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面接時の座り方のマナーを男女別に紹介|企業が受ける印象も確認しよう

面接では、話す内容以外にも入室の仕方や座り方など、就活生のマナーがみられています。

せっかく面接準備を整えていても、座り方が悪くて悪印象を持たれてしまうのはもったいないですよね。本記事では、面接時の座り方のマナーを男女別に紹介します。

企業がどのような印象を受けるのか知って、面接に臨みましょう。

面接時に座るときの4つのマナー

まず最初に、面接時に座るときの4つのマナーを紹介します。

  1. 姿勢を伸ばす
  2. 背もたれにもたれかからない
  3. 足を広げない
  4. スーツのシワが付かないように座る

面接では、第一印象がとても大切です。会話をする前に座り方でマイナスの印象を持たれないよう、注意していきましょう。

①姿勢を伸ばす

面接時にイスに座るときは、背筋をまっすぐ伸ばして姿勢よく座りましょう。

背筋を曲げた状態で座ると、面接官からは「元気がない」「自信がない」と見えてしまいます。しっかり姿勢良く座ることで、面接官からも、入社への意欲が高いと思われます。

面接の時間は、短くはありません。常に姿勢よく過ごすのに慣れていないと、疲れてしまうでしょう。普段の生活から気をつけていれば、面接時に姿勢を伸ばしていても負担は少なくなります。

姿勢良く過ごすことにデメリットはありません。面接時に忘れないよう、普段の生活から心がけてみるのがおすすめです。

②背もたれにもたれかからない

面接時に椅子に座る場合は、背もたれによりかからないことも大切です。

背もたれによりかかると、前のめりになったりふんぞり返った印象になったりと、面接官からマイナスの印象を持たれる可能性があります。

普段椅子に座るときは、奥まで深く座る方も多いでしょう。背もたれから拳ひとつ分空けて座ると、ちょどういい座り位置になるので試してください。

面接で用意されている椅子のほとんどは、背もたれがついています。しかし、使わないものと考え、背もたれにはよりかからないで過ごしましょう。

③足を広げない

面接の時間中は、足を広げないよう注意してください。

足を広げすぎてしまうと、女性はだらしなく、男性は態度が大きく見えてしまいます。

特に男性は、普段の生活の中で、何気なく足を広げて座っている人も少なくありません。しかし、面接の場で足を不必要に広げて座ってしまうと、面接官からの心証が悪くなります。

女性がスカートスーツで広げていても、「細かいところまで意識を向けられない人」と認識されるでしょう。無意識に足を広げないよう注意してください。

④スーツのシワが付かないように座る

座るときは、スーツにシワがつかないよう座るのも大切です。

シワだらけのスーツで面接に臨んでしまうと、面接官からは「清潔感がない」と思われます。立ったときにもスーツにはシワがつかないよう、注意して座りましょう。

女性の場合は、座る前にスカートのお尻部分を押さえて自然に太ももに沿って生地を流すのがおすすめです。次に立ったときシワになりづらく、綺麗な状態で退室ができるでしょう。

スーツのシワは、座っているときのマナーではなく、服装のマナーにも繋がります。座るときから、シワには注意して座りましょう。

面接時の男女別の座り方を紹介

まず、面接時の座り方を男女別に紹介します。

男性や女性、それぞれ気をつけるポイントは変わってきます。面接時に失礼がないよう、事前にチェックしておきましょう。

  1. 【男性】面接の座り方
  2. 【女性】面接の座り方

【男性】面接の座り方

面接時の座り方で、男性が気をつけるポイントは3つです。

  • 足は肩幅に開く
  • 靴とつま先を前に向ける
  • 手は腿の上におく

男性が座るときは、足は広げすぎず、肩幅程度に開くのが目安です。靴とつま先は前を向けると、足が開きすぎず、ほどよい感覚で座れます。

手はだらんと垂らさず、腿の上におきましょう。軽く握り拳を作っておくと、自然な印象になります。位置が前すぎると前傾姿勢になりやすいため、腿の上を意識してください。

3つのポイントに気をつければ、面接官からも印象がいい綺麗な座り方ができます。

【女性】面接の座り方

次に、面接時に女性が気をつける、座り方のポイントを3つご紹介します。

  • ひざとかかとを揃える
  • 髪の毛は後ろに流す
  • 手は腿の上で重ねる

女性は男性と違い、ひざとかかとを揃えて座りましょう。足はまっすぐにしても、横に流しても構いません。

髪の毛は後ろに流すと、顔がしっかり見え面接官から好印象です。面接中に何度も直す必要がないよう、座るときに違和感なく整えましょう。

手は男性と同じく腿の上ですが、握り拳を作るのではなく両手を腿の上で重ねます。上品な印象になり、手元がきれいにみえるでしょう。

男性との違いを意識して、女性らしく綺麗に座ってください。

面接の座り方から企業がうける印象

ここでは、面接の座り方から、企業がどのような印象を受けるのか紹介します。

  1. 入社後の働き方への影響
  2. 意識の高さ
  3. 志望度の高さ

企業が就活生に面接を行うのは、書類からはわからない情報を得るためです。企業へ与える印象を知り、面接に役立てましょう。

①入社後の働き方への影響

企業は、面接時の座り方から、入社後の働き方への影響を見ています。

面接時の座り方は、入社後の取引先との会議や、実際に業務しているときの座り方を連想させます。姿勢が悪い就活生は、取引先からも上司からも良い印象は持たれません。

面接時の座り方だけで、採用を見送られることはありませんが、同じ能力の就活生であれば座り方まで意識できる人に内定を与えたい企業がほとんどです。

面接官から入社後の働き方も期待されるよう、座り方ひとつも気を抜かずに面接へ挑みましょう。

②意識の高さ

就活生の意識の高さも、座り方から企業が判断するポイントのひとつです。

椅子の座り方は、意識しなければ普段の座り方が出やすい部分になります。特に就活時に注意するべき座り方のマナーは、意識していない就活生にはできません。

座り方にも注意して面接を過ごせる就活生は、企業から就活への意識が高いと判断されます。楽ではない座り方のため、人としての忍耐力や集中力の高さの評価にもつながります。

就活への意識の高さを、座り方でアピールしましょう。

③志望度の高さ

企業への志望度の高さも、座り方からチェックされています。

面接時の座り方は、自己PRや志望動機に比べると些細な点と思われるでしょう。しかし、座り方にも手を抜かない就活生であれば、企業への入社意欲が強いと判断されます。

姿勢が悪かったり、背もたれによりかかっていたりすると、面接官からは「入社意欲はそこまで高くないのでは」と考えられる危険性があります。

志望度が低いと思われないよう、座り方にも気を抜かずに過ごしてください。

確認しておきたい面接時のマナー

面接では、座り方以外にもマナーが存在します。

知らずに面接を受けてしまうと、気づかないところでマイナスの印象を持たれるかもしれません。座り方だけでなく、入室から退室までのマナーを確認しておきましょう。

  • 座る椅子はドアに近い下座
  • 指示があるまで座らないで椅子の横に立って待つ
  • コートは建物に入る前に脱ぐ
  • カバンが倒れないように床に置く

座る椅子はドアに近い下座

座るときの椅子は、入り口から一番近い下座を選びましょう。もちろん、面接官から座る位置の指示がある場合は、必ず指示に従ってください。

入り口から一番遠い席は上座とされ、指示なく座ってしまうとマナーを知らないと思われてしまいます。面接官から指示があるなら、上座に座っても問題ありません。指示された席に座ってください。

入室したら、指示がない限りは下座の席を確認して、その場所に向かいましょう。

指示があるまで座らないで椅子の横に立って待つ

入室して下座の席へ向かったら、指示があるまでは座らずに、椅子の横に立って待ちましょう。椅子の後ろではなく、左右どちらかがおすすめ。着席を指示されたときにスムーズに座りやすくなります。

面接では、就活生が入室した後に面接官が入室してくることもあるでしょう。待っている間に他の社員から着席を促され座っていた場合は、面接官が入室した段階で立ち上がり挨拶してください。

座ったままの挨拶は印象が悪く、おすすめできません。面接官から着席の指示が出たら、改めて椅子に座りましょう。

コートは建物に入る前に脱ぐ

面接時にコートを着ていった場合は、面接先の企業が入っている建物の前で脱ぎましょう。

脱いだコートは縦半分に折り、上下にさらにたたみます。裏地が見えるようにたたむことで、「外の埃を中に持ち込まない」というマナーを表せます。

たたんだコートは、面接時はカバンの上に置くか、カバンにかけましょう。

寒い時期で厚手のコートを着ている場合は、たたむことも難しい可能性があります。その場合は、縦に二つ折りにした状態で、椅子の背もたれにかけるのが正解です。

カバンが倒れないように床に置く

面接時に持参したカバンは、倒れないよう床に置いてください。

置く場所は利き手側にしておくと、書類が必要になったときすぐに取り出せます。

また、事前に履歴書を送付するのではなく、持参して手渡しする企業もあるでしょう。取り出しやすい位置にカバンを置いておけば、スムーズに受け渡しができます。

また、カバンを選ぶときは、自立するカバンを選びましょう。面接時に倒れるカバンでは、気が散って面接に集中できないため注意してください。

面接の座り方のマナーを確認して印象UPを狙おう

面接時の座り方のマナーは、面接官からの印象をUPさせるポイントになります。細かい部分にも気を配れば、より志望度の高さや就活への意識をアピールできるでしょう。

座り方ひとつで面接が上手くいく可能性もあります。チャンスを逃さないよう、マナーをしっかりチェックして、面接に臨んでくださいね。

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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