就活の履歴書やエントリーシートには、証明写真が欠かせません。ですが、証明写真を撮影する際にどのような表情をすべきか悩みますよね。
そこで本記事では、就活用の証明写真の表情をくわしく解説します。証明写真の基本ルールや撮影時の身だしなみについても解説するため、ぜひ参考にしてください。
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就活用の証明写真の表情は程よく微笑むのがベスト!

就活用の証明写真を撮影する際は、程よく微笑むのがベストです。就活用証明写真の表情について、以下の2つのポイントに絞って解説します。
- 表情は企業からの印象に大きく影響する!
- 歯が見えない程度に微笑むのがベスト
①表情は企業からの印象に大きく影響する!
就活用証明写真の表情は、企業からの印象に大きく影響します。採用担当者が履歴書やエントリーシートを見る際に、一番最初に見る可能性が高いのが証明写真だからです。
証明写真は、履歴書やエントリーシートの中で唯一の外見や雰囲気を確認できる要素となります。つまり、企業にとって証明写真は就活生の第一印象なのです。
就活写真が無表情なのか、笑顔なのか、怒っている表情なのかで、採用担当者が受ける印象は大きく変わります。
表情ひとつでマイナスの印象になる可能性があることを頭に入れておきましょう。
②歯が見えない程度に微笑むのがベスト
就活用証明写真の表情は、歯が見えない程度に微笑むのがベストです。口角を少し上げて、軽く微笑む程度で良いでしょう。
歯が見えるほどの満面の笑みは、就活用証明写真の表情としてはふさわしくありません。歯は隠すようにしましょう。
かといって、無表情や仏頂面はNGです。無表情や仏頂面は「暗い」「怖い」などのイメージを与える可能性があるため、就活用証明写真を撮影するときには避けてください。
証明写真で自然な表情を作る4つのコツ
就活用の証明写真は、緊張や不安から表情が硬くなりがちですが、自然な笑顔は好印象を与え、内定獲得のチャンスを高めます。
ここでは、プロのカメラマンも実践している、自然な表情を引き出すためのテクニックをご紹介します。
- 口角
- 目線
- 顎の角度
- 髪型
①口角
自然な微笑みを作るためには、口角を意識することが重要で、口角を無理に上げすぎると不自然な表情になってしまうため、少しだけ上げるのがポイントです。
具体的には、頬骨のあたりに力を入れ、耳の穴から口角が引っ張られるようなイメージで上げましょう。
また、歯を見せずに口を閉じた状態で両方の口角を上げることで、自然で穏やかな笑顔を表現できます。
下の歯まで見える人は口角を横に引っ張るクセがある証拠なので、意識して上向きに上げるようにしましょう。
②目線
目線は第一印象を大きく左右する重要な要素です。証明写真を撮影する際は、カメラレンズをしっかりと見つめ、意思の強さを表現しましょう。
具体的には、レンズの奥を見るように眼球に力を入れ、まぶたは普段よりも少し大きめに開くのがポイントです。
ただし、眉間にシワが寄るほど力を入れすぎると険しい表情になってしまうため、顔の上半分はリラックスさせましょう。
また、カメラと目線が同じ高さになるよう、椅子の高さを調整することも大切です。
③顎の角度
顎の角度は、証明写真での印象を大きく左右する重要な要素です。
普段の生活では無意識に顎が上がり気味になっている人が多く、そのまま撮影すると人を見下すような威圧的な印象を与えてしまいます。
一方で顎を下げすぎると、上目遣いになって甘えた印象や不安そうな雰囲気が出てしまうため注意が必要です。
理想的な顎の角度は、地面と平行になるよう軽く引いた状態です。撮影時は鏡で確認しながら、フェイスラインを意識しすぎて不自然にならないよう気をつけましょう。
④髪型
髪型は表情の印象を大きく左右する重要な要素で、前髪が目や眉にかかっていると暗い印象を与えてしまうため、おでこを見せることで明るい表情を作りましょう。
男性は前髪を眉毛にかからない程度の長さに整え、サイドは耳にかからないようにカットします。女性の場合、ロングヘアは一つ結びかハーフアップにまとめ、顔周りの髪はきちんと固定しましょう。
また、アホ毛や後れ毛は写真で特に目立ってしまうため、スタイリング剤でしっかりと抑えることが大切です。
髪色は黒か暗めの茶色に抑え、清潔感のある印象を意識しましょう。こうした髪型の整え方で、表情全体が明るく好印象な仕上がりになります。
就活用証明写真の基本ルール3つ

就活用証明写真には、サイズや撮影時期にルールがあることをご存じでしょうか。就活用証明写真の基本ルールは以下の3つです。
- サイズは縦4センチ・横3センチ
- 3か月以内に撮影したもの
- 写真の裏にフルネームを記入
①サイズは縦4センチ・横3センチ
就活用証明写真にふさわしいサイズは、縦4センチ・横3センチです。ほとんどの履歴書が縦4センチ・横3センチで枠が印刷されているため、枠に合う写真を選びましょう。
写真館で撮影する場合は、就活用である旨を説明すると縦4センチ・横3センチに仕上がるようにプリントしてくれます。不安な場合は事前に確認してください。
スピード写真を利用する場合は、「履歴書用」を選択すると自動的に縦4センチ・横3センチの証明写真を撮影できます。
②3か月以内に撮影したもの
就活用証明写真は、原則として3か月以内に撮影したものを使用します。企業から撮影時期を指定されるケースもあります。
撮影から3か月以上過ぎた証明写真は無効となる可能性があるため、使用しないほうが無難です。
また、髪型や体型が大きく変わっている場合は、撮影から3か月以内でも使用せず、新たに撮り直すことをおすすめします。できるだけ最新の写真を使用するのが理想的です。
③写真の裏にフルネームを記入
就活用証明写真の裏には、自分の氏名(フルネーム)を記載します。採用担当者が履歴書を確認する際に、証明写真が剥がれる可能性があるためです。
採用担当者は一度に大量の履歴書を確認するケースが多く、証明写真が剥がれると誰のものか分からなくなってしまいます。
証明写真の裏側に氏名を記載しておけば、すぐにどの就活生の写真かが分かります。消えないように黒色の油性ペンで書くのがおすすめです。
就活用写真の表情のポイント2つ

就活用写真を撮影する際に、緊張で表情が固くなってしまう方もいるでしょう。就活用写真の表情のポイントは以下の2つです。
- 姿勢も意識する
- カメラ目線
①姿勢も意識する
就活用写真を撮影する際には、背筋をまっすぐに伸ばして姿勢を正しましょう。胸を張り、顎を軽く引くと正しい姿勢に近づけます。
写真撮影時の姿勢が悪いと、卑屈な印象やだらしない印象を与える可能性があるので注意してください。姿勢を意識するだけで、自身に満ち溢れた印象を与えられます。
ただし、姿勢を正しすぎると固すぎる印象を与えるため、程よい姿勢の良さを意識しましょう。鏡で自分の姿勢を確認することをおすすめします。
②カメラ目線
就活用写真は、正面を向いてカメラ目線で撮影するのが基本です。
普段スマートフォンで自撮りする際は、上目遣いや見下ろす角度で撮影する方もいるでしょう。ですが、就活用写真は指定がない限り正面から撮影します。
スピード写真を利用する際は、水平になるように椅子の位置を調整してください。写真館を利用する場合は、カメラマンの指示に従いましょう。
就活用証明写真の身だしなみのポイント3つ

就活用証明写真を撮影する際は、髪型や服装などにも注意しなくてはいけません。就活用証明写真の身だしなみのポイントは以下の3つです。
- 前髪で目元が暗くならないようにする
- 清潔感のあるスーツを着る
- メイクは顔色を良く見せる程度に
①前髪で目元が暗くならないようにする
就活用証明写真を撮影する際は、前髪が目元が暗くならないように注意しましょう。前髪が目にかかるほど長いと、目元が暗くなり、採用担当者が表情を確認しにくくなります。
表情が分からないと、「暗い」「自信がなさそう」などのマイナスのイメージを与える可能性があるため要注意です。
前髪はななめ横に流すか、両サイドに分けるなどして表情が見えるようにしましょう。女性の場合は、目立ちにくいピンを使って前髪をまとめてもOKです。
②清潔感のあるスーツを着る
就活用証明写真を撮影する際は、清潔感のあるスーツを着用しましょう。
黒のリクルートスーツに白いワイシャツ(ブラウス)が基本で、男子就活生の場合はネクタイを着用します。原則として、企業説明会や面接などに参加するときと同じルールでOKです。
スーツやワイシャツのサイズが大きいとだらしない印象を与えるため、必ず体型に合ったものを選びましょう。
③メイクは顔色を良く見せる程度に
就活用証明写真を撮影する際は、派手すぎるメイクはNGです。メイクは顔色を良く見せる程度のナチュラルメイクにを心掛けましょう。
メイクが濃すぎると、真面目さや清潔感などのイメージを損なう可能性があります。
就活用証明写真は、企業にとって就活生の第一印象です。派手なメイクでマイナスイメージを持たれないように、ナチュラルメイクを心掛けましょう。
就活用証明写真を撮る方法3つ

就活用証明写真は、自撮りでも問題ないのでしょうか。就活用証明写真を撮る方法は、主に以下の3つです。
- スピード写真
- 自撮り
- プロのカメラマンに依頼
それぞれのメリット・デメリットを紹介します。
①スピード写真
1つ目の撮影方法は、スピード写真を利用する方法です。街中にあるスピード写真撮影機を利用すると、証明写真に適した写真をリーズナブルに撮影できます。
スピード写真の料金目安は600~900円程度です。安く済ませたい方は、スピード写真の利用をおすすめします。
スピード写真のデメリットは、全体的に暗くなりやすい点です。また、身だしなみが乱れていてもその場で気づきにくく、結局撮り直しになることもあります。
②自撮り
2つ目の撮影方法は、スマートフォンやデジタルカメラで自撮りする方法です。証明写真を撮影できるアプリも多く存在します。
自撮りのメリットは、スピード写真以上に安く済む点です。コンビニプリントと連携しているアプリなら、数十円で印刷できるケースもあります。
自撮りのデメリットは、慣れていないとうまく撮影するのが難しい点です。また、照明や背景を自分で用意しなくてはいけません。
企業によっては、自撮りの証明写真は不可としているケースもあるため注意してください。
③プロのカメラマンに依頼
3つ目の方法は、写真館などでプロのカメラマンに撮影してもらう方法です。
プロのカメラマンに依頼すると、時間をかけて魅力的な証明写真を撮影してくれます。就活に適したヘアメイクもしてもらえたり、Web用データをもらえたりする点も魅力です。
ただし、プロのカメラマンに依頼すると、平均3,000~7,000円程度の料金がかかります。金銭的に厳しいと感じる方もいるでしょう。
また、予約が必要なケースが多く、急に証明写真が必要になったときには利用できません。
就活の証明写真の表情についてよくある質問
真顔か笑顔か、口角はどの程度上げるべきか、業界によって適切な表情は異なるのかなど、多くの就活生が悩みがちです。
ここでは、証明写真の表情に関する疑問に詳しくお答えしていきます
- 自分のキャラによって表情は変えるべき?
- 自然な表情になるように加工してもいい?
- 表情が微妙なときは取り直すべき?
①自分のキャラによって表情は変えるべき?
就活の証明写真の表情は、基本的に業界や職種に関係なく、口角を少し上げた自然な微笑みが推奨されます。
確かに、警察官や銀行員など誠実さが重視される職種では真面目な表情の方が良いのではと考える方もいますが、どんな仕事でも対人コミュニケーションは必要不可欠です。
採用担当者は写真から「一緒に働きたい人材かどうか」を判断するため、自分のキャラに合わせて表情を変える必要はありません。
むしろ、無理に真面目な表情を作ることで不自然さが出てしまい、マイナスの印象を与える可能性があります。
②自然な表情になるように加工してもいい?
就活の証明写真を加工することは推奨されません。
写真加工アプリで表情を自然に見せようとする就活生も増えていますが、加工した写真は不自然に見える可能性が高く、かえってマイナスの印象を与えてしまいます。
写真が気に入らない場合は、プロのカメラマンに相談して再撮影することをお勧めします。
カメラマンは被写体の良い表情を引き出すプロフェッショナルなので、緊張して表情が固くなっている人でも、自然な表情で撮影することができます。
③表情が微妙なときは取り直すべき?
就活の証明写真は第一印象を大きく左右するため、表情が微妙だと感じた場合は撮り直すことをお勧めします。
特に口角が下がっていたり、真顔で怖い印象を与えてしまう場合は要注意で、撮り直しの際は、写真館に失敗した点を具体的に伝えることで、より良いアドバイスを受けられるでしょう。
多くの写真スタジオでは、その場での撮り直しに対応していますが、後日の無料撮り直しができるスタジオもあります。
なお、撮り直す際は同じ失敗を繰り返さないよう、前回の写真のどこが良くなかったのかをしっかり理解しておくことが重要です。
就活用の証明写真では程よく微笑もう

就活用の証明写真では、口角を上げて程よく微笑むのがベストです。無表情や仏頂面、満面の笑みは避けましょう。
就活用の証明写真は、企業にとって就活生の第一印象となる重要な要素です。身だしなみや姿勢にも注意し、写真撮影に臨みましょう。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。