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履歴書で在学中を表す方法を解説|場合別の書きわけ方やNG例も紹介

履歴書で在学中であると示す方法は、提出先によって変わります。しかし、どう書けば正しい表記になるのかわからず、困ってしまう方もいるでしょう。

本記事では、履歴書に在学中と書く方法・書き方の流れ・書く際のNG表現について解説します。

状況に合わせて、履歴書で在学中と正しく表記したい方はぜひご覧ください。

履歴書に在学中だということをどう書くか悩む人は多い

履歴書に在学中であることを書く際、適切な書き方がわからず、悩む方は多くいます

アルバイトや就活など、履歴書の用途によって在学中の情報の書き方は変わってくるのがポイントです。

正しい書き方を把握していれば、スムーズに履歴書を作成しやすくなります。また、正しく情報を書けば、提出先に好印象を与えられるでしょう。

書き方のルールを守っていれば、規則をおろそかにしない誠実な姿勢を印章付けられます。

【3つの場合別】履歴書での正しい在学中の表記方法

履歴書で在学中と表記する方法を確認すれば、提出先ごとに適した書き方を取り入れられるのが利点です。ここでは、3つの場合別に表記方法を説明します。

  1. 就活生は「卒業見込み」と書くのが基本
  2. アルバイトだと「在学中」と書く
  3. 大学1・2年生は「卒業予定」でもOK

①就活生は「卒業見込み」と書くのが基本

就活生の場合は、卒業見込みと表記するのがマナーです。卒業がほぼ確定である場合のみ使用できる書き方となっています。

そもそも就活生は大学を卒業できないと就職ができないため、大学を卒業できるものとして、在学中であっても卒業見込みと書くのがポイントです。

また卒業見込みがあると表記すれば、しっかりと単位を取得して、卒業後に就職できる状態であるとアピールできます。

就活の履歴書で在学中と書くのは、ルールに則った書き方ではないため注意しましょう。

②アルバイトだと「在学中」と書く

アルバイトやインターン向けに履歴書を作成する場合は、在学中と書くのが基本です。

就活とは違い、アルバイトには卒業していなくても勤務できるため、在学中である、と現在の状況を書いても問題ありません。

また、卒業後もアルバイトを続けたいと考えている場合も、今大学に通っている状態であれば在学中と表記するのがポイントです。

大学を卒業しているケースでは、学歴として何の大学を卒業したのか書きましょう。

③大学1・2年生は「卒業予定」でもOK

大学1・2年生でインターンなどに参加する場合は、卒業予定と表記しても問題ありません

卒業見込みより弱い表現になるため、大学3年未満でまだ卒業が確定していない時などに適した表記になります。

しかし大学3年生以降の就活の時期に卒業予定と書くと、企業に不安感を与えてしまうため避けるようにしましょう。

卒業予定という表現は、卒業見込みと書くよりも不確定な印象を与えるため、就活で提出する履歴書には適しません。

【在学中の履歴書】学歴欄の書き方3ステップ

学歴欄の書き方を把握すれば、スムーズに正しい書き方で履歴書を作成しやすくなるのがメリットです。ここでは、書き方の流れを3ステップで説明します。

  1. 大学名・学部の横に在学中である旨を書く
  2. 日付は卒業の年の3月に設定する
  3. 学歴欄では最後の行に「以上」と書かない

①大学名・学部の横に在学中である旨を書く

大学名と学部名・学科・専攻を書いたら、提出先に合わせて在学中、もしくは卒業見込みと表記しましょう。

学部名だけでなく学科などの詳細情報も添えることで、何を学んでいて、仕事にどう活かせるのかを伝えられます。

特に就活で使う履歴書を作成する際には、学科や専攻までしっかりと書いてアピールしましょう。

また学歴欄では高等学校と書くなど、省略形を用いずに正式名称で書くことも大切です。省略形で書いてしまうと粗雑な印象を与えるため、避けるようにしましょう。

②日付は卒業の年の3月に設定する

日付は卒業する年の3月に設定して表記しましょう。履歴書を書いた日付を書くのではなく、いつ卒業見込みなのかに焦点を当てて表記する必要があります。

日付を正しく書かないと、データの伝達を丁寧に行えないのでは、と捉えられてしまうため、気を付けましょう。

中学・高校・大学に入学し、卒業した年月日が間違っていないか確認することも大切です。ただ、アルバイトの履歴書などで在学中と書く際には、現在の日付をもとに書いても問題はありません。

③学歴欄では最後の行に「以上」と書かない

学歴欄では、最後の行に以上と書く必要はありません。以上と書くタイミングは、学歴と職歴を書き終わった後です。

学歴を書いたら一行開けて職歴を書き、一行下に右に寄せて以上と書きましょう。学歴欄は卒業見込みの大学・学部・学科・専攻を書いたら記入完了となります。

以上という表記には、後から書き足せないように対策する意味合いもあります。職歴の前に書く学歴の部分では、以上と書かないよう注意しましょう。

履歴書で在学中を示すときのNG表現2つ

履歴書で在学中であると示す際のNG表現を把握していれば、マイナスな印象を与えないよう対策が可能です。ここでは、NG表現を2つ紹介します。

  1. 卒業見込
  2. 現在にいたる

①卒業見込

卒業見込はよく間違えやすい書き方ですが、正しくは卒業見込みと送り仮名が必要になります

送り仮名が正しく振られていないと、細かなミスを発生させてしまうのでは、と悪印象を与えかねません。細部も間違いがないよう、しっかりと見直しを行いましょう。

また、卒業見込みと書く場合には日付にも注意が必要です。来年卒業する場合は今年の年月日を書かないよう気を付けましょう。

②現在にいたる

現在にいたるといった表現は、職歴欄でのみ使えるため、学歴欄では使えません。

職歴では、就職中の企業を書き、部署や事業内容を書いた後で現在にいたる、と表記する書き方があります。しかし学歴では現在にいたる、といった書き方はしないため混同しないように注意しましょう。

また現在にいたると書くと、在職中であることを伝えることになります

まだどの企業にも就職していない状態で誤って取り入れてしまうと、わかりづらい履歴書になってしまうため避けましょう。

履歴書で在学中だと正しく示して選考を突破しよう

履歴書で在学中であることを正しく示し、選考を突破できる内容に仕上げましょう。

就活向けの書類では卒業見込み、アルバイト向けの書類では在学中、と書くのが正しい表記方法です。

学歴と職歴の書き方は分けて考えて、ルールに則った表記方法を心がけましょう。

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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