就職活動の一環として、会社見学に参加する人も多いでしょう。気になる企業のことを深く知る機会であるため、充実したものにしたいですよね。
しかし「会社見学ではどんな質問を投げ掛ければ良いんだろう?」と悩む人も多いと思います。
そこで本記事では、会社見学で役立つ質問例を紹介します。するべきでないNG質問やマナーも紹介しているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
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会社見学は企業理解を深める絶好の機会!

会社見学は、企業理解を深める絶好の機会です。合同説明会やWebサイトではわからない情報を得られるからです。
会社見学では、質問する場が設けられていることがほとんどです。また、見学中に先輩社員に質問する機会もあります。ここでは、会社見学で質問する際のポイントを簡単に紹介します。
- 企業とのマッチ度をチェックしよう
- 事前に質問を準備すると有意義に過ごせる
①企業とのマッチ度をチェックしよう
会社見学では、あなたと企業のマッチ度をチェックしましょう。企業に対して好印象を持っていても、実際に見学する中で自分には合っていないことが判明することもあるからです。
具体的には、社風、職場環境、社員の方々の様子、立地などをチェックしましょう。見学だけで分からなかったことは、積極的に質問することで、理解が深まります。
質問例はのちほど詳しく解説するので参考にしてみてください。
②事前に質問を準備すると有意義に過ごせる
会社見学を有意義に過ごすためには、事前に質問を用意することが大切です。なぜなら、質問を考えておくことで、見学中にふと思いつかない疑問を回避できるからです。
もし疑問が全て解決したなら、無理に質問しなくても問題ありません。ただし、見学の中で新たな疑問が湧くこともあります。その際は積極的に質問しましょう。
質問することで、企業への興味と真剣さを示し、キャリア選択に役立つ情報を得られます。自分に合った企業を見つけるために、質問を準備しておきましょう。
会社見学でおすすめな質問例6つ

次に、会社見学でおすすめな質問例を6つ紹介します。質問の目的や注意点、具体的な文言も紹介しているので参考にしてみてください。
- 一日の仕事の流れは?
- 仕事での苦労・やりがいは?
- 入社後に職場に抱いた印象は?
- 社員同士の交流はどのくらい?
- この職種に必要な資質は?
- 就活でやっておいたほうが良いことは?
①一日の仕事の流れは?
この質問は、企業の業務内容や流れを理解し、働くイメージをつけるために有効です。質問する際には、具体的なスケジュールを求めすぎず、一般的な業務の流れを尋ねましょう。
例えば、「通常の業務日では、一日の流れはどのようになっていますか?」や「朝から夕方までの一般的な業務スケジュールを教えていただけますか?」など、丁寧に質問しましょう。
②仕事での苦労・やりがいは?
この質問は、職場の文化や価値観、従業員のモチベーションについて理解するために有効です。相手の個人的な目標や、ポリシーなども質問することで、深い話を聞けることもあります。
具体的には、「仕事での大変さや充実感、特に印象に残った出来事は何か教えていただけますか?」と聞くとよいでしょう。
③入社後に職場に抱いた印象は?
この質問は、会社の実際の雰囲気や文化を知るために有効です。実際に入社した先輩から話を聞くことで、いざあなたが入社した後に、入社前とのギャップに苦しむリスクを減らせます。
具体的には、「〇〇さんが、入社後に職場で抱いた印象はどのようなものでしょうか?入社前とのギャップはありましたか?」といった形で質問します。
④社員同士の交流はどのくらい?
この質問は、社内の人間関係や風通しの良さをチェックし、入社後の職場環境をイメージするために有効です。
具体的には、「社内では、コミュニケーションやチームワークにおいて何を大切にしていますか?」というように、あなたの働く環境について前向きな関心を示すことがポイントです。
⑤この職種に必要な資質は?
この質問は、会社が期待する人物像や求めるスキルを知るために有効です。具体的には、面接やエントリーシートで強調するべき資質やスキルを把握することに役立ちます。
たとえば、「この会社で活躍するためには、どのようなスキルを身につけるべきですか?」と聞くことで、足りないスキルの把握だけでなく、成長意欲のアピールにもつながります。
⑥就活でやっておいたほうが良いことは?
この質問は、就活を有利に進めるために役立ちます。この質問の意図は、実際に就活を経験した先輩から話を聞く絶好の機会です。
たとえば、「就活でやっておいた良かったことはありますか?」や「入社前にとっておくべき資格はありますか?」と質問することで、先輩社員から貴重なアドバイスをもらえます。
会社見学の質問でNGな行動3つ

次に、会社見学の質問でNGな行動を3つ紹介します。企業に対して失礼な態度を取らないよう、チェックしておきましょう。
- 調べたら分かることを聞く
- 待遇に関する質問ばかりする
- ネガティブなことを直接聞く
①調べたら分かることを聞く
企業見学時に、あらかじめ調べられる情報を質問することはNGです。なぜなら、ウェブサイトや資料で簡単に得られる情報を聞くことは、企業調査や準備が不足している印象を与えかねないからです。
会社見学では、実際に働いている社員にしか聞けない内容や、会社見学の中で疑問に思ったことを解消するための質問が適切です。
会社見学の前には、あらかじめ企業について調べ、最低限の知識を持った上で参加することで、充実した機会になります。
②待遇に関する質問ばかりする
待遇に関する質問ばかりすることもNGです。なぜなら、働き方や業務内容への関心が低いと見なされる可能性があるからです。
もちろん、給与や福利厚生などは働きやすさにも関わることであるため、質問すること自体は問題ありません。
ただ、これらの質問ばかりになることは避けましょう。企業や業界、就活の進め方など、あらゆる角度から質問することで、あなたの興味や積極性が評価されるとともに、幅広い情報が得られます。
①ネガティブなことを直接聞く
企業が答えにくいネガティブなことを直接聞くこともNGです。具体的には、残業時間、離職率などが挙げられます。
もし残業時間を聞きたい場合は「繁忙期はいつですか?」などと置き換えるとよいでしょう。言い換えることで、印象を下げることなく、聞きたいことを上手に聞き出せますよ。
会社見学で質問する時のマナー3つ

次に、会社見学で質問する時のマナーを3つ紹介します。企業に失礼のないよう、ポイントを押さえておきましょう。
- 質問する前に名乗る
- 回答の後にはっきりとお礼を言う
- 同じ質問をしないように注意
①質問する前に名乗る
質問する際には、あなたの大学名と氏名を名乗りましょう。名乗らずに質問することは、失礼に当たる可能性があるからです。
特に、自分が最初の質問者の時には注意しましょう。あわせて「本日は貴重な機会を設けていただきありがとうございます。」と付け加えるとなお好印象です。
大学名や名前を名乗った上で積極的に質問すれば、担当者に覚えてもらえるメリットもあります。マナーとしてだけでなく、アピールとしても、名前を名乗っておくことは重要なのです。
②回答の後にはっきりとお礼を言う
質問に対する回答をもらった後には、はっきりとお礼を言いましょう。回答をメモすることに気を取られて忘れることがないよう注意が必要です。
余裕があれば、もらった回答に対する追加の質問や感想を述べるとよいでしょう。さらに深い質問が得られるほか、積極性をアピールできます。また、回答を理解したことの証明にもなります。
お礼を伝えることは、コミュニケーションにおける基本中の基本です。疎かにしないよう常に心がけましょう。
③同じ質問をしないように注意
他の参加者と同じ質問をしないことも大切です。同じ質問を繰り返してしまうと、話を聞いていなかったと思われるだけでなく、企業の方々や他の参加者の時間を奪うことになるからです。
どのような質問をするか考えることに集中し、周りが見えなくなることもあるでしょう。しかし、他の人の質問を聞くことも大切です。
なお、他の参加者の質問への回答をもとに新たに質問することで、より理解が深まります。
会社見学での質問はマナーを守って就活に役立てよう!
本記事では、会社見学で役立つ質問例を紹介しました。
会社見学は、気になる企業について理解を深める絶好の機会です。マナーを守りながら参加し、就活に役立ちます。
あらかじめ質問を準備しておくだけでなく、見学の中で気づいたことを質問してみましょう!
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。