エントリーシート用の証明写真を準備する際に、「どのような表情で撮れば良いのか」や「撮影場所はどこが良いのか」といった悩みを抱えている就活生は、多いのではないでしょうか。
エントリーシートの顔写真は企業にとっても最初の第一印象に関わる部分なので、丁寧に用意したいですよね。
本記事では、エントリーシート用の顔写真を撮る際に抑えておくべきポイントなどを解説しています。ぜひ証明写真を準備する際の参考にしてみてください。
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エントリーシートには顔写真が必要!

エントリーシートは志望企業に提出する重要な書類です。そのため、履歴書と同様にエントリーシートにも、証明写真が必要となります。
証明写真が必要な理由は、企業が本人確認をするためです。面接に来た就活生と、エントリーシートを提出した就活生が同一人物なのか証明写真で確認できます。
また、採用担当者はエントリーシートの証明写真を見て、志望者の雰囲気や印象を判断しています。
これから解説するエントリーシート用の証明写真の撮り方や、ポイントをしっかり確認して撮影の準備をしてみてください。
エントリーシート用証明写真の基本2つ

証明写真を準備するにあたって、抑えておくべき基本的なポイントを2つ紹介します。
- サイズは縦40ミリ×横30ミリ
- カラー写真を使う
①サイズは縦40ミリ×横30ミリ
エントリーシートに使用する証明写真のサイズは、縦40ミリ×横30ミリが一般的です。
しかし企業によっては、サイズが縦40ミリ×横30ミリ以外の場合もあります。
そのため、確認のうえ証明写真を準備してください。縦40ミリ×横30ミリより小さいサイズが指定されている場合は、自分でカットしても良いでしょう。
また、スピード写真で証明写真を撮影する際は、運転免許証やパスポートなどに使用するサイズで撮らないように注意してください。
②カラー写真を使う
エントリーシートの証明写真は、モノクロではなくカラー写真を使ってください。
カラー写真は、志望者の雰囲気や印象を自然と明るく見せる効果があります。また、就活で使用する証明写真はカラー写真が圧倒的に多く一般的です。
したがって、企業側から指定がない限りカラー写真を使いましょう。
証明写真を撮るときの顔のポイント2つ

好印象な証明写真を撮るために、表情やメイクは重要な要素です。このパートでは、撮影時に意識した方が良い、顔のポイントを2つ紹介します。
- 歯を見せない程度に微笑む
- メイクは程よくする
①歯を見せない程度に微笑む
証明写真は、歯を見せない程度に微笑んだ表情で撮りましょう。歯を見せない程度の微笑みは、口角が上がり自然な笑顔になります。
自然な笑顔はどの企業にも受け入れられやすく、良い第一印象を与えるでしょう。
逆に、歯を見せた笑顔は明るい印象を与えますが、就活の場では「誠実さ」に欠けてしまう表情になります。そのため、大きな笑顔で撮影しないように注意してください。
また、口をぎゅっと結んだり口角を下げたりした表情は、不愛想な印象を与えてしまう可能性があるので控えましょう。
②メイクは程よくする
エントリーシートの証明写真は、程よいナチュラルメイクで撮りましょう。やりすぎない程よいメイクは、清潔感のある印象になります。
具体的には、肌馴染みの良いブラウン系のアイシャドウや、血色を良く見せる程度のリップなどがおすすめです。
逆に、ノーメイクは社会人としてマナー違反だと思われてしまったり、写真の写りが悪くなったりします。
程よいメイクで準備をして、清潔感を与える好印象な証明写真を撮影しましょう。
証明写真を撮る時の見た目のポイント2つ

証明写真を撮る際に、表情やメイク以外で気を付けるべき見た目のポイントが2つあります。
- 服装はスーツで
- 目にかからない清潔感のある髪型
①服装はスーツで
証明写真は、スーツを着用して撮りましょう。スーツを着用して証明写真を撮るのが就活のマナーです。
だらしない印象にならないように、スーツにシワやヨレがないか確認してから撮影に臨みましょう。
また、スーツは黒や紺、グレーなど就活に適した落ち着いた色のものをおすすめします。中に着るワイシャツは、白の無地が無難です。
男性はネクタイも派手すぎない色のものを着用してください。撮影前に、ネクタイが曲がっていないかのチェックもしましょう。
②目にかからない清潔感のある髪型
証明写真は、清潔感のある髪型を意識して撮ってください。男女ともに前髪は、目にかからない長さが良いでしょう。
男性はもみあげを耳たぶよりも短くし、おでこと眉毛が見える前髪がおすすめです。
女性もおでこや眉毛、耳元が見える髪型にセットして撮影しましょう。ロングの人は、顔回りが見えるハーフアップでもOKです。
このように、顔の印象がはっきり分かるように、目元や耳元が隠れない髪型にすると清潔感が出ます。
証明写真を撮る方法3つ

証明写真を撮る方法を3つ紹介します。それぞれの特徴も合わせて解説しているので、自分に合った撮影方法を見つけてみてください。
- 写真館で撮影してもらう
- スピード写真で撮る
- 自分でスマホなどで撮影する
①写真館で撮影してもらう
証明写真は写真館で撮影できます。費用と時間はかかりますが、写真館は専用の機材を使用しプロのカメラマンが撮影してくれることがメリットです。
カメラマンが姿勢や表情を細かくアドバイスをしてくれたり、出来上がった写真の補正をしてくれたりします。
そのため、写真館での撮影は失敗する可能性が低く、きれいな証明写真を撮ることが可能です。
また、写真のデジタルデータを貰っておくと良いでしょう。就活時に使用する証明写真が足りなくなってしまう状況が防げて安心です。
②スピード写真で撮る
証明写真はスピード写真での撮影も可能です。スピード写真のメリットは、費用が抑えられて手軽に撮れることです。
スピード写真は、イスの高さを調整したり指定された枠内に顔を収めるようにしたりなど、撮影以外の準備をすべて自分自身で行わなければなりません。
また、撮影回数が決まっている機材が多く何度も撮りなおしが出来ない可能性があります。
そのため、前述のパートで解説した表情や身だしなみをしっかり確認したうえで撮影してください。
③自分でスマホなどで撮影する
証明写真は自分でスマホを使って撮影しても問題ありません。スマホなどで撮影するメリットは、準備から撮影まですべて自分で行うので費用がかからないことです。
しかし、すべて自分で行わないといけないため、角度や光量のバランス調整が難しく、きれいに撮影できない可能性があります。
そのため、スマホなどで撮る場合は背景を白い壁にしたり、白い紙をレフ版代わりにしたりするといった工夫をして撮影してください。
また、角度など細かい調整をしながら撮影できるように、人に撮ってもらうと良いでしょう。
Webエントリーシートに証明写真を貼る方法
オンラインでの提出が主流となった現在、Webエントリーシートへ写真を添付する機会も増えてきました。
ここでは、適切な証明写真の添付方法について詳しく解説していきます。
- 写真館でデータを購入する
- スキャンして読み込む
- スマホのカメラで紙の写真を直接撮影する
①写真館でデータを購入する
多くの写真館では、撮影したデータを追加料金で購入できるサービスを提供しています。
データの受け取り方法は、その場でCDやUSBメモリに書き込んでもらうか、後日Webサイトからダウンロードする形式が一般的で、料金は1,000円~2,000円程度が相場です。
写真館で撮影した証明写真は、プロのカメラマンによる高品質な仕上がりが期待でき、就活で使う写真には最も適しています。
そのため、写真館に行く時間的余裕がある人は、仕上がりの良さを重視してこの方法を選ぶのがおすすめです。
②スキャンして読み込む
紙のデータしか持っていない場合、写真をスキャンしてパソコンに読み込むことも可能です。
読み込んだデータは、JPEGやPNG形式で保存し、エントリーシートの指定サイズに合わせて編集ツールで調整しましょう。
ただし、スキャナーでの読み込みは画質が劣化する可能性が高く、就活写真としては推奨されません。
そのため、可能な限り写真館でデータを入手するか、スピード写真機でデジタルデータを入手する方法を選択することを強くおすすめします。
③スマホのカメラで紙の写真を直接撮影する
スマホのカメラを使って、印刷した証明写真を直接撮影する方法もあります。
この場合、写真が反射しないように注意が必要です。自然光の下で、写真に影が映り込まないよう、真上から撮影しましょう。
撮影後は、画像編集アプリで写真部分だけを切り取り、明るさや色合いを調整します。
ピントが合っていることを確認し、画像をトリミングしてエントリーシートに貼り付けましょう。
エントリーシートの顔写真についてよくある質問
エントリーシートの顔写真は、企業の採用担当者があなたの第一印象を判断する重要な要素ですが、サイズや表情、服装など、気になる点は多いものです。
ここでは、就活生からよく寄せられる質問とその回答を詳しく解説していきます。
- 写真のサイズや容量を確認・変更するには?
- 写真館とスピード写真はどちらがおすすめ?
- 写真の枚数の目安はある?
- エントリーシートの顔写真は加工しても大丈夫?
①写真のサイズや容量を確認・変更するには?
サイズや容量の確認はWindowsの「ペイント」ソフトで可能で、サイズ変更も同ソフトで行えます。
また、スマートフォン用の無料画像編集アプリでも調整できます。
ただし、自己処理は画質劣化のリスクがあるため、可能であれば写真館でのサイズ調整を依頼するのが確実です。
なお、エントリーシート用の写真サイズは通常、縦4cm×横3cmか、デジタルデータの場合は560×420ピクセルや600×450ピクセルが一般的です。容量は2MB以下に抑えるのが望ましいでしょう。
②写真館とスピード写真はどちらがおすすめ?
エントリーシートの顔写真は、基本的には写真館で撮影することがおすすめです。
写真館では、プロのカメラマンが最適な照明と角度で撮影し、表情や姿勢のアドバイスもしてくれるため、高品質な仕上がりが期待できます。
一方、スピード写真機は安価で手軽に撮影できますが、自分で表情や姿勢を整える必要があり、思うような写りにならないこともあります。
就活の第一印象を左右する大切な写真なので、予算と相談しつつ、できれば写真館での撮影がおすすめです。
③写真の枚数の目安はある?
エントリーシートに添付する顔写真の枚数は、20~30枚程度用意しておくのが理想的です。これは、就活では平均して30社ほどエントリーするため、その枚数を目安にしています。
ただし、最近ではWeb応募の企業も増えてきたので、実際に必要な枚数は15~20枚ほどでも十分な可能性もあります。
どちらにせよ、念のため多めに用意し、写真が足りなくなって慌てることのないよう備えましょう。
なお、写真館で撮影すればデータがもらえるので、追加で現像するのも簡単です。
④エントリーシートの顔写真は加工しても大丈夫?
エントリーシートの顔写真の加工は、基本的には避けるべきです。
人事担当者は実際の応募者の姿を確認したいと考えているため、加工された写真は印象を損ねる可能性があります。
ただし、明るさの調整やコントラストの微調整など、写真全体の見やすさを改善する程度の最低限の補正であれば問題ありません。
また、一時的なにきびや傷跡を自然な範囲で補正することは許容される場合もあります。
エントリーシート用の証明写真はポイントを意識して撮ろう
エントリーシート用の証明写真は、清潔感のある身だしなみと自然な笑顔で撮影しましょう。
好印象を持ってもらえる写真を準備することが大切です。
就活を有利に進めるために、本記事で解説したポイントを抑えて第一印象の良い証明写真を準備してください。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。