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面接時のコートの置き場所・たたみ方を解説|置き場所の注意点も細かく解説

面接に臨む際には、さまざまなことが気になるものですよね。

そして寒い時期の面接において多くの人が悩むのが、「コートの扱い」についてです。知らないと当日あたふたしてしまいがちですが、一定のポイントを押さえておけば心配はいりません

そのため本記事では、面接時のコートを脱ぐ適切なタイミングや畳み方、そして置き場所などについて詳しく解説します。

面接でコートを脱ぎ着するタイミングを解説

面接に臨むうえで意外と多くの方がまず悩むのが、アウターの着脱の適切な時期です。

そのためここでは、以下の2つに整理してアウターの着脱の適切な時期について解説します。

  1. 面接でコートを脱ぐタイミング
  2. 面接でコートを着るタイミング

① 面接でコートを脱ぐタイミング

面接に参加する際、アウターは訪問先の企業・会場に入る前に外で脱ぐことがポイントです

会場に入った後にアウターを着たままでいると、「一般的なことを知らない」とみなされる恐れがあるため、注意しましょう。

ただし、自社ビルではなく集合ビルであれば、着たまま建物に入ってエントランスにて脱いでも問題ありません。

また、雨や雪などによってアウターを外で脱ぎづらいケースでは着たままビルに入っても問題ありませんが、受付に声をかける前には必ず脱ぐようにします。

② 面接でコートを着るタイミング

面接が終わった後アウターを着るのは、建物の外に出てからです。廊下や玄関を行き来する他の人たちの、邪魔にならないようにしなくてはいけません。

退室してすぐに着たくなることもあるでしょうが、建物から出るまでは我慢をおすすめします。

また、手袋やマフラーなどの他の防寒具についても、建物の外に出た際に一緒に身につけることが一般的です。

ただし、寒さが厳しい日に面接官から「ここで着て良いですよ」などと言われた場合は、素直にその場で着てしまって問題ないでしょう。

面接中のコートの畳み方

畳み方としては、裏返しをベースにします。裏返しにするのは、屋外を歩いている際に付着した花粉や汚れなどを室内に落とさないことが目的です。

また裏返しにしておくことで、面接中に何らかの汚れがついてしまったとしても表地にシミを残す心配がありません。

具体的には、以下の流れで畳みます。

  1. 袖を裏返す
  2. 袖を胴体部分に巻き込み、裏地が外側なるように横半分に畳む
  3. さらに縦半分に畳む

また、外で上着を脱いだ際には、軽く振ったり手で払ったりして汚れを落とすことも大切です。

面接でのコートの置き場所2つ

面接会場について上着を脱ぎ畳んだら、最後に適切な場所に置いておくことも大切です。ここでは、面接会場で脱いだ上着の具体的な置き場所として、以下の2パターンを紹介します。

  1. 畳んで椅子にかける
  2. 鞄の上に載せる

① 畳んで椅子にかける

適切な置き方としてはまず、畳んだ後に椅子にかける方法が考えられます。

特に厚手のアイテムを着ていて、次に紹介する「鞄の上に載せる」方法が上手くできそうにない場合は、背もたれにかけておきましょう。

ここで大切なことは、忘れずに「畳んでから」背もたれにかけることです。畳まずに背もたれにかけると、アイテムの長さによっては裾が床についてしまいます。

裏地を表に出して横半分、縦半分に折り畳んでから、椅子にかけることが重要です。

② 鞄の上に載せる

面接時における最も無難な置き場所は、鞄の上が挙げられます

裏地を表に出して横折り、縦折りした後、さらに半分に折って鞄の上に置けば完了です。

面接会場でしっかりとできるか自信がないようなら、正しく畳んで鞄の上に置くまでの流れを事前に練習しておくことをおすすめします。

もし当日鞄の上にうまく乗せられそうになければ、二つ折りの状態で鞄の上にかけておきましょう。置く場所がないからと、床に置いてしまうのはNGです。

面接でコートを置く際の注意点2つ

面接でアウターを置く際には、以下の2点に注意してください。

  1. 畳まず背もたれにかけない
  2. 鞄の中にいれない

意識しておかないと当日焦ってやってしまう可能性もあるため、理由も含めてここで理解しておいてくださいね

① 畳まず背もたれにかけない

アウターを背もたれにかける際には、必ず畳むことが大切です。畳まずにかけると、裾が床についてしまう恐れがあります。見た目が悪いだけでなく、衛生的にも問題ですよね。

また背もたれにかける際には、必ずコートを裏返しにしておくのを忘れずに。アウターには、屋外の移動時の汚れがついていることがあります。

アウターに汚れが付着している場合、かけたところを汚してしまいます。

② 鞄の中にいれない

脱いだアウターは鞄の上に置き、基本的に鞄の中には入れないようにします。鞄の中に入れると、書類やその他の道具がすぐに取りさせないためです。

書類や資料を出す際にモタモタしてしまうと、相手から見てあまり格好の良いものではありません。

モタモタしたからと言って即マイナス評価につながるとは言えませんが、できるだけ良い印象を与えるためには避けた方が無難です。

社会人には段取りの良さも求められるので、鞄の中に入れず、必ず上に置くようにしましょう。

【ビジネスマナーの基本】面接に着るコートの選び方3つ

失礼にならないようにするためには、脱ぐ時期や置き方の問題だけでなく、アウターそのものの選び方も理解しておくのが重要です。

面接に着るアウターの選び方としては、以下の3点が挙げられます

  1. 柄はシンプル、無地なものを選ぶ
  2. 裏地は無地、ライナー柄を選ぶ
  3. 長さは膝丈で選ぶ

① 柄はシンプル、無地なものを選

柄はできるだけシンプルに、無地のアイテムを選ぶことが無難です。

カラーはブラックやベージュ、ネイビーなどをベースとし、できるだけ装飾の少ないアイテムを選んでください。

就活中でも、できるだけおしゃれなアイテムを着たい人もいますよね。しかし、ビジネスシーンにおいては華美にならないことも大切です。

柄やカラーはなるべく抑えめにして、シンプルなアイテムを選んでおいた方が無難だと言えます。

② 裏地は無地、ライナー柄を選ぶ

裏地は無地で、ライナーがついたアイテムを選ぶこともおすすめします。アウターを脱いだ時には裏返す必要があるため、裏地の見た目も大切です。

表面を選ぶ時の基準と同様に、裏地に関してもできるだけシンプルな色柄のアイテムを選びましょう。

また、取り外しができる裏地である「ライナー」がついたアイテムは、寒さに合わせて温度調節がしやすく、非常に便利です。特に、秋口から春先まで幅広く利用したい人は意識してくださいね。

③ 長さは膝丈で選ぶ

コート選びにおいては、裾の長さも重要な要素です。

裾の長さは、性別を問わず膝丈を目安にしましょう。男性の場合、あまりに短すぎるとアウターを着た時にスーツの上着が見えてしまい、不格好です。

また女性のコート選びにおいても、スカートの裾が少し見える程度の長さが理想だとされています。

ちょうど良い長さか否かは、実際に着てみないと分からないものです。購入前には必ず試着し、自分の身体に合っているか確認すると良いでしょう。

面接中のコート以外の小物の扱い方2つ

スーツに合わせる小物は、コートだけではありません。実際には、他にもさまざまなアイテムを身につけて面接会場に向かうものですよね。

そのためここでは、面接におけるコート以外の小物の扱いを以下の2点に整理して紹介します。

  1. 防寒具の扱い方
  2. 傘の扱い方

① 防寒具の扱い方

コート以外の防寒具である手袋やマフラーなどについても、建物に入る前に外します

移動中は手にかけて運び、席に着く際には畳んで鞄の上に載せることが重要です。もし邪魔になりそうでなければ、鞄の中に入れても問題ありません。

しかし書類を取り出す邪魔になったり汚したりする危険もあるため、畳んで鞄の上に乗せておくことをおすすめします。

手袋はアウターのポケットに入れてしまい、マフラーは畳んで鞄の上においておきましょう。

② 傘の扱い方

面接に傘を持っていく際には、そのまま手に持っての移動が一般的です。床に引きずらないように注意し、手に持ったまま面接室へ入りましょう。

面接時は手に持たず、鞄の横に邪魔にならないように寝かせておきます。

ただし、もし会場に来訪者用の傘立てが用意されているなら、使用してOKです。その他にも、受付で傘の扱いについて指示されることがあります。

受付時の指示をよく聞き、特に明言されなければ持ち歩くようにしてください。

面接ではコートを正しく畳み、置き場所にも注意しよう

面接会場までコートを着用していく際には、建物の外で脱いで裏返して畳み、鞄の上に置いておくことがおすすめです。

またコート自体の選択にも注意して、面接官に悪い印象を残さないようにしましょう。

本記事をぜひとも参考にしていただき、寒い時期の面接に自信を持って臨んでくださいね。

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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