就活の面接で腕時計をつけるべきなのか、つけるならばどのようなデザインを選べばいいのか、悩む就活生も多いようです。
そこで本記事では、面接で腕時計が必要になる理由と適した腕時計の選び方を解説します。気になっている方は最後まで読んで、参考にしてくださいね。
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面接は腕時計をつけて参加しよう

面接では、基本的には腕時計をつけて参加しましょう。面接ではスーツやネクタイと同じように、時計も身だしなみの一部と考えられているからです。
最近では常に持ち歩いているスマホで時間を確認しており、人によっては腕時計を持っていない人もいるでしょう。
しかし面接の場では時間を確認したくとも、スマホが出しづらい場合は少なくありません。腕時計を所持していない人は、面接に使えるようひとつ購入しておくと安心です。
スマホを出せないタイミングでも問題なく時間確認ができ、安心ですよ。
面接で腕時計を付けるべき理由5つ

次に、腕時計を面接でつけるべき理由を3つ紹介します。
腕時計は必須アイテムではありませんが、就活のシーンでは必要になるタイミングが多くあります。
- 面接中にスマホを見るのはNG
- ビジネスマナー
- 筆記試験・グループディスカッションに対応できる
- 電池切れの心配が少ない
- 素早く時間をチェックできる
ひとつずつ見ていきましょう。
①面接中にスマホを見るのはNG
基本的に、面接中にスマホを見るのはNGです。そのため時間を確認できる腕時計が必要になるのです。
面接中に着信音がなってしまうと、就活生も面接官も面接に集中できません。他の就活生の邪魔にもならないよう、スマホは見れないと思っておいてください。
待ち時間の過ごし方でも、スマホを利用するのは注意が必要です。本人は予定を確認していても、面接官からはゲームをしていると勘違いされるかもしれません。
面接会場についた段階からスマホは見ず、時間を確認したいときは腕時計を利用するのが無難です。
②ビジネスマナー
ビジネスマナーとして、腕時計を着けるべきと考えている面接官もいます。
そのような面接官に当たってしまうと、腕時計がないだけでもマイナスの印象を持たれる可能性がああります。不要な部分でマイナスな評価を受けないよう、腕時計をつけておけば安心できますよ。
ビジネスシーンでは、スマホに触れないことも少なくありません。企業によっては出社時にスマホをロッカーへしまい、職場に持ち込めない場合もあります。
ビジネスの場ではスマホが使えないと認識し、面接の段階で腕時計をつけることになれておきましょう。
③筆記試験・グループディスカッションに対応できる
面接で腕時計をつけておくと、筆記試験やワークにも万全な対策で取り組めます。
面接会場に時計が設置されていない場合もあり、試験中はスマホを見れないことも多いでしょう。腕時計をつけておけば、面接中に時間管理が求められた場合でも心配ありません。
企業によっては、筆記試験の有無やグループディスカッションを事前に告知していない場合もあります。急な試験でも対応できるよう、面接時は腕時計を必ずつけておくと安心できるのです。
面接時に不測の事態が起きると、パニックになる危険性もあります。当日に焦らないよう、事前に用意しておきましょう。
④電池切れの心配が少ない
電池切れの心配が少ないのも重要な理由です。
スマートフォンを腕時計代わりにすると、場合によってはバッテリーが切れてしまって時間のチェックに手間取るおそれがあります。
就職の面接会場へ向かうためにバッテリー消費の激しい地図アプリを使った場合は、その分バッテリー切れの懸念も大きいです。
遅刻が許されない面接にあたって、いざという時に時間が確認できないのは不便なので、スマートフォンの電池切れのリスクも加味して、腕時計を着けていきましょう。
⑤素早く時間をチェックできる
素早く時間をチェックできるのも、腕時計ならではの理由です。
スマートフォンで時間をチェックすると、ポケットに出し入れする手間がある上、見た目の面でも慌ただしく落ち着きません。
面接会場の控室に到着するまでは何度も時間を確認しなければならないので、余計な手間を減らす意味でも、腕時計を着けて臨みましょう。
また、チェックしたスマートフォンをうっかりどこかに忘れてしまうリスクも防げるので、一石二鳥です。
面接用の腕時計の選び方3選

続いて、面接用の腕時計の選び方を3つご紹介します。
腕時計はカジュアルなデザインから、シンプルなデザインまでさまざまです。
普段使っている腕時計が面接に合わないなら、面接用にひとつ用意しておくのが無難ですよ。
- シンプルで地味な色
- アナログタイプ
- 傷や汚れの少ない状態がいいもの
①シンプルで地味な色
面接用の腕時計は、シンプルで地味な色のものを選びましょう。
面接時にはスーツを着ることが多く、フォーマルなデザインの腕時計が合います。カジュアルなデザインは面接官の目を引いてしまうため、面接の場にふさわしくないと考えられる可能性もありますよ。
黒や茶色、シルバーなど落ち着いたスーツに合うデザインの腕時計を選びましょう。バンドの部分は、革製でも金属製でも問題はありません。
女性であれば、ベージュやピンクページュも肌馴染みがよくおすすめです。清潔感を与えるかを意識して選びましょう。華美な印象になるゴールドは避けてくださいね。
文字盤の見やすさも大切です。パッとみたときにすぐ時間がわかるような、シンプルな文字盤のもの用意しておきましょう。
②アナログタイプ
面接時に利用する腕時計は、アナログタイプがおすすめです。
デジタルタイプはカジュアルな印象が強く、面接官によっては非常識な印象を持たれる可能性もあります。
またデジタルタイプは、アナログタイプに比べてアラームやストップウォッチなどさまざまな機能がついているのが特徴です。普段は便利に使えますが、設定を解除していないと意図していないタイミングで音がなってしまう可能性もあります。
面接中に音がなるリスクも防げるため、こだわりがない場合はアナログタイプの腕時計を選択しましょう。
③傷や汚れの少ない状態がいいもの
就職活動で使う腕時計は、傷や汚れの少ない腕時計を選ぶのも大切です。
普段の生活や長く使って愛着のある腕時計は、傷がついている可能性もありますよね。自分では気にならなくとも、人によっては傷や汚れにより不潔な印象を与えてしまう可能性も否定できません。
特に革のベルトを使った腕時計は、少しの傷でも目立ちやすい特徴があります。ベルトを交換しておくか、金属製のバンドを使った腕時計を選ぶと無難でしょう。
面接前に気になる傷や汚れがないかチェックしておいてください。
面接で避けるべき腕時計のポイント4つ

次に面接で避けるべき腕時計の種類を4つ紹介します。
面接官へ良い印象を与えるためにつけた腕時計も、選び方を間違えればマイナスな印象になりかねません。それぞれ詳しく解説します。
- ハイブランド
- キャラクターもの
- スマートウォッチ
- 派手な色合いや奇抜なデザインの腕時計
①ハイブランド
パッとみたときにハイブランドとわかる腕時計は、面接時には使わないようにしましょう。
高級な腕時計をステータスと感じる人もいますが、就活生がつけていると「分不相応」「身だしなみを考えられない」と認識される可能性があります。
どうしてもハイブランドの腕時計を使いたい場合は、ブランドのものとわからないようなシンプルなデザインの時計がおすすめです。
しかし、高価な腕時計は面接官によっては一目でわかります。なるべく避けるほうが安心です。
②キャラクターもの
キャラクターものも、面接時にはおすすめできません。普段気に入って使っていたとしても、キャラクターが印刷されているデザインはスーツに合わず目立ってしまいます。
「袖口から見えるだけでそこまで目立たないのでは」と考える方もいるかもしれませんが、フォーマルなスーツでカジュアルな時計は自分が思う以上に目立つものです。
面接官によっては、「TPOの判断ができない」と思う可能性も否定できません。
就活の場では自分の好みを全面に出すのは控え、シンプルな腕時計をつけていきましょう。
③スマートウォッチ
便利なスマートウォッチも、面接時には避けたほうがいい時計のひとつです。
近年では支払いができたり、メールの確認ができたりと便利なタイプの時計が多く販売されています。利用している人も多いですが、面接のシーンでは避けておきましょう。
スマートウォッチはスマホの変わりになる機能が多い分、着信や通知で面接中に音を鳴らす可能性があります。
何かのトラブルが起きたとき、面接官からマイナスな印象を持たれる危険性もあるため、避けておくと安心です。
④派手な色合いや奇抜なデザインの腕時計
派手な色合いや奇抜なデザインの腕時計は、面接の場にはふさわしくないのでやめましょう。
腕時計のチョイスがTPOをわきまえていないと捉えられ、品位や判断力を疑われる原因にもなりかねません。
さらに、派手な色合いや奇抜なデザインの腕時計は面接官の注意を腕時計に引きつけてしまい、人柄や能力に集中してもらえなくなる可能性があります。
面接の場で気にするべきはファッションではなく身だしなみなので、着ける腕時計もシンプルで上品なものを選んでください。
面接に腕時計を忘れたときの対処法

最後に、面接で腕時計をつけ忘れた時の対処方法を紹介します。
普段時計をつけている人でも、急いで準備すると忘れてしまう場合もあるでしょう。とっさに焦らないで住むよう、先に対象方法を確認しておくと安心です。
- コンビニや近くの店で購入する
- 不利にはならないので気にしない
- やむを得ない場合は担当に申し出る
①コンビニや近くの店で購入する
腕時計を忘れてしまったことに気づいたら、コンビニや近くの店で購入しましょう。
面接で使う腕時計は、無理に高価な時計を購入する必要はありません。100円ショップや雑貨店でも購入できるため、面接にあった落ち着いたデザインを選ぶといいでしょう。
急遽購入する場合でも、今後の就職活動で使えるスーツにあった無難なデザインを購入しておくと安心です。万が一のときにカバンにいれておけば、次に腕時計を忘れたときに代わりに使えますね。
安心して面接に臨むためにも、腕時計は用意しておくのがおすすめです。
②不利にはならないので気にしない
面接時に腕時計がなくとも、選考時に大きく不利になることはありません。
現地で時計を購入できる店を探しても、見つからない場合もあるでしょう。
面接官で腕時計を最重要視している人は、多くいません。過度に気にせず、腕時計をつけないまま面接に臨むのも方法のひとつです。
腕時計をつけないことで焦らないよう、自信を持って面接官に受け答えすることが大切です。腕時計のことは割り切って、気にしすぎないようにしましょう。
③やむを得ない場合は担当に申し出る
腕時計をつけ忘れて、どうしても気になる場合は面接官に申し出ましょう。
就職活動の面接では、筆記試験やグループディスカッションで、腕時計が必要なシーンも存在します。
筆記試験であれば、会場に時計があれば問題ありませんが、時計がなければ自分で時間管理が必要です。採用担当者に申し出れば、時間を教えてくれたり時計を貸してくれる可能性があります。
相談せずスマホで時間を確認すると、カンニングを疑われる危険性もあるでしょう。時計を忘れた旨を正直に申し出れば、マイナスな印象にはなりません。
面接に着けていく腕時計に関してよくある質問
最後に、面接に着けていく腕時計を考えるうえで役に立つ情報をQ&A形式で解説します。
腕時計は社会人が身につけるべき大切なアイテムなだけに、疑問や不安を抱えたまま腕時計を選ぶのは禁物です。
今回は以下の3つの質問をピックアップし、それぞれ詳しく解説します。
①面接に着けていく腕時計のおすすめの価格帯は?
大事なのは価格よりもデザインなので過度に気にする必要はありませんが、数千円あれば十分良い腕時計が見つかります。
デザインさえ面接の場にふさわしければ5,000円程度の安価なものでも十分ですが、先程も解説した通り逆に高すぎる時計は印象を下げかねないのでやめましょう。
もしも価格帯やデザインにまよったら、時計店で「◯◯円程度で、就職面接に着けていく腕時計を探している」と予算と用途を伝えてください。
また上でも解説した通り、腕時計をうっかり忘れてしまった際は100円ショップで調達するのも良いですが、事前に用意する場合は価格と品質のバランスを考えるのがおすすめです。
②業界によって着けていく腕時計のデザインは変えるべき?
派手すぎずシンプルな色合いの腕時計であればどの業界でも問題はないので、気にする必要はありません。
社員の平均年齢が若いベンチャー企業やスタートアップ企業、アパレル業界では多少個性的な腕時計が悪印象にならない場合もありますが、あくまでもおすすめはシンプルなアナログ時計です。
また、シンプルな腕時計よりも面接する企業や業界にマッチした腕時計が見つかったとしても、腕時計だけで合否が大きく左右するわけではありません。
相手の企業や業界にに合わせようと腕時計に凝るよりも、受け答えの内容や全体的な清潔さに意識を向けるべきでしょう。
③ラバーベルトの腕時計でも問題ない?
ラバーベルトの腕時計は、面接ではふさわしくありません。
ラバーベルトはスポーティーでカジュアルな印象を与えるため、フォーマルな場面である面接にはそぐわないと考えてください。
また、ラバーベルトは耐久性や実用性を重視したデザインである場合が多く、ビジネス用としては適していないと判断される懸念もあります。
面接ではメタルバンドや革ベルトなど、より洗練された印象を与えるベルトの時計を選びましょう。
面接までに腕時計を準備しておこう!

本記事では就活の面接で腕時計が必要な理由や選び方を解説しました。面接会場ではスマホを見れなかったり、スマホを見ることがマイナスの印象に繋がりかねません。
最も無難なのは、面接に参加するまでに、就活で使える腕時計を用意しておくことです。また腕時計を選ぶときは、シンプルなデザインの腕時計にしましょう。フォーマルなスーツにも馴染み、面接官に良い印象与えられますよ。
万全な対策をして、自信をもって面接を乗り越えましょう。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。