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履歴書の封筒に適したペンの選び方を解説|種類や太さ、NG例も紹介

就活時は、普段書き慣れない書類を提出したり、封筒に入れて郵送したりします。そこで意外と悩んでしまうのが、封筒の書き方ですよね。

どう書けばいいのかはもちろんですが、ペンには何が適しているのかを気にしてしまう人も多いのでは?

本記事では、履歴書用封筒に使うペンを選ぶポイントをまとめました。また、履歴書を入れた封筒を書く際の4つの注意点も解説しています。

履歴書では郵送マナーも見られている!

履歴書は、内容だけではなく郵送におけるマナーもチェックされています。

郵送マナーとして、

  • 封筒のサイズ
  • 封筒の宛先の書き方
  • 応募書類の入れ方
  • 郵送時の連絡

など、細かい部分がマナーとして求められます

社会人は、「そんなマナー知らなかった……」では許されません。失礼が無いように、マナーに自信が無い人は積極的に調べましょう。

履歴書の封筒に使うペンを選ぶ時のポイント3つ

封筒に宛先を書く時に使うペンは、次の3点に注目して選びましょう。

  1. 黒色のサインペンかボールペンが基本
  2. 油性がおすすめ
  3. 太さは1.0mm以上が目安

各項目について解説しているので、選ぶ際の参考にしてください。

①黒色のサインペンかボールペンが基本

宛先を書く時は、黒色のサインペン、または黒色のボールペンで書きます。マナー本では「黒、または青」と記載されていることもありますが、昨今は黒色が無難です。

黒色は発色がよく、白色の封筒に使うと文字がはっきり見えます。一方、青色は光の反射加減で見にくく、住所の読み違えで誤配送されてしまうかもしれません。

同じ黒色でも、ペン先の太さで印象は異なります。細いペン先は避け、1.0mm以上の太めなペンを選びましょう。

②油性がおすすめ

就活時に応募する書類は、封筒も含めてすべて油性ペンを使います。油性ペンは文字がはっきりするだけではなく、にじみにくいのが特徴的です。

また油性は耐水性が高いので、雨で濡れてしまっても文字がにじむことはほとんどありません。郵送中の濡れによる文字のにじみやかすみを避けるためにも、封筒には必ず油性ペンで書きましょう。

たくさん商品があり、どのペンを選べばよいのか迷う人は、サインペンなら「マッキー極細」、ボールペンなら「ジェットストリーム」が無難なので、チェックしてみてください。

③太さは1.0mm以上が目安

ペン先は、1.0mm以上の太さを選びましょう。細すぎると弱々しい印象に、太すぎるとビジネスシーンでは悪目立ちしてしまいます。

サインペンの場合、1.0~1.3mmがおすすめです。サインペンの定番商品である「マッキー極細」は、細いほうが1.0~1.3mmなので、履歴書の封筒に合います。

ボールペンの場合は、1.0~1.6mmが見やすい太さです。履歴書など提出書類に書く時は、0.5~0.7mmが文字をきれいに書ける太さですが、封筒に書く際は「目立つ」「読みやすい」を重視してください。

履歴書の封筒でNGなペン4種類

履歴書の封筒を書く際には、次の4種類のペンは避けましょう

  1. 消せるボールペン
  2. マジック・マーカーなど太すぎるペン
  3. にじみやすい筆ペン・万年筆
  4. 0.7mm以下の細すぎるペン

なぜNGなのかを解説しているので、把握しておいてください。

①消せるボールペン

こすると文字が消えるボールペンは、ビジネスシーン全般で不向きです。油性ペンのなかには、熱や水で文字が消せるものもあるので、文字が簡単に消えないペンを選びましょう。

消せるボールペンは、直射日光やコピー機の熱でも文字が消えてしまいます。もし、自分の氏名や住所が直射日光によって消えてしまうと、「封筒の書き方を知らないのか」と思われるおそれも。

消えた文字を復活させることはできますが、履歴書の封筒に限らず就活時に提出する書類は、熱・水でも消えない油性ペンで書いてください。

②マジック・マーカーなど太すぎるペン

マジックマーカーのような太すぎるペンも、封筒には不向きです。太すぎると、紙の裏にインクが染みてしまいます。

裏移り防止として、封筒のなかに厚紙を敷いてから書いたり、試し書きをしてみたりするのがおすすめです。書き損じた場合に備えて、封筒は複数枚用意しておきましょう。

字から伝わる印象も大切です。太い字だと店頭で使われるPOPのような印象になってしまい、履歴書を入れる封筒にはふさわしく無いため、自分の書いた字をチェックしてみてください。

③にじみやすい筆ペン・万年筆

筆ペンや万年筆の使用も避けましょう。筆ペンや万年筆は、使いこなせると「美しい字」と印象づけられますが、そもそも就活ではあまり推奨されていません。

水性のものが多いのも、筆ペン・万年筆が宛先書きには不向きな理由です。水性だと書いた直後に文字がこすれやすかったり、水に濡れると文字がにじんでしまいます。

筆ペンや万年筆はペン先が細かったり、逆に太すぎて画数が多い文字がつぶれて見えたりする可能性が。また、採用担当者が違和感を覚えるおそれもあるので、使用は避けたほうが無難です。

④0.7mm以下の細すぎるペン

0.7mm以下のペンだと、封筒のように大きな字だと見えにくく感じます。履歴書そのものを書く際には0.7mmはおすすめですが、封筒ではもう少し太いペンを選びましょう。

ペン先が細いと、文字のバランスが取りにくくなります。封筒に書く文字は、最低でも1.0mmの太さがあったほうが書きやすいですよ。

また、文字が細いと弱々しい印象になってしまいます。封筒は、なかに入っている履歴書よりも先に筆跡が見られる場所です。第一印象とも言える封筒の宛名部分は、手を抜かずに書いてください。

【履歴書の封筒】ペンでの書き方で気を付けるポイント4つ

履歴書を入れる封筒を書く際には、使うペン以外にも注意すべきポイントがあります。ここでは、次の4点について解説をまとめました

  1. 「履歴書在中」には赤ペンを使用
  2. 郵便番号以外は縦書きで書く
  3. 自分の氏名・住所は裏に記載
  4. 「様」と「御中」を使い分ける

就活時だけではなく社会人としても知っておきたい常識なので、必ずチェックしておきましょう。

①「履歴書在中」には赤ペンを使用

確実に採用担当者の手元に届けるために、封筒には「履歴書在中」と書きます。目立たせるため赤色で、1.0mmほどの太さの油性サインペン・ボールペンがおすすめです。

赤ペンで「履歴書在中」と書いたあとは、定規で文字を四角く囲みましょう。線を引くペンは、「履歴書在中」に使ったものと同じ赤ペンです。

また「応募書類在中」と書いても問題ありません。手軽に「履歴書在中」と押せるスタンプや、「履歴書在中」が印刷されている封筒もあるので、使いやすいものを選んでください。

②郵便番号以外は縦書きで書く

国内の企業に郵送する場合は、郵便番号以外は縦書きで書きましょう。郵便番号を書く部分には、郵便番号枠が印刷されていることもあります。

住所の番地など縦書き部分の数字は、アラビア数字がおすすめです。漢数字でも問題ありませんが、「23」を「二三」と縦で書くと、線の長さによっては「三二」と見間違うおそれが考えられます。

番地が二桁以上の場合は、「23」と横並び、または「2」「3」と縦に1文字ずつ書きましょう。郵送時に、正確な住所に確実に届くためにも、誰が見てもわかるように書くことが重要です。

③自分の氏名・住所は裏に記載

封筒には、相手の氏名・住所は表面に、自分の氏名・住所はのりしろが見える裏面に書きます。表も裏も、氏名は住所よりも2まわりほど大きく書くように意識しましょう。

封筒の裏面は、郵便番号枠の有無で各位置が異なります。以下の表を参考にしてください。

郵便番号住所氏名
郵便番号枠がある枠内に書く表:封筒の右側に寄せて書く
裏:郵便番号の後半部分の下から書き始める
住所の隣
郵便番号枠が無い表:切手(左上)の隣から書き始める
裏:のりしろの右側が書き始めの部分
表:封筒の右側に寄せて書く
裏:「〒」マークの下から書き始める
表:住所の隣
裏:のりしろの左側

④「様」と「御中」を使い分ける

相手の氏名を書く時には、「様」と「御中」を適切に使い分けましょう。個人名は「様」、部署名・企業名などは「御中」です。

  • 株式会社〇〇 人事部 御中
  • 株式会社〇〇 人事部 採用ご担当者様

履歴書を送る相手で明確なのか、わからないのかで「様」「御中」のどちらを選ぶのかが定まります。個人は「様」、複数人・団体には「御中」と覚えておくと便利です。

履歴書では封筒の書き方や使うペンにも注意しよう!

履歴書を郵送する際には、封筒の書き方やペンの種類に気を付けなくてはいけません

今回紹介した適切なペンの選び方や書き方は、社会人としても有効な知識なので、ぜひ就活しているうちに身に付けておきましょう。

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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