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二次面接の通過率や目的について解説!頻出質問と回答例も紹介

「一次は突破したけれど、二次面接の通過率はどのくらいなのだろう」と、二次面接を目前に控えて不安な気持ちを抱えている人もいるのではないでしょうか。

本記事では、二次面接の通過率や二次面接の目的について解説しています。また、二次面接で頻出する質問への回答例も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

二次面接の通過率はどのくらいなのか

通過率は企業によって異なりますが、おおよそ30~40%前後を目安にしてください。三次面接がある場合や中小企業の二次面接は、50%前後になることもあります。

50%と聞くと「最終選考まで余裕だな」と油断する人もいるかもしれません。しかし、二次面接は一次面接を突破した学生がライバルとなるので、確実に難易度は上がります。

書類選考や一次面接と比べると通過率は高くなりますが、半数以上は不採用です。二次面接を通過するために、志望動機や将来ビジョンを明確にしておきましょう。

二次面接の目的とは|一次面接との違いも解説

二次面接は、企業とのマッチ度や志望動機の確認が目的です。学生一人ひとりを見るため、多くの企業が、少人数制のグループ面接や複数人の面接官が参加する個人面接を採用しています。

一方、一次面接は応募者をふるいにかけるのが目的です。言葉遣いや身だしなみなどビジネスマナーの初歩的な部分がチェックされます。ほとんどの企業が、一度に複数の学生が入室する集団面接です。

企業によって面接回数は変わりますが、面接の回数が増えるほど通過は難しくなります。一次面接時と同じ対策では突破できない人もいるので、面接ごとに改めて対策を講じることが不可欠です。

【通過率アップ】二次面接の対策方法3つ

二次面接をクリアするうえで不可欠な対策方法は、次の3つです。

  1. 一次面接は必ず振り返る
  2. 企業研究・自己分析を入念に行う
  3. 将来のキャリアプランを明確にする

各項目では、その対策をする理由と押さえるべきポイントを解説しています。

①一次面接は必ず振り返る

一次面接が終わったら、必ず振り返ってみましょう。一次面接で答えた内容を、ESと照らし合わせるとすぐに振り返りができます。

通過メールは待たず、面接当日か翌日に振り返っておくことが大切です。記憶が鮮明なほうが正確に振り返れますし、別企業の面接に向けて反省も兼ねられます。

また、ESの内容と違う答えをしていても、二次面接で回答や考えを大幅に変えるのはNGです。回答に一貫性が無いと、「意志が弱い」「志望度は低いのか」と思われるおそれがあります。

②企業研究・自己分析を入念に行う

一次面接では確認程度だった志望動機に関する質問も、二次面接では深掘りされる部分です。「なぜ自社を選んだのか」「どうしてこの業界に興味を持ったのか」に答えなくてはいけません。

企業の公式HPや配布された資料だけでは不十分です。インターン参加の経験談や、企業が掲げるビジョンに対する自身の考えなど、自分ならではの企業への熱意を示しましょう

回答によっては、「自社とはマッチしていないかもしれない」と不採用になる可能性もあります。改めて企業研究や自己分析をし、企業とのマッチ度をアピールすることが重要です。

③将来のキャリアプランを明確にする

入社後の目標を明確にしておきましょう。入社1年後、3年後、5年後は最低でも考えておくと、スムーズに質問に答えられます。

やりたい仕事を志望動機で語る人もいるのではないでしょうか。なぜその仕事をやりたいのか、そのためにどんな成長をしたいのかを言語化しておくと、周囲を差をつけられますよ。

抽象的な内容も、面接では避けるべきです。「企業に貢献したい」「仕事を通じて成長したい」など、漠然とした内容は志望意欲が感じられず、採用にはつながりにくくなります。

二次面接の頻出質問と回答例

ここでは、二次面接によく出る質問に関する回答例を紹介します。

  1. 志望動機
  2. 学生時代に力を入れたこと
  3. 入社後に成し遂げたいこと
  4. 他者の選考状況について

答える時には、一言目に質問に対する回答がくるように意識しましょう。回答をせずに話を進めてしまうと結論(回答部分)がわかりにくくなり、せっかくのアピールチャンスが無駄になってしまいます。

①志望動機

「希望する部署に配属されない場合もありますが、問題ありませんか?」という質問に対しての例文です。

私が御社を志望する第一の理由として、御社ならではのビジネスモデルに強く魅力を感じていることが挙げられます。

商品企画をはじめ、システム開発や物流まで自社で行う御社のビジネスモデルは、今後国内でも主流となるスタイルだと考えています。
また、私はグローバルに活躍したいと考えているため、海外展開にも力を入れている点にも注目しています。

そこで、すでにスタイルが確立している御社で実際の流れを体感し、さらなるビジネスモデルの進化に携わりたいと思い、御社を志望いたしました。

御社で働かせていただけるのであれば、海外留学で培ったコミュニケーション能力を活かし、どの部署でも意欲的に取り組みます。

企業への入社が一番の目的なのであれば、この質問に対しては例文のように、意欲を示した前向きな返答をしましょう。

②学生時代に力を入れたこと

「海外留学をされていますが、どんな学びがありましたか?」という質問に対しての例文です。

私がアメリカに留学した主な目的は、アメリカのマーケティングを学ぶことです。一方で、異文化交流では、新しい技術への柔軟な姿勢と本質を忘れない重要性を感じました。

宗教に関して漠然とした知識しかなかったのですが、友人の1人がオンラインで礼拝に参加していたことは大きな衝撃でした。

礼拝は礼拝堂に赴くものだと思っていたので、友人に「オンラインでもよいのか」と尋ねたところ、「どんな形でも大切なのは信仰心だと思う」と言った友人の笑顔は、今でも印象に残っています。

御社にて海外展開の面で貢献するうえで、どんな新しい挑戦をしても、「住まいの豊かさを世界に」という企業理念を念頭に置いて活躍したいと考えています。

この質問は、自分ならではの回答がしやすい質問なので、「何を経験したのか」「その時どう感じたのか」「仕事にどう活かすのか」を明確にしましょう。

③入社後に成し遂げたいこと

「希望するグローバル部門に配属後1年間の目標があれば、教えてください」という質問に対しての例文です。

配属後1年間の目標は、グローバル部門における知識を深めて、「この仕事を任せられるな」と思われるような人間になることです。

今の私が持つグローバル部門で活躍できるスキルは、培ってきた英語力によるコミュニケーションとSNSで実践したマーケティング経験です。

必要に応じてこれらのスキルを活かしつつ、まずは目の前の業務に真摯に取り組もうと考えています。また、言われたことだけを実行するのではなく、「なぜこの業務をしているのか」「他の業務ではどのように活かせるのか」を常に意識して行動します。

気持ちが先走ってしまう私なので、部門内のコミュニケーションを忘れず、チームワークを意識して御社に貢献したいと考えています。

配属後(入社後)1年間の目標は不可欠です。社会人1年目として大切な時期であると同時に、仕事への向き合う姿勢も企業から見られています

④他社の選考状況について

「他の企業での就活状況をお聞かせください」という質問に対しての例文です。

私は、海外展開に力を入れている企業で働くことを就活の軸にしています。そこで、画期的なビジネスモデルにて海外進出をしている御社に強く惹かれているため、現時点では御社のみに応募している状況です。

海外進出をしている企業は数多くあり、関心を寄せている企業は他にも何社かありますが、私は御社のビジネスモデルの進化に関わりたいと思い、御社を第一に志望しています。

選考状況について聞かれた場合は、選考が進んでいる、または内定をもらっている企業のみを伝えましょう。複数の企業を受けて落ちている場合、不採用になったことを言う必要はありません。

二次面接の通過率は企業によって異なる

二次面接の通過率は30~40%前後ですが、企業によって大幅に異なります。どんな通過率でも、志望意欲や熱意のアピールは欠かせません。企業研究や自己分析を怠らず、面接に向けて万全な準備をしましょう。

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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