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OB訪問サイトの活用方法を解説!円滑に進めて就活を成功させよう

OB訪問とは、志望する企業や業界で働く社会人の先輩を訪問し、面談してもらうことです。

しかし、人脈がないためにOB訪問は難しいと感じている方も多いでしょう。

そこで、本記事では就活に役立つOB訪問サイトやOB訪問のポイントを紹介します。

OB訪問先を効率的に見つけて、今後の就活を有利に進めていきましょう。

OB訪問は人脈がないと難しいと考える人は多い

まずは、OB訪問の概要や実情、解決方法についてを紹介します。

  1. OB訪問は人脈がないと難しい
  2. OB訪問・アプリを活用しよう!

OB訪問は、就活前に行っておきたいことの1つです。スムーズに就活を進めるための参考にしてみてください。

①OB訪問は人脈がないと難しい

そもそもOB訪問とは、興味のある業界や企業で働く大学の先輩などを訪ね、働き方や仕事のやりがいなどについて聞くことを指します。

しかし、自力でOB訪問先を見つけるには特別な人脈が必要となり、どのようにして社会人の先輩を見つけるべきか悩む人も少なくありません

大学の先輩やキャリアセンターからの紹介を受けたとしても、必ずしも希望する企業で働く人を選べるわけではないため、OB訪問に高いハードルを感じることもあるでしょう。

②OB訪問・アプリを活用しよう!

人脈がないことに悩んでいる人におすすめなのが、OB訪問サイトやアプリの活用です

OB訪問サイト・アプリとは、インターネットを通じてOB訪問のアポイントメントを取れるサービスのことを指します。

先輩やキャリアセンター経由だと紹介先が限られますが、サイトやアプリを活用すれば自分が所属するコミュニティ以外からもOB訪問が可能です。

OB訪問に必要な人脈がない人はもちろんのこと、さらに幅広い社会人にOB訪問を行いたいと考えている人にも良いでしょう。

オススメのOB訪問サイト8選

ここからは、数ある中でも特におすすめしたいサイトを8つ紹介します

  1. Matcher
  2. ビズリーチ・キャンパス
  3. yenta
  4. ソーシャルランチ
  5. 社長メシ
  6. Stars
  7. ハントバンク
  8. LinkedIn

各サイトの特徴を確認して、自分に合ったものを活用してみてください。

Matcher

Web版のサイトに加え、アプリの提供も行っている無料サービスです。メッセージ機能を使い、事前に対面かオンライン面談のどちらかを選択できます。

「地方に住んでいるけど、首都圏で働いている社会人の話を聞いてみたい」など、遠方に勤める人へのOB訪問を考えている場合におすすめです。

サイトやアプリには、登録OBが募集しているプランが掲載されているため、興味のあるプランに応募するだけで簡単にOB訪問を申し込めます。

また、社会人のみならず内定を獲得した大学生も登録しており、自分と歳が近い人に就活について相談したいときにも役立つでしょう。

②ビズリーチ・キャンパス

完全無料で利用できるOB/OG訪問マッチングサイトです。総合商社からベンチャー企業まで5,000社以上を掲載、51,000名以上の社会人が登録しています。(2021年9月末時点)

日本を代表する大手企業も掲載リストに含まれているため、大手志望の方にぴったり。また、自分と同じ大学に通っていた社会人とのマッチングも行ってくれます。

OB訪問は、対面に加えてオンライン面談にも対応しており、遠方に住む人でも気軽にマッチングが可能です。

また、ES添削や座談を始めとした就活生向けイベントを随時開催してますので、OB訪問以外でも役立てられます。

③yenta

こちらは、日本最大級を誇る無料ビジネスマッチングアプリです。OB訪問専門サイトではありませんが、さまざまな社会人と出会うきっかけを作れます。

職業・居住地・年齢・性別などの属性をもとに検索をすると、自分にぴったりな相手が自動検出され、話してみたいと思った相手とのマッチングが可能です。

志望する業界や企業に所属している社会人を探してマッチングをすれば、新たな人脈を獲得できます。

また、登録者の中には会社経営者や採用担当者も含まれているので、採用に役立つ情報を得られる可能性もあるでしょう。

④ソーシャルランチ

昼食を食べながら気軽にOB訪問ができる機会を提供するサイトです。OB訪問をするタイミングをランチタイムに限定しているところが注目を集めています。

ランチタイムという限られた時間内でのOB訪問であれば、ダラダラと話が続いて時間を無駄にする心配がないところが魅力です。

また、夜の時間帯よりもカジュアルに面談ができるのに加え、お酒を強いられる不安を抱かずに済むのも嬉しいポイント。

ITやマスコミ、金融、コンサルなど幅広い業界の登録者が揃い、大手企業所属の人も多いため、いろいろなOBを訪問したい時に最適です。

⑤社長メシ

こちらは、社長と求職者を直接繋げるマッチングサービスです。アプリ上に掲載された食事会に応募して参加することで、社長との出会いを得られます。

食事会の費用は社長が支払うため、学生でも心配なく参加可能です。なかなか会うチャンスのない社長と直接話すことで、経営の考え方に触れたり、就職企業や業界を決めるきっかけになったりします。

「企業のトップと話して視野を広げたい」「人生経験豊富な人にキャリア相談をしたい」と考えている場合におすすめです。

⑥Stars

こちらは、就活生が募集を出し、就活を終えた内定者が応募する逆OB訪問式のアプリです。

業界の選び方や就活の流れといった基本的な情報を得られるほかに、面接対策やES添削などの依頼も募集できます

就活を終えたばかりの学生と出会えるため、最新の就活事情を知りたい時に良いでしょう。また、歳が近いので気軽に相談できる点も魅力です。

また、就活生から内定者を検索して訪問を依頼することもできるため、目的に合わせた使い方ができます。

⑦ハントバンク

完全無料で利用できる就活マッチングサービスです。普段はなかなか会うことのできない中小・ベンチャー企業の経営者と直接会えることから人気を集めています

使い方はとても簡単で、気になる分野・業界の経営者を検索し「ハントする」を選択するのみ。相手とのマッチングが成立したら、チャット上で面談日を決められます。

ランダムでおすすめの経営者を表示する機能もあるため、自分で探さなくても気になる経営者を見つけられるのも嬉しいポイント。

また、学生・経営者ともに完全審査制となっており、信頼度が高いところも魅力です。

⑧LinkedIn

こちらは、ビジネスに特化したSNSアプリです。自らのスキルをSNSで発信することで、社会的な人脈を作れるだけでなく、経営者と直接コンタクトを取れるチャンスもあります。

日本のみならずアメリカやヨーロッパなど世界各地にユーザーを擁しており、ワールドワイドな繋がりを持つのにも重宝するでしょう。

OB訪問専用サイトではないものの、さまざまな社会人と出会い、知見を広めるのに役立ちます。

また、登録ユーザーであれば誰でも利用できる「LinkedInラーニング」には、16,000件以上の学習コースが揃うため、ビジネススキルを上げたいときにも良いでしょう。

OB訪問サイトを使うときのポイント5つ

OB訪問サイトを使うときに押さえておきたいポイントを5つにまとめました

  1. 1つに絞らず色んなサイトを使ってみる
  2. プロフィール欄を充実させる
  3. OB訪問の目的を明確化させる
  4. 社会人としてのマナーを徹底する
  5. OB・OGから評価されているという意識を持つ

各ポイントを押さえた上で、OB訪問に臨みましょう。

①1つに絞らず色んなサイトを使ってみる

OB訪問サイトを利用する際は、1つだけではなくさまざまなサイトを使ってみるのがおすすめです。

前項で紹介した通り、OB訪問サイトにはそれぞれに特色があり、提供するサービスも異なります

1つのサイトばかり使用していると、思ったようにマッチング相手が見つからなかったり、使い勝手が悪いと感じたりする可能性があるでしょう。

複数のサイトを利用することで、自分が使いやすいサービスを見つけられるだけでなく希望に合う社会人とマッチングできる確率も上がります

②プロフィール欄を充実させる

サイトを利用する際は、プロフィール欄を充実させ、自分がどのような人物であるか積極的に発信することが大切です。

プロフィール欄に必要な情報が記入されていないと、OBは「相手がどのような人なのか分からない」と感じ、マッチングを避ける場合があります。

必要な情報をしっかりと記入しておけばOBに関心を持ってもらいやすくなり、マッチング率も高まるでしょう。

サイトに登録した後は、できるだけ詳細なプロフィールを入力して自分自身をアピールするようにしてみてください。

③OB訪問の目的を明確化させる

OB訪問の際は、目的を明確化させることも重要です。目的が不明確なままOBを訪問しても、何を質問するべきかはっきりとせず、中身のない会話が続いてしまいま

「社会人の働き方や仕事のやりがいを知る」「OBが働く企業や業界への理解を深める」「スキルをOBにアピールする」など、自分なりの目的を持ちましょう。

きちんと目的を決まっていれば、OBも何を答えるべきか理解できるため、企業や社会に関するさまざまな話を引き出しやすくなります。

④社会人としてのマナーを徹底する

仕事の合間を縫って時間を取ってくれたOBに失礼がないよう、社会人としてのマナーを徹底する必要があります。

まずは、OBに聞きたいことを事前にまとめておくのがポイントです。箇条書きでも良いのでメモに残しておけば、限られた時間の中でも効率的に質問できるでしょう。

初対面の人とのOB訪問では、私服の指定がない限りリクルートスーツやオフィスカジュアルを着用するのがマナーです。

また、シャツやスーツにシワ・シミがないか確かめる、長髪の女性はまとめ髪にする、男性はヒゲは剃るなど、清潔感も意識してみてください。

⑤OB・OGから評価されているという意識を持つ

OB訪問は選考とは関係がありませんが、常に相手から評価されている意識を持つことが重要です。

「社会人としてのマナーを備えているか」「真剣に就活に取り組んでいるか」など、相手は多様な視点から自分のことを評価していると考えてください。

特に、経営者などトップレベルの人とのOB訪問は、そのときの印象によって選考に影響を与える可能性もあります。

選考に影響がなかったとしても、好印象を持ってもらえればES添削や他のOBの紹介など、多方面からサポートしてくれる場合があるでしょう。

サイトを使ったOB訪問までのステップ4つ

ここからは、サイトを使ってOB訪問をするまでの4つのステップを紹介します。

  1. 志望する業種・業界を合ったOBを探す
  2. メッセージでアプローチをする
  3. 日程を調整する
  4. 実際にOB訪問する

基本のステップを確認して、OB訪問をしていきましょう。

①志望する業種・業界を合ったOBを探す

まずは、志望する業種・業界に合ったOBを探します。サイトには、業種・業界別カテゴリや検索欄などが設けられているため、希望にマッチするOBを探すために利用してみましょう。

まだ志望する業種や業界が曖昧な場合は、少しでも興味を持てるジャンルをピックアップして書き出すのがおすすめ。

興味のある分野がたくさんある場合は、優先順位をつけてからOBを探すと効率的です。

実際に働いている人から話を聞き、本当に自分に合う分野なのか見極めてみてください。

②メッセージでアプローチをする

志望する業種・業界で働くOBを見つけたら、メッセージを送ってアプローチします

しかし、メッセージを送ったからといってての人がOB訪問を受けてくれるわけではありません。「この学生と会ってみたい」と思わせるメッセージにすることが大切です。

「なぜ話を聞きたいと思ったのか」「どのようなことを聞きたいのか」といったことを明確に伝えるようにしてください。

また、メッセージの文言を考えるときは、ビジネスマナーを守り、丁寧な言葉遣いを意識するようにしましょう。

③日を調整する

相手から訪問を承諾してもらえたら、調整に入ります。日は、OBのスケジュールに合わせることを前提に、学生から3つほどの候補を出すのが基本です。

直近にならないよう、なるべく2週間後の日を中心に提示するようにしてください。

相手の勤務時間がわかっているのであれば、その時間帯を避けた上で日時を提示する必要もあります。

もし、こちらから提示した日と相手のスケジュールが合わないようなら、相手の都合がつく日時を聞いてみましょう。

④実際にOB訪問する

が決まったら、当日に向けて準備を整えておきます。OBに質問したい項目の確認はもちろんのこと、ビジネスマナーや当日の服装についても確かめておきましょう。

当日は、聞いたことを書き留めておくメモと筆記用具を持って行くのがおすすめです。大切な話を忘れないためだけでなく、真剣に話を聞いているアピールにもなります。

OBと会ったら、まず「本日は、お時間を割いてくださりありがとうございます」とお礼を述べてください。また、訪問終了後も感謝の気持ちを伝えることが大切です。

OB訪問当日のポイント4つ

OB訪問当日のポイントを4つにまとめました

  1. 10分前行動を心掛ける
  2. 事前に質問を仮定と共にまとめる
  3. リラックスしつつ社会人としてふるまう
  4. 当日中にお礼のメールを送る

相手に好印象を与えるためにも、どのような点に気をつけるべきか確認しておきましょう。

①10分前行動を心掛ける

当日は、遅刻を防ぐために10分前行動を心掛けることが重要です。遅刻をして相手を待たせると、最初からイメージが悪くなる可能性が高まるでしょう。

また、早めの行動を意識することは社会人としてのマナーでもあります。相手に失礼のないよう、10分前行動を徹底するようにしてください。

なお、待ち合わせ場所が全く知らない場所だと、道に迷って遅刻するリスクがあります。

普段から道に迷うことが多い場合は、20〜30分前行動を心掛けて遅刻しないように注意しましょう。

②事前に質問を仮定と共にまとめる

OB訪問での質問は、仮説を検証する質問であるべきと言われています。

仮説を検証するとは「このような自己PRや志望動機なら内定をもらえるだろう」という考えに対して、OBからフィードバックをもらうことです。

例えば「選考で、私の強みは柔軟性と答える」と仮説を立てた場合「私の強みである柔軟性は、○○の経験によって培われましたが、このエピソードには納得感がありますか?」といった質問が考えられます。

自分が立てた仮説が妥当なものであるか、OB訪問で積極的に質問し、今後の選考に役立てましょう。

③リラックスしつつ社会人としてふるまう

OB訪問では、適度にリラックスしつつ社会人としてふるまうことも重要なポイントです。

社会人の先輩を訪問する際は緊張することも多いですが、緊張し過ぎると質問したい内容を忘れてしまう可能性があります。

また、また相手にも緊張が移り、うまく会話が続かなくなる場合もあるでしょう。

まずは落ち着いて、緊張感を解くようにしてください。ただし、フランクになり過ぎると相手に対して失礼なので、社会人としてのマナーを守ってふるまうことも大切です。

④当日中にお礼のメールを送る

OB訪問を終えたら、当日中にお礼のメールを送るのがマナーです。相手は、就活を頑張る学生を応援したいという気持ちから、わざわざ時間を割いて訪問を受けてくれています。

お礼の気持ちが伝わらないと「時間を無駄にした」と思われ、評価が下がることがあるでしょう。

メールでは「OB訪問でどのようなことを学び、感じたか」ということに加え「自分のためになった」と伝えるのが基本です。

「OB訪問を受けて良かった」と思ってもらえれば、今後も就活の相談に乗ってくれる可能性が高まります。

サイトを活用して円滑にOB訪問を進めよう!

OB訪問は「人脈がなければ探すのが難しい」と思いがちですが、便利なサイトやアプリを利用すれば、人脈がなくても訪問先を見つけられます

各サイトによって特色が異なるため、複数のサービスを活用し、自分に合う方法で訪問先を見つけるのがおすすめです。

OB訪問時のポイントもしっかりと押さえて、先輩に好印象を与えられるようにしましょう。

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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