就職活動の学生は、履歴書に「卒業見込み」と書く機会も多いと思います。しかし「卒業見込みとはどのような状況なの?どのように書けばいいの?」と悩みますよね。
そこで本記事では、就職活動の履歴書に「卒業見込み」と書く際のポイントを解説します。「卒業見込み」と混同しやすいNG表記も紹介しているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
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就活生は履歴書に「卒業見込み」と書くのが基本

前提として、就活生は履歴書に「卒業見込み」と書くのが基本です。詳細を解説します。
- 卒業がほぼ確定である場合のみ使用可
- 卒業を確証する書類を提出する場合もある
①卒業がほぼ確定である場合のみ使用可
「卒業見込み」と履歴書に書くのは、卒業がほぼ確実な状況である場合に限ります。つまり、必要な単位取得の目処が立っており、入社日までに卒業可能であることが必須だということです。
逆に、あなたが卒業条件を満たす自信がない場合は使わないようにしましょう。いざ採用された後に、卒業できないとなると、企業に迷惑がかかるからです。
条件をクリアできる自信がある場合にのみ「卒業見込み」を使用しましょう。
②卒業を確証する書類を提出する場合もある
履歴書に「卒業見込み」と書く場合、卒業を確証するために、大学から提供される卒業見込み証明書や成績証明書の提出を求められることがあります。
卒業見込み証明書には予定された卒業日が記載され、成績証明書は過去の成績を示し、卒業要件を満たしていることを証明します。
企業はこれらの書類の提出を通じて、学歴や学業の進捗状況を確認するのです。提出が必要な場合に備えて、早めに発行申請しておくとよいでしょう。
「卒業見込み」の履歴書への書き方

次に、「卒業見込み」の履歴書への書き方を紹介します。
- 大学名・学部の横に書く
- 日付は卒業の年の3月
- 次の行に「以上」は必要なし
①大学名・学部の横に書く
履歴書に「卒業見込み」と書く場合、大学名と学部を卒業年月の横に書くのが一般的です。なぜなら、卒業予定日が確定しておらず、具体的な卒業日を記入できないからです。
大学名・学部の後に括弧で「卒業見込み」と書くと、採用担当者に卒業予定であることが伝わります。
この方法を使うことで、正確な情報を提供しつつ、卒業時期の確定を待つ必要がありません。履歴書の見栄えも美しく保ちつつ、誠実さをアピールできることがメリットです。
②日付は卒業の年の3月
履歴書に「卒業見込み」と書く場合、日付は卒業の年の3月を記入しましょう。未来の日付でも問題ありません。
履歴書は過去の実績を示すものですが、学歴の欄には未来の卒業を見越して記載することが許容されています。
未来の卒業見込みを示す際には、「年/月」の形式で記入し、具体的な日付ではなく「卒業見込み」と明示しましょう。たとえば、2024年に大学を卒業予定であれば「2024年3月卒業見込み」と記入します。
③次の行に「以上」は必要なし
「卒業見込み」は学歴の最後の欄に記載しますが、続く職歴欄の最後にも書くことが一般的です。この場合、次の行に「以上」と書く必要はありません。
なぜなら、学歴欄において「卒業見込み」を明示した時点で、それが最終学歴であることが理解されているためです。
したがって、次の行に「以上」と書かなくても問題ありません。簡潔で分かりやすい履歴書を作成するために、冗長な表現は避け、情報を効率的に伝えることが大切です。
「卒業見込み」と混同しやすいNG表記4つ

次に、「卒業見込み」と混同しやすいNG表記を4つ紹介します。
- 「卒業見込」は間違い
- 「在学中」はアルバイトの履歴書で使う
- 「卒業予定」は企業に不安感を与える
- 「現在にいたる」は職歴欄でのみ使用
①「卒業見込」は間違い
「卒業見込」は、正しくは「卒業見込み」と表記すべきです。間違った表記が混同の原因となり、誤解を招く可能性があります。
この表現は、学歴や資格を正確に伝える上で重要であるため、注意深く使うべきです。誤った表記は信頼性に影響を及ぼす可能性があるため、履歴書や応募書類を作成する際には注意しましょう。
②「在学中」はアルバイトの履歴書で使う
「在学中」という表記は、大学1~2年生がアルバイトの履歴書などでよく使います。これは、卒業見込みではなく、まだ学業を継続中であることを示す表現です。そのため、就活には不適切です。
混同しないように、「在学中」という表現は、学業との両立をアピールする際や、大学生活でのアルバイト経験を強調する際に適切に使用すると覚えておきましょう。
逆に、「卒業見込み」と誤って使うと、学業が終了していないにもかかわらず誤解を招く可能性があるため、こちらも注意が必要です。
③「卒業予定」は企業に不安感を与える
「卒業予定」という表現は、使用を控えましょう。なぜなら、企業に不安感を与える可能性があるからです。
特に、大学1年生や2年生にはこの表現は適していません。代わりに、「卒業見込み」や「○○大学に在学中」などの表現を使うことが重要です。
これにより、確実性や信用をアピールし、企業に安心感を与えられます。自己PRや履歴書において、表現に注意することは、良い印象を与えるために重要です。
④「現在にいたる」は職歴欄でのみ使用
「現在にいたる」は職歴欄でのみ使用すべき表現です。履歴書や職務経歴書の職歴欄では、過去から現在までの経歴を時系列で示すために「現在にいたる」という表現が適しています。
しかし、学歴や資格の欄などで「卒業見込み」と混同して使用すると誤解を招きます。
学歴や資格に関する情報は現在の状態を正確に反映する必要があるため、「卒業見込み」などの適切な表現を使用することが大切です。
適切な文言を選ぶことで、混同を避け、履歴書を正確かつ明瞭にできます。
履歴書に「卒業見込み」と書いて選考を突破しよう!
本記事では、就職活動の履歴書に「卒業見込み」と書く際のポイントを解説しました。
就活生は履歴書に「卒業見込み」と書くのが基本です。ただし、あなたの状況によっては不適切な表現となるので注意しましょう。
あわせて、「卒業見込み」と混同しやすいNG表記を知り、適切に記載することが重要です。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。