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内定の電話の受け答え方法を徹底解説|承諾・保留・辞退の例文も紹介

就職活動において、内定の電話は最も待ち遠しいものです。しかし、電話を受けて終わり、というわけではありません。

電話でもマナーを守って受け答えすることでより良い印象を与えられるので、ぜひ本記事を参考に、内定電話を待つようにしてください。

内定通知の電話の受け答えは準備が大切!

内定通知の電話を受けるにあたって、最も重要なものは準備と言っても過言ではないでしょう。

内定通知はメールで行われることもありますが、基本的には電話で行われることが多く、特に最終面接の1週間以内にくることがほとんどです。いつでも電話に出られるようにしておきましょう。

下記の紹介していく、マナーや答え方を確認しておき、慌てずに対応できるよう、準備しておくことが大切です。

内定に関して電話で受け答えする時のマナー

内定に関して電話で受け答えをする時のマナーには、大きく分けて4つのポイントが挙げられます。

下記のポイントをしっかりと抑えて、とっさの内定電話に対しても丁寧に答えられるようにしておきましょう

  1. 一言目はまず自分が名乗る
  2. 静かな所で話す
  3. 重要な所は復唱しながらメモする
  4. 相手より先に切らない

①一言目はまず自分が名乗る

これは就活の内定電話に限らず、ビジネスシーンの電話では常識かもしれませんが、必ず一言目は自分が名乗るようにしましょう。

必ず「もしもし」だけで黙らず、自分から元気よく名乗ることが大切です。

特に、第一志望の企業から内定電話がかかってきた際は、心臓が飛び出そうになる人も多いことでしょう。しかし、常に冷静を保ち、必ず自分から名乗ることを心がけることで、良い印象を与えられます。

②静かな所で話す

こちらもビジネスの電話において常に重要視されることですが、静かなところで電話に出るようにしましょう。

とはいえ、内定電話がかかってくるまでの間、常に静かな所に居る、というのも難しい話です。騒がしい場所に居る際は、急いで移動することが重要です。

「常に静かな場所に居る」よりも、むしろ「騒がしい場所に居たけれど、電話のために必死に移動している」という雰囲気が出ている方が好印象となる可能性もあります。

③重要な所は復唱しながらメモする

内定電話がかかってきた際、重要なところを復唱しながら、メモをすることも大切です。

復唱しながらメモをすることのメリットは大きく分けて2つあり、まずメモをすることで重要な情報を逃さず、忘れることもありません

そしてもう1つの理由は「重要なことをメモできる人材である」ことをアピールできるからです。仕事においても重要なことをメモし、絶対に忘れないように気を配っていることが伝わると好印象でしょう。

④相手より先に切らない

こちらもビジネスマナーにおいて当然のことかもしれませんが、必ず相手より先に電話を切らないようにしましょう。

日本のビジネスシーンにおいて、相手より電話を先に切るのは非常に失礼に当たるので、必ず相手が電話を切るまでに待つことが大切です。

最低限のマナーとも言えるので、先に切ってしまうと、常識のない人物と思われる可能性もあります。必ず、お互い相手が切るのを待っているような間があっても、相手が切るまで待ちましょう

【3つの場合別】内定通知の電話の受け答え例文

内定通知の電話がかかってきた際の受け答え例文を紹介していきます。

承諾する場合、保留する場合、辞退する場合にわけて解説するので、自分に当てはまるものを参考にしてください

  1. 承諾する場合
  2. 保留する場合
  3. 辞退する場合

①承諾する場合

はい、〇〇と申します。お電話いただき、心より感謝申し上げます。内定のお申し出をいただき、大変感謝しております。
○○株式会社のビジョンやチームの熱意に魅力を感じており、心から承諾させていただきたく存じます。
今後の手続きや必要な情報について、詳しく教えていただけますでしょうか。
かしこまりました。必ず10月1日までに内定承諾書の提出をいたします。
その他の入社に向けての準備も万全に進めたいと考えております。貴社での業務を心より楽しみにしております。これからも、何卒よろしくお願いいたします。

明確かつ丁寧に感謝の気持ちを伝えるとともに、会社への興味や意欲を強調しています。

また、次のステップや手続きに対する前向きな姿勢を示すための質問を取り入れ、積極性と意識の高さをアピールしているのもポイントです。

②保留する場合

はい、〇〇と申します。お電話いただき、心より感謝申し上げます。内定のお申し出をいただき、大変感謝しております。
ただ、他の企業からも最終面接の結果を待っている状況です。申し訳ございませんが、少し時間をいただいてもよろしいでしょうか。
最終的な判断を伝える前に十分な考慮をしたいと考えております。本日よりちょうど1週間後の木曜日にまでに、必ずお電話にてご連絡いたしますので、お待ちいただけますと幸いです。
ご迷惑をおかけし、重ねてお詫び申し上げます。今後とも何卒よろしくお願いいたします。

まず企業からのオファーを尊重して感謝の意を表し、その後、他の企業を待っているという事実を誠実に伝えつつ、日程も具体的に伝え、猶予をもらえるよう伝えています。

③辞退する場合

はい、〇〇と申します。お電話いただき、心より感謝申し上げます。
まず初めに、このような素晴らしい機会をいただき、誠にありがとうございます。
長い間、慎重に考慮し、他の選択肢とも比較検討した結果、残念ながら今回の内定を辞退させていただきたいと思います。
貴社との面接やご説明を通して、多くの魅力や可能性を感じましたが、私のキャリアパスや将来のビジョンを考慮した結果、このような決断を下すこととなりました。
本当に申し訳ございませんが、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

まず感謝の気持ちを強調し、企業への敬意を示しています。

その後、自らの考慮と決断の理由を簡潔に伝えつつ、敬意を保ちながら正直に伝えることが重要です。

内定通知の電話に出られなかった時の対処法

内定通知の電話に出られなかった際の対処法は大きく分けて2つあります。

それぞれの対処法を覚えておき、自分の状況にあったものを適宜活用してください。

  1. 折り返しする時の例文
  2. 非通知の場合は企業側の連絡を待とう

①折り返しする時の例文

お世話になっております、◯◯大学◯◯学部◯◯学科の◯◯と申します。先ほど、貴社の採用担当の◯◯様からお電話をいただいたと思いますが、申し訳ございません、その時にお受けすることができませんでした。
折り返しの連絡をいたしましたので、お取り次ぎいただけますでしょうか。
(担当者に取り継がれたら)先ほどお電話いただいた〇〇と申します。お電話いただいたにもかかわらず、出られずに誠に申し訳ありません。
お電話のご用件を伺ってもよろしいでしょうか。

まず電話に出た人にしっかりと所属と名前を名乗り、採用担当から電話があったことを伝えています。

その後、採用担当の方が電話に出たら、電話に出られなかったことを詫び、要件を伺うのが基本です。

②非通知の場合は企業側の連絡を待とう

滅多にありませんが、企業側が間違えて非通知でかけてくることもあります。しかし、慌てて「あの企業からの電話かもしれない」と自分からかけるのではなく、電話を待ちましょう。

特に複数の企業の選考を受けている場合は、別の企業に間違えて電話をしてしまう可能性もあります。非常に失礼に当たるので、勘違いして電話をすることだけは避けましょう

あなたを採用したいと考えている企業は、一度電話に出なかった程度で不採用にはしませんし、途中で間違えて非通知で電話したことに気づくはずです。

内定通知の電話は対策をして正しく受け答えしよう!

今回は内定通知の電話の対策について詳しく紹介してきました。

内定通知の電話は必ずと言って良いほど緊張するものなので、本記事を参考にしっかり対策し、緊張も打ち消せるほど自分の中に落とし込んでおきましょう

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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