておくようにしましょう。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。