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SPI試験のコツとは?効率よく対策して他の就活生と差をつけよう

多くの企業が採用活動の一環として取り入れているSPI試験。高得点を取れば就活を有利に進められることもあり、対策に力を入れる人も多いでしょう。

しかし「SPIってどうやって対策すればいいの?高得点を取るコツはあるの?」と悩みますよね。

そこで本記事では、SPI試験のコツを徹底解説します。高得点を取るための具体的な対策方法を分野ごとに紹介しているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!

SPI対策は就活で必須項目!

前提として、SPI対策は就活で必須項目です。時間をかけて対策すれば、就活を有利に進められます。ここでは、SPIについて下記の項目で紹介します。

  1. 企業がSPIを実施する理由
  2. SPIは時間をかけた対策が必要

①企業がSPIを実施する理由

企業がSPIを実施する理由は、採用選考の一環として学生の適性を客観的に評価するためです。

SPIは認知能力や論理的思考力、数値処理能力などを測定し、学生の能力や特性を客観的に把握できる試験です。SPIを活用することで、履歴書や面接だけではわからない適性やスキルを評価できます。

また、大量の応募者がいる場合にも効率的な選考ができる点も魅力です。企業は求める人材像に合った学生を見極めるためにSPIを活用し、的確な採用判断を行っているのです。

②SPIは時間をかけた対策が必要

SPIで高得点を取るためには、時間をかけた対策が必要です。なぜなら、SPIは幅広い分野の能力を評価するからです。

また、制限時間内に解答する必要があるため、問題に慣れることで効率的に解く力が求められます。

苦手分野を見つけ、克服するためには反復練習が重要です。そのためには、十分な時間を確保して対策することが必要となります。

過去問題や模擬試験に取り組み、問題のパターンを把握することで、時間配分や解答のスキルを磨けます。

SPIの検査内容と受験方式

次に、SPIの検査内容と受験方式を紹介します。

  1. 検査内容
  2. 受験方式

検査内容

まずは検査内容を紹介します。SPIは、大きく分けて2種類の検査があります

  1. 性格検査
  2. 能力検査

①性格検査

性格検査は、学生の性格や特性を分析する検査です。検査を通して、個人の性格傾向や行動パターンを把握し、組織適合性や業務適性を判断するための情報として評価します。

性格を検査することで、企業が学生との適切なマッチングを行うためのデータが得られます。また、学生は自らの強みや弱みを理解し、それをプラスに活かすことにも役立ちます。

このように、SPIの性格検査は自己分析やキャリアプランニングにも役立つ検査なのです。

②能力検査

能力検査は、数値や図形などの情報を元に論理的な推論や問題解決能力を測る検査です。国語の能力を評価する「言語分野」と、数学的思考や論理的な分析力を求める「非言語分野」に分かれています。

また、企業によっては「英語」や「構造把握」の試験が行われることも。

能力検査は、短時間で多くの問題に取り組む必要があります。そのため、問題の形式やパターンを把握し、効率的に解くスキルを身につけなければなりません。

過去問や対策本を活用し、とにかく問題に慣れ、的確な解答スキルを身につけることが大切です。

受験方式

SPIには、いくつかの受験方式があります。それぞれ、特徴を簡単に紹介します。

  1. テストセンター
  2. ペーパーテスト
  3. webテスト
  4. インハウスCBT

①テストセンター

テストセンターは、特定の会場で行われる受験方式です。

受験者は、あらかじめ試験日時を選び、テストセンターで試験を受けます。学生同士の影響を最小限に抑えるため、同一試験日に大勢の受験者が集中することはありません。

テストセンターのメリットは、柔軟な予約が可能であることです。受験者の都合に合わせて試験日を選べます。ただし、予約が埋まることもあるため、早めに申し込む必要があります。

②ペーパーテスト

ペーパーテストは、紙と鉛筆を使用して行うマークシート形式の試験です。

問題の内容は同じですが、回答は専用の解答用紙に記入します。主に試験会場や学校で実施され、受験者はマークシートで解答します。

時間制限内に解答する必要があるため、正確かつ迅速な解答が求められます。

③webテスト

webテストは、オンライン形式の試験です。受験者は、指定された場所や時間に制約されず、自身のパソコンやタブレットから受験できます

受験者のスキルや能力を客観的に測る手段として広く利用されており、企業の選考プロセスにおいて重要な要素となっています。

④インハウスCBT

インハウスCBTは、企業内で行われるコンピュータベースのテストのことを指します。

受験者は、指定された場所でテストを受け、答えはコンピュータ上で入力されます。他の受験形式と異なり、問題は個別の企業に合わせてカスタマイズされています。42

企業が求めるスキルや性格特性に合わせて出題されることが多いため、企業ごとの対策が必要です。

SPIで高得点を狙うコツ

次に、SPIで高得点を狙うコツを3つ紹介します。

  1. 苦手分野・得意分野を洗い出しておく
  2. 時間を計りながら解く
  3. 本番同様の状況を作り出してシミュレーションをしておく

①苦手分野・得意分野を洗い出しておく

一つ目は、苦手分野・得意分野を洗い出しておくことです。理由は、時間が限られているSPIでは効率的に解答することが求められるためです。

得意分野は確実に点を稼げるため、優先的に取り組むべきです。一方、苦手分野は時間をかけずに選択肢を絞り、確率的な解答を試みることで得点を伸ばせます。

具体的には、過去問や模擬試験で分野ごとの正答率を把握し、傾向を分析して得意・苦手を特定します。これにより、試験当日に有効な時間配分と戦略を立てられますよ。

②時間を計りながら解く

二つ目は、時間を計りながら解くことです。時間を計るべき理由は、SPIは時間制限が厳しいため、各問題に適切な時間を割り当てることが求められるからです。

一問に長時間かけすぎると他の問題に時間が足りなくなり、解けるはずの問題を落とすことにもなりかねません。

時間を計ることで、未解答の問題を減らし、得点の向上につながります。試験対策の段階から時間を測り、時間配分のコツを掴んでおくことが重要です。

③本番同様の状況を作り出してシミュレーションしておく

三つ目は、本番同様の状況を作ってシミュレーションすることです。これによって、本番の緊張感やプレッシャーに慣れることができます。

試験時間内で過去問や模擬試験に取り組み、静かな場所で集中して練習しましょう。タイムキープや問題の難易度調整も実践することで、実際の本番と同じような状況で対策できます。

こうした準備を通じて、本番の状況に適応し、自信をつけて臨めるのです。

SPIの言語問題を攻略するコツ

ここでは、SPIの「言語分野」を攻略するコツを紹介します。

  1. タイマーで時間を計って解く
  2. 語彙力を増やす
  3. 長文読解は問題を先読みする

①タイマーで時間を計って解く

言語問題の攻略として効果的なのが、タイマーで時間を計って解くことです。タイマーを設定して問題ごとに制限時間を守りつつ解答することで、問題ごとに適切な時間配分ができます。

また、問題の難易度に合わせ、焦らず冷静に対処できるといったメリットも。特に長文読解など時間がかかる問題では、事前に余裕を持って取り組むことが重要です。

タイマーを使用し、長文読解にかかる時間を計測することで、余裕を持って解答できるようになりますよ。

②語彙力を増やす

語彙力を増やすことも重要です。語彙力があると、文章の意味を正確に理解し、選択肢の中から適切な答えを見つけやすくなります。また、文章のニュアンスや論理を捉える力も向上します。

SPIの言語問題は文章読解や論理的思考が求められるため、幅広い語彙を持つことは解答の幅を広げる上で不可欠です。語彙力を増やすためには、本や新聞を読む習慣を持っておくことが重要です。

③長文読解は問題を先読みする

長文読解は問題を先読みすることも重要です。なぜなら、文章のポイントや情報を把握しやすくなり、効率的な解答が可能になるからです。

具体的には、まず問題文にざっと目を通し、出題内容や問いに注目します。次に、問題を読み進めながら、先読みした情報に合致する部分を探し、重要な箇所をチェックします。

これにより、問題文全体を理解しながら問題を解けます。長文の中でも問題に関連する部分を抽出し、必要な情報を素早く探し出しましょう。

SPIの非言語問題を攻略するコツ

次に、SPIの「非言語問題」を攻略するコツを紹介します。

  1. 公式は完璧に暗記する
  2. 解けない問題はすぐに飛ばす
  3. 推論問題は確実に取りに行く

①公式は完璧に暗記する

SPIの非言語問題を攻略するために、公式は完璧に暗記しておきましょう。なぜなら、非言語問題は図形や関係性を理解し、正確な判断が求められるからです。

具体的には、図形の性質や関係性、パターンなどを公式として整理し、反復練習で確実に暗記します。

なお、公式を暗記するだけでなく、実際の問題に応用する練習を行いましょう。公式が身についたことを確認できます。

公式の正しい使い方を理解し、状況に応じて適切に活用することで、非言語問題への対応力が向上します

②解けない問題はすぐに飛ばす

解けない問題はすぐに飛ばすことも重要です。解けない問題に長時間を費やすと、他の問題に時間を割けなくなり、全体のスコアが低下する可能性があるからです。

前述した通り、SPIの試験は制限時間がシビアです。解けない問題に時間を費やしすぎると、本来解けたはずの問題を落とすことになりかねません

解けそうな問題から解いていけば、確実に得点を積み上げられます。解けない問題に詰まって焦るのではなく、戦略的に問題を選択しましょう。

③推論問題は確実に取りに行く

推論問題を確実に取りに行くことも重要です。なぜなら、推論問題は高得点を取るチャンスだからです。

コツとしては、問題文と図形を比較して共通点や違いを見つけ、図形の変化や配置に注目して、どのような論理で変化しているかを考えましょう。

時間を適切に使いながら、確実に問題に取り組んで解答することが攻略のポイントです。

SPIの性格検査を攻略するコツ

次に、SPIの「性格検査」を攻略するコツを紹介します

  1. ありのままを答える
  2. 時間配分を意識して確実の解き切る

①ありのままを答える

性格検査は、ありのままを答えることが大切です。なぜなら、性格検査はあなたの性格や特性を正確に評価するためのものであり、自分を偽ると結果が歪んでしまう可能性があるからです。

深く考えすぎず、質問に対する最初の印象や直感を大切にしましょう。あなたの本当の考えや行動を率直に反映させることが大切です。

他人の期待や社会的なプレッシャーに影響されず、自分らしさを正直に示すことで、性格検査の信頼性が高まり、結果もより正確になるでしょう。

②時間配分を意識して確実の解き切る

性格検査では、時間配分を意識して確実に解き切ることも大切です。各質問に長時間かけると全体のバランスが崩れ、正確な性格を診断できません。

性格検査は、全問解くことを目指しましょう。タイムマネジメントを心がけ、確実に進めることが成功の鍵です。

SPIはコツを意識して他の就活生と差をつけよう

本記事では、SPI試験で高得点を取るコツを解説しました。

SPIは、対策すれば高得点を獲得できます。本記事で紹介したポイントを押さえつつ、何度も練習して他の就活生と差をつけましょう!

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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